令和6年度高体連中央支部新人大会サッカー競技 準決勝 秋田南1-3秋田商業

準決勝秋田商業戦は残念ながら敗戦。この後の3位決定戦(13時キックオフ)に臨みます!

フットサルトレーニングマッチ! 「秋田FCカンビアーレ VS ber gioco (ベルジョーコ)」

2015年01月25日 22時54分01秒 | ber gioco

 みなさま、こんばんは。ご無沙汰をしておりました…。

 朝晩、そして日中と真冬ならではの凍えるような寒さが続いておりますが…
 最近は積雪もほとんどなく、そして日中のわずかな”暖かさ”が積もっていた雪を溶かし始め…、
 車道、歩道、あらゆる場所に雪跡のない風景になってきました。

 積雪が無いと商売、生活のできない方々もおられるでしょうが、大半の一般の秋田人には、この上なく”ありがたいこと”ですね。

 いずれ近いうちに再び積雪が始まるでしょうが、雪の無い、過ごし易い日常がもう少し続いて欲しいと願う、N岡でございます。

 さて本日1月25日(日曜)は、太陽が覗き気温も高く推移する1月にしては珍しい暖かな1日でした。
 その本日の夕方からは、秋田市雄和にある体育館で ber gioco(ベルジョーコ)の強化試合(テストマッチ)を実施いたしました。


 お招きしたのは「秋田FCカンビアーレ」さん。
 秋田でサッカーに携わる方なら知らない方はいらっしゃらないでしょう。
 東北社会人サッカーリーグ1部で戦い続ける、秋田屈指の強豪サッカークラブですね。

 年数回はフットサルの練習試合でお相手頂いております。
 昨年の今頃(2014年1月下旬)にも実施。当「事務局ブログ」でもご紹介してましたね ☆
 http://blog.goo.ne.jp/spirit_of_nanko/e/38cf5a8d528b93f45f6c0bb0629951e8

 そして昨年、その練習試合の1週間後には「秋田県フットサル選手権大会」準決勝で再び激突。
 http://blog.goo.ne.jp/spirit_of_nanko/e/7496935a8b043374b87736755fccdcf9
 2-3で敗退しましたが、『ber gioco 史上ベストバウト』に相応しい素晴らしい試合を披露することができました。
 http://blog.goo.ne.jp/spirit_of_nanko/e/1ce94e951aa205e03b873a4597b83712

 月日が経つのは本当に早いものです。。。もう”あの試合”から1年が経つのですね。
 
 ※※ 強化試合 ※※  
 2015年01月25日(日曜) 18時~21時  
 会場:秋田市立雄和体育館

 ber gioco(ベルジョーコ) - 秋田FCカンビアーレ



 カンビアーレの選手の方に聞くところによると…
 今日(1月25日)のフットサル練習が2015年初練習であるとのこと。
 この日の練習から、週3回のペースでトレーニングを重ねて、春からの公式戦に臨むと、お話し下さいました。

 しばらくのオフ期間であったであろうカンビアーレの選手の方々ですが、
 やはりこの期間中もしっかりサッカー、フットサルのトレーニングはなさっていたのでしょう。
 全くもって、ブランク・体力不足・実戦感覚不足はみじんも感じられませんでした。

 では、本日の強化試合「ber gioco(ベルジョーコ) - 秋田FCカンビアーレ」のマッチフォトを一気にご紹介いたしましょう~。
























 「フィジカル」「スピード」「ボールテクニック」「状況判断」。
 全てがトップレベル。

 間違いなく、今までにber gioco が対峙した(対戦した)全てのチームの中で、
 抜きんでた存在であり、実力はナンバー1であったと思います。

 何度も突破を許し、ゴールを陥し入れられ、守勢に回り耐える時間帯が続きました。
 ですが、我がチームよりも優れたチームとトレーニングすることで、チームの成長につながるはず。

 これからも、我々よりもハイレベルのチームとの対峙(対戦)を図り、チームの成長促進につなげていきたいと思います。


 最後に”残念なお知らせ”がございます…。
 1月31日(土)2月1日(日)の両日に開催される
 『第41回秋田県フットサル選手権大会』にエントリーしていた ber gioco Futsal Club でしたが、
 出場しうる人数に達しなかった為、大会を間近に控えていながら『棄権(不出場)』することを決定いたしました。

