令和6年度秋田県高等学校新人サッカー大会 準々決勝 秋田南1-1(PK4-5)本荘

善戦しましたが準々決勝敗退となりました。応援ありがとうございました。

「第68回全国高等学校総合体育大会秋田県大会サッカー競技」~準々決勝~ 秋田南VS新屋 結果速報&フォト特集!

2022年05月29日 19時20分08秒 | 高校サッカー
 「全国高校総体秋田県予選」。

 秋田南高校サッカー部にとって「集大成」となる大舞台。
 3年生のこの大会に賭ける”意気込み”と”決意”。

 
 3年生にとっては「2年と数か月」情熱を傾け続けた「サッカー部生活の全て」をこの1戦に賭けることになりましょう。

 勝ってチームメイトと喜び合い、負けて挫折を経験して打ちひしがれる。
 チームメイトのミスを責めてケンカもしたことでしょう。
 あの日の「あのゴール」をチームメイトに自慢したこともあるのではないでしょうか。


 人生の「起伏(きふく)」があってこそ「人としての成長」を積めるのです。
 「挫折」「失敗」「後悔」の数ほど、人間の「勲章」を得たのだ、と自慢すれば良いのです。

 2022年、5月29日、西目カントリーパークサッカー場。相手新屋。

 1対3。敗戦。




 君たちが大人に成ったとき、この日経験したこの一瞬一瞬の出来事を想い出し、「得てきた勲章の数々」を友人に、同僚に、部下に、妻に、そして自身の子供たちに語ってあげてください。

 では、本日の標記大会準々決勝、秋田南VS新屋の結果をご報告いたします。

 ※ ※ 第68回全国高等学校総合体育大会サッカー競技秋田県予選 準々決勝 ※ ※
 2022年5月29日(日)13:00キックオフ 
 会場/由利本荘市 西目カントリーパークサッカー場
  秋田南 1-3 新屋(前半0-1 後半1-2)
 得点:前半 5分 新屋 9番君(右サイドを崩して斜め45度グラウンダーシュート)
    後半 1分 新屋10番君?(左コーナーキックのキッカー10番君のボールが誰かに触ってそのままゴール)
    後半 8分 秋田南9番君(左コーナーキックの1回目のこぼれ球が9番君の目の前にこぼれ落ちそのボールをシュート)
    後半33分 新屋 9番君(左サイドからのグラウンダークロスを左足でゴール)



 秋田南の出場選手全員が死力を尽くし闘いました。
 ピッチ上で対峙した新屋高校が1枚も2枚もチームとして完成されており、終始試合を支配されました。


 試合開始直後から、畳みかける新屋。耐える秋田南。
 前半5分、中央でこぼれたボールが右サイドに流れ、その流れから痛恨の先制点を献上してしまいました。
 立ち上がりの失点ではありましたが、まだまだ時間はあり、焦る必要はありません。

 
 その後は落ち着きを取り戻し、セカンドボールの回収合戦で両校共にボールを拾っては攻撃につなげていきます。

 
 昨日の大館国際情報学院戦に比べて縦パスの精度が悪く、ボールを失う場面が何度も。
 さらには、短い距離感でのパスも昨日よりもズレが目立ち、攻撃が寸断されてしまい、新屋ボールになる場面が散見されます。


 前半戦は、0-1のスコアで秋田南が追いかける展開でハーフタイムになります。
 シュート数も秋田南は1本だけだったかもしれません。

 そして後半開始。キックオフは新屋。
 キックオフ直後のボールが新屋のコーナキックになります。
 その左コーナーキックのキッカーのボールが秋田南ゴールに向かい、誰か(新屋9番君?秋田南DF?)がさわり、秋田南ゴールに吸い込まれて0-2に。

 前半、後半それぞれに立ち上がりの失点が痛かった。


 2点を追いかける秋田南はその後、4人のDFが頑張って回収、頑張って奪ってくれたボールを丁寧につないで攻撃を展開できていけるようになります。
 幾分、秋田南も新屋ゴールに迫れるようになってきました。




 その後も時間の経過とともに攻撃の糸口をつかみ始め、何度も相手ゴールに近づけるようになります。
 と同時に決定機も何度か。


 そして後半8分でした。秋田南の左コーナーキックのボールがゴール前の競り合いでルーズボールになり、いち早く反応した3年生FW9番君が新屋ゴール前でシュート一閃。1点差に追いつきます。下画像が、その得点直後のシーン。


