やっかいな風習

　私の血液型はA型、かなり、几帳面な方だと自負していた
　でもまぁ、それも、子供を産むまでの話で、現在はズボラ主婦街道を一直線に進んでいる
　しかし、世の中には、マメな人間もいるようで…

　私の学生時代の友達は、人数が少なかったせいもあるが、とても蜜だ。
　現在もたま～に連絡を取る子が数人いるのだが、その中の一人は、俗に幼馴染みに分類されるのであろう、小さい頃から近所に住んでいて、よく一緒に遊び、母親同士も仲の良かった子がいる。
　その子、Kちゃんは、滅多に電話で声を聞くことはない。
　通信手段は、ケータイメールのみ
　しかし、毎年欠かさず、私の誕生日のみならず、息子や娘の誕生日まで、お祝いメールをよこしてくれるのだ
　
　私は、数字を覚えるのが苦手で、Kちゃんの誕生日はさすがに覚えているが、彼女の子供までとなると、非常に辛く、せっかくのお祝いメールも、もらうと正直ため息が出る。
　「えっとぉ、次はあの子の上の子が何月やったっけ…」
　ほとんど、義務である
　また、Kちゃんは、歳の割にしっかり（？）しすぎていて、マメにお友達にお祝いを渡しては、「お返し」を待っているふしがある。
　これがヒジョーに面倒くさい。
　これで、彼女の子供の誕生日にメールを送らなかった日にゃぁ、とても面倒くさいことになってしまうのだ。
　とは言え、みんながみんな、Kちゃんほどではない。

　3ヶ月前にあった同窓会のおかげ（せい）で、数日後にあった私の誕生日には、お祝いメールがKちゃんだけでなく、Sちゃんからも入った。
　言ってもないのに覚えててくれて、それはそれで嬉しくもあったが…

　Sちゃんの誕生日、いつやったっけ…

　サイテーなヤツだ
　確か、今日だった…ような気がする。
　
　どうしよう。Kちゃんに聞こうか。
　いや、ダメだ。アイツは口が軽いから、
　「けろろ、あんたの誕生日忘れとったでぇ」
　なぁんてやっかいなことになるのは、目に見えてる…

　今日…やったよなぁ。多分。うん、絶対、そう。きっと…多分。いや、そう。絶対。

　思い切って、HAPPY　BIRTHDAYのデコメ、送信

　…そして、次の瞬間、私は、激しく後悔した。

　アホちゃうかぁ～。普通、送るか？

　お祝いメールを送らなかったのと、違う日に送った、どちらがより失礼か？

　答えは、当然後者だろう

　私は、腹をくくって、Sちゃんからの反応を待つことにした


　1時間後、Sちゃんからメールがっっキター!!

　「覚えていてくれてありがとう」

　よかったぁ


　私は、これから一生、Sちゃんの誕生日を忘れることはないだろう。

　

　


　

近況報告。

　この１週間、ほっっんとぉ～にいろんなことがございまして
　ブログ更新はおろか、gooホームにすら寄れず、多くの方々にご心配をおかけしまして、誠に申し訳ございません
　では、この１週間を簡潔に振り返ってみたいと思います。


　①旅行

　結婚１０周年記念と、少し早いアッパ君の快気祝いを兼ねて、淡路島へ１泊２日の旅行に行ってきました。
　船に乗って鳴門のうずしおも見てきました。
　その後は、イングランドの丘で１日楽しく過ごしました。


　②お葬式

　母の妹が亡くなりました。
　くも膜下出血で、救急車の中ですでに１度心肺停止したそうです。
　肺に水が溜まり、脳の手術にもちこたえられないと、ICUでただ心臓が止まるのを待つような最期でした。
　幼い頃からかわいがってもらった叔母。
　４８歳という若さでした。
　日ごろから「死ぬ時は、苦しまずにポックリ死にたい」と言っていた叔母。
　確かに、苦しむことなく逝ったのが、せめてもの救いです。


　③飲み会

　ウチの会社は、年に数えるほどしか飲み会をしません。
　しかも、飲み会と言っても、店に行く訳ではなく、会社の前で焼肉をするのです。
　それはそれで、楽しかったりするんですが…
　まぁ、前回同様、２次会に誘われましたが、奥様の目が怖かったのと、次の日が子ども達の運動会だった為、早々に引き上げました。


　④運動会

　ちょうどいいの中、無事運動会が済みました。
　今回は、娘の小学校初めての運動会。
　残念ながら、息子は赤組、娘は白組と分かれてしまったのですが、接戦に続く接戦で、何と同点にて両方優勝という、前代未聞の結果に終わりました。
　二人とも、いきいきと参加していて、子どもを産んで育てて、楽しませてもらっている、ということに感謝しました。


　…とまぁ、誠に簡潔ではございますが、近況報告とさせていただきます。
　最近、１２時になると、計ったように目が閉じていくのです…
　まぁ、マイペースで更新していきますので、これからもよろしくお願いいたします