令和6年度高体連中央支部新人大会サッカー競技 準決勝 秋田南1-3秋田商業

準決勝秋田商業戦は残念ながら敗戦。この後の3位決定戦(13時キックオフ)に臨みます!

「挑戦者の震える手。」12月5日,羽生新竜王が『永世7冠』獲得!

2017年12月07日 21時18分30秒 | 高校サッカー

 みなさま、こんばんは。
 OB会事務局N岡です。
 先週から何度もご紹介してきた「将棋の世界について」。
 プロ棋士のタイトル戦、有名棋士の紹介。そして羽生棋聖の紹介。
 さらには「第30期竜王戦7番勝負」のことも。

 N岡のこれまでの解説で、将棋のおおまかな世界が窺い知ることができたのではないでしょうか。
 そうなって頂けたらなら、幸いです。

 そして12月4日(月)と5日(火)は日本中が注目した
 「第30期竜王戦7番勝負~第5局~」が行われた日でした!

 1日目では決着がつかず、「封じ手」を翌日に持ち越し、2日目の5日(火)へ。
 ここまでの4戦と同様に、羽生棋聖の積極果敢の攻めの姿勢が第5戦(第5局)でも発揮されたそうです。
 「挑戦者は挑戦者らしく、大胆に」ですね。

 そして12月5日(火曜)の夕方4時20分を過ぎた頃でした!
 4日(月)と5日(火)の両日、仕事の休憩時間を見つけては、スマホ「AvemaTV」でこの対局生中継を視聴していましたが、
 ちょうど5日(火曜)の夕方4時23分頃は、幸運にも視聴中でした!
 歴史的瞬間を目撃できました!

 その4時23分頃、羽生棋聖の87手目!!
 持ち駒の「銀」を手にした時です。なんと!「銀」を持った右手が震えていたんです!
 
 羽生棋聖が「4三銀」打ちをすると、しばしの沈黙ののち渡辺竜王が「まいりました」の一声でお辞儀をし投了。
 この瞬間、羽生棋聖の竜王位奪取と「永世7冠」の獲得、および通算99期目のタイトル獲得が決まりました。

 【竜王戦第5局の棋譜】http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/30/ryuou201712040101.html

 【羽生棋聖竜王位奪取 その1】https://www.shogi.or.jp/news/2017/12/post_1622.html
 【羽生棋聖竜王位奪取 その2】http://live.shogi.or.jp/ryuou/

 【竜王戦について】https://www.shogi.or.jp/match/ryuuou/
 【「第30期竜王戦7番勝負」詳細】http://live.shogi.or.jp/ryuou/

 5日夜、そして翌日6日の新聞、テレビ等の各メディアでも羽生永世7冠誕生のニュースはたびたび報道されてましたよね!ご覧なった方もいらっしゃることでしょう。

 つい先ほど・・・
 『どれほどまでに将棋界で「永世7冠」が前人未踏の大記録なのか?』

 を解説した記事を見つけました。(#^.^#)

 ぜひその記事(下記URL)をご覧いただきたいと思います。
 (N岡が説明するよりも、はるかに詳しくて分かり易い記事ですよ ↓↓↓ )
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171207-00010003-houdouk-cul

 「永世7冠」獲得した後のインタビューで
 『もう2度と(永世7冠に)挑戦できないと思い、最後の挑戦と思って戦いました』
 と述べられてましたよね。
 
 実は「永世7冠」に挑戦するのは、今回が初めてではなく、過去に2度挑戦し、いずれも失敗しているんです。
 2007年に6つ目「永世称号」を獲得し、残す「永世竜王」のみに。

 翌年の2008年と2010年、竜王戦に挑むも、いずれも竜王位奪取に失敗。
 その竜王戦で戦ったのが2度とも現竜王の渡辺竜王。

 今回が7年ぶりにやってきた「竜王戦」。またとないチャンスだったんです!
 そして今回の悲願達成。9年越しの悲願、喜びも”ひとしお”でしょう!

 そして前述しましたが
 『羽生棋聖は、勝ちを確信した一手を指すときに、その指が震える』
 という逸話が以前からありました。

 今回は日本中が注目する世紀の一戦。
 やはりと言うべきか、今回の竜王戦第5局の投了となる87手目「4三銀」打ちの瞬間も、羽生棋聖の手が震えていたことも様々なメディアで報道されてましたね。

 「なぜ将棋の羽生さんの手は震えるのか?」→https://shogi.takeda.site/archives/1040414527.html
 「羽生名人はなぜ指が震えるのでしょうか?」→https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1158748276?__ysp=576955Sf5ZaE5rK7IOmch%2BOBiOOCi%2BaMhw%3D%3D

 偉大な大棋士でも、「勝利」を確信した瞬間、興奮する訳ですし、
 また「勝利」まであと一歩なのに「勝利」を逃し逆転されるかもしれない、というプレッシャーも感じる訳なのですね。
 まるで「コンピュータ」や「AI(人工頭脳)」のような頭脳を持つ偉大な棋士でも、人間味あふれる所作(しぐさ)を無意識のうちにしてしまうんですね。( ◠‿◠ )
 温かい気持ちになるエピソードでもあります♪

 さあ、ついに羽生新竜王は、今回の「竜王位」奪取で通算99期目のタイトルを獲得。
 今後タイトル奪取か、または保持タイトル防衛を果たせばついに、大台の「100期目」となります!

