台風13号の影響で、今週末も天気が良くないという予報とは裏腹に、昨日、今日とまずまずのお天気に恵まれました。
天気予報を信じて特に予定を立てていなかったこともあり、何処に行こうか思案していたところ、当ブログに度々訪問頂いている“土佐の鯨丸”さんお勧めの長湯温泉の事を思い出しました。
長湯温泉には、昨年の12月に一度訪れています。【過去記事はコチラ】
ただ、ラムネ温泉は湯温が低い(32℃)ので、山間部の12月に入るにはちょっと寒かったので、夏にもう一度訪れてみたいと考えていました。
前回、長湯温泉の“お肌ツルツル”効果を体験した奥さんは、“長湯温泉に行こうか?”というまめ八の提案を聞いてから超ゴキゲン!あっという間にお出かけの準備を整えてしまいました。
長湯温泉は、大分県の西部、“荒城の月”で有名な竹田市の直入町にあります。
熊本市からだと、国道57号線をひたすら東に走り、竹田市中心部を過ぎた辺りで左折し、県道47号線を北上すると県道30号線(長湯バイパス)すに出るのでそこを右折し、しばらく走ると長湯温泉に到着です。所要時間は約2時間です。
長湯温泉は、コレで2回目の訪問になるので、今回は“土佐の鯨丸”さんお勧めの“温泉療養文化館 御前湯”に行ってみることにしました。
この“御前湯”は、長湯温泉の温泉街の一角にありました。
入り口が極めて解り難く、しかも小路になっているのでナビをお持ちでない方は、“温泉療養文化館 御前湯”のHPにあるアクセスマップを参考にされると良いかと思います。また、この施設には専用の駐車場が無いので、すぐ傍にある“道の駅 おんせん市場”の駐車場を利用されることをお勧めします。
さて、こちらが“温泉療養文化館 御前湯”の入り口。
この写真からは解りませんが、ドイツ人技師が設計したという洋館風のモダンな建物でした。
前回もご紹介しましたが、この“長湯温泉”の特徴は、珍しい炭酸泉であることです。炭酸泉は、入浴効果のみならず、飲泉効果(つまり、飲んで効く)もあると言われています。
施設入口には、飲泉場が設置してありました。
早速、飲んでみると。。。
前回同様、やっぱり“マズゥ~”
気の抜けた鉄の味のサイダーみたいです。
この施設は公共施設なので、入浴料は大人500円、6歳以上の子ども300円とリーズナブル。。。
館内には温泉以外にも喫茶室、無料の休憩所、売店などがあり、また、全館バリアフリーになっており、お年寄りにも優しい配慮が為されています。
久しぶりの長湯温泉。。。
温泉に浸かると、“ありゃ?温かい。。。気泡も付かない!”
昨年の12月に入った“ラムネ温泉館”は32℃の冷泉だったのですが、本来の長湯温泉は文字通りの“温泉”だったのです。
炭酸ガスは、性質上、水温が高くなるほど溶存量が少なくなってしまうので、水温の低い“ラムネ温泉館”の様には気泡が付かないみたいです。
ただ、その反面、この温度だったら冬場でも十分OK!
しかも気泡が付かないからといって炭酸泉としての効能は変わりがないそうです。その証拠に、湯上り後のスベスベ感は“ラムネ温泉館”と変わりありません。炭酸泉は、古い角質を溶かす性質があるのでお肌がスベスベになります。
まめ八の肌では手遅れって感じでしたが、一緒に入った息子のお尻なんてまるでゆで卵みたいになっちゃいました。
それで、ウチの奥さんの肌は?。。。
いつもなら、ココは“それなりに・・・”とコメントする所でしょうか、ホントの話、5歳?は若返った感じでした。
(本人曰く、“30代の肌に戻った”。。。だそうです)
しかも“ラムネ温泉館”と違って、こちらはボディソープやシャンプーが備え付け。。。極普通に温泉を楽しむことが出来ました。
温泉から上がった後、バルコニーで夕刻の涼しい風に吹かれて休憩。。。
風呂上りの一服の煙草を燻らせると、“フゥ~”という至上の一時。。。
テラスの外側には清流が流れ、その水面をカワセミが時折飛び交う姿が見られます。
何と贅沢な時間なのでしょう。。。
名曲“神田川”の逆パターンで、待たされること約30分。。。
髪が芯まで冷えることはありませんでしたが、やっと奥さんが出てきました。
その後、この“温泉療養文化館 御前湯”の名物、ソフトクリームを食べましたが、湯上りだったこともあって噂に違わずとても美味しかったですよ。
“温泉療養文化館 御前湯”をあとにして、そこから50mと離れていない“道の駅 おんせん市場”に行ってみました。
取り立てて珍しい物産が置いてあるわけではないのですが、大分名物“柚子胡椒”や、山の幸、新鮮な野菜等が置いてありました。
さて、二度目の長湯温泉探訪でしたが、それぞれに泉質などの違いがあって、とても楽しめました。
同じ長湯温泉でも、施設によって色々な楽しみ方があるようですね。
長湯温泉。。。まだまだ奥が深いようです。
“土佐の鯨丸”さん、良い温泉をご紹介頂き、本当に有難うございました。
コメント
- ヴェル24 [2011年9月12日 0:01]
- こんばんは。
数日前、奈良の吉野に国内では珍しい炭酸泉が有るとTVで言ってましたが、こちらの温泉もそうなんですね。
建物を見ていると千と千尋の神隠しの温泉の裏側に雰囲気が似ているように感じました。(4枚目の写真)
その建物で温泉上がりで、心地良い風に吹かれながら吸うタバコは応えられないでしょうねェ?吸っていたときの記憶が・・・!?
