平成25年9月22日。
17時05分。
秋田ビューホテル4階「飛翔の間」。
OB会初代会長に就任した安井誠悦さん(14期卒)によるご挨拶で、サッカー部卒業生が長年待ちわびたOB会は発足しました。
さて、今日は2013年12月31日。大みそかです。
2013年最後となる事務局ブログは、
今年発足しました「秋田南高校サッカー部OB会」の半年間の活動の軌跡を、時系列形式で振り返っていきたいと思います。
ではさっそくですが、始めてまいりましょう!
『平成25年6月3日 サッカー部 全国高等学校総合体育大会秋田県大会初優勝』
もちろんこの快挙がOB会発足の契機となったのは間違いありません。
過去4年間で、優勝まであと一歩の準優勝を3回。2年前、地元・秋田で開催の北東北インターハイによる開催県第2代表として出場したものの、この時も優勝にはあと一歩届きませんでした。
学校創立51年目の今年、学校で活動する団体競技で初となる全県優勝を果たし、学校関係者、父兄はもとより、我々サッカー部卒業生にも快挙の一報はすぐさま届けられました。
2013年6月3日。我が母校・秋田南高校、そして我々南高サッカー部OBには記憶が決して消え去ることの無い素晴らしい1日となりました。
『平成25年6月4日 サッカー部同級生・伊藤宙人(ひろと) 君からのメール』
わたくしN岡にとっては、6月4日も忘れることのできない1日であります。
全県優勝の翌日(6月4日)の早朝、新聞の定期購読をしていないN岡は、通勤途中のコンビニで秋田魁新報朝刊を購入。自家用車の車内で、ニヤニヤしながら母校サッカー部初優勝の記事を眺めておりました。
そしてその日の夕方でした。N岡のサッカー部同級生で、3年時キャプテンであった伊藤宙人(ひろと)君から、メールが入りました。
「ついにOB会を立ち上げようと思う。6月9日(日曜)、山王のガストに集まってくれ」
そのような内容のメールがN岡の携帯電話に届きました。
この6月4日の宙人君からのメールが、事実上、OB会を立ち上げる「のろし」となったわけです。N岡はこの日の「あのメール」を忘れることはありません。
『平成25年6月9日 第1回OB会設立実行委員会開催』
全県優勝の1週間後、悲願であったOB会発足に向けた初回の打ち合わせが、山王にあるガストにて実現しました。
尾形隆秋田県サッカー協会副会長(元サッカー部監督)・安井誠悦同専務理事(14期卒OB)をはじめとして、26期から44期までのサッカー部卒業生有志11名が集いました。
初回打ち合わせのこの日は、顔合わせ(自己紹介)と、今後の会議スケジュールの決定、OB名簿収集作業の打ち合わせが主に話し合われました。
『平成25年6月30日 第2回OB会設立実行委員会開催』
山王ガストでの初回打ち合わせから3週間。
それぞれが収集したOB名簿を持って会議の会場に集合するはずでしたが、思うようにOB名簿が集まりません。名簿を収集する役目の設立実行委員それぞれが悪戦苦闘していました。
SNS等の情報通信は発達したとはいえ、やはり高校を卒業しそれぞれがバラバラになり、連絡を取り合えなくなった同級生は存在します。
また、OB会の発足準備の先頭で頑張る設立実行委員が、委員ではないサッカー部OBに名簿収集の依頼するも、その方々からの収集状況が思うように進まず、頭を悩ませていたのを覚えています。
また、第2回会議では、設立実行委員長に就任した安井誠悦さん(のちの初代OB会長)から、OB会規約の原案を起草していただき、会議の席上で諮り、原案のアウトラインを決定しました。OB会の年会費の金額を設定したのも第2回会議でありました。
『平成25年6月~7月 安井設立実行委員長との打ち合わせ』
第2回会議を終えてからは、たびたび、安井委員長と私の2人で発足準備のための打ち合わせを重ねてまいりました。