 同点に追いつきたい秋田南。必死にセカンドボールに食らいつき、新屋の強烈なプレスをかいくぐり新屋ゴールに迫っていきます。

 残り時間が気になりだした頃、痛恨の失点。
 新屋高校左サイドから崩して中央で待ち構えていた新屋高校9番君へ。左足で冷静に決めてこれで1-3。

 残念ながら試合終了のホイッスルを聞くことになり、試合は終了。
 本当に選手全員がたくさんの関係者のサポートを受けながら闘い続けましたが、惜しくも準々決勝敗退となりました。

 3年生の部員は、コロナ感染症の影響を最も受けた学年であったかもしれません。
 延期や中止にばかり直面した2年と少しの部活動生活だったことでしょう。


























 ですが「5月29日新屋高校戦」は、観客席にはたくさんの観戦者がいて、応援をたくさん受けましたよね。
 同じ秋田市にあるライバル校とバチバチの真剣勝負を70分間闘い尽くしましたよね。


 3年生のみんなが、これから生きていく人生の「まだ序盤」に差し掛かったばかり。
 これからは、何度も何度も繰り返し繰り返し「失敗」「後悔」そして「挫折」を経験していくはずです。






 出来れば経験したくはないことかもしれませんが、
 「己(おのれ)」を成長させ「人間力」を高めていくためには、これらは必要なことかもしれません。

 2022年5月。 高校3年最後の大会…。
 この「苦い想い出」も忘れないで欲しい、記憶に残し続けて自身の成長につなげて欲しい、そう願う秋田南高校サッカー部OB会でした。



 
 では本日の秋田南VS新屋、激闘フォトを一挙ご紹介いたしましょう!











































「第68回全国高等学校総合体育大会秋田県大会サッカー競技」~2回戦~ 秋田南VS大館国際情報学院 結果速報&フォト特集!

2022年05月28日 19時25分41秒 | 高校サッカー
 みなさま、こんにちは。
 OB会事務局のN岡です。
 本日の男鹿市は急に雨が降ったり、曇り空から晴れ間が覗いたりの変りやすい天気でした。
 間もなく6月を迎えるとはいえ、暑くはなく底冷えのする気候でありました。

 1年集大成の大会「第68回全国高等学校総合体育大会」。
 8月に徳島市でおこなわれる「全国インターハイ」への出場権を賭けた闘いが始まりました。
 母校・秋田南は、本日5月28日が初戦の2回戦。
 昨年、終了間際の劇的勝利を戦い演じた秋田南と大館国際情報学院が昨年に続き2回戦で対戦することに。
 会場は昨年が男鹿市総合運動公園の球技場(人工芝)、今年が同じ運動公園内の陸上競技場(天然芝)。
 何か運命めいた「もの」を感じ得ずにはいられません。

 今年はどんな「決闘」「ドラマ」「最終決着」が繰り広げられるかワクワクドキドキしながら試合を観戦したわたくし31期卒N岡です。
 試合前のアップのようすです。


 ではでは余計な「前置き」はこのくらいにして
 先ほど終了しました南高サッカー部の標記大会初戦、大館国際情報学院戦の結果速報です!

 ※ ※ 第68回全国高等学校総合体育大会サッカー競技秋田県予選 2回戦 ※ ※
 2022年5月28日(土)13:00キックオフ 
 会場/男鹿市 男鹿市総合運動公園陸上競技場
  秋田南 3-0 大館国際情報学院(前半1-0 後半2-0)
 得点:前半5分 10番君(コーナーキックのファーサイドへのボールをヘディングシュート)
    後半16分25番君(前のシュートの跳ね返りセカンドボールの左足ミドルシュート)
    後半26分21番君(これまたゴール前のセカンドボールを拾ってのミドルシュート)


 キックオフ前のセレモニーと、コイントス。あ、主審は「あの人だ~!!」




 前半立ち上がりは、秋田南がボール保持を高め相手ゴールに迫っていきます。
 そしてその攻勢のまま、最初のコーナーキック獲得。
 左コーナーからのボールはゴールから離れる軌道でありましたが、3年生キャプテン10番君がバックステップでゴールから下がりながらのヘディングシュート。
 これが見事にゴール枠内をとらえ、早々と秋田南が先制。
 下のフォトがそのキャプテン10番君の得点シーン。


