地球は過去に何度も小惑星や彗星などの地球外天体の衝突による環境の激変や生物の大量絶滅を経験してきたことが分かっています。最も有名なものは白亜紀末期約6600万年前に、今日のメキシコ・ユカタン半島付近に落下した「チクシュルーブ隕石」で、広島型原爆の10億倍の爆発エネルギーを放出し恐竜を絶滅させたと考えられています。この隕石の大きさは直径10キロから15キロと推定されています。 最近では、2013年 . . . 本文を読む
9月27日に本ブログでもご紹介させていただいたNASAの「地球防衛実験」の結果ですが「成功」との報道がありました。地球に衝突しそうな小惑星や彗星に高速で探査機を衝突させ、その軌道をずらして危機を回避するという途方もなく斬新な実験でしたが、9月26日夜(日本時間27日朝)に無人探査機「DART」を小惑星ディモルフォスに衝突させることには成功していました。今回は新たにNASAが「小惑星の軌道がどれだ . . . 本文を読む
下の写真は、本日(10月12日)の午後10時頃に福岡市城南区の南の空で撮影した、おそらくは木星です。上の図は国立天文台(注)が作成した今晩の福岡の星図です。木星は2.9等級で一際明るく輝いているので、間違いないと思うのですが、私のデジカメでは、木星の特徴の表面の縞模様は見えません。残念です。(注)国立天文台「今日のほしぞら」よりhttps://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/ . . . 本文を読む
TBSの報道によりますと、JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、2020年12月に地球に帰還した探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」から持ち帰った石の中から、なんと「液体の水」(上の写真の黒い穴に水滴が入っていたそうです)(注)を検出したと発表したそうです。JAXAと東北大などの「石の物質分析チーム」は、分析の結果、新たにリュウグウの石の中に封じ込められていた「液体の水」を検出したと発表、リ . . . 本文を読む
AFP・時事の報道によりますと、NASAは9月26日夜(日本時間27日朝)に無人探査機「DART」を小惑星「ディモルフォス」に体当たりさせて軌道を変える、世界初の「地球防衛」実験を実施し、予定通り衝突に成功したということです。上記の写真はDARTがディモルフォスに衝突する直前の映像です。下記のURLでDARTがディモルフォス表面に直撃し映像が途切れるまでの動画もご覧になれます。ディモルフォスは直 . . . 本文を読む