安井委員長と私双方の就業時間が終わる17時30分から、安井委員長の勤務先に私が赴き、1時間から1時間ほどの打ち合わせを1カ月の間で3~4廻ほど実施したでしょうか。何度も何度も、安井委員長の元にお世話になりました。
OB会設立総会までの日取り決定、OB会名簿の収集状況報告、設立総会開催の案内状作成の準備、OB会役員名簿の原案作成、初年度(H25年度)予算案の策定、などなど、全くの白紙から発足させるOB会であるゆえ、決めなくてはいけない事案が「山のように」たくさんありました。
ひと月に数回しかない設立実行委員会で諮問・議決していては時間が足らないこともあり、安井委員長と私、さらには篠田大祐さん(26期卒OB)にも加わって頂き、会議前の「たたき台」を決定すべく何度も打ち合わせを重ねました。
『平成25年7月21日 第3回OB会設立実行委員会開催』
この第3回会議において、設立総会の日取りを9月22日(日曜)とすることで会議出席者の了承を頂き、正式決定させました。それに準じて、設立総会開催の案内状の送付日、締切日、出席者の参加費(会費)等も、続々と決定していきました。
おぼろげだった(ぼんやりとしか想像できなかった)OB会の発足がいよいよ現実味を帯び、9月22日の正式発足に向けて実務を本格スタートさせたのが、この第3回会議でありました。
ここからの実務は、わたくしN岡と篠田さん(現副会長)が実質的に取り仕切っていきました。7月22日以降、何度、篠田副会長がご自身で経営するお店に足を運んだことでしょうか。日中の自分自身の勤務時間が終われば、そのまま中通にある篠田さんのお店に直行し、篠田さんと直接打ち合わせ。面談する時間が無い時は、メールでの相談や打ち合わせや、実務の進捗報告。そんな日々が9月22日まで毎日のように続きました。
安井委員長(現会長)からは、対外的(OB会員向け・来賓向け)に発信する文面(挨拶文)の原案を考えて頂くことや、発足準備の全体を取り仕切って頂くお願いしておりました。
繰り返しになってしまいますが、南高サッカー部OB会の発足は、何も土台も無い、白紙の状態からの立ち上げでした。「初めてづくし」の事ばかりでしたので、何度も何度も壁にぶつかっては、突き倒されて地面にひれ伏し、そして起き上がる。失敗を重ねては安井会長や篠田副会長に相談し、協力を仰いでいたことを記憶しております。
『平成25年8月15日 南高OB親善サッカー大会開催』
学校の夏休み中、そして我々OBにとっては仕事のお盆休暇の最中に開催したのが、現役生と卒業生との親善サッカー大会。
このサッカー大会のレポートはOB会ホームページでも紹介済みでありますが(http://nankofoot.com/report1.html)、炎天下のなかで学校グランドに集まったのが総勢100人強!!過去にもこのようなサッカー交流は実施していましたが、OB会主導での初開催となった今年はこんなにもたくさんの参加者に恵まれました。
OB会発足準備の最中であったこの時期であり、会発足をたくさんのOBや現役生に認知して頂く絶好の機会となりました。最高のOB会交流事業となったことを覚えております。
そして、親善サッカー大会を開催したこの日に、OB会公式フェイスブックページを開設いたしました。(https://www.facebook.com/nankofoot?fref=ts)
『平成25年9月1日 OB会ホームページ開設』
間もなく正式発足するOB会の活動内容を広く知って頂く。現役生の活躍ぶりをパソコン・携帯から知って頂く。
そのツールとしてOB会ホームページを開設しよう、という構想はOB会準備初期の頃から持っておりました。
が、諸事情が重なり、このホームページ開設までにいくつもの難題が立ち塞がり、紆余曲折を経て、ようやく9月1日に開設の運びとなりました。
ホームページ開設にご尽力してくださったのが、現・副会長の篠田大祐さん。篠田さんおらずしてOB会発足は果たせなかった(実現できなかった)と、私は今もきっぱりと断言できます。それ程に篠田さんにはOB会発足準備全般で、及び多方面の分野でご尽力いただきました。本当に感謝しております。
