「第66回東北高等学校サッカー選手権大会」1回戦 秋田南 0ー5 遠野

東北の舞台に挑みましたが、健闘及ばず初戦敗退となりました。これまでのご支援ありがとうございました!

「第66回東北高等学校サッカー選手権大会」1回戦 秋田南VS遠野 結果速報!

2024年06月14日 15時30分42秒 | 高校サッカー
 みなさまこんにちは。
 秋田南高校サッカー部OB会事務局です。
 本日14日(金)の13時に開催された標題大会が先ほど15時前に終了したようです。

 南高サッカー部コーチのヒロト君(31期卒OB)から提供された試合結果を報告を受けましたので、皆様にご報告いたします。


 ※ ※ 第66回東北高等学校サッカー選手権大会 1回戦 ※ ※
 2024年6月14日(金)13:00キックオフ 
 会場/宮城県利府町 みやぎ生協めぐみ野サッカー場A
  秋田南 0-5 遠野(前半0-4 後半0-1)


 東北の舞台に挑みましたが、残念ながら初戦敗退となりました。

 わたくしN岡は現地で観戦出来ませんでしたが、現地観戦されたOBがいらっしゃいまして、試合内容も少しばかりうかがい知ることができました。
 試合内容は前半は圧倒される時間が長く、さすがは岩手県大会を制した強豪校に押し込まれてしまったそうです。
 前半で4失点でした。

 後半は秋田南も試合への執念をみせ、チャンスを何度も作ったそうです。
 後半に得点は奪えず、0-5のスコアで試合終了となったとのことです。


 14日(金)の秋田も暑い一日でしたが、宮城県利府町も30度に達すしたかのような暑い気候であったそうです。

 「挑戦者として。」挑んだ本大会。東北屈指の強豪校と対戦できる絶好の試合が、3年生にとって「引退試合」となりました。
 まずは、今日の試合を闘い終えた選手、そしてスタッフや学校関係者の皆様、現地ご観戦の皆様、本当にお疲れさまでした。

 2024年6月14日、東北総体遠野戦。引退試合。
 一生の宝物となるであろう「この日のこの試合」を大人になってからも記憶から消えることは無いでしょう。
 母校のグラウンドで汗を流し部員と切磋琢磨してきた2年と少しの部活動生活。きっと大人になったときの原動力となることでしょう。

 この後は、秋田に帰ると受験勉強が始まります。友人と協力することはできません。孤独と自身と向き合う日々が始まります。
 きっと引退した3年生立ちは、サッカー部で研鑽した毎日があるからこそ、受験勉強期間も最善を尽くし、来たる本番に立ち向かってくれることでしょう。


 あらためまして母校サッカー部に関係する皆様、全県総体そして東北総体まで応援と支援をありがとうございました。
 我々秋田南高校サッカー部OB会は、今後も引き続き、全身全霊を込めて母校サッカー部現役生たちを支援してまいります!

 では、N岡の南高サッカー部同期、ヒロトコーチが撮影してくれた前日練習から本日の試合本番までのフォトをご紹介しましょう。
 どうぞ~。









「第66回東北高等学校サッカー選手権大会」1回戦 秋田南VS遠野 直前プレビュー「挑戦者として。」

2024年06月12日 17時13分26秒 | 高校サッカー
 みなさま、こんばんは。
 秋田南高校サッカー部OB会事務局のN岡です。

 6月3日(月)まで開催されていた「第70回秋田県高等学校総合体育大会 サッカー競技」では、母校・秋田南高校サッカー部は見ていた南高関係者全ての方々の記憶に残る激闘ばかりの試合を繰り広げてくれました。