 前半5分での得点で、秋田南はとてもリラックスして試合には「入れた」ように思います。
 先制後は、ほぼほぼセカンドボールを拾いまくり、ボール保持を続けゲームを支配。


 ビルドアップで縦パスが付けれないと判断すると、GKも含めてDF間やMF間でボールを幅広くパスをつなげて、ロストをしないように展開。
 11番君にボールが渡ると縦パスのスイッチが入り、攻撃も前へと前進していけるようになります。


 右ワイドMF8番君のスピードを生かした「縦に早い攻撃」、10番君、1年生25番君、2年生11番君を起点にしたボールを失わずに短い距離感でも崩していく「パス多用の攻撃」。
 長短織り交ぜた攻撃を駆使し、相手ゴールに迫る機会を作っていきます。



 
 しかしゴールには至らず、逆に、相手の短い手数で相手ゴールに迫る「縦に早い攻撃」を受ける場面も増えていきます。
 この「縦に早い攻撃」すなわちFWをスペースに走らせて相手DFの背後を狙う縦パスを、前半の大館国際情報学院は多用。

 この相手の攻撃にはセンターバックの3年生5番君、2年生3番君がしっかり対応。長身センターバックコンビの5番君と3番君です。
 5番君、3番君の背後に付けられて追いつかないボールは、GK1番君がボールの行き先を予測してしっかりと対応出来ていました。


 先日寄贈した、OB会横断幕「PRIDE OF NANKO」。




 前半の終盤あたりには、大館国際情報学院のこの「縦に早い攻撃」も何度か実を結び、シュートを受ける場面がありました。
 グラウンダーの枠内に飛んだ強烈なミドルシュートは、GK1番君が懸命のセーブで手に当てて、ゴール枠外にはじきました。スーパーセーブでした。
 手に当ててなければ失点していたシーンでした。下の写真が、辛くも枠外にボールをはじいたGK1番君の渾身のセーブ。




 前半はボール保持、攻撃回数、セカンドボールの回収もほぼ五分五分の展開ながら、秋田南が1-0で終えてハーフタイムに。


 ハーフタイム中、N岡N志監督(32期卒)の指示。選手はしっかりと聞き入れ後半の「戦略」を頭にインプットします。


 こちらの方をご紹介します。
 写真左が南高サッカー部内海部長で、写真右が現在の秋田県サッカー協会会長の尾形隆(おがたたかし)先生。
 わたくしN岡とN岡N志が南高在学中にサッカー部監督であった、恩師でございます。卒業から数十年経ちましたが、表情と雰囲気と発する言葉、全く変りません!笑


 そして後半開始。
 後半は一転して、同点に追いつきたい大館国際情報学院が主導権を握り、秋田南が凌ぐ展開になります。




 この苦しい展開でも4人のDFとGK1番君を中心に懸命の守りを続けます。
 GK1番君のスーパーセーブが後半も2度ありました!


 秋田南はボール保持できる時間は前半よりは少なくなっているものの、
ボランチの11番君と、下りてきて組み立てに加わるトップ下の10番君を中心に、ボールを失わない丁寧なパス交換を多用。
 昨年までの秋田南と明らかに「攻撃のスタイル」は変貌しております。




 本日の主審はこの方。ご存じの方、多いですよね(*^_^*)。 
 ご本人様からの要望により、氏名公表は控えさせていただきます。(*^_^*)


 南高サッカー部のトレーナーを長年お勤めいただいております長谷川さん。
 南高サッカー部13期卒の大先輩です。(*^_^*) 本当に本当にいつも選手サポートありがとうございます。m(_ _)m


 大館国際情報学院が攻め秋田南が守る、が後半戦の一貫した展開でしたが、秋田南は後半にも2得点。
 その得点を挙げたのがいずれも1年生!




 ボランチでスタメン抜擢の25番君と、後半から途中出場の21番君。
 その2得点共に、攻撃していて跳ね返ってきたセカンドボールを回収してのミドルシュートでした。




 大黒柱となる3年生が各ポジションにいてチームを牽引。
 そして期待されて起用される2年生と1年生も期待に応えて、結果を出す。
 チームの底上げを感じた後半戦での選手の躍動を感じたN岡でした。




 大館国際情報学院の怒濤(どとう)の攻撃も必死に守り切り、試合終了のホイッスル。
 苦しい試合展開の時間が長い試合でしたが、少ない得点の機会をキッチリものにし、見事初戦勝利となりました。


 明日29日(日)は準々決勝。 明日の対戦カードです!

