美島奏城  豊饒の海へ

豊饒の海をめざす、教育と文芸と風流に関する備忘録

歳末

2007年12月31日 | 風流

歳末や一休禅師の思ふやう  奏城

 

  「般若心経」は人気の高い経典であって、興味のある方々には一度は解釈したくなるものらしい。一休は当時にあっては破天荒な僧であったがゆえに後世に名を遺したといえる。それが例えば一休頓智譚を生んだのだ。

  年末・年始がうれしかったのは過去のこととなったな。

  

 一休さんの道歌

  我ありと思う心を捨てよただ
      身のうき雲の風にまかせて   

 

「偽」とされた1年が終わった。