 初戦の緊張を払拭する大勝劇。 https://blog.goo.ne.jp/spirit_of_nanko/d/20240525


 苦闘の末にやっと勝ち取った勝利。 https://blog.goo.ne.jp/spirit_of_nanko/d/20240526


 見る人たちの心を揺さぶった激闘の準決勝。 https://blog.goo.ne.jp/spirit_of_nanko/d/20240601


 そして、東北大会出場切符を勝ち取った最終戦。 https://blog.goo.ne.jp/spirit_of_nanko/d/20240603


 4試合(N岡が観戦したのは3試合)を通じて特に感じたのは「チームの一体感と団結力」。
 今年の秋田南を象徴していたのがこのフレーズだったように感じます。
 「一人一人がチームのために。」そして「チーム一体で価値を目指す姿勢。」が秋田南を全県第3位に押し上げてくれた要因の一つであったのは間違いありません。


 そして7年ぶりの東北高校選手権大会に秋田南は挑みます。

 ※ ※ 第66回東北高等学校サッカー選手権大会 1回戦 ※ ※
 2024年6月14日(金)13:00キックオフ 
 会場/宮城県利府町 みやぎ生協めぐみ野サッカー場A
  秋田南 - 遠野(岩手県第1代表)


 対戦相手は岩手県大会を優勝しインターハイ切符を勝ち得た遠野高校。
 岩手県を代表する強豪校にして数々の全国大会出場を誇る名門校です。

 秋田南は申し上げるまでもなく「挑戦者」として挑みます。
 どんなに劣勢となり守勢に回る時間帯が長くなろうとも、相手校の猛攻に耐えるプレーが増えようとも、 そして、秋田南の前に「大きな壁」として立ち塞がり、何度も何度も跳ね返されようとも・・・

 2年と少しのあいだ、先輩や後輩、同期と共に積み上げてきた「努力と成果」をこの1試合に発揮するために、
 そして、「チームの一体感と団結力」でもって格上相手に真っ向挑んでくれることを心より願っております。




 秋田南伝統の「献身性」「運動量」「球際の強度」「チームのために闘う犠牲心」を試合のピッチで体現してくれることでしょう!

 1回戦の試合日は、平日の日中開催、そして会場が仙台市ということで、この大一番の観戦が叶わない方もいらっしゃることでしょう。
 6月14日(金)13時に「その日その時間に居る場所」から、母校サッカー部の勝利を願い「心の声援」を利府町の試合会場に向けて送っていただけたら幸いです。


 かく言うわたくしN岡も当日は観戦することができません。涙 
 試合後、秋田南サッカー部スタッフからの結果速報を受け取る予定です。
 1回戦の試合速報は試合日当日にこの「事務局ブログ」でお送りしますので、どうぞお楽しみに。

 6月12日(水)の夕方、母校サッカー部グランドで練習する現役生に対して、我々OB会から「東北大会出場に向けた激励」なるものを進呈してまいりました。
 わたくしN岡がOB会を代表して「OB会の願い」と「OB会の想い」を現役生にしっかりと伝達してまいりました。





 
 その後再開した練習も短い時間でしたが見学をしました。


 3年生にとっては「あと数日」で終わりを迎える、学校グラウンドでの練習。さまざまな想い出が詰まったグラウンドであったことでしょう。












 このグラウンドで積み上げてきた「成長」「成果」「努力」を東北の舞台で体現し、悔い無く闘い抜いて欲しいと願っております。


 東北の舞台に挑むまであと2日!
 母校・秋田南高校サッカー部へのご支援を引き続きよろしくお願いいたします。
 
































「第70回秋田県高等学校総合体育大会 サッカー競技」3位決定戦 秋田南VS新屋 結果速報!

2024年06月03日 14時02分25秒 | 高校サッカー

 みなさま、こんにちは。
 5月24日(金)に開幕した標題大会は本日3日(月)が最終日。
 決勝戦と3位決定戦が秋田市ソユースタジアムで開催されました。

 わたくしN岡は本日もソユースタジアムに・・・・
 行きたかったのですが、仕事のために観戦出来ず。涙

 そのため観戦してきたサッカー部関係者からの結果速報をご案内いたします。

 ※ ※ 第70回全国高等学校総合体育大会サッカー競技秋田県予選 3位決定戦 ※ ※
 2024年6月3日(月)10:30キックオフ 
 会場/秋田市 ソユースタジアム
  秋田南 2-0 新屋 (前半1-0 後半1-0)
 