「秋田南高校サッカー部OB会公式ホームページ」 http://nankofoot.com/
『平成25年9月9日 設立総会・祝賀会返信はがき期限最終日』
6月上旬から始めたOB名簿の収集活動によって事務局に集まったOB会員数がおよそ450人強。その450人全員にOB会設立総会・祝賀会の開催案内状を7月27日(土曜)、一斉送付しました。
出欠の返答期限がおよそ1カ月半後の9月9日。
この1カ月半の間に続々とOB会員からの返信はがきがN岡の自宅に届けられてきました。
その返信はがきにはOB会発足を祝福するお言葉、激励のお言葉などがたくさん記されており、OB会発足まで3週間程という頃でしたが、再び気持ちが奮い立っていたのを覚えております。
『平成25年9月9日~15日 設立総会・祝賀会資料作成期限』
9月9日に設立総会出席返信が締め切られ、ここからの1週間は設立総会に向けた各種資料作りと印刷作業のピークを迎えました。
この1週間がOB会設立の準備をしている上で、最も忙しかった期間でありました。
『平成25年9月16日 第4回OB会設立実行委員会開催』
9月22日の設立総会本番まで残り1週間となったこの日、最後の設立実行委員会を開催しました。
この日は大きく分けて2つ、設立総会当日の役割分担と仕事内容の打ち合わせ、そして、作成した資料の仕分け、及び完成までの準備でした。
この日は、台風が秋田に最接近しており、ものすごい暴風雨が吹き荒れていたのを記憶しております。そんな悪天候でしたが、この最終会議でもって22日の本番までの準備は9割方出来上がり、残すは細部の最終確認、追加出席者への対応などとなりました。いよいよ本番(設立総会)が眼の前に近づいてきたのだ、という実感が湧きあがってきたこの頃でした。
『平成25年9月22日 設立総会・祝賀会開催』
ついに「秋田南高校サッカー部OB会」はその船出当日を迎えました。平成25年6月3日、現役生たちのよる全県総体初優勝の快挙が我々OBの背中を押して頂き、およそ3カ月半という短い準備期間ながらも念願のスタートラインに立ちました。9月22日、秋田ビューホテ4階飛翔の間。お集まりいただいたご来賓・出席者は80名。遠くは関東からこの会の為に帰省・出席してくれたOBもいました。
同校会が発足してから、現在に至るまでの年数は40年余り。
すなわち同校会発足時の先輩方と、卒業したてのOBとは年の差が40年離れているわけです。接点持ちえなかった“南高サッカー部卒業生”たちが、このOB会発足を契機に一堂に集い、OB会の発足を祝い、そして昔話や近況を語り合う場を設けることができました。
ご出席者の皆様が楽しくご歓談されているようすを至るところで拝見することができました。
このOB会発足に携わってきた設立実行委員はみな、9月22にが“出席者みなさまの記憶に残る素晴らしい1日”になってくれたことを本当に嬉しく思っております。
実は設立総会開催日の9月22日には「裏話」なるものがあるんです。この日は、N岡を含む南高サッカー部OB8名が在籍するフットサルクラブ「ber gioco(ベルジョーコ)」のリーグ戦第8節の試合日だったのです。朝7時に秋田を出発し、湯沢市の体育館で9時30分の試合に臨みました。試合は僅差ながら勝利することができました。試合直後、ただちに秋田市に戻って設立総会の準備を再開させ、総会会場に向かったのです。平成25年9月22日は一生忘れることのない1日になることでしょう。
『平成25年10月13日 高校選手権準々決勝 VS明桜』
『平成25年10月24日 同準決勝 VS新屋』
『平成25年10月26日 同決勝戦 VS秋田商』
OB会設立総会が終わり間もなくして、今度は現役生の“戦いの舞台”がやってきました。