 この上記大会に向けて、できうる準備を進めていただけに、悔やんでも悔やみきれない気持ちでいっぱいです。
 ですが、社会人で構成する我がチームゆえ、こういう事態は想定しうるもの。止むをえません。

 本当に”悔しい“心境でいっぱいではありますが、気持ちをリセットして、
 『次のステップ』に向けて歩みを再び始めたいと思います。

 2015年の ber gioco は『大会棄権』という想定外のスタートとなりましたが、
 今後、我がチームに立ちはだかるであろう『幾多の困難』に直面しようとも、決して目をそむけず、逃げず、真っ向対峙し、そして克服していきたいと思います!!

 

フットサルトレーニングマッチ! 「猿田興業サッカー部 VS ber gioco (ベルジョーコ)」

2015年01月12日 22時07分47秒 | ber gioco

 みなさまーーー。こんばんは~。
 倉田君、お疲れ様です。

 2015年最初の3連休は今日(1月12日)が最終日。
 高校選手権決勝戦(前橋育英VS星稜)とアジアカップ予選リーグ(日本VSパレスチナ)の両試合が午後に立て続けに放送されてましたね。ご覧なられましたか~??

 高校選手権は今日の決勝戦で幕を閉じました。
 一方、南高サッカー部は「高校新人戦東北大会」に出場いたします。
 さきほど、対戦相手も決まりましたね。
 昨日の「事務局ブログ」でも既報したとおり、2月8日に「盛岡商業」と初戦を戦います。
 http://blog.goo.ne.jp/spirit_of_nanko/e/4a497e3a27237a131b3268c8fb28afe8

 さてさて…
 3連休最終日も間もなく終えようとしておりますが…(涙)
 昨日の1月11日(日曜)に、
 我がフットサルチーム ber gioco Futsal Club(ベルジョーコ)は、2015年最初の”強化試合”をおこなってまいりました。

 ※※ 強化試合 ※※  
 2015年01月11日(日曜) 18時~20時  
 会場:秋田市立河辺体育館

 ber gioco(ベルジョーコ) -猿田興業サッカー部



 少しばかり直近を振り返ってみますと…
 最後に試合(公式戦)をしたのが11月30日。1カ月強、経っています。
 その後、通常練習は今まで続けてきましたが、”強化試合”として”チーム全体練習”は一度も行っておりませんでした。
 
 すなわち、チームが揃ってフットサルをするのが11月30日以来ということ。
 11月30日以来の全体練習となりました。

 そして、1月下旬から2月上旬にかけて、年度内最後の公式戦が2つ控えております。
 ○ 第42回秋田県フットサル選手権大会 (1月31日・2月1日開催 会場:秋田市立体育館)
 ○ 東北フットサルリーグ2部入替戦    (2月8日開催 会場:岩手県 花巻市民体育館)

 また、bergioco での出場ではありませんが、
 N岡は「秋田市フットサル選手権(1月21日~30日)」への出場も控えております。

 年末から年始までのあいだ、フットサルとは疎遠になりトレーニング不足ありありのコンディションを、急ピッチで仕上げていかなくてはなりません。
 その”手始め”と言いますか、”第1歩”としてのスタートが、この日の猿田興業さんとの強化試合でありました。

 「猿田興業」さんをご紹介いたしますと…
 昨年度(H25年度)に秋田県サッカーリーグ1部で優勝。
 そして今年度(H26年度)から『東北サッカーリーグ2部北』に参戦しています。
 東北リーグ参戦初年度にして、なんと”準優勝”(全10チーム中)の偉業を成し遂げられました。

 なお秋田県のサッカーチームで東北リーグに参戦しているのは、たった4チーム。(1部1チーム+2部3チーム)
 わたくしN岡が説明するまでもなく、秋田県を代表する強豪チームであります。

