美島奏城  豊饒の海へ

豊饒の海をめざす、教育と文芸と風流に関する備忘録

日乘  金木犀

2006年09月23日 | 四季

平成18年9月23日(土)秋分の日・秋季皇霊祭

 

不動産の日・海王星の日・万年筆の日



柄井川柳 忌(川柳の祖 行年72 旧暦)
頼山陽 忌(漢学者『日本楽府』『日本外史』 行年52 旧暦)
プロスペル・メリメ 忌(仏:小説家『カルメン』 行年66)
岡田三郎助 忌(洋画家 行年70)
久保山愛吉 忌(第五福竜丸の無線長・第3の被爆者  行年40)
ネルダ 忌(チリ:詩人『世界の果て』 ノーベル文学賞 行年69)
花田清輝 忌(文藝評論家,小説家,劇作家『復興期の精神』 行年65)
京塚昌子 忌(俳優 行年64)
藤子・F・不二雄 忌(漫画家『ドラえもん』 行年62)
鈴木三郎 忌(哲学者 行年85)
榎本美佐江 忌(歌手  行年74)
岡井省二 忌(俳人 行年75)

 

  今日は彼岸の中日,という訳でもないのだろうが,私的には多くの有名人の命日のようにみえる。
  庭の金木犀も満開になり,芳香を漂わせている。満開になれば,それは散るための序章でもある。
  金木犀の散る様は,桜以上に見事。さながら地面に星の絨毯を引くが如し。



 

木犀やけだるき午後の筆の跡  奏城