子ども
公園などを散歩していると,親子連れをよく見かける。ヨチヨチ歩きの幼児の姿は何とも愛らしい。愛らしいと感じるのは,その体形からである。
ヒトの体の部分の成長の速さは,年齢とともに変わってくる。胎児のころから幼時にかけて,最も早く成長するのが頭部である。胴体も比較的早く成長する。手足はその後を追っかける。だから子供は頭でっかちで,寸胴で,手足が短く,ヨチヨチ歩きになる。顔の中では大脳と眼が早く成長するので,子供は額から上が相対的に大きく,眼の顔に占める割合も大きい。
こうした姿を,われわれは可愛いと感じる。では,なぜこうした姿が可愛いのか。
われわれ人類のDNAを未来につなげてくれる子供たちへの期待が,大切な可愛いものとなって投影されるのではないだろうか。これは,わたしのあまり根拠のない仮説である。
2002年3月アルゼンチンにて撮影
負け惜しみ?達観?
群馬県の山本知事は,ブランド総合研究所が発表した,都道府県魅力度ランキングで,群馬県が昨年の40位から44位に落ちたことに,憤懣やるかたない見解を表明し,法的措置を含めた措置の検討を始めたという。
一方,わが茨城県の大井川知事は,魅力度最下位について,公式にはこの結果を真摯に受け止めるということにするが,別に痛くもかゆくもない。県民の所得は全国6位,海浜公園には来訪者が押し掛け,県外からの転入者も多い,とゆとりである。
もっとも,一昨年,順位が最下位だったときは群馬県知事と同じ反応をしていたので,達観したのか,負け惜しみを言っているのか,真偽のほどは分からない。
どっちにせよ,どうでもいい話であるが。