表題は最近見た映画です。2008年制作 キース・ボーク監督、イギリスで制作され最初はディスカバリーチャンネルで放映されたそうです。1998年の「アルマゲドン」のヒット以来似たような邦題が付けられた映画が大量に制作されています。「アルマゲドン2007」とか「・・・2010」ですとか。大抵その手の映画は見てから脱力感に襲われることが多いのですが、この2008は違いました。むしろ原題のままのほうが良かったかもしれません。原題は「コメット・インパクト(彗星の衝突)」です。この映画では安直に地球に接近する彗星を核爆弾で爆破という選択を取りません。昨日の話題でも書きましたが、先ず地球に接近する天体の組成を良く調べて最良の対策を取るという素晴らしく理性的な対応が描かれています。彗星はその組成が柔らかい氷を多く含む(塵で汚れた雪玉という表現が使われます)ので、核爆発で多数の破片に分裂して、それらが地球表面の広範囲に激突し被害を拡大する恐れがあるからです。彗星の組成が観測によって確定し、対策チームは極めて深刻な決断を迫られます。ここではネタばれになるので書きませんが、一見の価値はあると思います。
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