 ※ ※ 第68回全国高等学校総合体育大会サッカー競技秋田県予選 準々決勝 ※ ※
 2022年5月29日(土)13:00キックオフ 
 会場/由利本荘市 西目カントリーパークサッカー場
  秋田南 - 新屋

 秋田南と新屋、両校監督がいずれも南高サッカー部32期(N岡の1年後輩)の同期対決となりました。


 お互いの監督を隅から隅まで知り尽くす監督同士の対決。
 我がOB会としては、両校監督自身は応援しつつも、やはり母校サッカー部の勝利を祈念いたしましょう!

 本日の試合をピッチそばから観察して感じた所感を一つだけ。
 やはり毎年5月にやってくるこの大会への意気込みと緊張感は、選手一人一人から感じ取ることが出来ました。




 「この大会に賭ける」「チームの勝利に貢献する」選手個々の気持ちの内面が表情やプレーの一つ一つからにじみ出ていたように思います。


 明日からの準々決勝は、さらなる難敵との対戦となります。
 明日からのピッチ上では、劣勢に対峙すること、我慢しなくてはいけないこと、逆境に立ち向かわなくてはならないことを体験することでしょう。

 
 2年と少しの間、日々の練習、週末の試合で培って得た経験は絶対に「その日の試合」で必ず生かされることを信じて試合終了のホイッスルが鳴るまで闘い抜いて欲しい、我がOB会一同、心より願い、明日の勝利を祈念いたしております!

 それではお待たせいたしました。
 本日の「秋田南VS大館国際情報学院」試合フォトです。





































「第68回秋田県高等学校総合体育大会 サッカー競技」2回戦 秋田南VS大館国際情報学院 マッチプレビュー

2022年05月27日 18時22分16秒 | 高校サッカー
 みなさまこんばんは。
 本日27日から開幕した標記大会。
 本日の1回戦開催を受けて、明日の秋田南の対戦相手が決定いたしました。

 ※ ※ 第68回全国高等学校総合体育大会サッカー競技秋田県予選 2回戦 ※ ※
 2022年5月28日(土)13:00キックオフ 
 会場/男鹿市 男鹿市総合運動公園陸上競技場
  秋田南 - 大館国際情報学院

 秋田南の初戦対戦相手は、大館国際情報学院。
 記憶に新しい昨年同大会、同2回戦での激闘。







 
https://blog.goo.ne.jp/spirit_of_nanko/m/202105

 さて、明日の初戦はどんな結末がどんな激闘がどんなドラマが待ち受けているでしょうか?
 明日の速報&試合フォト集をどうぞお楽しみに!


声で伝えられない「この気持ち」を横断幕に込めて。それは「PRIDE OF NANKO」。

2022年05月24日 20時58分21秒 | OB会活動
 
 少しだけ新品特有の匂いが残る、真新しい学生服を身にまとい、秋田南高校の正門を通った入学式のあの日。
 サッカー部に入部し、同じ中学校の同級生と会ってホッとし、初対面の同級生・初対面の先輩と初めてグラウンドで対面し緊張したあの日。


 南高グラウンドで日々練習に汗を流し、試合で負けては悔しい想いを抱き、勝ってはチームメイトと喜び合ったあの日、あの時間、あの瞬間。


 喜び、笑い、怒り、悔しがり、そして泣いた日、後悔もした日々。
 これらは「一生の宝物」となり、大人になってからも「南高時代の記憶」として呼び覚ましてくれることでしょう。
 2年と少しの間、チームメイトと過ごしてきた時間は「この大会」でもって幕を閉じることになります。












 「第68回秋田県高等学校総合体育大会サッカー競技」は6月27日(金)に開幕。
 秋田南高校サッカー部は、1枚しか手に入れることのできない「徳島行き切符」を賭けて今年もこの大会に挑みます。


