
食べてみたいものシリーズ-その2
ペミカン-これもジュール・ベルヌの冒険小説(確か「気球に乗って五週間」だったか)に出てきた探検隊の保存食です。乾燥した肉or魚を、脂肪、ドライフルーツと混ぜ固めたものらしい。もともとは北米先住民の食物で、栄養もあって携帯にも向くので、アメリカの開拓者やハンターが取り入れたそうです。そのまま食べてもお湯に入れてスープにしてもいいとか。西堀栄三郎隊長率いる日本第一次南極越冬隊も携帯した旨の記録があります。
アーサー・ランサムの児童文学(「ツバメ号とアマゾン号」とか)ではコンビーフのことという注釈もありますが、もう少しいろいろな材料が入ったもののようです。
登山家は自家製のペミカンを作って携帯するようですが、欧米では缶詰を売っているらしいので、それを食べてみたいです・・・
参考:異様に詳しい伝統的なペミカンの作り方のページ
http://collections.ic.gc.ca/notukeu/pemmican_e1.htm
わたしは最近ふと思い出して、高校のときに友だちからもらった”かたぱん”がまた食べてみたくなりました。その名のとおり乾パンのようなものが極限まで硬くなったものなんですが、あれはほんとにふざけてるのかと思うぐらい硬いんです。