 また、サッカーチームでありながら、1年前の「第41回秋田県フットサル選手権大会」ではベスト4に進出されています。

 猿田興業さん所属の選手と知り合いであることもあり、
 3年ほど前からは、この冬季間のみながら体育館でのフットサル試合を重ね、互いに切磋琢磨する間柄(あいだがら)であり、チーム間提携しております。

 
 やはり猿田興業さんは強いし、ホント上手い!!
 『さすが!』と言わしめるプレーの数々、ゴールシーンの数々でしたね。

 ではここからは…
 「ber gioco(ベルジョーコ) -猿田興業サッカー部」の強化試合のフォトをご紹介いたしましょう。














 20分ゲームを(休憩3分を挟みつつ)繰り返し繰り返し行いました。

 ゲーム開始最初、1本目のゲームはと言いますと…
 ber gioco の”ちぐはぐ感”と”バラバラ感”と”ミスのオンパレード”…。笑


 それはそれは…ひどい内容でした。(@_@;)
 それはそれは…課題や修正点がたくさん散見される、プレーの数々でした。。。((+_+))

 1月31日に開幕する「第42回秋田県フットサル選手権大会」まで、残り3週間ほど。
 2月8日の「東北フットサルリーグ2部入替戦」までは、あと1カ月。

 この3週間のあいだに残す練習回数は、あと6回ほど。

 たった6回の練習で、
 昨年の”良い状態””良いコンディション”に戻すのは、正直、難しいかも分かりません…。

 まずは残された練習の機会を大事にして、その練習に集中して取り組み、
 そして、課題・修正点を少しでも改善して、少しでも良い状態に仕上げられるようにしたいと思っています。


 1月31日・2月1日「第42回秋田県フットサル選手権大会」。
 2月8日「東北フットサルリーグ2部入替戦」。

 平成26年度最後の公式戦の開催日まで残りわずか…。

 ber gioco 各選手がそれぞれに急ピッチでコンディションを仕上げ、そしてチーム力も上向くことを期待し、
 かつ、残りの猶予期間と真剣に向き合いながら日々を過ごしていき、そして本番の日を迎えたいと思います。

 この両公式戦 「第42回秋田県フットサル選手権大会」「東北フットサルリーグ2部入替戦」についての
 直前情報、結果報告&フォト特集 はしっかりバッチリ「事務局ブログ」でお伝えいたします! 

 どうぞお楽しみにお待ちくださいませ。倉田くーん。練習に来てね~。


南高の対戦校決定しました!「第14回東北高等学校新人サッカー選手権大会」

2015年01月11日 09時29分37秒 | 高校サッカー

 みなさま、ご無沙汰してます。
 寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

 さてさて、さっそく本題に入りましょう。

 雪に閉ざされた現在の秋田県。そして東北。
 なかなか屋外でサッカーを出来る環境にない地域もある今でありますが、
 来月の2月7日より標記大会「第14回東北高等学校新人サッカー選手権大会」が開催されます。

 昨年11月に開催された秋田県大会で準優勝を果たした秋田南。
 http://blog.goo.ne.jp/spirit_of_nanko/d/20141103
 1・2回戦、準決勝を勝ち進み、決勝戦では秋田商業に惜敗しました。
 ですが「秋田県第2代表」としてこの『至高の舞台』に挑みます!

 各県大会優勝チーム6校、そして宮城・秋田の第2代表2校を加えた8校で、東北の新人チームNO.1が決まります。
 そこで、さっそく決定しました組み合わせおよび大会日程をご紹介いたしましょう!!
 では、どうぞーーー。

  ※※ 第14回東北高等学校新人サッカー選手権大会 ※※

 2015年02月07日(土曜)会場:MFA松島フットボールセンター(Pitch1 / Pitch2)
 【1回戦】
 ① 11時00分~ Pitch 1 秋田商業 - 日大山形
 ② 11時00分~ Pitch 2 青森山田 - 仙台育英学園
 ③ 13時00分~ Pitch 1 学法石川 - 東北学院
 ④ 13時00分~ Pitch 2 秋田南  - 盛岡商業

