【前年1部の壁】
リーグ10試合連続無失点のレコードを出し、上昇気流に乗ってきたグレートブリテンの次の対戦相手は、前年1部だったウィガン。スイス代表DFステファン・アンショズ(33)がいる。
チャンピオンズディビジョン第21節
開始早々、マーク・シュカーのクロスからレオン・クラークのシュートが決まり、グレートブリテンが先制。
実況「ゴール、ゴール、ゴール!」
しかし、その後はウィガンのペース。20分、混戦でのピンチを迎えるが、GKカーソンが抑える。
26分、デヴィッド・コノリーにグラウンダーでゴールを決められ、1-1の同点に追い付かれる。これで、グレートブリテンのリーグ連続無失点記録は10でストップ。
38分にも混戦から押し込まれるが、カーソンが止めてDFがクリア。
前半アディショナルタイムにも左から抜け出されるピンチをカーソンが止めてDFがクリア。このまま1-1で終えるかと思ったが、クリア後の速攻から決められ、逆転。
後半からニッキー・フォースターが入る。しかし、その効果は無く、相変わらずウィガンのペースでシュートはおろか防戦一方。相手のパスワークにも翻弄され、打つ手が無い。
だが、81分に同点のチャンスが訪れる。ギャレス・ヴィンセントが右からグラウンダーでパス。これをフォースターが右に捻じ込み2-2の同点。
ウィガン 2-2 グレートブリテン
(得点) 5分 レオン・クラーク(グレートブリテン)
26分 デヴィッド・コノリー(ウィガン)
45分 ヨシプ・スココ(ウィガン)
81分 ニッキー・フォースター(グレートブリテン)
(警告) 49分 ニッキー・フォースター(グレートブリテン)
前年1部のクラスは2部では他のクラブとは一枚も二枚も上であることを思い知らされた。
チャンピオンズディビジョン第22節
次はイプスウィッチ。ウィガン程ではないが、前年も2部で苦しめられた。現在リーグ3位と2部で常に上位にいるクラブでプレイオフの常連でもある。
アダム・プラウドロックにパスカットされ、クロスを上げられるが、これはDFがクリア。
グレートブリテンもチャンスを作り、レオン・クラークがシュートするも左にそれる。
今度は左からレオン・クラークが突破し、グラウンダーでゴールを狙うが、僅かに左にそれる。
その後はイプスウィッチの猛攻も、カーソンが2度シュートをセーブ。1対1でもカーソンは身を挺して止める。
42分、ミドルシュートも正面で余裕のキャッチ。
アディショナルタイムにもピンチを迎えるが、左でボールをクリア。そこからボールをエリアに入れられるが、カーソンが抑える。
前半0-0で終了、後半に勝負を賭ける。
バートン「ニッキー、いけるな」
フォースター「勿論だ。この試合、勝てないようだと、今年も1部に上がれないぞ。みんな、この試合勝とうぜ」
レオン・クラーク「当たり前だ、このままじゃ終わらないぜ」
後半からニッキー・フォースターがピッチに入る。この試合も勝てないようだと、今後が厳しくなるグレートブリテン。勝ち点3を取ることは出来るのか?!