すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

暑さを肌で受けとって育つ

2007年06月20日 | 教育ノート
 ここ数年、梅雨前の暑さが際立つような気がする。災害には結びつかないが、不順な天候の一つと言えるのかもしれない。しかし今のところ人間にはどうしようもないことだ。
 ただ、それに対応する人間側の意識も不順?になっている気もする。
 暑さを暑さとして受けとめる、淡々と受けとめる心が失われつつあるのかもしれない。これも便利さの追求の結果の一つか。せめて、子どもたちはもっと太陽の下で…とおもう。
 
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 梅雨入り前に暑い日が続いています。
 この字は「日」と「者」であり、単純に人が日に照らされてあついと予想しそうですが、実は違います。
 「者」はもともと「こんろでたき木をもやすようす」から出来たようです。そう言えば「煮」という漢字は「火力を強くして物をにる」ことです。とすれば「暑」は太陽の熱が集中していてあつい、という意味になるのが理解できます。

 夏の暑さによって稲もコスモスも育ちますし、確かに四季の感覚は目に映る植物などの変化が一番わかりやすいのですが、実は肌でうけとる暑さ寒さはそれよりほんのちょっと早く感じるのではないでしょうか。
 肌で感じることは大切にしたいものです。
 子供も暑さで育ちます。
(6/18)
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