 得点者:前半30分 秋田南11番君
     後半40分 秋田南14番君

 新屋高校との3位決定戦に勝ち、3位の成績で本大会を終えることができました。
 そして、6月14日(金)から開催される「東北高校選手権」への出場を秋田県第3代表として決めることができました。
  https://tohoku-fa.jp/?p=9285

 まずは、本大会4試合を闘い終えた選手、そしてスタッフや学校関係者の皆様、ご観戦の皆様、本当にお疲れさまでした。
 3年生の引退試合は6月14日(金)からの「東北高校選手権」となりました。
 大会まで残すところ2週間弱。

 一生の宝物となるであろう「東北高校選手権」を心ゆくまで楽しんで闘い抜いて欲しい、
 そしてその本番に向けての準備を抜かりなく進めていって欲しい、と願うN岡でした。


 あらためまして母校サッカー部に関係する皆様、応援ありがとうございました。
 我々OB会は今後も引き続き、全身全霊を込めて母校サッカー部現役生たちを支援してまいります!































「第70回秋田県高等学校総合体育大会 サッカー競技」準決勝 秋田南VS西目 結果速報&フォト特集!

2024年06月01日 17時10分27秒 | 高校サッカー
 初戦の緊張感を微塵も感じさせない序盤の主導権制圧で圧勝劇を導いた25日の2回戦。
 苦しみながら耐えながら、虎の子の先制点を必死の守備で守り抜いた26日の準々決勝。

 みなさま、こんばんは。
 秋田南高校サッカー部OB会のN岡です。
 ソユースタジアムで戦うのは高校選手権準決勝の5年ぶり。全県総体に限れば7年ぶりの戦いとなりました。
 これまで2戦の激闘を経てたどり着いたソユースタジアム決戦。
 では、本日準決勝、西目戦の結果速報です。






 ※ ※ 第70回全国高等学校総合体育大会サッカー競技秋田県予選 準決勝 ※ ※
 2024年6月1日(日)13:30キックオフ 
 会場/秋田市 ソユースタジアム
  秋田南 2-2(PK3-4) 西目 (前半0-0 後半2-2)


 得点者:後半 3分 秋田南8番君 右サイドからのグランダーのクロスを右足ダイレクトで左隅にゴール。
     後半18分 西目得点・同点
     後半23分 西目得点・逆転
     後半23分 秋田南11番君 同じく6番君からの右クロスが中央やや左へ。左さいどにいた8番君がヘディングで中央に折り返し。その浮き球を中央の11番君がヘディングシュートでゴール右隅へ。再び同点に。

 「意地と意地」「プライドとプライド」がピッチ上でぶつかり火花を散らした激闘の末、秋田南はPK戦で敗退。
 「願い続けた全国行き切符」の獲得は叶いませんでした。


 試合序盤から試合を試合するのは西目。対峙する秋田南は守勢に回る時間がほぼ前半終了まで続きました。
 風向きも西目側から秋田南側に強く流れており、西目が秋田南DFラインの裏に送る縦パスにとても苦労してましたが、センターバック4番君5番君が冷静に対応。GK1番君とのマイボールの受け渡しにもミスはなく、ピンチを未然に防いでいきます。




 試合が経過するにつれても攻勢を強めてゴールに迫るのは西目。セットプレーでもチャンスを作りますが、秋田南は全員での必死の守備で守り抜きます。
 何度か、「あわや失点か!」という場面もありましたが、ゴール枠内を外れるシュートで九死に一生を得る秋田南でした。




 一方の秋田南の攻撃は、ほとんど決定機を作れていませんでした。前半のシュート数は「0」で無かったでしょうか。


 「支配し攻め続ける西目・必死の守備で守り抜く秋田南」の構図は前半終了まで続きましたが、スコアレスで前半は終了。


 そして後半戦。
 立ち上がりは西目が押し込む時間帯がありましたが、徐々に秋田南も落ち着きを取り戻し、ボールをパスで丁寧につないで、西目ゴールに迫れるようになります。


