gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

卒業写真

2012-02-29 22:04:07 | 音楽

昼過ぎに花束を抱えた高校生をやけに見かけるな、と思っていたら、今日は高校の卒業式だったみたいです。

 

“高校の卒業式かぁ”

 

まめ八にとってみれば遥か昔の31年前の話で余り印象に残っていません。

覚えているのは、受験した大学の発表待ち(結局、駄目で一浪しました )だった不安感と、憧れの〇〇さんと明日から逢えない寂しさだけであまりいい思い出はありませんでした。

でも、“あの頃って良かったな”って、今更ながら思います。

未来への不安があったけど、何より夢がありましたから。。。

 

今の若い人たちはどうなんでしょう?

混沌として厳しくなる一方の日本の社会の中であっても若者らしい愚直な位真っ直ぐな夢を持ち続けて欲しいと思いますネ。

 

“私の歩みは遅い。しかし決して後戻りはしていない”

 

これは、18世紀に万能の天才と言われたアメリカのベンジャミン・フランクリンの言葉で、まめ八の大好きな格言です。

この言葉を実践する事は非常に難しいという事を人生の半分を過ぎた頃に思い知ったまめ八ですが、若い頃にはコレ位の気持ちを持って人生に立ち向かって貰いたいなぁ~なんて思います。

言い古された言葉ですが、人生は一度っきり。。。

その人生をいかに悔いのない生き方が出来るか、自分の存在がどれだけたくさんの人たちに貢献できるのか。。。

 

とかく先が見えない時代にあって、無難にこじんまりと要領良く生きていこうというスタンスの若者が増えている日本ですが(これは若者が悪いのではなく、我々中高年世代の責任だと思います)、“人生至る所に青山あり”、“人間、生まれる時も死ぬ時も結局一人”という言葉の真意を噛みしめて、棺桶に入る時に“我が人生に悔いなし。男子の本懐である”と言えるような逞しく主体的な人生を過ごして貰いたいものだとオジサンは思うのです。

 

ちょっと古いのですが、この時期になると聴きたくなる名曲、“卒業写真”。。。

 

まだ、高校卒業を前にして歌っていた新井由美時代の“卒業写真”と、様々な人生経験を経た松任谷由美時代の“卒業写真”の両方をアップしておきます。

皆さんにとってはどちらがグッと来るでしょうか?

 

 

 

 

卒業式自体は断片的にしか覚えていないまめ八ですが、卒業式を終え、自転車のペダルを踏みながら家に帰る途中、高校時代最後の通学路から眺めた、青空をバックにした阿蘇の山並みは、30年以上経た今でもしっかりと瞼に焼き付いています。

 

でも、人生ってそんなものかな?って思う今日この頃です。


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

さんじ18 [2012年3月1日 21:51]
犯罪でその人物の写真が無い場合 卒業写真を使っての報道が多い。

卒業 「何もしないで縁を切れる絶好の機会」と女子アナが昔言ってたのを今も覚えてます。
ヴェル24 [2012年3月1日 22:01]
こんばんは。

卒業生に限らず、みんな夢を持って、希望を胸に頑張ろう!(お前がもっと頑張れよって、ツッコマレそう)

卒業写真は、両方とも良いのですが、どちらかと言うと松任谷由美の方が好きです。
まめ八 [2012年3月2日 10:45]
さんじ18さん、こんにちわ。
ご無沙汰しております。(;^_^A

Gazooの投稿日表示がおかしくなっているみたいで、1日に投稿したものが29日で表示されてしまっていますが、昨日の1日は高校の卒業式でした。

さて、犯罪の容疑者や被害者の顔写真として卒業写真がTVなどで使用されている件ですが、何か事件が起こるとマスゴミの記者達が同級生などに片っ端から電話をして写真を買っているみたいですね。
中には40~50歳の容疑者の顔写真に高校の卒業写真を使っていたケースもあって、笑ってしまいました。!(^O^)
ところで、ご紹介されている女子アナ。。。可哀想な人ですね。
なぜ、そんなにしてまで人との縁を切らなければならなかったのか?
周囲の人間に余程恵まれなかったのか、もしくは、この女子アナが無理に縁を切らなければならないほど他人を裏切り続けてきたのか。。。いずれにしても哀れな人です。
まめ八 [2012年3月2日 10:53]
ヴェル24さん、こんにちわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。

