文学史好きなら我が国の文学者の少なからぬ方に「うつ」の傾向があることを知っていよう。本書に出登場する文学者は以下の通りだ。
夏目漱石 有島武郎 芥川龍之介 島田清次郎 宮澤賢治 中原中也 島崎藤村 太宰治
谷崎潤一郎 川端康成の10名である。
この中で現在一般的に知られていないのは忘れられた天才・島田清次郎だけだろうか。
三十路を少し超えた教え子たちと新年会。13人で上野・銀の月という居酒屋で7時から10時まで宴会をした。
子供たちもそれぞれに責任ある立場になっているようで、時の速さを否が応でも痛感した。昨年結婚した子もこの代の教え子だった。ますは健康で何より。楽しい時間をありがとう!
そういえば、かつてあった上野名物のあのレストラン聚楽は取り壊されて新たなものが建設中だった。だから不忍口から見上げると西郷さんが見えた。そうなのだ、きっと西郷像が立ったころは下からも見えたのだろうなぁと思いながら、一時的あろう風景を撮ってみた。
「2分の1成人式」では自分史作りをお行います。誕生から10歳(4年生)までの自分史をつくるわけです。とはいえ実際は保護者によるサポートがなくては幼児期のことは覚えていない訳です。その意味で共同作業です。次の10年のためにも、ここでしっかり残しておきたいものです。