オンマは辛いよ

~グチはゴミ箱へ、思い出は宝箱へ~

めちゃモテ委員長

2010年09月23日 22時02分37秒 | オンマの話
私がPTAに入って初の広報紙が完成しました



感激もひとしお…と浸る余裕もなく、発送作業

生徒たちはもちろん、転任していった先生方、近所の幼稚園や小・中学校へ送ります。

そして、「地域の方々」ー老人会や自治会の会長、校医の医院、青少協(神戸市青少年育成協議会)やふれまち(ふれあいのまちづくり協議会)等各団体の役員さん方には、委員たちが分担して自ら配達

自宅に近い地域を選ぶことができますが、私の住む1丁目は、学級役員さんがいたので彼女に託し、2丁目を担当することに

ところが、いくら同じ町内とはいえ、1丁目と2丁目では全く別世界

一生懸命地図とにらめっこし、1軒ずつ印を付けていきます




さて、いざ配達にしゅっぱーつ!

娘を連れて、の中てくてく歩いて2丁目まで。

私が配るのは14部。

スムーズに探せたのは、わずか5軒のみ、すぐに暗礁に乗り上げてしまいました

雨の中、地図を見ながらきょろきょろ歩いている親子は、ご近所さんからすればかなり怪しく映っていたはず



どうしよう…あかん…でも…

気が付けば私は、2丁目で唯一のお知り合い、子ども達が小さかった頃、児童館でお友達になり、一度だけおうちにもお邪魔しましたFさん宅のチャイムを押してしまっていました…

「おぉ、どないしたん?!」
休日で当然すっぴんだったFさん、眉毛を隠しながら(笑)出てきてくれました。

「うわぁ~ん、助けてぇぇぇ

「あぁ、そうか。2丁目なん?ご苦労様です」

Fさんは慣れた手つきで広報紙の束を繰りながら

「ここ、ここ、ここ…うん、うん。分かる分かる。あたし配っとったるわ

「いや、ちゃうねん、教えてくれたらあたし行くから」
「いや、ここらへんややこしいからな、あたし行っとたろ。こんな雨の中探すの大変やったやろ?」
「そんなん、悪いわ」
「いや、あたし今年の委員長むりやりNさんにやらしてもたからな、何か言うてくれたら手伝うでって言ってあってんけど気ぃ遣って連絡して来ーへんし」

そうなんです。Fさんは昨年度の広報委員長様だったのです

結局、分かりやすい2丁目の入口と出口の2軒分だけを残し、あとはみぃんなFさんが引き取ってくださいました



自分が役員をやるようになってよく思うのですが、「好きな人」「向いてる人」は違うなぁ。

で、Fさんは確実に「向いてる人」の方です






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