私もこの年になって“若さ”ってそれだけで素晴らしいものなんだっていう事がようやくわかるようになってきました。
残念なことに、私も含めて多くの人たちは、そのことに気が付く時には既に。。。というケースが多いのですが。。。(;^_^A
だからこそ、この“卒業写真”みたいな卒業にまつわる曲が何時までも愛されるのでしょうね。

二つの“卒業写真”。。。私も松任谷由美時代の方が、実感がこもっていて好きです。それにしてもユーミンの声も心なしか老けているような気が。。。(T△T)
EP82-SW20 [2012年3月2日 19:48]
こんばんは。

ユーミンの歌と言えばこの歌は代表曲ですねw
良く聞きます(^^)
TSM [2012年3月2日 23:18]
荒井由実の頃の歌い方に比べて松任谷由実はぐっと深みがありますね(年を重ねたせいでしょうか)。
私にとっての卒業写真は
ハイファイセット http://www.youtube.com/watch?v=PG3D45yUPxQ&feature=fvwrel
今ソニカのHDDに入ってる卒業写真はUSA版 http://www.youtube.com/watch?v=3ZgAC2k6INc
若い人は知らないんだろうな…。
栄太郎 [2012年3月3日 8:56]
私は、ハイ・ファイ・セットの「卒業写真」ですね

あの頃に戻りたい・・・
まめ八 [2012年3月5日 9:07]
EP82-SW20さん、こんにちわ。
3連続コメ、有難うございます。

“卒業写真”。。。ユーミンの名曲ですよね。否、日本の名曲といっても過言ではないかも。。。(;^_^A
ウチの娘も今年、小学校を卒業するので今年は特にしみじみと聞いてしまうのかもしれません。コレまでは、卒業していく当事者として聴いていたこの曲も、また違った立場(親)として聴くと別の感慨があるものだな、って感じています。!(^O^)
まめ八 [2012年3月5日 9:13]
TSMさん、こんにちわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。

ハイファイセットはユーミンの曲を数多くカヴァーしていますよね。
私はハイファイセットも好きでよく聴いていました。
アレンジがちょっと異なり、ユーミンヴァージョンよりも爽やかな感じがするので、実は私もハイファイセットヴァージョンが好きでした。ただ、松任谷ヴァージョンを聴いてからは、歳のせい?もあって、コチラの方がジ~ンと来るようになりました。!(^O^)
ハイファイセットが歌うユーミンのカヴァ-の中で一番好きなのは“冷たい雨”です。
ちなみにソニカのHDDには、ハイファイセットヴァージョンの卒業写真もしっかり入れてありますよ。!(^O^)
まめ八 [2012年3月5日 9:39]
栄太郎さん、こんにちわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。
ご無沙汰ばかりでホント、申し訳ございません。(;^_^A

私も、ハイファイセットの“卒業写真”、大好きです。
美しいコーラスが良いですね。
私も、この年になると“あの頃に戻りたい”と思うことが度々ありますが、その直後には“もう受験勉強したくない”という別の意思が表れてその思いを打ち消してしまいます。(;^_^
EP82-SW20 [2012年3月9日 20:19]
再度こんばんは。

おお、お嬢さんと姪っ子が同じ年です(^^)
奇遇でしたw
ビックなトトロ [2012年3月11日 21:38]
またまたまたこんばんは~~。

ほんとに溜めコメすみません。
私は卒業式は全然思い出ありません。(アセアセ)
理由はその先に希望を持ちすぎていました(笑)
希望とは裏腹に大変な日々になりましたが良い思い出です。
でも若者の卒業式を見るとなぜかジ~~んとしちゃいます。
見た目に合わず自分が出来なかった思いを感じちゃってます。(笑)
まめ八 [2012年3月13日 19:52]
EP82-SW20さん、こんばんわ。
連コメ有難うございます。