 そして、後半が始まってわずか2分のところでした。右サイドで密集した攻防がありながら、グランダーのクロスが中央へ。そのクロスを中央でフリーになっていた8番君がダイレクト右足でシュート一閃。そのシュートがゴール左隅に決まり、歓喜の先制ゴール。
 試合開始から守勢に耐えていた秋田南が、少ない決定機を生かして1-0とします。




 秋田南の先制ゴール以降は再び西目の猛攻が始まり、秋田南は守勢に耐える時間が続きます。
 後半18分には秋田南のDFがクリアしきれなかったボールを取り返した西目のゴール、同じく23分にはクリアミスを奪った西目がGK1番君との1対1を冷静に決めて逆転。1-2と西目リードに変わります。




 しかししかし、その逆転ゴールからわずか1分後、秋田南が執念の同点に追いつきます。
 先制ゴール同様に右サイドの攻防からバックパスを受けた6番君が中央に浮き球クロス。8番君がヘディングで中央右に折り返すと、その浮き球をFW11番君がヘディングシュート。ゴール右隅に決まりました。下画像がその歓喜のシーン。


 同点ゴール以降は、西目が押し込む時間帯が続くものの、秋田南も少ないボールキープから何度か決定機を作ることができました。


 準決勝から35分ハーフから5分増えて40分ハーフに長くなりましたが、あっという間に後半終了のホイッスル。
 攻守の球際で秋田南と西目の強度の高い攻防がとても見応えのある一戦は、後半を終えて2-2の同点で終了。






 前後半80分の激闘は同点で決着が付かず。PK戦に。
 秋田南は2人の選手が惜しくもPK失敗。3-4のスコアで惜しくも決勝進出を逃しました。














 ただし、東北大会への出場権は秋田県大会の上位3校。
 明後日3日(月)の3位決定戦に勝利すれば、東北総体(東北大会)への出場権を得ることができます。
 これまでの3試合で見せてきた「秋田南らしさ」を試合終了のホイッスルが鳴るまで体現し続け、そして勝利を目指していただきたいです。


 ※ ※ 第70回全国高等学校総合体育大会サッカー競技秋田県予選 3位決定戦 ※ ※
 2024年6月3日(月)10:30キックオフ 
 会場/秋田市 ソユースタジアム
  秋田南 - 新屋

 死力を尽くし敗れ、打ちひしがれる選手たち。

 これまでの2年と2か月間、
 素晴らしいチームメイト、素晴らしいマネージャーさんたち、監督、コーチ、学校関係者。そして両親。


 仲間、そして支えてくれる方々がいて充実した高校サッカー生活を送れたに違いありません。
 翌々日、支えてくれた方々に対して見せることのできる秋田で最後の試合となります。


 泣き崩れる選手たちをそばで見ながら・・・
 一生の記憶に残るであろう「今日この日の出来事」を今後の高校生活に、そして今後の人生の糧にして欲しいと願うN岡でした。




 さあ、2日後は、3位決定戦。
 平日の日中の開催となりますが、ご都合の宜しい皆様、ぜひソユースタジアムで母校サッカー部へのご声援をよろしくお願いいたします。


 最後に本日の秋田南VS西目のソユースタジアム決戦、試合フォトを余すことなくたっぷりとご紹介いたします。どうぞ。









































































「第70回秋田県高等学校総合体育大会 サッカー競技」準々決勝 秋田南VS大曲工業 結果速報&フォト特集!