料金もリーズナブルだし、一度は行ってみたい温泉の候補とします。 - 宮ちゃんNO1 [2011年9月12日 17:23]
- こんにちは~ 宮ちゃんで~す!
温泉好きですが・・・未だに炭酸泉に入った事が無く
と言うより・・・近郊に無かった(笑)
なるほど・・・炭酸泉は古い角質を取ってくれるんデスね!
ドイツの方の設計した建物・・・直線と曲線が融合して
何となく雰囲気がいいデスね~
コレが公共施設とは思えません(笑) - デコちゃん [2011年9月12日 23:02]
- こんにちは!
天然の炭酸泉、全国的に見ても数は多くないんですよね。
最近だとスーパー銭湯とかでも炭酸泉ってあるくらい人気だからうらやましいです!
私もしっか~~り入ってマイナス5歳肌を目指したいです! - 土佐の鯨丸 [2011年9月13日 7:36]
- おはようございます!!。
長湯温泉 再訪誠にありがとうございます。
天気も 良かったみたいで、道中の山なみなども綺麗やったんでしょうね~。
御前湯は、男湯と女湯が1階と3階に日替わりで交替してるのですが、今回はどちらでしたか!?
自分は断然 雰囲気の良い 3階の露天が好きなので、上の階なんですけどね~。
自分は主に20代~30代の頃は、毎回毎回九州行きは 臼杵港に着いてから移動をし、夜中の3~4時頃に長湯に到着し
露天風呂のカニ湯に入り、蛙の声を聞きながら星を眺め、白々と空が明けてゆくひと時の風情にはまっておりましたし、6時前に長湯から移動していたので、御前湯に入ったのは随分と後になりました。
長湯には沢山の思い出があります。。。
ほろ苦い思い出も。。。
時には、夜中に竹田の町で飲んでた酔客が来て
一緒に 川で泳がされたり。
昔は、カニ湯に降りてゆく場所は田んぼでしたが、今では建物が沢山。。。 - まめ八 [2011年9月14日 10:05]
- ヴェル24さん、こんにちわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。
この長湯温泉は、花王が“日本一の炭酸泉”と評価したそうですから、一度入浴する価値はあると思いますよ。
温泉以外にも周囲には“荒城の月”で有名な岡城跡や、阿蘇・九重にも近いので、九州においでになられた際には立ち寄られてみて下さい。 - まめ八 [2011年9月14日 10:19]
- 宮ちゃん、こんにちわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。
この長湯温泉は、旧ドイツ(現チェコ)にある炭酸泉の温泉保養地カールスバートとの関係が深いようで、その影響をかなり受けています。この“御前湯”がドイツ人技師による設計なのはそうした理由からのようです。
炭酸泉の効能としては、お肌スベスベ効果だけではなく、皮膚から吸収される炭酸ガスによって血行が促進されることから、体の芯からポカポカと温まり、疲労回復や打撲などの症状に効果的なんだそうです。また、飲んでも整腸作用により食欲増進効果も期待できるみたいですよ。
この施設は、もともと直入町営だったようですが、同町が竹田市と合併してからは竹田市が運営しているみたいです。
そのため、竹田市民の入浴料は、大人でも300円に設定されています。 - まめ八 [2011年9月14日 10:30]
- デコちゃん、こんにちわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。
スーパー銭湯にも炭酸泉があるのですねぇ~。。。
でも、ココの炭酸濃度は、入浴剤“バブ”の12倍もあるそうですよ。(花王の調査結果)
風呂上りはお肌ツルツル間違いなしですよ~
それにここの温泉水を飲むことによってお通じの方も良くなるとか。。。
機会があれば、是非お立ち寄り下さいネ。 - まめ八 [2011年9月14日 10:56]
- 土佐の鯨丸さん、こんにちわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。
長湯温泉には色々な思い出がおありのようですね~。
“ほろ苦い思い出”。。。気になりますが、敢えてお尋ね致しませんよ~ (^_^;)
今回、ガニ湯には寄りませんでした。
川の中の温泉でとても気持ち良さそうですが、真昼間に入る勇気は私にはありません。(^0^*
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