 2015年02月08日(日曜)会場:MFA松島フットボールセンター(Pitch1 / Pitch2)
 【準決勝】
 ⑤ 11時00分~ Pitch 1 ①勝者 - ②勝者
 ⑥ 11時00分~ Pitch 2 ③勝者 - ④勝者

 2015年02月09日(月曜)会場:MFA松島フットボールセンター(Pitch1 / Pitch2)
 【3位決定戦】
 ⑦ 11時00分~ Pitch 2 ⑤敗者 - ⑥敗者
 【決勝戦】
 ⑧ 11時00分~ Pitch 1 ⑤勝者 - ⑥勝者

 南高サッカー部、初戦の対戦相手は岩手県代表・盛岡商業。
 サッカーに携わる方なら知らない訳がない東北屈指の強豪校ですね。これ以上の対戦相手は望めません。

 このオフ期間、なかなか屋外はもとより、ボールを使ったトレーニングの頻度が減っていることでしょう。
 実戦はもとより、サッカーの練習が出来ていないかもしれません。

 苦戦はするでしょう。劣勢になるでしょう。
 ですが、
 『2月8日・盛岡商業戦』が、『今の秋田南の現状』を推し測る、そして実感できる1日になる事でしょう。
 この日の試合を終えてのち、来たる4月からの新シーズンに向けた『ステップ』にして欲しい、そう願っております!

 頑張れ!秋田南高校サッカー部!

 2月8日からの大会開催におきまして、現地観戦者、または帯同スタッフの方々からの情報を頼りに、
 結果報告を当「事務局ブログ」でお伝えする予定にしております。

 どうぞお楽しみに~。

 ※掲載画像(下)は
 「2014年11月01日 平成26年度秋田県高等学校新人サッカー大会1回戦 秋田南 - 大館国際情報」より。









 

「第93回全国高校サッカー選手権大会1回戦 新屋(秋田)V日章学園(宮崎)」~新春拡大版特集~

2015年01月02日 23時45分14秒 | 高校サッカー

 みなさま。あらためまして~、明けましておめでとうーございまーーーす!
 
 年の瀬から新年にかけて、いかがお過ごしでしたでしょうか?
 ご家族、ご親戚、同級生、地元の友人と…。
 美味しいお酒を呑み、語り、楽しいひと時をお過ごしの方も多いことでしょう!

 さてさて、秋田南高校サッカー部OB会事務局ブログは今年2回目。
 2015年の「事務局ブログ」は”伝わり易い””分かり易い”として”読んで楽しい”ブログをご提供してまいります!
 
 2015年版・事務局ブログ」を何卒、ご愛顧の程よろしくお願いいたしますーーー。(*^_^*)


 さて、告知のとおり…
 本日1月2日(金)の「事務局ブログ」は

 「第93回全国高校サッカー選手権大会 1回戦 新屋(秋田県代表)V日章学園(宮崎県代表)」
 のマッチフォト特集と題して、12月31日に行われた1回戦を振り返ってまいりたいと思います。

 12月31日の試合当日、始発の新幹線で東京へ向けて出発。まだ朝日の昇らない真っ暗な中の秋田発でした。
 そして電車を乗り継ぎ11時頃には試合会場の「駒沢オリンピック公園陸上競技場」の最寄り駅「駒沢大学駅」に到着しました。

 『少し早く着きすぎたな―』と思いつつ、年明けに箱根駅伝への出場を控える駒沢大学キャンパスのあたりを散策しつつ、昼食を採って、いざ12時頃、「駒沢オリンピック公園陸上競技場」へ到着しました。

 この駒沢オリンピック公園は、秋田市の八橋公園を5倍くらい広くしたような、たくさんの森林、ジョギングコース、子供用遊具を備えた公園、そして各種スポーツ施設を備えた複合施設。広い広い敷地でした。
 そして試合会場・陸上競技場へ。


 第1試合「国学院久我山(東京A)-前原(沖縄)」を観戦。


 キックオフのホイッスルから序盤の15分経過までは、圧倒的に国学院久我山のペースで試合が進みます。




 久我山はマイボール時には、後ろから3-1-3-3のようなフォーメーションをピッチ全体に選手を広く配置し、常に2つ以上のパスコースを選択できる組み立て方をしていました。ボールのあるエリアに選手を近づけすぎず(集め過ぎず)、敢えてパスコースの距離を保つことで相手チームのプレスを受けにくくする戦術でした。
 

