これはですねたぶん7~8年前から考えていて一度は書きかけたんですが、没にして現在に至っている話です。
きっかけは南側の建物ができたことなんですが。
今の集合住宅に引っ越してきてから、もう結構経ちますが、ここにきてた獲物は立派でいいんですけど、いろいろ遠くなったんですね。
スーパー、コンビニ、バス停。運動公園にバードウォッチングの森なんて大幅に遠くなりましたし。近くなったのは墓場だけですよ。
と、そんな話はどうでもいいんですが、バス停が問題なんです。
バス停まで300メートルほど歩くわけです。
前は100メートルだったのでかなり遠くなったんですが、引っ越してから2~3年後にそのバス停に行く途中に、ここと同様の建物が建ったのです。
ちょっと大きめですが。
迂回すると、100メートル以上ロスするんです。
どうするのだこれはと思っていたのですが、その建物が建った時に、こっちの建物の人はバス停まで行くのにそこを通り抜けていいですよということになったんですね。
なるほどそれなら距離的に全くロスはないわけです。
しかし、その建物の玄関から中に入るのは、ちょっと抵抗があるんですね。
そこには用はないのです。通過するだけ。
エントランスホールですから、大したことはないんですけど。・・
しばらくの間はその建物の中を通過する際にそこの住民に遭遇しなかったのですが、ついにある時、会ってしまったんですね。
これはバツが悪い
そもそも公営の住宅で出入りに制限があるわけではないのですが、しかし、その建物に用がないのに入るのはいささか抵抗があるわけですね。
そこで、そういったことを考慮して空間の高強度を数値化してみようではないかプロジェクトを立ち上げて・・はいません。
ただ、ボーっと考えたことがあっただけ。
例えばですね、公道なんかはどう考えても公共の空間で、全く何の制限もないですね。まあ、歩行者が車道にたむろしたり、自動車が歩道をはしってはまずいですが。
こういう空間は、公共度100%とすると。
駅の中なども(駅自体は企業のものですが)、切符がないと入れないところなどでなければまったく誰でも問題なく入れます。用がない人はあまり行きませんが別に制限はありませんね。
そこは100%。
もちろん公園も。
ただし、駅のホームは切符を買うなどしないと入れません。許可制ですね。
こういうのは何パーセントにすればいいかな(考えていない)
おうちの中は完全に私的な空間ですね。とりあえず、公共度ゼロ。
おうちの外は?
敷地内は私的な空間ですが、完全に私的とは言い難い。
通常玄関までは招待しなくても押し売り新聞の勧誘とか来ますよね。
門の中に入れないところだと敷地内も(公共度)は0%に近いですが、玄関まで入れるところだと、少し上がりますね。
10%と20%にしますかね。暫定で。(まあ、すべて暫定ですが)
公営住宅の通路あたりだと、一応誰でもオッケーなわけですよね。
制限はないと言えばない。
でも住民でも何でもない人が用もないのにそういうところの3階や4階の通路にいるのは不自然だし、頻繁にそういうところにいたらまず不審者ですね。
公共度70か60か。
時間で変わるところもありますし、当然、単純に数値化したりランクづけしたりはできませんし、何か意味があるのかという疑問もありますが。
しかし、一応意味はあるのではないかと。場合によりますが。
人が住む場所にしても、家を出て私的な空間からいきなりがつんと公共性全開の場所に移るのはかなりストレスがかかるのではないかと。
だから団地や住宅地のようなものを設計する場合には有効なのではないかと。
アメリカにはゲートタウン(ゲーテッドコミュニティ)なんてのがあるんですよね。
まあ、これはこれでいやらしいいんですが。
と言いつつ時間が来たのでこの辺で。
ジンジャー・ベイカーが亡くなったようです。
Cream - Sunshine of Your Love
モースの第7話を見直したのです。
もうざっくりとしか覚えていなかったんですが。特にはじめのほうは。
やっぱりイギリスのドラマは細かいところが面白い。
基本的に第7話はタイトルが"Nocturne"ですし、ショパンのノクターンがあちこちに出てくるんですが、他のも。
まずノクターンとともに恐ろしい場面があるんですが、
そのあと、引率の先生とともに10人ほどの女の子の集団が。
一人の女の子が、他の子にどつかれて、その拍子にかぶっていた帽子をおとすんですね。
拾った後のその子の様子が、いかにも発達障害的な雰囲気なんですね。
後からわかるんですが、非常に優秀だけど年上の子からいじめられていると。
モースのオープニングで出てきたキャラは基本的に重要人物なのだ。
その時の曲。
SCHUBERT - Notturno D897
シューベルトのピアノトリオは、「ガス燈」でバラードの1番の前に出てきましたが違う曲です。(別枠)
女の子たちは博物館に入るんですが、そこで人が殺されるんですね。
死体の横に落ちていたのが、インドのダガー。
ジャマダハル
ジャマダハルというのだそうです。
モースは「カタール」と呼んでいたんですが、「これは誤りであって」とwikipediaに書いてあります。
H型の柄が特徴。
そこをグーで握ってまっすぐ突き刺すという完全に人を殺すための道具です。
モースは事件の報を受けて上司を迎えに行くんですが、この第2シーズンは1966年の設定。
イングランドでサッカーのワールドカップをやっているんですね。
ちょうどアルゼンチン戦の最中で、上司はそれを見ているところを呼びだされるわけですが、
モースに「ラティンが退場になった」と説明してもモースは意味がわからない。
アントニオ・ラティン
アントニオ・ラティンは有名なんです。
この退場でものすごく有名になったんです。まあ、アルゼンチン代表のキャプテンですけど。
以下、ストーリーは省略して、曲だけ。
Dvorak - Songs My Mother Taught Me
Wagner - Träume (Wesendonck Lieder)
とやたら渋い歌曲が。
Chopin - Nocturne Op.9 No.1
そしてノクターン。


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