昨日、強豪・由利工業との初戦に勝利した秋田南高校サッカー部。
他高校はすでに1回戦、2回戦と戦い勝ち上がってきている中、シード校として3回戦が初戦となりました。
初戦の緊張感はやはりあったはずです。しかも難敵との対戦。
試合前のN岡は”接戦”を予想していました。
秋田南‐由利工業のキックオフ時間は13時00分。
昨日のN岡は、
TDK‐ASC2面グランドで11時00分キックオフ、秋田西‐大曲工業 のレフリー(主審)が割り当てられておりました。
3回戦のカードの中では、屈指の好カード。担当レフリーとしても緊張感が高まります。
予想どうり、試合は一進一退の白熱した好勝負でした。
大曲工業が後半に先制するも、秋田西が追いつき1-1に。
勝負はPK戦により大曲工業が勝利し準々決勝に駒を進めました。
試合が前後半70分間で決着がつかず、PK合戦になったが為に……
N岡は、西目カントリーパークでの「秋田南‐由利工業」のキックオフには間に合いませんでした……。涙。。。
70分間で試合が決まっていれば………。
西目カントリーパークサッカー場に到着した時ですでに、前半10分ほどが経過していました……。
会場に到着して数分が経過した頃でした。願ってもない速い時間帯でした。
待望の先制ゴールを秋田南が挙げます!
秋田南の右サイドから中央にクロスが入り、いったんは相手DFにボールを奪われます。
そのボールの処理をお互いのDFで見合っている瞬間に、
秋田南18番君が”スルスルと”背後からかっさらい、相手ゴール左隅にシュートし得点。
前半の立ち上がりから主導権を取り、ゲームを組み立てていた秋田南にとっては良い時間帯での先制ゴールでした。
先制ゴール後も秋田南が由利工業ゴールを脅かしていきます。
31分には秋田南の右サイドMF10番君からのクロスを、FW9番君がヘディングで合わせるもボールはゴール上に。
33分、秋田南11番君のシュート、続けざまに6番君もシュートするも相手GKが正面でキャッチ。
前半35分が経過し、前半終了を告げるホイッスルが鳴ります。
前半戦に関しては、ボール支配率はおよそ7対3の割合で秋田南でした。
ゴール前での(相手DFを崩す)工夫、シュートの精度が今一つであったため、得点は1点のみ。
ただし相手に脅かされる失点の危機はほとんどなく、秋田南が優位に試合を進めることができた前半戦でした。
秋田南の攻撃の起点になるのが、ボランチ(中央MF)の左利き6番君、そして右サイドMFの10番君です。それから秋田南の攻撃陣の中心、FWの9番君です。
まずは攻撃の起点となる6番君。
右サイドを崩して中央にクロスを供給する10番君。
中央で豊富な運動量で上下動し、かつゴールを貪欲に狙っている9番君。
6番君は味方敵双方が密集した中央でもボールコントロールをミス無くでき、そして正確な精度の左足のキックを蹴ることができます。
10番君はそのスピード、フィジカルをいかんなく発揮してゴール前まで突破しチャンスを創出できる選手。ゴールも奪える選手。
そして9番君は万能型タイプのFWと言えましょう。中盤の位置まで下りてきてMFの組み立てに加わることもできるし、また密集した中央からでも貪欲に突破を図ることもでき、そしてゴール前ではストライカーとしてフィニッシュにからむことのできる選手。
9番君はボールコントロール、トップスピードで突破できるドリブル、そしてシュートの精度。バスの選択の判断とその精度。ほとんどのプレーを平均点以上にできる選手です。
みなさんは、土曜日深夜に開催されたUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦をごらんなりましたでしょうか?
あの試合で活躍した(PK失敗してしまいましたが)、アトレティコFW、7番のグリーズマン(フランス代表)に似たタイプのように感じました。
彼ら3人のその役割は明確、かつシンプルですが、
彼ら無くして秋田南の攻撃は成立しない、と言って良いほど攻撃の中心選手として頑張ってくれています。
もちろん!この3人以外の選手たち…7番君、11番君、13番君、18番君たちは、
それぞれの個性、強みを生かしたプレーを存分に見せてくれていました!!
特にFW18番君は、ここ最近の公式戦でコンスタントにゴールを決めていて”好調さ”がすぐに感じ取ることができます。
そして後半戦。
後半開始からも秋田南が由利工業ゴールに迫ります。
後半3分、秋田南FW18番君シュートも枠外へ。同5分、9番君シュートも相手GKがキャッチ。
その後は一進一退の時間帯が続き…
そして判定に対して、両チーム選手、両チームベンチ双方が熱くなる場面、負傷者が出る場面が増えてきます。
後半10分から15分頃にかけては由利工業も秋田南ゴールに迫れるようになってきます。
シンプルに手数をかけずに縦パスをFWに入れたり、秋田南DFラインの裏を取る縦パス、斜めのパスから好機を伺ったりしていきます。
そんな失点になりそうな決定機は、秋田南キャプテンのGK1番君です!
冷静な判断(秋田南DFラインの裏への縦パスへの反応)とボールへの対応が素晴らしく、
かつ、味方選手を落ち着かせるボール処理、そしてコーチング。
キャプテン1番君は、本当に素晴らしいゴールキーパーだと思います。
その後も1番君とDF陣は相手にゴールを許すことなくシャットアウトできました。
試合経過は、後半18分に秋田南4番君がアウトオブプレーでの遅延行為でイエローカードを貰います。
直後の由利工業の直接FKはクロスバーの上へ外れます。
後半23分には秋田南6番君が得意の左足でペナルティーエリア外からシュートしますが、同じくクロスバーの上へ。
同25分、秋田南の左CKは決め切れず。
同35分、秋田南9番君が左サイドをドリブルで突破するも角度の無いところからのパスはつながらず。
直後、秋田南6番君の左足シュートは相手GKがキャッチ。
アディショナルタイム突入した2分頃(35+2分頃)でした。
秋田南味方選手のシュートが一度は相手DFにはじかれるも、中央に転がってきたボールをペナルティーエリアのはるか後方から走ってきたボランチ7番君がダイレクトで右足シュート。グランダーのボールは相手GKが触るもそのままゴールに。
2点目が加わり、直後に試合終了のホイッスルが。
秋田南が2-0で勝利し、準々決勝に進出することができました!
※ ※ 第62回秋田県高等学校総合体育大会 サッカー競技 3回戦 ※ ※
平成28年5月29日(日曜)13:00キックオフ
会場/西目カントリーパークサッカー場(住所:由利本荘市西目町出戸字浜山6-1)
秋田南 2-0 由利工業 (前半1-0)(後半1-0)
得点者:前半13分 秋田南18番君
後半35+2分 秋田南 7番君
以上、5月29日の3回戦「秋田南‐由利工業」の試合経過報告でしたが…
N岡はカメラを構えたり、あちこち歩き回ったり、メモを取ったりしていたので重要なシーンの記述が抜けているかもしれません。
なにとぞ、ご容赦くださいませ。。。
さて、今週中にお送りする次回の「事務局ブログ」は…
6月4日(土)の準々決勝のプレビュー特集をお送りします!
どうぞ次回の「事務局ブログ」をお楽しみにーーー!(^_^)
………。(@_@;)
どうも、買ったばかりのカメラの使い方が分からんなぁ~~~。難しいなぁ~~~。
悪戦苦闘中のNEWカメラで撮り収めた「秋田南‐由利工業」のマッチフォトをお送りして本日はおしまいです!