このブログによくコメントを書いていただく「yipu」さんのブログを見て、蘇州工芸美術博物館を訪ねてみたくなりました。蘇州は日本の京都と同じように、古都であり、手工芸が発達した街でもあります。展示してあるのは逸品ぞろいで、果たしてなかなか見ごたえがありました。
昨日紹介した拙政園の西方数百メートルのところにあります。入口は少し大きなお屋敷程度のたたずまいで、うっかりすると通り過ごしてしまいそうです。1号館には象牙や玉、白檀などの彫刻、2号館には刺繍の作品が展示してありました。家具、年画、楽器、扇子などを展示しているであろう3号館、4号館が残念ながら修理中で入ることが出来ません。そのせいか、入場料が通常15元なのに5元しかとられませんでした(1元は約14円)。
展示品は撮影禁止でした。でも、ちょっと内緒で、1枚だけ……。1号館にあった白檀の彫り物です(写真)。ガラスケースに入っているので、天井の電灯が映ってしまっています。奥に見える中庭もなかなかいい庭園にこしらえてあります。
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