 5月23日(月)、60周年記念交流大会が開催されていた西目カントリーパークサッカー場にて、
毎年恒例の「全県総体現役生激励会」をOB会で主催してまいりました。


 2年と少し前から世界で猛威を振るっている新型コロナウィルス感染症。
 我々から「日常」を奪い、「いつもの生活」ができない日々が続きました。

 現役生たちは部活動の中止、試合の延期や中止に直面し続けました。
 おそらく、日々苦心し、ぶつけることのできない怒りを溜め続けたことでしょう。




 また、コロナ前であれば、控え選手が太鼓を鳴らしメガホンでありったけの声援を送っていました。
 各高校がそれぞれに特色のある応援合戦をおこないました。重要大会の決勝戦、準決勝などでは華やかな全校応援もありました。
 観客席からは、選手の父兄やOBらが、ピッチ上で戦う選手を鼓舞すべく、たくさんの声援、激励の言葉を発していました。





 
 しかし今はそれ(=声援を送ること)が叶っていません。
 もうじき、観戦ルールの緩和がなされ、声を出しての応援ができるようになるかもしれませんが。

 声で伝えられない「勝って欲しいという願い」「闘いぬいて欲しいという願い」そして「生涯の宝物となる試合として完全燃焼して欲しいという願い」を伝えたく、
秋田南高校サッカー部OB会はその伝えたい気持ちを「横断幕」に記し製作、その完成した横断幕現役サッカー部員に寄贈してまいりました。

 その「横断幕」がこちらでございます。




 まずは、安井誠悦OB会長(14期卒)が、OB会がこの横断幕に込めた想いを伝え、全県総体に挑む選手への激励のご挨拶。

 
 選手たちは、安井会長の言葉の一つ一つに真剣に耳を傾けています。
 安井会長のお言葉を聞くその表情はキリっとしていて真剣そのもの。
 心の奥底にあった「闘志」がフツフツと燃え上がっているようにも伺えました。


 そして安井会長から、3年生キャプテン10番君に横断幕の寄贈。笑顔のグータッチです。




 チームを代表し、3年生キャプテン10番君の決意表明。
 支えてくれる方々への感謝の気持ちを忘れず闘い抜くことを誓ってくれました。

 10番君は小学生のころから存じ上げておりますが、本当に立派な高校生になりました。(*^-^*)
 責任感が強くて、「俺が引っ張る」という気概をプレーで体現できる選手です。本当に心身共に成長しました。








 最後に選手・マネージャー一同と安井会長との集合写真を撮影。ここではみんな笑顔で。

 
 「PRIDE OF NANKO」。

 「2年と少しの間、秋田南高校のサッカー部員として日々汗を流してきた誇り」
 「ベンチ入りできない部員の想いを背負った責任感」
 「決して自分が満足し喜ぶためだけではなく『チームの勝利のために』『チームを勝たせるために』走り、闘う気持ちを持った連帯感」





 我々秋田南高校サッカー部OB会は、「伝えたい気持ち」を横断幕に記し、応援席から南高サッカー部の勝利を願い、そして観戦いたします。

 秋田南高校サッカー部は、27日(金)の1回戦に試合は無く、28日(土)2回戦から登場。
 OB会関係者の皆様、ご都合がよろしいようでしたら、ぜひ現地会場で母校サッカー部への応援をよろしくお願いいたします。

 ※ ※ 第68回全国高等学校総合体育大会サッカー競技秋田県予選 2回戦 ※ ※
 2022年5月28日(土)13:00キックオフ 
 会場/男鹿市 男鹿市総合運動公園陸上競技場
  秋田南 - (大館国際情報・秋田)の勝者












































5/23(月)由利工業・大曲工業・秋田南創立六十周年記念サッカー交流試合レポート ~第2弾 秋田南VS由利工業~

2022年05月23日 23時18分58秒 | 高校サッカー
 みなさま、こんばんは。
 さてさて23日(月)に由利工業・大曲工業・秋田南の3校を招待して開催された「創立六十周年記念サッカー交流試合」。
 野球・バスケットボールに続く3種目目としてサッカー競技が西目カントリーパークサッカー場で賑やかに、そして盛大に執り行われました。


 午前に、オープニングゲームの大曲工業VS由利工業。
 その後の記念セレモニー(記念式典)。
 そして午後からは大曲工業VS秋田南の対戦。大曲工業VS秋田南の試合フォトは先日ご紹介いたしたとおりです。




