
NASAの発表によると、昨年9月から1年がかりで火星のヴィクトリア・クレーターの内側で活動を続けてきた火星探査車オポチュニティはこのほど、一連の調査を終え、クレーターの外にはい出すことに成功したそうです。
ヴィクトリア・クレーターは大型で周囲の地形との高低差も大きく、耐用年数を3年以上過ぎたオポチュニティには離脱は無理だろうと言われていました。ところが慎重な操作で見事に離脱できたわけです。
これほど立派な探査が無人でもできるわけですが、先日まで紹介したウォード氏の指摘通り、化石は見つかっていないわけです。ウォード氏によれば化石探査に特化した探査機(画像等で化石を見分けるようなシステムを搭載した)を作って、それを仮に地球上で使ってみても化石を発見することはできないだろうと言っています。
まあそれにしても実際に有人探査が始めるまでの間、火星表面上に有人活動を支えるインフラを作るなどのことは無人でも十分出来そうです。
写真はクレーターの壁面を登っていくオポチュニティの車輪跡です。
※写真は以下のNASAサイトから引用させていただきました。
http://marsrovers.nasa.gov/newsroom/pressreleases/20080829a.html
ヴィクトリア・クレーターは大型で周囲の地形との高低差も大きく、耐用年数を3年以上過ぎたオポチュニティには離脱は無理だろうと言われていました。ところが慎重な操作で見事に離脱できたわけです。
これほど立派な探査が無人でもできるわけですが、先日まで紹介したウォード氏の指摘通り、化石は見つかっていないわけです。ウォード氏によれば化石探査に特化した探査機(画像等で化石を見分けるようなシステムを搭載した)を作って、それを仮に地球上で使ってみても化石を発見することはできないだろうと言っています。
まあそれにしても実際に有人探査が始めるまでの間、火星表面上に有人活動を支えるインフラを作るなどのことは無人でも十分出来そうです。
写真はクレーターの壁面を登っていくオポチュニティの車輪跡です。
※写真は以下のNASAサイトから引用させていただきました。
http://marsrovers.nasa.gov/newsroom/pressreleases/20080829a.html