美島奏城  豊饒の海へ

豊饒の海をめざす、教育と文芸と風流に関する備忘録

「ランドセル俳人の五・七・五」 小林 凛著

2013年06月30日 | 読書もどき

 新聞の書評を読んで気になっていた本著が行きつけの書店にあったので、買い求めた。店主によれば、よく注文が来るという。発売2か月で3刷は確かにこの手の本としてはそういうことなろう?

 どのような方が買い求めるのか気にかかるところだ。

 推薦人の日野原重明氏の言葉「不登校の少年凛君は、俳句をつくり始めたことでいじめに耐えた。春の陽に彼は輝く」

 いくつかその句を書き記す。

 

生まれしを幸かと聞かれ春の宵

強風にあおられまいとしじみ蝶

いじめられ行きたし行けぬ春の雨

 

 


「勘違いの日本語 伝わらない日本語」北原保雄 著

2013年04月28日 | 読書もどき

  退職したある校長は自身のことを「校長を務めさせていただいている〇〇です」と自己紹介していた。それが不適切な表現であることは方々から聞こえてきたが、日本語表現の泰斗・北原氏も同様のことを記している。

 要は、過ぎたるは及ばざるがごとし、ということである。クダケテいえば、馬鹿丁寧は不適切である。

 


「一冊でまるわかり! 世界の古代文明」 学研

2013年04月06日 | 読書もどき

 古代文明をビジュアルでまとめたムック。ムーが編集なので、多少気になるが。購入。

 

  本書によれば「古代遺跡ベスト10」は、次のようになる。「大ピラミッド・ぺトラ・ネムルト=ダー・ポンペイ・万里の長城・ティオティワカン・イースター島・ナスカの地上絵・チャコ=キャニオン・飛鳥の巨石遺構」

 昔習った「世界四大文明」という概念はもはや通用しないことは明らかなぁと、痛感。

 巻末には「ムー」らしく、超古代文明やオーパーツについても記載されている。