では、以前の話の続きをば。
1回目は、1月の末。
2回目は、2月の中頃。
何気ないご機嫌伺いメールを送ってきた、前会社の奥様
そして、とうとうお電話がっ
「何の用事か分かる?」
「いえ…分かりません」
「うそぉ~」
はい、嘘です。本当は、薄々感じました。でも、分からないフリをつらぬきました
「電話じゃ何やから、ちょっとお茶でも行こか」
用件は、やっぱり…そう、皆様の予想どおりでございました
「けろろ…戻ってきてくれへんかな」
ほら。
ほらほら。
なっ!そうやろ?!
いかにあたしが扱いやすかったか分かったやろ?!
はっはっはっはーーーーだ!
何でも、私が引継ぎしたMさんは、従業員とモメて辞めたらしく、その後入った事務員さんも、ある日突然音信不通になったそうです
「あのときは、けろろに対して何も不満とかなかってんで。ただ、5時までやってくれる事務員さんがほしかってん」
あぁ、今まで何度となく夢見た「奥様を見返す瞬間」がまさに今、目の前に繰り広げられているのでありました
でも。でもでも。
即答できない位、奥様は…やつれていたのでした
私が辞めてから、1度は入院していたという奥様。
糖尿ですでにインシュリンを打っており、その上肝臓の数値が悪く、毎日のように病院に通っているということでした。
「何で?そんなに迷うことあるん?うち、あんたが加古川まで行ってるって聞いて、余裕でこっち戻ってきてくれると思ってたけど。何?そんなにええ条件なん?時給は?」
「○○○円です」※前会社より50円
「まぁ。生活は保障せなあかんからな。同じ金額にするわ。他は?」
「交通費は全額支給されてます」
「ほう。ほんで?」
「雇用保険かけてもらってます」
「う…うん。ほんで?」
「有給休暇が年10日で1年ごとに1日増えます」
「ゆっ!!…それは…ちゃんとした会社なんやなぁ。ほんでもあんた、アッパ入院すんねんやろ?ちょっとでも近いとこにおった方が動きやすいんとちゃうのん?」
「………」
「今はうちの長女も手伝ってくれてるし、前あんたがおったときみたいに会社から出られへんような状態でもないやん?みんな用事あったらかわりばんこで休み取ったりできるし」
ファミレスで夜の8時から気が付けば12時、奥様の説得は続きました。
「いや、ほんま、ありがたいお話ですけど…」
「ほんなら来てぇな。ええ返事待ってるで」
あの頃と変わらない口調(笑)
でも、どーーーーー考えても、この会社に移るメリットは
近い
以外考えられませんでした
そんなある日、今の会社の契約更新の日が来て、すっかり断る気でいた私は、すんなり捺印
そして、意を決して奥様のもとへ行って参りました
「すいません。悩みに悩んだ結果ですけど、向こうの会社の契約を更新しました」
「え~っっ!!じゃぁあんた、ずーーーっと加古川まで通うつもりなん?」
「いや…」
「それ、いつまでなんよ。契約」
「へ?6月です」
「じゃぁ、7月から待ってるで」
何てことはない、「NO」という機会が3カ月延びただけなのでした…
↓あぁ、ほんとこの優柔不断どないかせな…「ポチッと!」お願いします
1回目は、1月の末。
2回目は、2月の中頃。
何気ないご機嫌伺いメールを送ってきた、前会社の奥様
そして、とうとうお電話がっ
「何の用事か分かる?」
「いえ…分かりません」
「うそぉ~」
はい、嘘です。本当は、薄々感じました。でも、分からないフリをつらぬきました
「電話じゃ何やから、ちょっとお茶でも行こか」
用件は、やっぱり…そう、皆様の予想どおりでございました
「けろろ…戻ってきてくれへんかな」
ほら。
ほらほら。
なっ!そうやろ?!
いかにあたしが扱いやすかったか分かったやろ?!
はっはっはっはーーーーだ!
何でも、私が引継ぎしたMさんは、従業員とモメて辞めたらしく、その後入った事務員さんも、ある日突然音信不通になったそうです
「あのときは、けろろに対して何も不満とかなかってんで。ただ、5時までやってくれる事務員さんがほしかってん」
あぁ、今まで何度となく夢見た「奥様を見返す瞬間」がまさに今、目の前に繰り広げられているのでありました
でも。でもでも。
即答できない位、奥様は…やつれていたのでした
私が辞めてから、1度は入院していたという奥様。
糖尿ですでにインシュリンを打っており、その上肝臓の数値が悪く、毎日のように病院に通っているということでした。
「何で?そんなに迷うことあるん?うち、あんたが加古川まで行ってるって聞いて、余裕でこっち戻ってきてくれると思ってたけど。何?そんなにええ条件なん?時給は?」
「○○○円です」※前会社より50円
「まぁ。生活は保障せなあかんからな。同じ金額にするわ。他は?」
「交通費は全額支給されてます」
「ほう。ほんで?」
「雇用保険かけてもらってます」
「う…うん。ほんで?」
「有給休暇が年10日で1年ごとに1日増えます」
「ゆっ!!…それは…ちゃんとした会社なんやなぁ。ほんでもあんた、アッパ入院すんねんやろ?ちょっとでも近いとこにおった方が動きやすいんとちゃうのん?」
「………」
「今はうちの長女も手伝ってくれてるし、前あんたがおったときみたいに会社から出られへんような状態でもないやん?みんな用事あったらかわりばんこで休み取ったりできるし」
ファミレスで夜の8時から気が付けば12時、奥様の説得は続きました。
「いや、ほんま、ありがたいお話ですけど…」
「ほんなら来てぇな。ええ返事待ってるで」
あの頃と変わらない口調(笑)
でも、どーーーーー考えても、この会社に移るメリットは
近い
以外考えられませんでした
そんなある日、今の会社の契約更新の日が来て、すっかり断る気でいた私は、すんなり捺印
そして、意を決して奥様のもとへ行って参りました
「すいません。悩みに悩んだ結果ですけど、向こうの会社の契約を更新しました」
「え~っっ!!じゃぁあんた、ずーーーっと加古川まで通うつもりなん?」
「いや…」
「それ、いつまでなんよ。契約」
「へ?6月です」
「じゃぁ、7月から待ってるで」
何てことはない、「NO」という機会が3カ月延びただけなのでした…
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