 ぜひ今後の将棋界、そして羽生永世7冠をご注目くださいね!

N岡も大注目の「将棋の世界」。今、大ブームの将棋についてご紹介しましょう~。(後編)

2017年12月01日 22時40分51秒 | ダイアリー

 みなさま、こんばんは。OB会事務局N岡です。(^^♪

 11月29日は「いい肉の日」の日でした~☆
 11月29日の晩御飯では「美味しいお肉」を食べていらっしゃいましたか~???( ^ω^ ) 笑
 そして今日から12月!あと2017年も残すところ1か月となりました!
 残り1か月を悔いなく、楽しんで、そして素晴らしい新年を迎えられるよう、全力で頑張ってまいりましょう~。

 さてさて・・N岡がご紹介する「将棋の世界」。
 本日が最終回。「後編」です!

 最終回の今日は、皆が知っている「羽生善治棋士」についてと、
 現在開催中の「第30期竜王戦7番勝負」について、詳しくご紹介してまいりましょう~!

 まずは、羽生善治棋士について、こちらをご覧ください!
 現在までに羽生棋士が7大棋戦で獲得したタイトル数の一覧です!

 竜王 6期
 名人 9期 十九世名人(襲位は原則引退後)
 王位18期 永世王位(就位は原則引退後)
 王座24期 名誉王座(就位は原則引退後)
 棋王13期 永世棋王(就位は原則引退後)
 王将12期 永世王将(就位は原則引退後)
 棋聖16期 永世棋聖(就位は原則引退後)

 ほんの一握りの「プロ棋士」。そのプロ棋士でも一度もタイトルを獲得できず引退する場合が大半でして、タイトルを獲得できるのは、本当にごくわずかのみの実力を持った棋士のみ。
 厳しい将棋界の頂点に君臨できる、ごくわずかの棋士のみなんです。

 羽生棋士は、驚くことに7大棋戦で通算で98回も!!!(98期)タイトルを獲得しています。

 また、前回「ブログ」で前述しましたが、
 1996年には全タイトル7冠を獲得・保持し『羽生7冠』と呼ばれていた時期もありました。
 当時の「7冠達成」のニュースをご存知の方も多いですよね! 
 全タイトル制覇(7冠)なんて、後にも先にも実現されないかもしれない、大偉業なんですよ!
 【「公益社団法人 日本将棋連盟」公式サイト】https://www.shogi.or.jp/
 【羽生善治棋士データベース】https://www.shogi.or.jp/player/pro/175.html

  そしてさらにさらに!
 何よりも凄いのは「永世称号」「名誉称号」を竜王位以外ですべて獲得しているということ!
 これが本当に凄いんです!

 では「永世〇〇」「名誉〇〇」を説明します。

 分かり易いように「名人位」を例に挙げてみます。
 「名人位」タイトルを『通算で5期以上』獲得できると、引退後に「名人位」を生涯(かつ没後も)に名乗ることができる、という意味です。
 ですから羽生棋士が将棋界を引退しても、「羽生19世名人」と称される、ということなんです。

 各タイトルで「永世称号」「名誉称号」の獲得条件はバラバラ。
 それぞれに必要な獲得数、連続獲得数があって一概には説明することはできません。
 
 羽生棋士は「竜王位」以外の6タイトルで「永世称号」「名誉称号」を獲得しています。
 名人位を9期獲得してますし、王座位では24期タイトル獲得しているわけですから「永世称号・名誉称号」を得ているのも納得ですよね。
 「王座位」24期タイトル獲得ということは、すなわち・・・
 通算で24年もの間、王座位を守り続けていること。。。本当に凄い、凄すぎる偉業ですよね。

 7代タイトルのうち、唯一「永世称号」を持たないのが「竜王位」。
 その「竜王位」タイトルを賭けた7番勝負が現在開催中なんです。

 今回タイトル奪取に成功し「竜王位」7期目獲得となると、『永世竜王』の称号も得ることに。

 ・・・と、言うことはです!すなわち!
 ついに(「叡王位」を除く)全ての7代タイトルで「永世称号」を獲得し、

 『永世7冠』達成という、とてつもない大偉業を成し得る訳なんです!

 そんで、もう一つの大偉業が!!!
 今度「竜王位」を獲得すると、通算タイトル獲得が99期に。
 さらなる大偉業『タイトル獲得100期』に王手を掛ける、ということになります!!!

