美島奏城  豊饒の海へ

豊饒の海をめざす、教育と文芸と風流に関する備忘録

盛夏賦24   藤再び

2008年08月04日 | 風流

   藤が開花。ここ数年「狂ひ咲き」のように2度目の開花がある。

  俳句の世界では「狂い咲き」は小春日和のころに、桜(躑躅や山吹なども)が咲くことなので、冬の季語とされる。

  

  つまりこの時期の藤には狂い咲き以外の名を与えなければならないのだろうか? 

  季節はずれの藤で「外れ藤」。

  いや、夏に咲くので「夏藤」でいいような。