 相手チームのプレスがあれば、ボールキープやドリブル突破は敢えてせず、ダイレクトや少ないタッチ数でのパス交換でプレス回避を試み、そして相手ゴール方向へボールを運んでいました。
 マイボール時には、3-1-3-3の配置を生かし、相手選手が集まりにくいタッチライン沿いからの展開、崩しを多用していて、何度も何度も決定機を作っていました。


 前半戦は圧倒的に久我山ペース。沖縄代表・前原は、ほとんどボールを持たせてもらえず、またミスパスも相次ぎなかなかチャンスメイクは出来ていませんでした。
 前半早々に先制点を久我山がゲット。
 「これは何点入るのかなぁー」と期待していました。


 しかし、徐々に前原も攻撃の組み立て、チャンスメイクを出来るようになり、
 そして後半に入って久我山の運動量が急激に落ちた事もあって、徐々に一進一退、そして後半終盤は前原が主導権を握る展開に移っていきました。

 しかし久我山は最後まで必死に自陣ゴールを守りぬき、試合終了。1-0で国学院久我山が前原を下しました。
 
 前述したように、
 国学院久我山が実践していたマイボール時でピッチ広く使い、かつ選手を均等間隔で配置しておき、そしてプレスを回避するボール展開は、非常に観ていて参考になりました。

 
 さて第1試合が13時30分頃終了し、14時10分のキックオフを向かえるのみとなりました。
 続々と新屋高校側の応援の方々(生徒・選手・父兄・関係者などなど)もバックスタンドに入場してきます。

 N岡は、弟家族と共に観戦するため、バックスタンドからメインスタンドに席を移し、弟家族たちと観戦することに。
 ちょうど新屋高校テクニカルエリアの真後ろのスタンド座席に座ることにしました。


 そして14時5分。控え選手とスタッフがテクニカルエリアに。
 そして続いて出場選手が入場です。




 キックオフ前の緊張の時間が続きます。




 そして運命の1回戦・新屋-日章学園 戦キックオフです!
 この1回戦をテレビで観戦された方も大勢いらっしゃることと思います。
 それではフォト中心で試合を振り返っていきましょう!
 
 まずキックオフ前セレモニーで選手が入場してきて、まず感じたのが…
 「日章学園の選手、そうとう鍛えてるな~」ということ。かなりのフィジカルトレーニングを積んでいるであろう体格の選手ばかりでした。新屋高校は小柄な選手が多く、より一層、その体格差が歴然としていました。
 


 試合序盤。
 日章学園がボールキープする時間帯が続きますが、新屋はプレスを掛けられる位置になると、臆することなく果敢にボール奪取を試みにいきます。
 球際の攻防、セカンドボール、ルーズボールの拾い合いは、ピッチそばで観戦していても互角に渡り合っていたと思います。
 本当に新屋の選手たちは、この点においては非常に頑張っていました。




 攻守で劣勢が予想されるがこそ「この点(球際の攻防、セカンドボール、ルーズボールの拾い合い)」こそ負けなければ、決して一方的にはならない、一進一退の展開に持ち込める、とは試合前から予想していました。
 新屋の選手は良く走っていましたし、ボールを持たない時の頑張り・献身は互角以上だったと思います。






 ただ、新屋高校がマイボールになってからの、日章学園のプレスが強烈でしたね。(早かった)
 新屋のDF選手間のパスには決して深追いしてきませんでしたが、そこからの縦パスがMFやFWに入った時はまったく自由にさせてもらえず、ボールキープさせてもらえませんでした。
 新屋高校の特徴である(県予選でも存分に披露していた)DFラインからのパス交換を多用するビルドアップも簡単にはさせてもらえず、パスが寸断されること、インターセプトされることもしばしば。