2024年05月26日 18時47分57秒 | 高校サッカー
 みなさま、こんばんは。
 週末は晴れの日が多く、一方で平日が雨の確率が高い。そんな今年の春先のように感じております。
 昨日25日(土)は快晴。本日26日(日)も見事なまでに快晴。
 若干、5月の肌寒さを感じるものの、暑すぎず寒すぎない絶好の観戦日和だったように思いました。

標題大会は本日26日(日)が準々決勝。ここまで勝ち上がってきた8校がベスト4・ソユースタジアム行きを賭けて闘いに挑みました。
母校サッカー部・秋田南は本日26日(日)に準々決勝・大曲工業戦。その試合結果です。

※ ※ 第70回全国高等学校総合体育大会サッカー競技秋田県予選 準々決勝 ※ ※
 2024年5月26日(日)13:00キックオフ 
 会場/由利本荘市 西目カントリーパークサッカー場
  秋田南 1-0 大曲工業 (前半1-0 後半0-0)

 得点者:
 1-0 前半35分 21番君 右サイドからのグランダーのクロスに右足ダイレでゴール中央にゴール。


 2年前の4月。秋田南高校の正門を初めて通り、入学式に出席して2年とちょっとの月日が流れました。
 その後、サッカー部に入部し、同級生や先輩後輩と慣れ親しんだグラウンドで毎日、切磋琢磨してきたこの2年。
 入学式のあった2年前の4月、この3年生となって挑む「全県総体」でどんな活躍を、どんな喜怒哀楽を、そしてどんな結末を予想していたでしょう。




 苦しい耐える時間の長かった準々決勝に辛くも勝ち、1週間後の準決勝・西目戦に駒を進めました。

 では、簡単にですが、試合経過レポートです。

 N岡が注目していたキックオフ直後の立ち上がり。
 今日の秋田南は前日の初戦のようなハイプレスは見せず、いや、見せられず、互角の展開から始まります。




 時間が経過するにつれ、決定機を数多く作ったのは大曲工業。
 直接FK2本、コーナー2本、流れの中から3本は決定機を作りました。本当にヒヤッとする危ないシーンが前半11分頃まで続きます。


 秋田南も前日のようなボール保持からの決定機創出は全くできず、シンプルに中盤を経由しない縦パスを多用して攻撃を試みますが、シュートにまで持って行くことはできません。


 前半は、ボール支配で4対6,決定機創出機会も2割対8割といった割合で大曲工業が圧倒していたように思います。
 GK1番君とDF陣、特にセンターバック4番君5番君が何度も何度も失点のピンチを防いでくれました。






 前日の素晴らしい立ち上がりを実践できず、ピンチの連続で前半を終えそうな時間になり、前半35分でした。
 直接FKやコーナーキックを何度か獲得し、攻め入る機会が長かった時間、右サイド深くをドリブルで侵入した(おそらく)11番君?からのグランダーのクロスが中央に。
 中央で待っていた2年生21番君が思い切りよく右足一閃!相手GKの頭上を越える素晴らしいシュートがゴールに決まり待望の先制点。
 下画像がその歓喜のシーン。






 耐える時間の長かった秋田南が前半終了間際の値千金、先制ゴールで秋田南がリードして前半を終了。


 主審のT畑先生。いつも多方面でお世話になっております。
 

 後半戦の開始。秋田南の交代選手はなく、前半と同じ11人で臨みます。

 後半も立ち上がりから大曲工業が攻勢を仕掛け、秋田南が守勢に回る時間が長かったように思います。
 後半は徐々に徐々にながら、落ち着きを取り戻した秋田南が丁寧なビルドアップから相手ゴールに迫るようになりますが、大曲工業の堅守に得点は奪えません。


 後半の中盤に小柄でスピードのある9番君が交代出場してから、秋田南が一気に攻勢に出て、何度も「あと少し」という決定機を作っていけるようになりました。
 9番君のスピード、左サイドに張りテクニックのある8番君を生かした、縦に早い速攻、自陣低い位置でボールを奪ってからのカウンターで秋田南が何度もチャンスを作っていきます。




 秋田南の攻勢が落ちついた、試合終盤の残り10分ほどは、同点に追いつきたい大曲工業の怒濤の攻撃に防戦一方となります。
 後半20分には、相手のシュートがポストにすくわれる「あわや」というシーンも。


