今日7日は立秋。暦の上とはいえ精神的には涼を感じることができる。立秋になったので、今日から「晩夏」とする。
さて、たとえば季節の移ろいを端的に示すものには、薄の葉があり、また青い果実がある。未熟なその実は確実に熟して実りの秋を迎える。
青い実は立秋の証でもあるのだ。
※トップ画像は温州蜜柑
ポポウ
柿
山葡萄
栗 林檎
銀杏
椿
ゲリラ豪雨(5日)で落下した青柿
俳句の世界では「青柿」は夏の季語。また「椿の実」は秋の季語、これは熟した実の方を採ったからだ。
つまり「青い実」という一般的な季語はないわけだ。で、勝手に晩夏の季語として使ってみることとする。
青き実をことごとく観て我一人 奏城