 ゆえに、時間の経過と共にやむなく中盤を省略する形での縦パス、クリアでマイボールを失ってしまうことが多くなっていきましたね。
 
 前半の失点は、そのクリアミスを高い位置で拾われて2対2の状況になり、右深い位置からのクロスを背後のフリーだった選手にダイレクトで合わせられてしまいました。必死に耐え抜いていただけに、悔しい先制点献上でしたね。

 これまで日章学園の攻撃に耐え抜いてきた上での失点。耐え抜いた末の、痛恨の失点ゆえに、先週の緊張の糸が切れてしまわないか不安がよぎった失点直後でしたが、そのまま前半は0-1のスコアのまま終了。
 守備の局面、セカンドボール、ルーズボールの局面では互角以上に渡り合いましたが、いかんせんマイボールを自由に展開させてもらえず、相手陣内までボールを運べることがほとんどなかったのが残念でした。

 前半終了時の監督インタビューで、N岡N志監督が「これも想定内」とおっしゃっていましたが、おそらく本心でしょう。



 そして後半開始。


 後半開始から序盤の攻防、この時間帯、テレビで観戦されているみなさんもお気づきになったのではないでしょうか?
 『もしかしたら新屋が同点に追いつけるのではないか?』と。

 まさにその通りでして、
 後半開始早々に不用意なアフターファールで直接FKを献上し、後半も日章学園ペースになるのかと思いましたが、
 その後半序盤は、新屋が相手パスに対して、ルーズボールに対しての出足が日章学園よりも早く、何度もインターセプトし攻撃に転じる事が出来ていました。

 そして新屋9番君、7番君、10番君が起点となり、決定機も作りだします。
 相手GKと1対1となる局面も作りだしますが決め切れず。
 アウトMF11番君が、右サイドでフリーでシュートした決定機も枠外へ。

 後半15分くらいまでは、まさに”新屋高校同点に出来るか?”というような主導権を握った展開が続いていました。
 この後半開始から15分までの”奪ってから縦に素早く攻める”展開を得点に結びつかなかったのが、大きく悔やまれます。
 結果としてこの15分間の攻防が、勝敗を分けたのでは、と思っております。






 日章学園の中央からの崩しに対しては、新屋高校のDF、MFの各選手が集中してボール奪取を試みていたので、何度も事前にピンチの芽を摘んでいましたし、互角に対応できていたと思います。
 
 ゆえに、後半戦の途中からは、日章学園はその左サイド(新屋高校の右サイド)からの攻撃ばかり仕掛けてきました。
 おそらくベンチからの指示があったのではないかと思われます。
 その比は、左7:中央2:右1 くらいではなかったでしょうか。
 圧倒的に日章学園の左サイド(この試合で2得点の9番選手のいる再度)からの攻撃一辺倒でしたね。


 各選手のドリブルのスキルも多種多様で、”この間合い、距離感、スピードなら相手を抜ける”という”確信”と”スキル”があるのでしょう。バリエーションに富んだスキルでサイドからの突破を何度も試みそして成功し、チャンスを作っていました。

 そして後半30分頃、その左サイドの突破から日章学園9番選手に左足で豪快に決められて0-2。
 試合終了まで残り10分ほど。新屋高校も全身全霊のプレーを最後まで発揮し続けましたが、得点はできず、そのままのスコアで試合は終了しました。




 ”秋田県での戦いの舞台”と”全国の舞台”。

 そのレベルの違いは大きく、そして一目瞭然でした。
 決して秋田県では体験できない、まさに”至高の舞台”と言えるものでした。

 この日のピッチに立った秋田県代表・新屋高校の選手たち。そしてスタッフ、応援に駆け付けたみなさま。
 そしてテレビで応援された秋田県民のみなさま。
 「12月31日・1回戦・日章学園戦」に挑み、応援し、観戦した記憶を決して忘れないでしょう。


 特にこの日のピッチに立った新屋高校の選手のうち…

 2年生と1年生たちは、もう一度、二度、三度と全国に挑めるチャンスがあります。
 しかもこの日得た”悔しい替えがたい経験”を得ています。

 秋田県の舞台に戻りそして再び全国への挑戦に臨む選手たちです。
 全国の舞台で得た経験は、秋田県では経験できないかもしれません。

 その秋田県と全国との間にある、”大きな差”を埋めていくのは、全国を経験した”彼ら”が主導してくれなくてはいけないのです!

