「全国高校総体秋田県予選」。
秋田南高校サッカー部にとって「集大成」となる大舞台。
3年生のこの大会に賭ける”意気込み”と”決意”。
3年生にとっては「2年と数か月」情熱を傾け続けた「サッカー部生活の全て」をこの1戦に賭けることになりましょう。
勝ってチームメイトと喜び合い、負けて挫折を経験して打ちひしがれる。
チームメイトのミスを責めてケンカもしたことでしょう。
あの日の「あのゴール」をチームメイトに自慢したこともあるのではないでしょうか。
人生の「起伏(きふく)」があってこそ「人としての成長」を積めるのです。
「挫折」「失敗」「後悔」の数ほど、人間の「勲章」を得たのだ、と自慢すれば良いのです。
2022年、5月29日、西目カントリーパークサッカー場。相手新屋。
1対3。敗戦。
君たちが大人に成ったとき、この日経験したこの一瞬一瞬の出来事を想い出し、「得てきた勲章の数々」を友人に、同僚に、部下に、妻に、そして自身の子供たちに語ってあげてください。
では、本日の標記大会準々決勝、秋田南VS新屋の結果をご報告いたします。
※ ※ 第68回全国高等学校総合体育大会サッカー競技秋田県予選 準々決勝 ※ ※
2022年5月29日(日)13:00キックオフ
会場/由利本荘市 西目カントリーパークサッカー場
秋田南 1-3 新屋(前半0-1 後半1-2)
得点:前半 5分 新屋 9番君(右サイドを崩して斜め45度グラウンダーシュート)
後半 1分 新屋10番君?(左コーナーキックのキッカー10番君のボールが誰かに触ってそのままゴール)
後半 8分 秋田南9番君(左コーナーキックの1回目のこぼれ球が9番君の目の前にこぼれ落ちそのボールをシュート)
後半33分 新屋 9番君(左サイドからのグラウンダークロスを左足でゴール)
秋田南の出場選手全員が死力を尽くし闘いました。
ピッチ上で対峙した新屋高校が1枚も2枚もチームとして完成されており、終始試合を支配されました。
試合開始直後から、畳みかける新屋。耐える秋田南。
前半5分、中央でこぼれたボールが右サイドに流れ、その流れから痛恨の先制点を献上してしまいました。
立ち上がりの失点ではありましたが、まだまだ時間はあり、焦る必要はありません。
その後は落ち着きを取り戻し、セカンドボールの回収合戦で両校共にボールを拾っては攻撃につなげていきます。
昨日の大館国際情報学院戦に比べて縦パスの精度が悪く、ボールを失う場面が何度も。
さらには、短い距離感でのパスも昨日よりもズレが目立ち、攻撃が寸断されてしまい、新屋ボールになる場面が散見されます。
前半戦は、0-1のスコアで秋田南が追いかける展開でハーフタイムになります。
シュート数も秋田南は1本だけだったかもしれません。
そして後半開始。キックオフは新屋。
キックオフ直後のボールが新屋のコーナキックになります。
その左コーナーキックのキッカーのボールが秋田南ゴールに向かい、誰か(新屋9番君?秋田南DF?)がさわり、秋田南ゴールに吸い込まれて0-2に。
前半、後半それぞれに立ち上がりの失点が痛かった。
2点を追いかける秋田南はその後、4人のDFが頑張って回収、頑張って奪ってくれたボールを丁寧につないで攻撃を展開できていけるようになります。
幾分、秋田南も新屋ゴールに迫れるようになってきました。
その後も時間の経過とともに攻撃の糸口をつかみ始め、何度も相手ゴールに近づけるようになります。
と同時に決定機も何度か。
そして後半8分でした。秋田南の左コーナーキックのボールがゴール前の競り合いでルーズボールになり、いち早く反応した3年生FW9番君が新屋ゴール前でシュート一閃。1点差に追いつきます。下画像が、その得点直後のシーン。
同点に追いつきたい秋田南。必死にセカンドボールに食らいつき、新屋の強烈なプレスをかいくぐり新屋ゴールに迫っていきます。
残り時間が気になりだした頃、痛恨の失点。
新屋高校左サイドから崩して中央で待ち構えていた新屋高校9番君へ。左足で冷静に決めてこれで1-3。
残念ながら試合終了のホイッスルを聞くことになり、試合は終了。
本当に選手全員がたくさんの関係者のサポートを受けながら闘い続けましたが、惜しくも準々決勝敗退となりました。
3年生の部員は、コロナ感染症の影響を最も受けた学年であったかもしれません。
延期や中止にばかり直面した2年と少しの部活動生活だったことでしょう。
ですが「5月29日新屋高校戦」は、観客席にはたくさんの観戦者がいて、応援をたくさん受けましたよね。
同じ秋田市にあるライバル校とバチバチの真剣勝負を70分間闘い尽くしましたよね。
3年生のみんなが、これから生きていく人生の「まだ序盤」に差し掛かったばかり。
これからは、何度も何度も繰り返し繰り返し「失敗」「後悔」そして「挫折」を経験していくはずです。
出来れば経験したくはないことかもしれませんが、
「己(おのれ)」を成長させ「人間力」を高めていくためには、これらは必要なことかもしれません。
2022年5月。 高校3年最後の大会…。
この「苦い想い出」も忘れないで欲しい、記憶に残し続けて自身の成長につなげて欲しい、そう願う秋田南高校サッカー部OB会でした。
では本日の秋田南VS新屋、激闘フォトを一挙ご紹介いたしましょう!