最近、奇遇な事が多いですネェ~。!(^O^)
MR2の記事でも共通点が多くてビックリしました。
これも何かのご縁なのかもしれませんね。
今後ともよろしくお願いしま~す。(*^-^)
まめ八 [2012年3月13日 19:59]
ビックなトトロさん、こんばんわ。
連コメ有難うございます。

いえいえ。。。私の場合、其方にお邪魔する時にはいつも溜めコメなので。。。コメントを頂けるだけでもありがたいと思っています。

う~ん。。。そうですネェ。卒業式ってそんなものかも知れません。当の本人は“卒業”って事の持つホントの意味が解らず、ただ単に人生の一通過点や儀式だと思っている事が多いのかもしれません。
卒業式が持つホントの意味と感動って、ある程度歳月が過ぎて学生時代を懐かしむ歳になってから初めて解るものなのかもしれませんネ。(^_^)

南阿蘇の静かな温泉宿 “夢しずく”

2012-02-29 20:00:00 | 温泉紀行

明日から3月だというのに寒い日が続いていますネ~。

例年なら1月下旬には咲き始める我が家の庭の梅も、今年はようやく咲き始めたばかり。。。この寒さ、一体何時まで続くのでしょう?

 

でも寒さが続いても、それはそれなりに楽しみ方もあるもの。。。

寒い時には温泉が一番!

そういう訳で、今回は久しぶりの温泉ネタです。

 

今回ご紹介するのは南阿蘇の久木野にある温泉宿“夢しずく”さんです。

この“夢しずく”さん、本来は温泉宿なんですが、まめ八の家から車で40分位の距離ですから、勿論日帰り入浴で利用させて頂いています。

昨年の夏に初めて利用したのですが、南阿蘇一と言われる泉質の良さ、清潔で綺麗な施設、阿蘇の山々を一望に見渡せるロケーションの良さ、そして何より静かで寛げる雰囲気が気に入ってすっかりリピーターになっています。

 

 

 

“夢しずく”さんの外観です。

 

 

日帰り入浴は、年末年始やお盆などの一時期を除いて年中可能。

しかも時間制限もありません。

入浴料は一人500円。

入浴料(タオル、浴衣付)と昼食、それに休憩室がセットになった4500円のプランもあるようです。

泉質は弱アルカリ性。

お湯に少しぬめりがあり湯上りには肌がすべすべになり、所謂“美人の湯”なんだそうです。(奥さんもココの泉質が大変気に入っているようです。

浴室は“阿蘇の湯”と“蛍の湯”の二つがあり、日ごとに男女交代になっているようです。ただ、個人的には“蛍の湯”の方が色々なお風呂があるので気に入っています。

この日は運の悪い事?に男湯は“阿蘇の湯”でした。(・・・だからといって阿蘇の湯が極端に見劣りするわけではありませんよ。あくまで個人的な嗜好です)

まめ八と息子以外にお客さんがいなかった事もあって写真を撮らせて貰いましたが。。。

 

 

 

カメラのレンズが曇ってまともな写真が撮れませんでした。

ちなみに写真は内湯で、この外に大きくて気持ちの良い露天風呂があります。

ココの露天風呂、ホントに気持ちいいんですよ。

泉質も良いし、湯加減がまめ八に丁度良いのです。

思いっ切り手足を伸ばしてユタ~っと露天風呂につかっていると何とも表現のしようが無いほど心地よいのです。

体はポカポカ、顔だけ凛とした冷たい空気さらされながら空を見上げると、澄んだ冬の空気のお蔭で満点の星空を眺める事が出来ます。

 

湯上り後は2Fにある無料の休憩ルームで火照った体をクールダウンすることが出来ます。

ここのリクライニングチェアがとても気持ち良いんですよ。

ゴロンと横になっていると思わず居眠りしてしまいそうになります。

読みかけの本を持ってきてゆっくりと時間を過ごすなんていうのも良いかも知れませんネ。

 

