知られざる天才“ギフテッド“の素顔
(アンケートに寄せられた声)
“ひらがなの勉強をしている時、すぐ終わって提出にいくと、先生が不機嫌になりとても怖かった。”
“習っていない漢字を書いたら「他の児童に悪影響」と言われ、書き直させられた。”
“かけっこが得意な人は「速く走っちゃだめ」と言われないのに、勉強はなぜ横並びにしないといけないのか。”
武田:やはりギフテッドの子どもたちが自分の力っていうものを抑制してしまう。外に見せないとか、あえて低くしてしまうってこともあるんですか?
川崎さん:ギフテッドスクールに行かなければ、子どもたちはこういうことを多分すると思います。やっぱりみんなと同じであることがとても重要だってお母さんたちからも言われているし、わざわざ分かっていても、手を挙げなかったりっていうことはよくあります。
武田:そのことによって、もともと持っていた高い能力が伸ばしきれないっていうことも起こり得るわけですね。
川崎さん:もちろん、そうですね。
武田:そうすると、本人にとっては非常に残念な…。
川崎さん:とても残念ですね。