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2月17日「天使の囁きの日」 誕生花:ギンヨウアカシア

2015-02-17 00:32:53 | 雑記

 記念日・年中行事

○天使の囁きの日
 1978年2月17日、北海道幌加内町母子里では非公式ながら氷点下41.2度の国内最低気温を記録。この記録をもとに1987年に地元の有志で作る「天使の囁き実行委員会」が生まれ、寒さを通して人々の出会いの場をと同委員会が「天使のささやきを聴く集い」と名付けイベントを始めた。1994年に記念日を制定。「天使のささやき」とは氷点下20度以下になると空中にできる氷の結晶、ダイヤモンドダストのこと。

○千切り大根(切干大根)の日
広島県福山市に総本部を置き、2011年に創立40周年を迎える乾燥野菜食品メーカーの「こだま食品株式会社」が制定。同社は千切り大根の普及に努めており、日本の伝統食である千切り大根の良さを広く知ってもらうのが目的。日付は千切り大根の生産が2月に最盛期を迎えることと、「千」の字を「二」と「1」に見立て、「切」の字の「七」とを合わせて2月17日としたもの。 

○電子書籍の日
国内最大級の電子書籍蔵書数を誇り、さまざまな電子書籍事業を手掛けるトッパングループの株式会社BookLiveが制定。電子書籍の認知度向上や利用促進を図り、電子書籍市場の拡大と豊かな読書体験の提供が目的。日付は株式会社BookLiveが総合電子書籍ストア「BookLive!」の運営など、電子書籍サービスを開始した2011年2月17日から。 

○中部国際空港開港記念日
2005年のこの日、愛知県常滑市沖に中部国際空港(愛称 セントレア)が開港した。
愛称のセントレア (Centrair) は、英語で「中部地方」を意味する"central"と「空港」を意味する"airport"を組み合わせた造語で、一般公募の中から選ばれた。商標として登録されており(商標登録番号:第4566713号)、空港内の施設の名称や空港島の地名にもなっている。また、英語での正式名にも使用されている(日本初)ことから、航空交通管制における当空港の呼出名称にも使用されている。

※安吾忌
小説家・坂口安吾[さかぐちあんご]の1955(昭和30)年の忌日。
代表作:『桜の森の満開の下』『夜長姫と耳男』『堕落論』『白痴』『街はふるさと』

○アレルギー週間(2月17日〈火〉~23日〈月〉)
日本アレルギー協会(日ア協)が1955(平成7)年に制定。
「アレルギーの日」(2月20日〈金〉)の前後一週間。

○ 八戸えんぶり(青森県八戸市・中心街、2月17日〈火〉~20〈金〉※2月17日 7時~奉納摺り〈新羅神社〉、10時~えんぶり行列〈新羅神社~中心街〉、2月17日・18日 13時~15時30分公演〈八戸市公会堂〉、2月17日~20日 18時~21時〈市庁前広場〉、2月17日~20日 16時~21時お庭えんぶり〈更上閣〉、2月18日~19日 11:00~12:00 史跡根城えんぶり撮影会)
八戸地方を代表する民俗芸能「八戸えんぶり」。その年の豊作を祈願するお祭りで「青森冬の三大まつり」に数えられる。えんぶり組は太夫と呼ばれる舞手に、笛、太鼓、手平鉦、舞手の約30人で構成され、烏帽子を付けて舞う姿は神秘的で勇壮華麗。さらに子どもたちによる祝福舞は明るく楽しい様子で見物客を楽しませてくれる。 ※一部予約やチケットの必要なイベントあり。

○第33回新潟大学日本画家展(新潟県新潟市・知足美術館、2月17日〈火〉~3月6日〈金〉、10時~17時〈最終日は15時閉館〉、休館日:日曜・祝日)
新潟大学教育学部「日本画科」卒業制作展

○三重テラスU・Iターンセミナー
(東京都中央区・三重テラス)
関東地方在住の若者で、三重県で就職を考えている方を主な対象に、Uターン・Iターンセミナーを開催する。第1部16:00~17:00Uターン就職者と企業担当者との体験談。第2部17:00~18:00三重県内の自治体・企業の紹介。第3部18:00~19:00出席者全員によるフリートークの交流会。参加費無料、途中参加・途中退出OK、服装自由。お申込みは、JOB CAFEおしごと広場みえ 電話059-222-3300まで。 

○燃灯祭(京都市北区・上賀茂神社、2月の第二子[ね]の日の神事、14:00~)
 乙子(おとね)神事とも言われ、平安時代から伝えられている祭事は、昔、人々が春を待ちこがれて野原に出、若菜を摘み、春の到来を尊び宴遊した野辺遊びを神事化したものである。同行して見学することができる。