 

 

こちらの“夢しずく”さん。

宿泊設備も大変充実しており、和室以外の全室に専用露天風呂が付いていていつでも好きな時に温泉を楽しむことが出来るようです。

特に離れがお勧めだとか。。。

県外の方にはお奨めの宿ですよ~。

 

さて、最近仕事が忙しく、ストレスも随分溜まってきたので来週の日曜日あたりにまた行ってみようかなぁ。。。(勿論、日帰りで・・・

 

【ホテル夢しずく】

〒869-1411熊本県阿蘇郡南阿蘇村(旧久木野)大字河陰字小野5-56
TEL: 0967-67-4555  FAX: 0967-67-4554

 


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

ぺね [2012年2月29日 20:09]
温泉のお写真を見ただけで癒されてしまう…。
そうですよね、このしつこい寒さは温泉かスキーでも行かないと耐えられませんよね。
ご自宅近くにこんないい湯があって、うらやましいです!
宮ちゃんNO1 [2012年2月29日 21:22]
こんばんは~ 宮ちゃんで~す!

ホント・・・今日は東京も春の大雪で激寒(笑)

寒い時には・・・温泉・・・最高デスね~
何処かの人は・・・らーめんらしいデスが(爆)
でも・・・明日3月は春の陽気?
三寒四温・・・良く言ったもんですネ~


W650 [2012年2月29日 21:37]
こんばんわ!
最近、温泉に嵌っているW650です。
仕事が多忙で腰痛になるのですが、不思議な事に温泉にはいるとかなり楽になりますね。
家でいくらいい入浴剤をいれても変わらないのに、温泉の効果は絶大です。
温泉の後のビールは最高です!(笑)

ヴェル24 [2012年2月29日 22:51]
こんばんは。
綺麗で良さそうな温泉ですね。
近所に有ったら嬉しいのですが、家は近場にはスーパー銭湯くらいで温泉が有りません。こんな綺麗な温泉があったら間違いなくリピーターになるでしょうね。
日帰りの入浴料もリーズナブルですね。
まめ八 [2012年3月1日 8:33]
ぺねさん、こんにちわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。

ホント、いつまでも寒い日が続きますよね~
でも今朝は少し暖かな朝を迎えています。
こうして少しずつ春がやってくるのでしょうねぇ。!(^O^)
私は南国オヤジなのでウィンタースポーツはからっきしダメなんですよ。(;^_^A
ですからもっぱら温泉専門。。。
この他にもまだまだ沢山温泉がありますので、体がふやけない程度に良い温泉を探して回りたいと思います。
まめ八 [2012年3月1日 8:37]
宮ちゃん、こんにちわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。

いつまでも続く今年の厳しい寒さ。。。
その乗り切り方は人によって千差万別。
温泉もあれば、ラーメンもOK、そしてお酒っていうのもありますな。!(^O^)
コチラは朝から雨ですが、温かな朝です。
このまま一気に温かくなればいいのですが。。。
まめ八 [2012年3月1日 8:48]
W650さん、こんにちわ。
連続コメント、有難うございます。

W650さんも温泉にハマっておられるのですか。
温泉ってホント、イイですよね~
まずゆっくり手足を伸ばしてお湯につかることが出来ますし、温泉効果も期待できる上、ロケーションや浴場の施設が良いとリラックス効果もありますからネ。!(^O^)
私は肩こりが酷いのですが、お湯に浸かりながらマッサージしてやるとすっかり良くなってしまいます。
まめ八 [2012年3月1日 9:03]
ヴェル24さん、こんにちわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。

コチラは温泉には恵まれているので、入浴料はこんなものです。
後はタオルと着替えさえ持って行けばいいので、まさに安近短のレジャーです。
温泉といっても白濁したところもあれば透明なお湯もあり、炭酸泉(酸性)もあればアルカリもあるので温泉めぐりもなかなか楽しいものです。お金のかからないリーズナブルな楽しみです。!(^O^)
EP82-SW20 [2012年3月9日 20:23]
こんばんは。