秋田南高校サッカー部にとって「集大成」となる大舞台。
3年生のこの大会に賭ける”意気込み”と”決意”。
3年生にとっては「2年と数か月」情熱を傾け続けた「サッカー部生活の全て」をこの1戦に賭けることになりましょう。
勝ってチームメイトと喜び合い、負けて挫折を経験して打ちひしがれる。
チームメイトのミスを責めてケンカもしたことでしょう。
あの日の「あのゴール」をチームメイトに自慢したこともあるのではないでしょうか。
人生の「起伏(きふく)」があってこそ「人としての成長」を積めるのです。
「挫折」「失敗」「後悔」の数ほど、人間の「勲章」を得たのだ、と自慢すれば良いのです。
2022年、5月29日、西目カントリーパークサッカー場。相手新屋。
1対3。敗戦。
君たちが大人に成ったとき、この日経験したこの一瞬一瞬の出来事を想い出し、「得てきた勲章の数々」を友人に、同僚に、部下に、妻に、そして自身の子供たちに語ってあげてください。
では、本日の標記大会準々決勝、秋田南VS新屋の結果をご報告いたします。
※ ※ 第68回全国高等学校総合体育大会サッカー競技秋田県予選 準々決勝 ※ ※
2022年5月29日(日)13:00キックオフ
会場/由利本荘市 西目カントリーパークサッカー場
秋田南 1-3 新屋(前半0-1 後半1-2)
得点:前半 5分 新屋 9番君(右サイドを崩して斜め45度グラウンダーシュート)
後半 1分 新屋10番君?(左コーナーキックのキッカー10番君のボールが誰かに触ってそのままゴール)
後半 8分 秋田南9番君(左コーナーキックの1回目のこぼれ球が9番君の目の前にこぼれ落ちそのボールをシュート)
後半33分 新屋 9番君(左サイドからのグラウンダークロスを左足でゴール)
秋田南の出場選手全員が死力を尽くし闘いました。
ピッチ上で対峙した新屋高校が1枚も2枚もチームとして完成されており、終始試合を支配されました。
試合開始直後から、畳みかける新屋。耐える秋田南。
前半5分、中央でこぼれたボールが右サイドに流れ、その流れから痛恨の先制点を献上してしまいました。
立ち上がりの失点ではありましたが、まだまだ時間はあり、焦る必要はありません。
その後は落ち着きを取り戻し、セカンドボールの回収合戦で両校共にボールを拾っては攻撃につなげていきます。
昨日の大館国際情報学院戦に比べて縦パスの精度が悪く、ボールを失う場面が何度も。
さらには、短い距離感でのパスも昨日よりもズレが目立ち、攻撃が寸断されてしまい、新屋ボールになる場面が散見されます。
前半戦は、0-1のスコアで秋田南が追いかける展開でハーフタイムになります。
シュート数も秋田南は1本だけだったかもしれません。
そして後半開始。キックオフは新屋。
キックオフ直後のボールが新屋のコーナキックになります。
その左コーナーキックのキッカーのボールが秋田南ゴールに向かい、誰か(新屋9番君?秋田南DF?)がさわり、秋田南ゴールに吸い込まれて0-2に。
前半、後半それぞれに立ち上がりの失点が痛かった。
2点を追いかける秋田南はその後、4人のDFが頑張って回収、頑張って奪ってくれたボールを丁寧につないで攻撃を展開できていけるようになります。
幾分、秋田南も新屋ゴールに迫れるようになってきました。
その後も時間の経過とともに攻撃の糸口をつかみ始め、何度も相手ゴールに近づけるようになります。
と同時に決定機も何度か。
そして後半8分でした。秋田南の左コーナーキックのボールがゴール前の競り合いでルーズボールになり、いち早く反応した3年生FW9番君が新屋ゴール前でシュート一閃。1点差に追いつきます。下画像が、その得点直後のシーン。
同点に追いつきたい秋田南。必死にセカンドボールに食らいつき、新屋の強烈なプレスをかいくぐり新屋ゴールに迫っていきます。
残り時間が気になりだした頃、痛恨の失点。
新屋高校左サイドから崩して中央で待ち構えていた新屋高校9番君へ。左足で冷静に決めてこれで1-3。
残念ながら試合終了のホイッスルを聞くことになり、試合は終了。
本当に選手全員がたくさんの関係者のサポートを受けながら闘い続けましたが、惜しくも準々決勝敗退となりました。
3年生の部員は、コロナ感染症の影響を最も受けた学年であったかもしれません。
延期や中止にばかり直面した2年と少しの部活動生活だったことでしょう。
ですが「5月29日新屋高校戦」は、観客席にはたくさんの観戦者がいて、応援をたくさん受けましたよね。
同じ秋田市にあるライバル校とバチバチの真剣勝負を70分間闘い尽くしましたよね。
3年生のみんなが、これから生きていく人生の「まだ序盤」に差し掛かったばかり。
これからは、何度も何度も繰り返し繰り返し「失敗」「後悔」そして「挫折」を経験していくはずです。
出来れば経験したくはないことかもしれませんが、
「己(おのれ)」を成長させ「人間力」を高めていくためには、これらは必要なことかもしれません。
2022年5月。 高校3年最後の大会…。
この「苦い想い出」も忘れないで欲しい、記憶に残し続けて自身の成長につなげて欲しい、そう願う秋田南高校サッカー部OB会でした。
では本日の秋田南VS新屋、激闘フォトを一挙ご紹介いたしましょう!