オーロラとは極域近辺に見られる大気の発光現象である。南半球では普通南極大陸または近辺でしか見ることができず、春から夏まで白夜の時期は当然見れない。
観測したいのであれば普通北半球の北極圏に行くことになる。しかし北極点近くではあまり発生せず、緯度が大体65度から80度の、地球の磁極を取り巻くドーナツ状の領域に高頻度で発生する。この領域は「オーロラベルト」と呼ばれている。 人工衛星から写された写真を見ると、オーロラがオーロラベルト上に、光の環になって写っている(これを「オーロラ・オーバル」という)。
人工衛星から見ると、365日中オーロラが薄くなって確認しづらくなる時期が10日ほどしかないらしく、つまりほぼ一年中どこかでオーロラは見えるはずである。しかし活動が小さくなるとオーロラオーバルの半径も小さくなり、低緯度のところでは見えない。反対にオーロラが非常に活発になるとオーロラオーバルの半径も大きくなり、普段オーロラが見えないところでも見えたりする。北海道でも10年に2、3度ぐらい見える可能性があるといわれている。
オーロラの基本的な形はカーテン状で東西の長さは数千KMだが厚さは500Mほどである。下端の高さは100KM、上端は300~500KM。つまり雲や飛行機が飛ぶ高さよりはるか上の現象なので北極圏を飛ぶ飛行機からはよく観測できる。
オーロラカーテンは観測者の位置、時刻によって見え方が異なり、低緯度で見ると北の方角に東西に帯状に見えるが、より高緯度に近づくとカーテンの下端を見上げるような感じになり、渦巻いて見えたりする。
非常に激しい「オーロラの嵐」と呼ばれるものになると、カーテンの上端が1000KMにも達し、全天を覆うようにオーロラが見える。このときの壮麗さは言葉では表現不可能だ。
オーロラの色は大体緑、緑白色か白で、カーテンの最下端がピンク色に見える事が多い。
見える時期は基本的に晴れていて周りが真暗であれば可能性があるのだが、真冬の太陽が昇らない時期の昼は見えることは少ないらしい。また冬至の頃、つまりクリスマス、年末年始の頃も一番真暗な時期なのだが見える確率は少ないといわれている。秋分、春分の日を挟んで2~3ヶ月ぐらいが見えやすいと経験的に言われているがよくわかっていない。
時刻で言うと午後9時ぐらいに北の方角に見えだし、徐々に真上の方に移っていき午前0時ぐらいに真上近くまで来てそれからまた北の方へ戻っていくというパターンだ。しかしこれも観察者の場所やオーロラの大きさや活動の仕方によっても違ってくる。
太陽黒点は約11年周期で増減する。2001年がそのピークの年だった。オーロラの活動はそれより数年ずれるので(コロナホールがそのときピークを迎える)2003~2006年がオーロラが激しく活動した時期ということになる。
それから太陽の自転の関係で27日周期で1度ないし2度オーロラは活発になる。一度活発になればそれは9、10日続く。
あとオーロラの出現には地球の磁場の方向が影響していて、太陽風の運んでくる太陽の磁場と地球の磁場の方向の関係でオーロラの活動のレベルが決まる。実際、太陽の活動よりその地球の磁場の方向の影響の方がオーロラの出現と関係が深いらしく、太陽の活動が活発でなくともそう残念がることはない。
というわけで、オーロラを絶対見たい!!というのであれば
①4月下旬~8月終わり以外の時期。特に春分、秋分前後がいい。
②晴天率の高い場所
③満月の頃は避ける(満月でも見えなくはない)
④なるべく田舎、人口の明かりのないところ
⑤太陽の活動をこまめにチェック
ということになる。
しかし①~④までは前もって調べて準備もできるが、⑤に関してはオーロラが活発になりそうだといって、急に休みとって北欧に行く、というのは現実として難しいとは思うが。。
観測したいのであれば普通北半球の北極圏に行くことになる。しかし北極点近くではあまり発生せず、緯度が大体65度から80度の、地球の磁極を取り巻くドーナツ状の領域に高頻度で発生する。この領域は「オーロラベルト」と呼ばれている。 人工衛星から写された写真を見ると、オーロラがオーロラベルト上に、光の環になって写っている(これを「オーロラ・オーバル」という)。
人工衛星から見ると、365日中オーロラが薄くなって確認しづらくなる時期が10日ほどしかないらしく、つまりほぼ一年中どこかでオーロラは見えるはずである。しかし活動が小さくなるとオーロラオーバルの半径も小さくなり、低緯度のところでは見えない。反対にオーロラが非常に活発になるとオーロラオーバルの半径も大きくなり、普段オーロラが見えないところでも見えたりする。北海道でも10年に2、3度ぐらい見える可能性があるといわれている。
オーロラの基本的な形はカーテン状で東西の長さは数千KMだが厚さは500Mほどである。下端の高さは100KM、上端は300~500KM。つまり雲や飛行機が飛ぶ高さよりはるか上の現象なので北極圏を飛ぶ飛行機からはよく観測できる。
オーロラカーテンは観測者の位置、時刻によって見え方が異なり、低緯度で見ると北の方角に東西に帯状に見えるが、より高緯度に近づくとカーテンの下端を見上げるような感じになり、渦巻いて見えたりする。
非常に激しい「オーロラの嵐」と呼ばれるものになると、カーテンの上端が1000KMにも達し、全天を覆うようにオーロラが見える。このときの壮麗さは言葉では表現不可能だ。
オーロラの色は大体緑、緑白色か白で、カーテンの最下端がピンク色に見える事が多い。
見える時期は基本的に晴れていて周りが真暗であれば可能性があるのだが、真冬の太陽が昇らない時期の昼は見えることは少ないらしい。また冬至の頃、つまりクリスマス、年末年始の頃も一番真暗な時期なのだが見える確率は少ないといわれている。秋分、春分の日を挟んで2~3ヶ月ぐらいが見えやすいと経験的に言われているがよくわかっていない。
時刻で言うと午後9時ぐらいに北の方角に見えだし、徐々に真上の方に移っていき午前0時ぐらいに真上近くまで来てそれからまた北の方へ戻っていくというパターンだ。しかしこれも観察者の場所やオーロラの大きさや活動の仕方によっても違ってくる。
太陽黒点は約11年周期で増減する。2001年がそのピークの年だった。オーロラの活動はそれより数年ずれるので(コロナホールがそのときピークを迎える)2003~2006年がオーロラが激しく活動した時期ということになる。
それから太陽の自転の関係で27日周期で1度ないし2度オーロラは活発になる。一度活発になればそれは9、10日続く。
あとオーロラの出現には地球の磁場の方向が影響していて、太陽風の運んでくる太陽の磁場と地球の磁場の方向の関係でオーロラの活動のレベルが決まる。実際、太陽の活動よりその地球の磁場の方向の影響の方がオーロラの出現と関係が深いらしく、太陽の活動が活発でなくともそう残念がることはない。
というわけで、オーロラを絶対見たい!!というのであれば
①4月下旬~8月終わり以外の時期。特に春分、秋分前後がいい。
②晴天率の高い場所
③満月の頃は避ける(満月でも見えなくはない)
④なるべく田舎、人口の明かりのないところ
⑤太陽の活動をこまめにチェック
ということになる。
しかし①~④までは前もって調べて準備もできるが、⑤に関してはオーロラが活発になりそうだといって、急に休みとって北欧に行く、というのは現実として難しいとは思うが。。
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