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夜行列車

2015-09-24 | 北極圏旅行2015秋
9月24日

朝から雨が降っている。
予報も午前は雨。午後も天気は悪そうだ。天気がよければアパティティでタクシー捕まえて、コラ原子力発電所を見に行こうと思ったが‥‥
13時前のサンクトペテルブルク行きの夜行列車に乗ることにする。
サンクトペテルブルクには、予定より1日長く滞在することになる。
11時のアパティティの鉄道駅行き131番のバスに乗る。
着く頃には、雨が止んでいた。



KACCAでチケットを買う。どの寝台がいいか選べたので通路側の上の寝台を選んだ。
列車が着く頃には、また雨が降り出した。





列車に乗り込むときチケットを乗務員に渡し、寝台を探す。
発車して、しばらくしたら、乗務員がチケットを返してくれた。
車窓からは、ずっと単調な森の景色。だが、たまに集落があったりする。
こんなところでなにを生業としているのか?畑のようなものもあるが、野菜など栽培可能なのか?
商業ベースでは難しいだろう。
それともこれはダーチャ?
湖が広がった。向こうに煙突が2本見える。あれがコラ原子力発電所か?
原発城下町のポリャルヌィゾリに到着。
もう雨は降ってない。
停車時間が短いので降りれない。車窓からこの町を観察することにする。ロシアにありがちな、団地が並ぶなんの変哲もない、地方の町。
しばらくして発車。
次にカランダクシャに到着。ここはしばらく停車するので降りてみた。





なかなかオシャレな駅舎だ。確か人口3万程の町だったろうか。
いよいよここより南は北極圏外になる。結構な時間停車した後、発車。左手に海が見える。
たまに見知らぬ小さな駅に停車する。すると、少なくない人数の乗客がタバコを吸いに外へ出る。私も混じって外に出ることにする。
ベリーをバケツ一杯にして売りに来ている人々、熱いピロシキあるよ~と歩いて回るおばちゃん。しかし結構売れ行き良さそうだ…
西ヨーロッパでは見かけないだろうアジアっぽい光景だ。
晩は食堂車にチャレンジすることにする。乗務員に場所を聞くと、一番後ろにあるとのこと。私の車両は3番なので、随分車両をまたいで行かねばならない。
食堂車は空いていた。結構メニューは豊富で、ワインなんかも随分種類が載っている。
英語表記もあるので助かる。
メニューを見て迷っていると、ウェイトレスのおばさんが、ボルシチどう?と言う。それとキュウリのピクルスとパン、ビールを注文。



ビールはあまり冷えてなく、ボルシチも味が薄かったが、とりあえず夕食にありつけたので良しとする。お会計は530ルーブル、1000円ぐらいか‥‥
そんなもんかという気もするが、ルーブル安なのでこのクオリティだとかなり割高だ。
寝台に戻り、ベッドメイクをし、おとなしく寝るか‥‥

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