「とんど」ってご存知ですか?
正月飾りや注連縄などを燃やす行事なんです
子どもの書き初めをとんどで燃やすと字が上手くなるとも言われています
…と、エラそうに能書き垂れておりますが…
行ったことも見たこともございませんでした
ところが、今年は行かざるをえない理由がございまして
「PTAのご協力により豚汁の炊き出しを予定しています。」
「協力」は「強制」なんですけどね
という訳で、準備は2日前から始まります
とは言っても、仕事始めの翌日から2連休だなんてできる根性はなく1日目(1月6日 木曜日)の買い出しは不参加
2日目(1月7日金曜日)、家庭科室に集まった私達を待ち受けていたのは、400食分の豚汁の材料
大きい鍋にいっぺんにではなく、中鍋(50食)4個、小鍋(10食)20個に分け、家庭科室のコンロをフル回転させるというのです
で、まずは材料を鍋1個ごとの分量に小分けしていきました。
細かっっ
ダンボール箱にぎっしり詰まったにんじんを小分けしていくと…2本余ったけど
「すいませぇん。にんじん2本あまりましたけど…」
「えっっ?!そんなハズはない!」
副会長のゲキが飛びます
でも、何度確認しても2本多くて、結局中鍋に入れちゃいました
次は、ごぼうの仕分け。
ごぼうは、業務スーパーにてささがきして水煮しているものを買ってきていました。
小鍋1個の分量は、1/2袋。
袋を開け、水を切り、半分に分けてビニール袋に小分けしていく作業をひたすら黙々とやりました
手はかじかむわ、ごぼうは貼り付くわ、おまけに窓際の流しで一人での作業
「ちょっとっっ!!あたし、しゃべらな死んでまう!」
「終ったんならこっち来て手伝って!」
そこからは、副会長の真ん前で、一緒に大根・にんじん・ねぎを刻む作業
「あの…ねぎはどうやって切るんですか?」
「えっとね、2センチの小口切りでお願いします」
にっ…2センチ…
こんな切れない包丁で…
ええわ。誰が切ったかなんか分からんねんし
前から副会長の視線が突き刺さる中、何とか材料をすべて切り、小分け完了。
そして迎えた当日。
私の持ち場は家庭科室。
朝からひたすら豚汁作りにいそしみました
もう味噌なんか見たくないっっちゅー位溶いて溶いて溶きまくり
完成
…した途端に移動用の食缶に移し、またすぐに次の分を調理、の繰り返し
そんな戦場のような騒ぎのうちらをよそに、校庭ではとんどに点火!
作ったそばからどんどんなくなっていく豚汁…まさしく大盛況!!
石原軍団顔負けの炊き出しでございました
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