 数秒たりともボールをキープさせてくれない、強烈なハイプレス。
 サイドを攻略するための自在なボールスキルとドリブルテクニック。
 近距離と遠距離のパスコースを瞬時に見極める視野と、そのパスコースを瞬時に選択する判断力。

 この日観た、日章学園・国学院久我山・水原に共通しているのが…
 相手プレスの受けにくいサイドのエリアを起点にするビルドアップ、得点機につなげるサイドの突破に関して、たくさんの戦術を用意しアイデアを持っていたということでした。

 さらに付け加えるなら…
 日章学園と久我山の各選手は、
 ダイレクト・ツータッチのパス交換における短い瞬時の間や、
 相手プレスを瞬時に受けているその瞬間にも、次のプレーを決断する素早くて的確な判断力を持っていました。
 ダイレクトプレーやハイプレスを受けていても、慌ててミスやロストをすることなく、的確で正確な次のプレーを実行する。
 簡単のようで決してすぐに体得できるものではありませんよね。
 たくさんの練習と実戦、経験を積み重ねなくては体得できないものです。

 『得た経験を学習・吸収し、足りないものを少しずつ少しずつ克服し、スキルアップを達成し、全国に近づく。』


 来年度の全国高校総体(インターハイ)と高校選手権。
 2つの秋田県予選があります。いったい、どの高校が出場できるのでしょうか???
 全国を経験した新屋高校が先頭を切るのか?それとも全国の常連秋田商・西目が待ったをかけるのか?
 それとも秋田南やそれに続く強豪校が立ちはだかり優勝を遂げるのか???

 半年も先まで期間は空きますが…、N岡は”その瞬間=秋田県代表決定の時”を楽しみに待ちたいと思います。

 もちろん、母校・秋田南高校を全身全霊で応援しバックアップしていきますよ!
 なんてったって、南高校OB会の事務局長ですからねーーー! (^-^) 
 県大会開催中は、N岡が先頭切ってOB会を盛り上げますよ~!


 秋田南が全国の舞台に立つ、その日まで! その瞬間まで!!
 

2015年もなにとぞ宜しくお願い申し上げます。

2015年01月01日 17時02分38秒 | OB会活動


 新年明けましておめでとうございます。東京から帰ってまいりました。

 皆様方におかれましては、年越しと新年の幕開けをいかがお過ごしなられましたでしょうか?
 例年では珍しいのではないでしょうか、積雪のたくさん残る中の秋田の年明けは。。。

 まだまだ寒い天候は数カ月続いてまいります。
 なにとぞ体調と健康管理にはご留意され、そして”2015年”が元気に過ごし続けることができることを、
 そして、たくさんの”幸せ”と”喜び”とにあふれた1年であることを願っております!!

 2015年も、
 秋田南高校サッカー部OB会、秋田南高校サッカー部、並びに当「事務局ブログ」をご愛顧、ご査収の程よろしくお願いいたします。


 さて…
 2014年12月31日の大晦日、N岡は東京は世田谷の「駒沢オリンピック公園陸上競技場」に行ってまいりました。
 14時からのテレビ中継、そしてその後の各メディア報道でご存知のことも多いことでしょう。

 ※※ 第93回全国高校サッカー選手権大会 1回戦 ※※
 2014年12月31日(水曜)14時10分キックオフ
 会場:駒沢陸上競技場(世田谷区駒沢公園1-1)

 新屋(秋田県代表) - 日章学園(宮崎県代表) 


 
 高く分厚い九州の強豪校に果敢に挑んだ秋田県代表・新屋高校。
 結果は0-2のスコアで残念ながら敗退してしまいました。

 ピッチのすぐそばで80分間の激闘を観戦し終えて、感じることも得ることもたくさんありました。


 明日の1月2日(木)の事務局ブログでは、
 「スペシャル拡大版」と題しまして、たくさんのマッチフォトをご紹介しながらご報告いたします!
 ぜひぜひ、明日の事務局ブログをお楽しみに。(^-^)