良いお宿ですねぇw
泊まってみたいw

ちょっと心配なのですが、カメラは防水タイプですか?
しずくがついて動作不良を起こさないといいのですが・・・(^^;)
ビックなトトロ [2012年3月11日 21:29]
またまたこんばんは~~。

寒い日に温泉でほっこり。
いいですね~~。
私もようやく休みになります。
ほぼ一ヶ月で休み1日で・・・(涙)
温泉でゆっくりしたいです。
施設料金もリーズナブルで直ぐにでも行きたいです。
多分 マッサージチェアーで爆睡しちゃうとおもいます(笑)
阿蘇いいですね~~
絶対行きますね。
まめ八 [2012年3月13日 19:09]
EP82-SW20さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。

>良いお宿ですねぇw
コチラにおいでの際には是非お泊り下さい。
静かな所にある良いお宿ですよ。!(^O^)

カメラは防水機能付きではありません。
ただ、脱衣場からカメラを持ってきて写真を撮った後直ぐに脱衣場に戻したので大丈夫です。
カメラは今もしっかり動いています。!(^O^)
まめ八 [2012年3月13日 19:17]
ビックなトトロさん、こんばんわ。
3連続コメ、有難うございます。

1ヶ月で一日しか休日が無いのですか?
かなり人使いの荒い会社ですネ。
19世紀の工場労働者みたいです。
そりゃ直ぐにでも労働基準監督局に駆け込むべきですよ。!(^O^)
余りご無理をされて過労死なんて事にならないようにされて下さいネ。
ココは思い切ってお休みを貰って是非阿蘇の温泉でゆっくりされて下さいヨ。
その際は、アチコチ回るのではなくゆっくり滞在型で温泉&旨い物&球磨焼酎を楽しまれては如何でしょう?!(^O^)

チッピングとウェザリングの練習

2012-02-28 20:00:00 | 模型について

先日、繁華街のM模型店にラッカー溶剤を買いに行った際、今は無きP模型店で顔馴染みになっていたAFVモデラーのFさんと久しぶりに再会しました。

P模型店が店を閉められてからですから彼是2年ぶり位でしょうか。。。

Fさんは、タミヤのパチッ!コンテストで入賞されるなど素晴らしいテクニックの持ち主で、P模型店に通っていた頃には色々と親切にそのテクを教えて頂いていたものです。

Fさんとの久しぶりの再会に時間も忘れて話し込んでしまいました。

その際、“試してみるといいですよ”と言って教えて頂いたテクが、スミ入れ前のツヤ有りクリアでのコーティングとチッピング、そしてウェザリングでした。

 

スミ入れ前のツヤ有りクリアはツヤ消し塗装中心のAFV模型ではまず使用しないモノですが、Fさんはスミ入れの際に出来る塗料滲み(フラットの塗装面は荒いために最初に塗料を入れた所や、拭き取りが遅くなってしまって塗料が乾燥してしまった場所にどうしてもシミが出来てしまう)を防ぐため為と、エナメル溶剤によるプラの浸食を防ぐ事を目的に基本塗装終了後に塗装面を滑らかにする(つまり、スミ入れやウォッシングの際に余分な塗料が残らないようにするために)ツヤ有りクリアを吹き付けているのだそうです。

 

次にチッピングとは、実車の塗装の剥げた部分(簡単に言うとキズ)を再現するテクニックの事です。

戦車を初めとするAFV車輛は、戦場で酷使されていますから車体の至る所にキズが付いてしまいます。

そこで、模型でもコレを意図的に再現してやろうという訳です。

 

最後にウェザリングとは、汚し塗装の事です。

戦車の足回りに着いた泥、車体に被った埃、金属から浮き出た錆、油滲み等を再現して模型をよりリアルに見せるためのテクニックです。

 

Fさんの教えを受けて、早速教えられた通りに試してみようとしたのですが、現在制作中のキットに試してみる勇気はありません。。。

そこで、過去に作った完成品を並べてある棚を見渡して、ウォッシングやウェザリングを全くしないで完成させていた出来が余り良くない作品で試してみることにしました。

 

