アイスランドの首都で人口は17万。首都としては世界最北の北緯64度8分に位置する。レイキャヴィークの最低気温は一年で最も寒い日でも-10度ぐらいにしかならず、緯度のわりに非常に温暖な場所だといえる。しかし風が強く、天気がころころ変わる。晴れ間は少ない。
郊外までマンションがたくさん並んでいて北極地方の都市の中ではかなり大きな都市だ。緑がなく割と密集しているせいか、少し殺風景にも下手すれば見えなくもないが、北欧の町らしく清潔感があり整然としている。
ワタシはアイスランドの水道水は水道水としては世界で一番うまいと思う。まったく塩素臭くないし、日本で売ってるミネラルウォーターよりよほどうまい。しかしアイスランドではお湯の方の蛇口をひねると硫黄臭い温泉のお湯が出て来るので飲料には適さない。うっかり料理なんかに使うと温泉臭い料理になってしまう。
余談だがアイスランドのビールもうまい水を使うせいか非常にうまい。値段は高いが。。
2006年4月に来たときはアイスランドの物価は恐ろしく高かったと感じた。日本の1.5~2倍ぐらいだったような気がする。所得が高く、なにもかも輸入で、人口も少ないのでしょうがない気もするが、とりたてて裕福な国という感じもしなかった。走ってる車は日本車が多い。しかもかなりの年代ものも見かけた。北欧の人たちは余計な出費はしないし環境に対する意識も高いので物を大切にするのだろう。だから古い車が走ってたり、何十年前だろうと思える洗濯機がまだ現役だったりする。
最近ニュースでアイスランドの経済が破綻した、などと話題になっている。為替をチェックしてみると、なるほど2006年春当時より半分ぐらいまでクローナの価値が下がっている。アイスランドの人々には申し訳ないが我々には少し旅し易くなったかもしれない。
街中の図書館ではインターネットができるが、アイスランドでは図書館のインターネット利用は有料だ。
宿
◇Travel Inn and Guesthouse Pavi
www.activehotels.comで予約した。バスターミナルのすぐそば。国内線空港にも歩いていける距離。ハトルグリムス教会にもすぐ。家庭的な宿だ。朝食付で物価の高いレイキャビクではかなり安い方だと思う。
ハトルグリムス教会
◇Laugardalur HI Hostel
街の中心から歩いて30分ぐらいでちょっと遠いが北欧のユースホステルらしく綺麗でおしゃれで心地よい。キャンプもできる。インターネットも有料で可。
オーロラ観測には街の中心よりましだろうが周りは夜でも真暗にはならないので特に向いている場所とは言い難い。しかしワタシは2006年4月ここで天から降りそそぐ強烈なオーロラ、いわゆる「ブレイクアップ」現象をはっきり見た。それがあまりに凄かったため、今こういうブログを書いている遠因にもなっている。
アイスランドのユースホステル http://hostel.is/
アイスランドのユースホステルは安くて綺麗で居心地がいい。なによりキッチンがあって自炊できるのがいい。キッチンの設備も立派だ。シーツは別料金なので安くあげるなら持っていた方がよい。レンタカーとホステル代のパックなどもある。
周辺
◇BLÁFJÖLL スキーエリア
レイキャヴィクから国道1号線を東に行くと標識が見えてくるので右折する。レイキャヴィクからスキーバスもある。
◇Blue Lagoon http://www.bluelagoon.com/
超有名な巨大露天風呂。Keflavik国際空港から近い。宿も併設している。ここはオーロラ鑑賞にもいい場所だ。
近くにある地熱発電所も見学できる。
レイキャヴィクからバスで45分。ここに来てから空港へ行くツアーもある。
ブルーラグーン
空
日本からだとSASでコペンハーゲン経由&オスロ経由で来るのが一番便利かもしれないが同日着はできない。英国航空は昔飛んでいたと思うんだが今はないようだ。
Iceland Express で格安でロンドン、コペンハーゲンなどから来ることも可能。
Keflavik国際空港からレイキャビク市内まで45分。空港バスはユースホステルまで連れてってくれた。空港ではアイスランド入国後免税店でショッピングを楽しめる。夜遅くの便で来たのだがちゃんと開いてて賑わっていた。アルコール買うならここがいい。
グリーンランド行きの便は市内の国内線の空港から出発。グリーンランドはデンマーク領なんで空港の免税店で酒類など免税で買える。
各地へのバス、ツアーなど
http://www.bsi.is/
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