オンマは辛いよ

~グチはゴミ箱へ、思い出は宝箱へ~

けろろ in ワンダーランド

2011年07月18日 23時33分37秒 | オンマの話
日曜日は、またまた飲みに繰り出しました

さすがに…あまりにも出すぎですよね

でも、かねてより秘策を練っていたわたくし、アッパ君には『新人歓迎会』という立派な口実をもうけていたのであります

かくして家族の気持ち良い送り出しのもと、新人の来ない新人歓迎会へ(爆)

メンバーはもちろん、私とSenkoちゃんとみどさんの3人でございます。


「連れていきたい所があんねん」

何でもみどさんが毎日のように通い詰めている「カラオケ喫茶」

看板娘は、いつもSenkoちゃんが名前を間違えられているKちゃん。

あまり気のりはしなかったけど、言われる通りいつもの加古川を通り越し、曽根駅で下車



電車を降りると、みどさんは改札口で待ってました。

が、みどさん、この時点ですでにベロンベロン

みどさんの後ろをてろてろ歩き、行きついた場所を見て、私とSenkoちゃんは文字通り絶句した

プレハブの長屋で同じような店が数軒並び、その間に共同のトイレ(男性が用を足す後ろ姿が丸見え)

そのプレハブの、普通の玄関のようなドアを開けると、狭いカウンターだけの薄暗い空間。恐らく常連のおっさんしか来ないんやろうな。

その数名の常連のおっさんをかきわけ、一番奥の席へ座った私達。

   「ザ・昭和」というカンジの店内。

「カラオケ喫茶」とは言うけれど、全員お酒を飲んでるし(笑)

私達も当然瓶ビールを注文いたしました。

   ごめん、ほんまにすいません。つきだしのマカロニサラダ、手を付けられませんでした(泣)

「どうや。Kちゃん、きれいやろぉ?Kちゃん、わしは焼酎」


上機嫌のみどさんでしたが、注文した焼酎が来た瞬間、私達の目は「コースター」にくぎ付け

   いやいや、これハンドタオルやし!それに蚊取り線香て!



カラオケはひっきりなしに続いておりました。みどさんの隣にいたおっさんは、自分の番が来るとその場に立って歌い出すのですが

ふ…福山歌ってる…演歌調で…


「わしも歌おうかな」

   吉幾三を熱唱。

ここでは、歌が終わるとランキングと点数が表示されていて、常連どうし火花散る熱いバトルが繰り広げられておりました。

「そうや、Kちゃん、このはやしやはなぁ、歌がものすごくうまいんや。歌入れたって」

ゲッッ!!い、いやや…こんな空気の中歌うの…

半強制的に歌い始めたのですが、何やら耳を澄ますと、何だか拍手をしてるタイミングがどうも変

普通なら、1番が終わって間奏の間に拍手、なら話が分かるんだけど、歌の途中で急にパチパチ

どうやら、みんなは歌の合間に画面の右上に小さく表示される「ランキング速報」というのを見ていて、そこに「現在○位」とか「1人抜き!」とかいうのを見て拍手していたようでした…

結果、歌が終わると全国2位と表示されていました

「うん、全国2位言うたら大したもんや」

常連のおっちゃんに何故か上から目線のおほめの言葉をいただきました




「さぁ、そろそろ行くわ」

「何や、みどちゃん、お持ち帰りか?

この店によく合った下品なおっちゃんの声を背に、逃げるように店を出た私ら

当然加古川に戻り、飲み直しいたしましたとさ




↓もう飲むのは地元でいいわ…「ポチッと!」お願いします
blogram投票ボタン