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博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

祝 銀河中心のブラックホールの撮影に成功!

2022年05月16日 | 宇宙開発・天文
  このたび地球が属している銀河系(天の川銀河)の中心にあるブラックホールの姿を初めて撮影した画像が発表されました(上の写真です 注1)。ブラックホールの映像としては、2019年に撮影に成功したM87銀河のブラックホールに続き2例目だそうです(注2)。 銀河系中心のブラックホールには「いて座A*(エー・スターと読まれています)」という名前が付けられていました。このブラックホールは太陽40 . . . 本文を読む

地球上の火星環境

2022年02月12日 | 宇宙開発・天文
 CNNの報道によりますと、中央アメリカのコスタリカ共和国にある火山ポアス山山頂の火山湖ラグナ・カリエンテという極めて酸性度の高い環境で生息する細菌が発見されたそうです。その酸性度は湖から発生した霧が目や肺に入ると炎症を起こすほどで、水温も時には90℃になるほど高温で地獄のような場所だそうです。この発見はコロラド大学ボルダー校の大学院生ジャスティン・ワン氏によるもので、この細菌は好酸性細菌のアシデ . . . 本文を読む

火星の地下に液体の水の湖が?

2022年02月08日 | 宇宙開発・天文
宇宙ニュースSoraeの報道(注1)によりますと、火星の南極域に広がる氷床の下、表面から深さ1.5km付近に氷底湖が存在するかもしれないという学説に関する最新の研究成果が発表されたそうです。氷底湖とは氷河の下にある液体の水の湖のことで、地球でも南極大陸に存在するボストーク湖が知られています。火星の氷底湖は、2018年に欧州宇宙機関(ESA)の火星周回探査機マーズエクスプレス(上の図です 注2)がレ . . . 本文を読む

火星表面の特殊な炭素

2022年02月02日 | 宇宙開発・天文
 2012年8月から十年にわたって火星表面で自走探査を行っているNASAのキュリオシティ(上の写真です ナショナルジオグラフィックニュースから引用させていただきました)が、たいへん興味深い発見を行ったとナショナルジオグラフィックニュースが報道しました(注)。 火星のゲール・クレーターで無人探査活動を行っているキュリオシティが、地球であれば生命の証拠とみなされる炭素を含む岩石を発見したそうです。同記 . . . 本文を読む

火星表面の紫色の染み

2022年01月20日 | 宇宙開発・天文
 現在火星表面で自走無人探査を行っているNASAの火星探査車「パーシビアランス」が興味深い発見をしたとNASAが発表し、その詳細がナショナルジオグラフィック・ニュースに紹介されています(注1)。パーシビアランスは、これまで探索したジェゼロ・クレーター内のほとんどすべての場所で、錆びた赤い色合いの中に、謎の紫色の物質(上の写真です 注1)を発見したのだそうです。同記事によりますと、紫色の物質は、岩石 . . . 本文を読む