博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

FDの終焉

2010年04月24日 | 思い出
 毎日新聞の報道によれば、ソニーは23日、3.5インチフロッピーディスクの国内販売を来年3月末で終了すると発表したそうです。同報道の記事では、ソニーは現在でもシェア7割の国内最大手だが、パソコンに接続して使うUSBメモリーなど大容量記憶メディアの普及が進み、役割を終えたと判断した。他の国内大手メーカーは既に撤退している。ソニーは81年に世界で初めて3.5インチのフロッピーディスクを発売。パソコンやワープロの記憶媒体として広く普及した。02年度のピーク時に4700万枚を国内出荷したが、09年度には1200万枚に落ち込んでいたということです。
ソースです⇒ http://mainichi.jp/select/biz/it/news/20100424k0000m020120000c.html
 確かに、ここ6年ほどFDを使っていない。重要なデータは外付けHDDに保管しているし、外部とのデータの受け渡しは大抵、メールかUSBです。最近はオンラインにデータを保管することもあります。セキュリティのリスクはありますが、世界中どこにいても同じデータを使えるので忘れ物という概念が無くなります。

 私が初めて社会人になった1984年、職場で使っていたリコーのワープロの記憶媒体は5インチのFDでした。華奢で紙でできている印象がありました。それから3年ほどでFDは5インチから3.5インチに取って替わられました。1990年頃から95年までは主に富士通のオアシスを使っていましたので、3.5インチFDは見る見るうちに増えていきました。300枚くらい今でも手元にあると思います。PDとかMOとかも使い始めましたが、FDは手軽でした。
 USBを使い始めたのは2002年頃でした。データの容量がFDとは段違いでした。当時はまだ値段が高かったので余り頻繁には使いませんでしたが。データの受け渡しはCDで行うことが多くなりました。12年~3年ほどの命だったことになります。
 データの保存も、これからはクラウド化して単体の媒体も使われなくなるのか興味深いものがあります。


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