実験台となったのは10年ほど前に作ったグンゼ産業(現GSIクレオス)から出ていたⅣ号駆逐戦車L70(通称ラング)です。

 

さて、その成果は。。。

 

 

 

いい感じでしょう?(自画自賛 

塗装が剥げ落ちて下の金属地が見えている感じになりました。

 

 

 

方法は、至って簡単。

塗装の剥げを表現したい場所にエナメル塗料のバフを不規則に塗り、乾いてからダークグレーをバフの淵を残すようにして重ね塗りするだけ。。。

 

“こりゃ、なかなかええわい

 

やってみるとなかなか面白い!

面白がってやっていたらやり過ぎちゃいました。

コレではスクラップヤードに放置された戦車ですよね。

 

 

 

何事も程々に。。。

今回の大切な教訓です。

まぁ、練習ですからコレは修正せずにそのまま次のウェザリングを試してみました。

コレまでもまめ八はパステル粉を使ったウェザリングはやっていたのですが、使用する色は原則1色、多くても2色でした。

Fさんは、最低でも3色以上混色することを勧めてくれました。

 

パステル粉を4色混ぜ、それをアクリル溶剤で溶いて人工の泥を作ります。

その泥を筆で車体下部を中心に大雑把に塗りつけていくのです。

塗り終わったら一晩乾かした後、綿棒を使って余分な泥を拭き取っていきます。

 

その結果がコレだぁ~

上の写真と比較されると実戦で使われている戦車という感じが出てきたかと思います。

 

 

 

細部を見ていきます。

まず覆帯です。

泥の中を走行してきた感じが出ているでしょうか?

この後、覆帯の凸部に付いたパステル粉を落として(この時点ではパステル粉は定着していないので擦れば簡単に落ちてしまいます)、銀でドライブラシをかけてやれば覆帯のウェザリング終了です。

 

 

 

次は転輪です。

転輪は覆帯と接する面のパステルを綿棒で落としてしまいます。

またゴム部の側面も軽く落として下地の黒が透けて見えるようにしておき、ゴムの上に泥が付着している様子を再現しました。

そう!工事現場のブルドーザーの足回りだと思って頂くと解りよいかと思います。

 

 

 

車体後部は泥が跳ねあがってリアパネルはフェンダーに付着している様子を再現しました。

また、マフラーにはオレンジを強くしたパステルを擦りつけて錆た状態を再現しておきます。この後、フラットブラックでドライブラシをかけ煤を再現してやれば完璧です。

 

 

 

リアフェンダー廻り。

側面装甲板に付いたひっかき傷と角の塗装剥がれ、それからフェンダー上に付いた泥がいい感じになりました。

 

 

 

最後は装甲板に浮いた錆の表現です。

操縦席バイザー下や防盾基部に浮き出た錆が雨垂れによって流れている様子を再現してみました。

向かって車体右前部のアップ。

分厚い鉄の装甲板の重量感が出てきた様に思います。(またまた自画自賛 

 

 

 

う~ん。。。拡大してみるともう少し色に工夫が必要かな?

次回の課題です。

 

 

 

戦闘室上面のペリスコープカバー基部にも錆を表現してみました。(一番上の写真の右に写っている部分です。)

錆を表現することによって、くたびれた感じが出てこの車輛が百戦錬磨のベテランである事を無言のウチに説明してくれます。

 

まぁ、そんな理屈は抜きにして、どんな場所に錆が浮くのか?どんな場所の塗装が剥がれやすいのか?。。。そんな事を色々と考えながら作業を進めていくのも楽しいものです。

コレからは、街中を走るトラックや古い車などを観察して勉強です。

 

 

 

Fさんとの久しぶりの再会によってチッピングとウェザリングについての新しいテクニックを身に付けることが出来ました。

模型という趣味は孤独な活動(いわゆるヲタク)になりがちですが、こうして同好の士との交流によって、独り善がりに陥ることなく、新しいテクニックも得ることが出来る上、切磋琢磨することによってモチベーションを高められる訳です。

 

やっぱり、人の絆って大切ですネ。


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

宮ちゃんNO1 [2012年2月28日 20:37]
こんばんは~ 宮ちゃんで~す!