 試合終盤に近づくにつれて、気持ちのこもったプレー、気迫を感じるプレーを随所に見せてくれた秋田南。
 例年、大人しくて試合中に声を張り上げる選手が少ないチームが続いていたので、今年の秋田南は「個性派集団」とも呼べようチームになったように感じます。




 試合終盤、負傷した11番君の治療を続ける、サッカー部13期卒の大先輩、長谷川ドクター。
 日々、献身的なサポートを頂いており、感謝の気持ちしかありません。


 サッカー部卒業生が、理学療法士や看護師として多数、医療現場で活躍しておりますが、長谷川さんの存在があったことは言うまでもありません。
 高校生時代、長谷川さんの数々の献身的な行動を目にしてきた人たちが卒業後、「長谷川さんのようになりたい」と思ってくれているのは、本当に嬉しい限りです。


 気持ちと気持ち、気迫と気迫がぶつかり合った両校の激闘は、試合終了のホイッスルが鳴り幕を閉じました。
 本当に本当に苦しい70分間、耐える70分間でしたが、秋田南が辛勝。翌週1日(土)の準決勝に駒を進めました。




 ※ ※ 第70回全国高等学校総合体育大会サッカー競技秋田県予選 準決勝 ※ ※
 2024年6月1日(日)13:30キックオフ 
 会場/秋田市 ソユースタジアム
  秋田南 - 西目


 試合会場は秋田市に戻ってきます。
 秋田南がソユースタジアムで試合をするのは、5年前秋の高校選手権準決勝西目戦以来。
 57期生の2年生と58期生の1年生のみで挑みました。下のURLはその試合のブログレポート。
 https://blog.goo.ne.jp/spirit_of_nanko/d/20191024

 全県総体に関しては、7年前の決勝戦、秋田商業戦以来となります。「黄金世代」と呼ばれた54期生が3年生の時でした。
 あと「1勝」で2年ぶりのインターハイ切符を勝ち取るところまで来ましたが、残念ながら準優勝でした。
 下のURLはその試合のブログレポート。
 https://blog.goo.ne.jp/spirit_of_nanko/d/20170605

 サッカー部OB会が創立して11年。
 この間、我々OB会では、できることをささやかながらも、現役生サッカー部を支援し活動を支えてまいりました。
 これまでの11年間で現役生たちがピッチ上で魅せてくれる激闘に心震え、感動をし、その一挙手一投足をつぶさに観させていただきました。


 今年の61期生3年生を中心とした秋田南高校サッカー部は、翌週のソユースタジアムでこれまでのソユースタジアムでの激闘を上回るような試合を魅せていただきたいと心より願っております。


 2年と少しの間に「積み重ねてきた努力」と「流してきた悔し涙」をピッチ上で闘うための「エネルギー」に還元し、その「エネルギー」を試合終了のホイッスルが鳴るまで出し尽くすために。
 これまで支えてくれた先輩と後輩、マネージャー、学校関係者、そしてお父さん、お母さんに感謝の気持ちを持って、「秋田南」のプライドで闘い抜くために。


 『PRIDE OF NANKO』。

 「あの日あの時の想い出」を後悔や悔しさをいっさい残すことなく、満足いく「想い出」にするために。
 翌週の準決勝でもこのフレーズを胸に秘めて闘い抜いて欲しいと願っております。




 準決勝は試合会場が秋田市に戻ってまいります。

 ※ ※ 第70回全国高等学校総合体育大会サッカー競技秋田県予選 準決勝 ※ ※
 2024年6月1日(日)13:30キックオフ 
 会場/秋田市 ソユースタジアム
  秋田南 - 西目

 OBの皆様、サッカー部および学校関係者の皆様。
 翌週1日(土)の大一番・準決勝は、ソユースタジアムで現役生の「闘う姿」に熱いエールを送り、ご観戦くださいますようお願いいたします。

 では本日、秋田南VS大曲工業の試合フォトを余すことなくたっぷりご紹介いたしましょう。