わが日本国民の皆様が感じておられる外国人問題の中で、日本に招聘される外国人が「過度に優遇されている」のではないかという噂があります。この「過度に優遇されている」という状態が、どういう状態を指すのか、ブログ主にはいまいち良く分からないのですが、とりあえず返済不要の奨学金を公的資金から留学生に供与する「国費留学生」のことだと解釈しましょう。供与型奨学金は、民間財団や私立大学なども運営していますが、日 . . . 本文を読む
本ブログでは介護や建設などの、日本社会を維持していく上で不可欠の職種で、外国人材の受け入れが不可避であることを論じてきました。しかし近い将来に、そうした職種の外国人材の確保は困難になる可能性が高いです。その理由は日本に人材を供給してきた各国も、日本と同じように少子高齢化・人口減少に既に直面している、または直面しつつあるからです。 上の表をご参照ください。アジア各国合計特殊出生率のランキング形式の . . . 本文を読む
(昨日の続きです) 2025年現在の日本は、高度経済成長期に作られた道路、上下水道、トンネル、橋脚、ダム、鉄道、公共施設などの各種インフラが耐用年数の限界を迎えて急速に劣化しつつあることは周知のことと思います。今年1月28日に起きた埼玉県八潮市道路陥没事故の悲劇はその象徴です。こうしたインフラのリニューアルを進めるためには莫大な費用と多くの建設人材が不可欠ですが、建設業界は深刻な人手不足に直面して . . . 本文を読む
(昨日の続きです) 外国人労働者の問題を指摘する人々は、外国人労働者が日本人の賃金を引き下げ、その雇用を奪っていると言います。それは本当でしょうか? 2019年に策定・導入された特定技能制度では、15種類の特定技能が挙げられていますが、その筆頭に「介護」(注1)が挙げられています。超高齢化の進展により、わが国では介護人材の不足が深刻化しています。資料によりますと、次のように記されていま . . . 本文を読む
今回の参院選で目立ったことは「外国人問題」なるものがクローズアップされたことでした。まるで「外国人」が諸悪の根源で、あらゆる禍の根源であるかのように世論が流布されていたことにブログ主は困惑していました。まるで「外国人」が台風や地震のような天災のようでした。外国人問題が、そんなものであるはずはありません。大勢の外国人が来日しており、彼らが日本人の仕事を奪うとか、犯罪に手を染めているとかネガティブな . . . 本文を読む