
欧州宇宙機関(ESA)の火星周回探査機「マーズ・エクスプレス」は先週、火星の二つの衛星フォボスとダイモスが撮影画面内で並んでいる非常に珍しい写真の撮影に成功しました(写真:ESAのホームページから引用させていただきました)。手前がフォボスです。たいへん印象的な写真です。
この二つの衛星はとても小さい。フォボスが直径22.2キロ、火星表面からたった9,378キロ上空を、わずか7.66時間の短い周期で1周しています。ダイモスは直径12.6キロ、23,400キロ上空を30.35時間の周期で1周します。
この2衛星の発見者はアメリカ海軍天文台のアサフ・ホールという天文学者で1877年のことです。この発見には面白い逸話があります。ホールはいくら頑張っても火星の衛星を発見できないので、観測をあきらめかけていました。ところがホールの妻が、もう一日だけ観測を続けるよう勧めました。そうしたら、その晩に発見できたのだそうです。これを記念してフォボス最大のクレーターにはホールの妻の名前が付けられています。
写真の引用元ESAのサイト ⇒http://www.esa.int/esaSC/SEMDOE7JT2G_index_0.html
元の写真は動画です。ぜひご覧下さい。
この二つの衛星はとても小さい。フォボスが直径22.2キロ、火星表面からたった9,378キロ上空を、わずか7.66時間の短い周期で1周しています。ダイモスは直径12.6キロ、23,400キロ上空を30.35時間の周期で1周します。
この2衛星の発見者はアメリカ海軍天文台のアサフ・ホールという天文学者で1877年のことです。この発見には面白い逸話があります。ホールはいくら頑張っても火星の衛星を発見できないので、観測をあきらめかけていました。ところがホールの妻が、もう一日だけ観測を続けるよう勧めました。そうしたら、その晩に発見できたのだそうです。これを記念してフォボス最大のクレーターにはホールの妻の名前が付けられています。
写真の引用元ESAのサイト ⇒http://www.esa.int/esaSC/SEMDOE7JT2G_index_0.html
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