
アイントフォーヘン滞在の二日目の午前中に時間が空いたので、アイントフォーヘン駅から徒歩7~8分の街中にあるフィリップス博物館を見学しました。同館は火曜日から日曜日の午前11:00から午後5:00に開館しています(注)。入館料は下記のURLをご参照ください。入館料の支払いはクレジットカードのみでした。入館受付のカードリーダーにカードを差し込むと、日本語で「暗証番号をどうぞ」と表示されるのでびっくりです。そういえばオランダは、どこもカード優先で、現金を使う機会が余りありません。宿泊しているホテルも全ての支払いがカードのみで、ペットボトル飲料を1本買うにもカードだけでした。駅の売店でスナック菓子を買った時も支払いが無人化されていてカードしか使えませんでした。このお店の表示はオランダ語のみで、しかもレシートまで省略されているので本当に支払いができているか不安になりました。
(注)同館の詳しいご案内はこちらです。
⇒ https://www.philips.nl/a-w/philips-museum/bezoekersinformatie/praktische-informatie.html
さてフィリップス博物館ですが、1891年に、創業者ヘラルド・フィリップスがアイントホーフェンに従業員20名の電球工場を設立した時から、現在までの同社の歩みがよく理解できて勉強になりました。先日本ブログでブログ主は昔から同社の製品が好きだったと記述していました。その理由ですが、ブログ主が中学1年の時、昭和48年(1973年)でしたから52年も昔のことですが、3年前に他界した実父がフィリップス社のコーヒーメーカーを買ってきました。その時からブログ主一家は、コーヒーを豆から挽いてドリップ式に抽出して飲む習慣になりました。ブログ主は砂糖・ミルク無しのブラックコーヒーが好物になりました。そのコーヒーメーカーは随分長く愛用しました。製品のデザインがシンプルでブログ主も個人的に気に入っていました。そのことからフィリップス社の製品が好きになった次第です。今回、同社の博物館を訪問して、そのことを思い出していましたが、何とそのコーヒーメーカーの現物が展示されていました!(下の写真です)。しばらく展示に見入っていました・・・
別件ですが、同館の近くで「サムライラーメン」という店名の日本料理店を見つけました(一番下と下から二番目の写真です)。まさかアイントフォーヘン市内で「とんこつラーメン」という日本語の表示に出会うとはとびっくりでした。そのお店は残念ながら開店前でした。