 現在、その「竜王戦7番勝負」は第4局まで終了しています。
 プロ野球日本シリーズのように7戦まであり、先に4勝した棋士が「竜王位」獲得となります。

 第1局、第2局は羽生挑戦者が勝利。
 第3局はタイトル保持者・渡辺竜王が一矢報いて勝利。
 続く第4局は羽生挑戦者が勝ち、これで羽生挑戦者の3勝1敗に。竜王位奪取に王手をかけました。
 【竜王戦について】https://www.shogi.or.jp/match/ryuuou/
 【「第30期竜王戦7番勝負」詳細】http://live.shogi.or.jp/ryuou/

 もう一つ補足を加えるならば、今年(2017年)の羽生棋士の成績は、例年よりも極端に「不調」と称されていました。
 加齢による「読み」「勝負勘」の衰えを指摘されたこともあります。
 また、近年著しい、若手20代棋士の台頭と躍進によって敗戦を重ねた時期もありました。

 羽生棋士は毎年の勝率は6割を超えているのですが(10回戦って6回以上勝利)(勝率6割超えは一流棋士の証(あかし)と言われます)。
 今年はほぼ5割そこそこ。勝ったり負けたりを繰り返していました。
 また、今年春から夏にかけては、「王位戦」「王座戦」の防衛に失敗。3冠から1冠に失冠していました。

 ですが、10月に開幕した「第30期竜王戦」はこれまで報じられてきた不調が嘘のように絶好調。
 第1局、第2局とも「攻めの姿勢」を終始貫いて、羽生棋士本来の将棋に戻った、と報じられています。
 やはり「永世7冠獲得」に並々ならぬ、闘志を燃やしていたことが伺えますよね。
 こうして3勝1敗、羽生棋士の王手で第4局までを終了。

 そして大注目の第5局は、12月4日(月)5日(火)の両日に開催。来週に第5局開催が迫ってきました。
 鹿児島県指宿市「指宿白水館」を会場に、世紀の大一番が幕を開けます。

 やはりですが、この「第30期竜王戦7番勝負~第5局~」は「AvemaTV」将棋チャンネルで生中継配信されます。
 将棋界に(おそらく)2度と起こることは無いであろう、歴史的瞬間が目前に迫っています。
 もし「竜王位奪取」そして「永世7冠獲得達成」となると、
 間違いなく新聞・テレビニュース等の各種メディアで一斉に報道されることでしょう!
 

 ぜひ歴史的偉業が迫る
 「第30期竜王戦7番勝負~第5局~ 渡辺明竜王VS羽生善治棋聖 」の1戦を注目してみてください!

 【「公益社団法人 日本将棋連盟」公式サイト】https://www.shogi.or.jp/
 【「AvemaTV」将棋チャンネル】https://abema.tv/now-on-air/shogi


 ブログをご覧のみなさま、こんな疑問を持たれたのではないでしょうか???

 『N岡って、将棋の知識はあるようだけど、実際に将棋指したことあんのかよ~???』・・・と。笑

 鋭いご指摘、ありがとうございます。笑 (#^.^#)
 そのご質問にお答えいたしましょう~。

 もちろん、N岡は将棋を指した経験はあります。
 子供の頃、まだテレビゲームが一般家庭に普及していない時代でしたので(どんな大昔なんだよー)、
 N岡の父親は、息子たちのN岡兄弟に、将棋を指南、指導し、いつも父子で対局していました。
 (ちなみに高校生の頃には、父親から麻雀を教わりました)

 それ以来、将棋を指す機会は無いまま、今現在に至っていました。
 
 そして現在、藤井4段の登場による「将棋ブーム」の到来。
 かつ、羽生棋士の「永世7冠」獲得目前、というタイミング。

 ここ最近になってパソコンやスマートフォンに将棋アプリをダウンロードして、幼少期以来に将棋を実践し始めたN岡です。
 やはり、将棋は直感のみでなく、数手先、数十手先の指し手を読み、最善手を探さなくてはなりません。
 指し手を読むのはほんとうに難しいしですし、根気と習熟度が要ることを痛感しています。。。((+_+))


 これまで「事務局ブログ」3回にわたりご紹介してまいりました「将棋の世界」。
 興味を持たれましたでしょうか???
 みなさまにおかれましても、この機会に「将棋」に目を向けてみてはいかがでしょうか☆彡( ^ω^ )

 羽生棋士が「竜王位」奪取と「永世7冠」獲得なるのか?
 それとも渡辺竜王が意地を見せて勝利し、2勝3敗とするのか?
 N岡大注目の「第30期竜王戦7番勝負~第5局」の勝敗決着は12月5日(火曜)の夕方か夜になります!
 ぜひ12月5日(火曜)はこの「世紀の一戦」にご注目ください!!!( ^ω^ )