全県総体覇者として挑んだ「全国高校選手権秋田県大会」。母校・秋田南は初戦・準々決勝、続く準決勝を激闘の末に勝ち上がり、秋田商の待つ決勝戦に駒を進めました。残念ながら伝統校・秋田商に惜敗し、全国切符は勝ち得ることはできませんでしたが、現役生は全身全霊のプレーを発揮してくれました。
発足したてのOB会では、現役生に対する現地応援を呼び掛けましたが、秋田市八橋を会場にした準決勝・決勝戦にはたくさんのOB会員が後輩達の後押しをすべく、足を運んでくださいました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
我々OB会のもっとも重要な活動が、現役生への後方支援。今後もOB会の趣旨に沿った会運営を進めてまいりますので、OB会員の皆様のご支援・ご協力を宜しくお願い申し上げます。
『平成25年10月28日 OB会報誌創刊号「南蹴魂(なんしゅうたましい)」一斉発送』
OB会設立年最後の大仕事が、このOB会報誌作成・発送でした。
8月15日の「現役生・OB親善サッカー大会」の当日に、会報制作担当の4名が集まり打ち合わせをスタート。その後4名で記事の担当を振り分け、それぞれに準備を進めました。
8月15日からは設立総会準備と並行させて、この会報誌制作も進めてまいりました。
10月下旬にOB会員みなさまのお手元に届いたことでしょう、この会報誌。我々起こした原稿の校正と印刷をお引き受けくださったのが、27期サッカー部卒業生の渡邊浩さんです。
渡邊さん、この度はお引き受けくださり、そして、お手数おかけしましたが本当に有難うございました。
『平成25年12月31日 OB会設立年の大晦日を迎えて』
6月3日の現役生による快挙(全県総体初優勝)。
その翌日にあった同期・伊藤宙人君からのメール。
このメールが「秋田南高校サッカー部OB会」発足を事実上スタートさせました。
あの日から経つこと、およそ7ヶ月間。あっという間の7ヶ月間でした。と同時に充実と挫折(笑)の7ヶ月間でもありました。
今現在は、OB会年会費の徴収、現役3年生のOB会入会式(3月)の準備、年度末の決算作業、新年度(26年度)の行事日程の準備などを進めております。
仕事が山積みされているようにも思えますが、そんなことは全然ありません。
設立総会開催の前や、会報誌作成時のような慌ただしさがある訳ではなく、時間を見つけては、少しずつ少しずつ取り掛かって進めておりますので、全く大丈夫です。
あ!そう言えば…この事務局ブログの更新も大事な仕事でしたね(笑)!!
前回のブログでもお伝えさせていただきましたが
ただ今、OB会事務局では、OB会運営の原資となる『OB会年会費』につきまして、OB会員の皆様からのご支援をいただきたく、ご協力募っております。
10月下旬にOB会員みなさまのお手元にOB会・会報誌創刊号「南蹴魂(なんしゅうたましい)」が届けられたと存じます。
その会報誌には、年会費をお支払いの際に使用する「払込取扱票」を添付しております。この「払込取扱票」は、お住まいのお近くの「ゆうちょ銀行」で取り扱っております。
今後「OB会員の相互交流」と「母校サッカー部支援活動」を円滑に運営していく為、
そして、さらなるOB会発展の為、OB会員みなさまのご支援とご協力を心からお願いいたします。
ここまで2013年の秋田南高校サッカー部OB会の軌跡を振り返ってきました。
(長文になってしまい、申し訳ございませんでした。。。)
OB会はスタートしたばかり。ルーキーイヤーは間もなく終えます。
もう数時間後には2014年ですね!
2014年、秋田南高校サッカー部OB会は、さらにOB会員のみなさまの声に耳を傾けて会運営に取り入れていきます。
2014年もOB会のさらなる発展とOB会名簿のコンプリートを目指し、現役生のバックアップを強力に進めてまいります!!
OB会員のみなさま。良いお年をお迎えください!
そして、2014年も秋田南高校サッカー部OB会を宜しくお願い申し上げます!