博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

人口70億人

2011年11月01日 | 時事
 既に報道されていますように、昨日世界人口が70億人に達したそうです。NHKの報道によると国連は、31日に生まれる世界中のすべての赤ちゃんが70億人目になるとして、その誕生を祝うとともに、国際社会に対し、貧困の広がりなど人口増加に伴う問題に対する取り組みを強化するよう呼びかけるそうです。そのために国連人口基金・東京事務所では10月31日に日本で生まれた赤ちゃんに「70億人目の赤ちゃんの1人」であるということを証明する認定証を発行するそうです。詳しくは次のサイトをご参照下さい。http://www.70okunin.com

ソースです ⇒http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111031/t10013612051000.html

 1972年にローマクラブのレポート「成長の限界」が発表されてから40年近くが経とうとしています。当時の世界人口は38億6千万人でした。たった40年経つか経たないかの間に人口は倍近く増えた訳です。「成長の限界」は人口爆発、資源エネルギーの枯渇、環境汚染が現代文明にカタストロフィをもたらすことを警告していました。一方、当時と現代の相違は、アジアで経済成長が進み、人口大国の中国が少子高齢化のトレンドに移行しつつあることです。日本は、最新の国勢調査で人口減少が明確になり、高齢化では世界のトップになりました。今世紀の終わり頃に日本の人口は現在の半分程度の6千万人位になるという予測もあります。日本はどんどん人口が減り、逆に世界は人口爆発が進みます。このような状況で日本はどうすべきなのでしょうか。もはや日本が自力で人口増加を図ることは手遅れでしょう。
 例えば、世界中の戦争や災害で親を失った子ども達を日本に連れてきて育てる。日本人として育て将来の働き手になってもらう。そうすれば日本で大量に遊休施設化しつつある小学校から大学までの学校施設、遊園地やテーマパーク、余剰になる子ども向け産業などが有効活用できます。良い考えのような気はします…が、これは一歩間違えるとナチスドイツの「レーベンスボルン(生命の泉)」(ポーランドなど東欧の子ども達を誘拐してきてドイツ人として育てるという非人道的な試み)計画の日本版になってしまうような気がします。人口増加が続くアジア・アフリカの国々の親達が日本で教育を子ども達に受けさせたいと自主的に考え選択してもらうようにしないとだめですね。でもそれだったらアメリカで教育を受けさせたいと普通は思うでしょうね。ではどうしたら良いか…アメリカの二番煎じのようなことをしてもだめだと思います。ここは思案のしどころですね。


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