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博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

土星の輪は塩味

2009年06月26日 | 宇宙開発・天文
 25日の朝日新聞の報道によれば、現在土星を周回中のNASA探査機カッシーニは宇宙に飛び交うチリを分析する装置を搭載しており、その装置が土星の輪の最外周部分に食塩の成分となる複数のナトリウム塩を検出したそうです。つまり土星の輪はしょっぱい味がするのだそうです。
ソースはこれです⇒ttp://www.asahi.com/science/update/0625/TKY200906250068.htm

写真は土星の輪を上を飛行するカッシーニ NASAのサイトから引用させていただきました。
http://www.nasa.gov/mission_pages/cassini/media/cassini-20090312.html

月惑星探査では大気成分や地質、磁場の有無といったことが探査されますが、「味」というのは何だか面白いですね。
 実は火星の土壌にも塩分が大量に含まれていることが、NASAスピリッツ、オポチュニティー、フェニックスによる探査で判明しています。
ソースです ⇒http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2351894/2652015
 上記の火星の土壌の塩分は地球の生命なら棲息できないくらい濃いのだそうです。高度好塩菌という濃い塩分を好むバクテリアくらいしか生きられない位だそうです。火星の土も塩辛い。
 
 そうすると興味深いのは人類が地球外で(地球に落下した隕石ではなく)唯一直接手に触れた月面の土(レゴリスと言います)の「味」はどうだったのでしょうか?アポロ16号のジョン・ヤング飛行士は月の土の味は「悪くない」と述べているそうです。アポロの飛行士らは月面活動後に着陸船内で宇宙服を脱ぐ際に付着していた月の土(レゴリス)の味や匂い、手触りなどを確かめていたのだそうです。
悪くないというのは実際にはどんな味だったのか気になりますね。
ソースです ⇒http://spacesite.biz/space.moondust.htm

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