羽花山人日記

徒然なるままに

歌詞

2021-10-03 16:38:55 | 日記

歌    詞

友人の一人が最近メールをくれた。彼は導眠剤及び認知症予防として,眠るときに胸の中で唱歌を歌っているという。「桜井の訣別」,「水師営の会見」,「戦友」等々。「戦友」は唱歌ではなくて,軍歌だと思うが,それはともかく,最近歌詞が出てこなくなったので認知症になったといっている。

だが,調べてみたら「桜井の訣別」は15番まであり,それを全部覚えていて,最近でも10番まで歌えるというのは驚きである。わたしは,この歌は3番まで,「水師営の会見」は1番と2番がごっちゃになる。「戦友」は2番辺りから怪しくなる。彼は絶対に認知症ではあり得ない。

詞というのはメロディーと一緒に口ずさんでいるせいか,わりに記憶の中に残っているような気がする。友人のメールを読んで,覚えている一番長い歌はと思い出してみた。6番までが最長で,郷里の県民歌「信濃の国」,高校以来の愛唱歌「琵琶湖周航の歌」の二つに思い当たった。この二つに共通するのは,大勢で一緒に歌うことが多かったということである。仲間意識も,歌を覚える要因の一つかもしれない。

この記事を読む人の中で,若い方々にはさぞチンプンカンプンだろう。化石人類の話としてお許し願いたい。

 

アンコールワットの夜明け

2007年撮影

 

コメント (3)
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