揃って花道
プレミアディビジョン第38節
この試合は引退するベテラン3人が揃って出場した。
左サイドバックのスタメンで出場していたジョージ・マッカートニーが後半に同じく引退するスティーヴン・マクマナスと交替。グレン・ジョンソンが左サイドバックに入り、マクマナスは右サイドバックで出場した。73分にはアンディ・ジョンソンがケルガンと交替で入る。
マンチェスター 1-4 グレートブリテン
(得点) 15分 ジェラード(グレートブリテン)
39分 ダレン・ベント(グレートブリテン)
50分 ダレン・ベント(グレートブリテン)
72分 ロイ・キーン(マンチェスター)
78分 アンディ・ジョンソン(グレートブリテン)
アンディ・ジョンソンはドリブルからグラウンダーでゴールを決めて、最後の花道を飾る。チャールズは、この試合ノーゴールでリーグ40点ならず。ベントもノーアシストで20アシストまであと1だった。
これで、2021-2022シーズンのリーグは終了し、34勝3分け1敗。107得点14失点は、いずれもリーグ記録。勝ち点も105と100を超えた。
そして、後日行われたヨーロピアンリーグ決勝は、皇帝バウアー率いるユベントス有利の声を覆して、リヨンが2-1で競り勝ち、連覇を果たした。
ヨーロピアンカップは、リーグ最終節でグレートブリテンに1-4で大敗したマンチェスターがバイエルンを2-0で完封し、7季ぶりに優勝。
こうして、2021-2022シーズンは幕を閉じた。
2022年6月
ジェイミー・ティアニー、ランパード、ジョン・テリー、リオ・ファーディナンドらがワールドナショナルカップに出場するイングランド代表に招集。レンタル先から帰って来たリー・パーラーは屈指レベルとなっていた。
ワールドナショナルカップで、イングランド代表はグループEに所属。アメリカを2-0と完封し、パラグアイに3-2で競り勝ち2連勝。1試合を残して決勝トーナメント進出を決めた。3戦目のスイス戦は0-1と敗れる。
決勝トーナメント1回戦ではアイルランドと90分戦って2-2で引き分けて延長戦へ。レッカー(ミドルスブラ)のゴールで勝ち越し、更にマリッシュのサソリの一刺しのゴールで1点を加えて4-2で勝った。
準々決勝では少し苦手としていたイタリアに3-1で勝って、ベスト4進出。優勝に期待が掛かったが、準決勝で伏兵コロンビアに延長戦でも決着付かず2-2で引き分け、PK3-4で敗退した。
そして、1つの契約交渉が行われる。ニューカッスルに所属するDFダニー・ヒギンポサム(23)選手を移籍金3億7000万円で獲得。5年契約、年棒4200万円で契約した。左サイドバックを最も得意としているが、それなりながらも、結構多くのポジションをこなせる。ジョージ・マッカートニー選手が引退しても、来季よりレギュラー濃厚であろうオランダ代表のロビー・フィリップス、第2左SBのミゲル・ベックウィズがいるが、他のレギュラーメンバーと比べて小粒なのは否めない。彼らに競争意識を持たせるのが獲得の目的であろう。
更に、アンディ・ジョンソン選手の穴埋めとして、FCバルセロナのFWでワールドナショナルカップでも活躍したマリッシュ(31)を移籍金30億円で獲得し、4年契約の年棒2億5500万円で契約を結んだ。