 本日のOB会事務局ブログでは、
 その後の最終試合「由利工業VS秋田南」の試合フォトをご紹介しましょう。


 ・・・・と、その前に、わたくしN岡の昔話を少々させてください。
 わたくしN岡が南高サッカー部在籍時に「最も対戦した高校」が、由利工業でありました。。。

 2年生秋の時の高校選手権準々決勝・由利工業戦。この対戦では敗戦。1・2年生で臨んだ我が南高は、3年生主体の由利工業に意地を見せられた試合でした。
 N岡は、この由利工業戦の前の試合(3回戦)で大ケガをしました。全く歩ける状態ですら無いのに、当時の監督(=現・秋田県サッカー協会会長)はこの由利工業戦で私をスタメン起用。涙
 「監督、試合出れません。。。」とは正直には伝えられず、痛みを押して試合には出たものの・・・
 案の定、全く試合では使い物にならず、10分程度で途中交代。試合も0-1で敗戦。
 この試合(由利工業戦)のことは、20年以上たった今も忘れていません。

 翌年3年生の全県総体準々決勝。3年生になったN岡は、今度は由利工業にリベンジ!勝利し準決勝進出。(準決勝で経法大付属に敗れました)

 他、中央支部総体でも対戦しましたし、由利工業とは頻繁に練習試合をした記憶が残っています。
 由利工業のグランドではよく試合したなぁ~と覚えております。

 さて「小話」はこのへんで終わり本題に移りましょう。

 本編、記念試合の「由利工業VS秋田南」です。
 この試合前のロッカールーム。
 再びN岡N志監督の激(げき)と試合に臨むに当たっての戦術の確認。




 試合前セレモニー。この最終試合(VS由利工業)はAチームの主力選手が登場。




 では、秋田南VS由利工業の試合フォトをどうぞ。
 序盤から、主力選手がマッチアップする攻守に素早く、強度・インティンシティーの高い見応えのある白熱した試合展開に。


 前半は秋田南が幅いっぱいを広く利したゲームコントロールでゲームを掌握。1-0で折り返します。




 後半。試合時間が経過するにつれて、秋田南の運動量が落ち始めます。
 時間の経過と共に、攻守で主導権を握ったのは由利工業。秋田南守備陣のミスから同点に。
 この同点ゴールから一気に流れは由利工業に傾き、最終的には3失点。1-3でこの試合も残念ながら敗戦となりました。


 この記念試合の大曲工業戦、由利工業戦。
 N岡N志監督は「ただの1試合ではない、支えてくれる方々・在校生・関係者が観戦する中で、感謝の気持ちを持ちやれることを全て出し切るように」と強い口調で選手たちに諭しておりました。


 昭和47年のことです。
 南高の10期生有志数名が2年生の時に、中学校までやっていたサッカーを高校でもやりたくてサッカー同好会を設立。
 10期生が卒業したのち、同好会設立から3年後に「同好会」は「サッカー部」に昇格しました。

 サッカー部9期生が卒業したのち、数々の栄光、数々の挫折も経験しました。
 記憶から消し去りたい大敗も数多く重ねましたし、記憶に新しい全県総体優勝とインターハイ出場も経験しました。

 今年3月には58期生が卒業するまでのべ「650名」のサッカー部OBを輩出いたしてまいりました。

 現在の現役サッカー部在校生は、日々練習しそして優勝をめざし目の前にある試合に臨む側。
 サッカー部在校生を支援・パックアップする立場として存在する我々OB会は、サッカー部を周りから見守り支える側。

 現在のサッカー部在校生諸君には、まさに今南高サッカー部活動している、一挙手一投足を「出来る限り」大人になるまで記憶から消さずにいつも「心の引き出し」に収納していて欲しいと願っております。

 それは、「高校生時代の自分」が「大人になった自分」と比較する時が来たときに、「人を思いやる気持ち」「人を支えてあげる心配り」がどれだけ育まれてきたかが実感できるからです。
 大人に成った時、「心の成長」を実感できたならば、きっと南高サッカー部在籍時の支えられた時の感謝の気持ちが「心の引き出し」に残していて「糧(かて)」となっていることでしょう。


 秋田南高校サッカー部OB会は、毎年3月にサッカー部卒業生を新規入会生として迎え入れ、今後も、「現役サッカー部を支える側」としての役務を全うすべく会発展に努めてまいります。


 ではお待たせいたしました。記念試合最終戦「由利工業VS秋田南」試合フォトです!