 ギンヨウアカシア(銀葉アカシア) cootamundra wattle 

【花言葉】「友情」「豊かな感受性」「プラトニックな愛」「秘密な恋」「神秘・堅実」「エレガンス」

【概要】
アカシアには房状に花を咲かせる「フサアカシア」、葉が銀色の「ギンヨウアカシア」、葉が三角形の「サンカクバアカシア」、「ソウジュ」、「ヤナギバアカシア」、「スギバアカシア」などがあります。日本でミモザアカシアとして呼ばれているものの多くは「ギンヨウアカシア」で、単にミモザと呼ばれていいる。 ギンヨウアカシア (銀葉アカシア、学名:Acacia baileyana) とはマメ科ネムノキ亜科の常緑小高木。別名ハナアカシア。ミノザと呼ばれることも多いが、Mimosaはオジギソウ属の学名である。オーストラリア南東部原産で、日本には明治時代の始めに渡来した。
属名アカキア(Acacia)」はギリシア語の「棘、尖らす」を意味する「Akazo」に由来する。種小名の baileyana は「園芸家L. H. ベイレーの」という意味である。英名は「Golden mimosa(ゴールデン ミモザ)」。 
原産地オーストラリアでは国花として登録され「wattle(ワトル)」と呼ばれ、花を観賞するだけでなく木材や蜜源の植物として利用している。フランスではミモザと呼び、最盛期にはミモザ祭りが催され、この時期が過ぎると香水の原料にする。また南アフリカでは樹の皮からタンニンとゴムを採取するために栽培されている。

【特徴】
樹高5~15m。葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、小枝に螺旋状に互い違いに生える(互生)。 小葉は20対くらいである。 葉の形は幅の広い線形で、白みを帯びた青緑色をしている。 
開花期は2~4月で、枝先に花径1cmに満たない球状の黄色い花を総状花序に房をなしてつける。 花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
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・葉
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・花
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・実
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【仲間・園芸品種】
ギンヨウアカシア‘プルプレア’ Acacia baileyana 'Purpurea'〕
ギンヨウアカシアの、新葉が紫色になる園芸品種。
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・葉
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フサアカシア Acacia dealbata
枝と葉が銀灰色で、美しい濃黄色の花を枝がしなるほど咲かせる。花には香りがあるため、切り花としても利用できる。耐寒性はギンヨウアカシアと同程度。 
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・葉
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・花
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【詳しい育て方】

■主な作業
苗木の樹形づくり
苗木から育てる場合は、まず枝数を増やして整った樹形を作ることが当面の目標となる。
1年目…幹から出ている枝を10~20cmの長さになるように先を切り落とす
2年目…昨年切った枝から新たな枝が何本も出ているはずであるので、その新しく伸びた枝を1年目同様に切る
3年目以降は長く伸びた枝や太い枝、混み合った部分の枝を切りつめていく。また、高さを抑えたい場合は希望の高さになった時点で幹の先端を切り詰める。強風による倒伏を防ぐためにも、長く伸びた枝を切り詰めるのは特に大切な作業である。
8月~9月に花芽が作られるので、剪定は花後~7月くらいまでには済ませてしまう。
強風対策
生長が早く、強い風が吹くとまだ幹の細い苗木や、長く伸びた枝が折れてしまうことがある。苗木は植え付けるときに必ず支柱を立てるようにし、長く伸びた枝は短く切り詰めて倒伏しないようにする。

■栽培環境
日当たり、水はけが良く強い風の当たらない場所が適している。やせ地でもよく育ち、あまり土質は選ばない。寒さにあまり強くないので寒風に当てないようにする。
北関東より西の地域、主に暖地では地植えで育てることができる。寒冷地での露地植えには不向きである。 

■水やり
地植えのものは一度根付いてしまうと、水やりを行う必要はない。鉢植えのものは土の表面が乾いたら水を与える。夏は非常に乾きやすいのでたっぷりと水を与える。

■肥料
年1回、4月~5月にゆっくりと効くタイプの化成肥料や油粕を株元に施す。生長に大切なチッソ分を自らの体内で作ることができるので、肥料はさほどたくさん必要としない。

■用土
水はけがよければ特に土質を選ばないので、市販の培養土が使える。また、赤玉土(中粒)2:完熟腐葉土1を混ぜたものなどでもよい。 

■植え付け・植え替え
植え付け適期は4月~9月。移植は難しいので、植え場所をよく考えて植え付ける。鉢植えは、根がいっぱいになったら、根鉢をくずさないように注意して植え替え、鉢のサイズを大きくする。生育が早く、幹や枝が柔らかいので、庭植え、鉢植えともに幹に添え木をし、庭植えではさらに支柱で支える。

■ふやし方
主にタネでふやす。秋にはサヤが熟すので、タネを取り出し、秋のうちにすぐまくか、乾燥しないようにビニール袋に入れて、冷蔵庫の野菜室(5℃程度)で保存して、3~4月にまく。赤玉土小粒やタネまき用土に1ポットにつき1粒ずつまき、1~2cm程度の厚みで覆土をする。
なお、採取したタネを80℃のお湯に入れ、そのまま冷えた水に12~48時間浸けてからまくと発芽がよくなる。種類にもよるが、20~25℃の気温だと1~3週間で発芽し始める。苗の大きさに応じて植え替えし、秋または春に目的の場所に植え付ける。

■病気と害虫
病虫害は少なく、強健で育てやすい花木である。テッポウムシ が幹に進入することがあるので、幹から木くずや虫糞が出ていたら、見つけしだい、穴に針金を差し込んで中の幼虫を退治する。
冬に枝葉に付く綿のような貝殻は、イセリアカイガラムシ。発生初期にブラシで削り取ったり、被害が大きい枝ごと切り取って除去する。また、茂りすぎた枝葉を適宜剪定し、風通しをよくして予防する。

■まとめ
苗木は倒伏しやすいので、生長させることよりもしっかりとした幹や枝を作っていくような管理、剪定の作業が大切である。 
https://www.youtube.com/watch?v=vbqlruMyaNs