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ストローハットの行ってきました

あっちこっちお出かけ写真です。

勧修寺Ⅱ

2025年06月11日 | 京都府

6月7日「勧修寺(かじゅうじ)」に行ってきました。 京都市山科区勧修寺仁王堂町(かん
しゅうじ  におうどうちょう)京都市営地下鉄「小野駅」より歩いて10分ほどです。



09:20 駅に着きました。駅の所在は山科区小野西浦(にしうら)、駅名の「小野」は平安
時代の歌人「小野小町(おののこまち)」一族に由来します。




一番出口を左か。右方向の「随心院(ずいしんいん)」は小野小町さんが晩年を過ごした
お寺さんとか。 (^^♪




地上に出てきました。前の道路は「京都外環状線」、次の信号を左へと。



Kajuji Temple Turn Left  (^^♪



この道は府道35号 「大津淀線」 勧修寺橋を歩いて、



山科川を渡ります。きれいな川ですな。 (^^♪



参道前に出てきました。府道118号「勧修寺今熊野(かんしゅうじ いまくまの)線」を横断

します。寺名は「かじゅうじ」同一漢字ですが地名呼称は「かんしゅうじ」です。 (^^♪



石標、おそらく「大本山勧修寺」と刻んであります。上手すぎて読めん。 (^^♪



軒瓦の影が映る築地塀(つきじべい)です。 定規筋が四本ですな。「門跡」さんやから五本
のはずですが。



「左三巴紋(ひだりみつともえもん)」格式のある寺院に使われる様式とか。



石垣の下に小石が埋め込んである。 はて  (^^♪



「山門」に来ました。



「亀甲山(きっこうざん)勧修寺」昌泰(しょうたい)3年(900)創建。「承俊律師(しょ
うしゅん りっし)」開山。「醍醐天皇」開基。真言宗山階(やましな)派の大本山です。代々
「法親王(ほうしんのう)」が住職を務める門跡寺院でしたが応仁の乱で焼失し衰退、江戸
時代に入って復興しました。 よかったね。   (^^♪




山門幕に「十六葉裏菊紋」皇室の「十六葉表菊紋」を裏から見たものだとか。裏からみても
恐れ多い。 さすが門跡さん。  (^^♪



希望に起き  今日も生きてた眼が覚めた。今日も一日だらだら過ごそう。
愉快に働き  リタイヤしたのだ。もうしんどい事は嫌なのだ。
感謝に眠る  しなあかん事そんなにないから、それに付随する感謝とか感動もそれほどないのだ。
  前回の書き込みとくらべるとかなりやる気ないですな。やっぱり老いやろね。 (^^♪




山門入ってすぐ右横は「納経所」です。



「真言宗十八本山」真言宗主要十六派の総本山十八寺院で作っている会があるみたいです。
長谷寺・仁和寺・宝山寺・智積院・朝護孫子寺・勧修寺・大覚寺・醍醐寺・根来寺・中山寺
金剛峯寺・西大寺・救王護国寺・清澄寺・泉涌寺・善通寺・須磨寺・隋心院  全てお参り
させていただきました。 ありがとさんです。  (^^♪




7年ぶりのお参りです。こちらは「庫裡(くり)」僧侶の寝泊まり食事&食事スペースです。



きれいな扁額かかってます。  (^^♪



それでは庭園へ。 受付のおねえさんにお聞きしたのですが、「築地塀の下の小石の訳は知り
ませんが、定規筋の四本は塀を塗り直した当時の住職さんが五本は恐れ多いとして四本にし
はりました。」との事。 なるほどね。 歴史ある門跡寺院さんやねんから、そんなに恐縮する
ことないと思いますがね。 (^^♪



庭園へ。 お山がいい借景になってますな。 (^^♪



「氷室園(ひむろえん)」面積約2万㎡。氷室池と中心とした「池泉回遊式庭園」です。
毎年正月2日、氷室池に張った氷を宮中に献上してその厚さで五穀豊穣を占ったとか。



「宸殿(しんでん)」 元禄10年(1697)明正(めいしょう)天皇の旧殿を下賜されたもの
とか。



「明正殿」とも云うのね。



なかなかの職人技ですな。  (^^♪





ザラザラしてました。  (^^♪



「山桃の老木」樹齢350年。 落雷で二つに裂けても生きている。 すごいね。 (^^♪



アジサイ咲いてます。 いい間隔、いい高さ、いい色。落ち着く配置、詫び寂びやね。(^^♪



紫陽花や 昨日の誠 今日の嘘              正岡 子規




青もみじとガクアジサイ。 (^^♪



地面を這ってる。



匍匐性の常緑低木です。 長生きやね。



手前に燈篭、向こうは「観音堂」です。



都に来たら見て通ろう。 黄門さんの御寄進です。 (^^♪



「御本堂」京都市指定有形文化財 寛文12年(1672)霊元(れいげん)天皇の仮内(かり
をないしどころ)を下賜されました。内侍所とは「三種の神器」をお祀りする場所です。



御本尊は「千手観世音菩薩立像」内部は春の「特別公開」以外は観ることができません。
お賽銭と。



「氷室池」へ。 観音堂の扉が開いています。



観音菩薩は男女両方の姿をお取りになるそうです。中性的ですな。どっちかと云うとこれは
女性のお姿かな。面長、切れ長、おちょぼ口、米粒が縦に入らんぐらいのお口ですな。 (^^♪






芝生がきれいです。前回は7月25日のお参りでした。 その時は蓮と睡蓮。 今回は蓮はまだ
ですが、睡蓮と花菖蒲に紫陽花です。  (^^♪



花しょうぶ、いい感じです。



わが恋は 人とる沼の 花あやめ             泉 鏡花




「観音堂」を観て。



カモさんがいます。  (^^♪



これが「千年杉」かな。





梅雨冷えの すゐれんすでに 眠りけり         久保田万太郎





ふり返ると「宸殿」が見える。



花しょうぶ、少ないですが池のほとりにいい感じで咲いています。 侘び寂びやね。(^^♪






ゆれる花 さわぐ尾びれは 夏の鯉   (^^)/~~~






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