驚き桃の木山椒の木・・・世界に通用しそうなワザですね~
ピッカピカの戦車何て有る訳ないし
塗装によって表現された表情は・・・ホント・・・リアル!

う~ん・・・やっぱり絆・・・大事デスよね!

ヴェル24 [2012年2月28日 23:53]
こんばんは。
最初のは、やり過ぎって思いましたが、錆や泥を表現した後の写真は実にリアルに見えますネ。こんなにも印象が変わるのか?!って思いました。

同好の士と巡り合えるのもまめ八さんの人柄の良さだと思います。こう言う絆は大切ですね!
まめ八 [2012年2月29日 10:42]
宮ちゃん、こんにちわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。

自分としては満足のいく出来だとは思うのですが、まだまだですよ。
上手な人の作品になると、実物以上に実物っぽい仕上がりですから。。。(;^_^A
コレからも精進を重ねていかなければ。。。

P模型店が無くなってから模型屋さんからすっかり足が遠のいていましたが、コレからは他のモデラーとの交流も兼ねて足を運んでみようと思っています。
まめ八 [2012年2月29日 10:49]
ヴェル24さん、こんにちわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。

いやぁ~面白くてあっちこっちにキズを入れていたら収拾がつかなくなっちゃいました。!(^O^)
でも、ウェザリングで結構誤魔化しが効いたので何とか写真をアップすることが出来ました。戦車模型ってこんな具合に結構いい加減なところがあって(車や飛行機ではこうはいきません)、そこがまた良い所なんですよ。!(^O^)

>・・・まめ八さんの人柄の良さだと思います。
いえいえ、それは買い被りってモンです。
私の人柄は多分余り良くない。。。職場の連中からは、いつも“堅物で口うるさい”と怖がられています。(;^_^A
EP82-SW20 [2012年3月2日 19:12]
こんばんは。

上手く再現で来ていると思いますよ(^^)
金属感が出てますし、履帯も泥がこびりついているように見えますw
まめ八 [2012年3月5日 9:01]
EP82-SW20さん、こんにちわ。
連続コメント、有難うございます。

お褒めのお言葉を頂戴し、有難うございます。
このラングはあくまで何も考えずに練習のつもりで無造作にやっていますが、現在製作中の90式、ヤクパン、ナースホルン、Ⅱ号などは、どのような状況下で使用されているか?という事を考えていかなければなりません。それが楽しくもあり難しい。。。
今のところ、これら作品はダイオラマにする予定ではないので、ウェザリングやチッピングは控えめに施したいと思います。
おぺ [2012年3月11日 0:21]
こんばんは。
同士との交流といえば、最近ガンプラモデラーさんの交流製作の場に混ぜてもらいまして、いくつかB面活動的に製作をしています。これがまた見慣れないテクニックがいろいろ見せてもらえて楽しいんです。今回のチッピングの技法はそんななかでも使わせてもらえそうです。ウェザリングって結構面白い‥なんて最近思います。
ビックなトトロ [2012年3月11日 21:23]
こんばんは~~。

私もチッピングやりすぎ~~と思っちゃいました(笑)
でもウェザリングでとても良い感じになりましたね。
ぜひ 我家に送ってください m(_ _)m
まめ八 [2012年3月13日 18:52]
おぺさん、こんばんわ。
4連続コメント、有難うございます。
名古屋には色々なジャンルの模型サークルがあるみたいですネ。羨ましいですネ~。
ガンプラの交流会ですか?それは面白そうですね。
ガンプラの技法はAFVから派生していったと聞いた事が有りますが、今ではAFVモデラーも注目するような面白いテクニックを確立されていますネ。(例えばロコ組みなど。。。)
同好の士と刺激しあいテクを共有する事はモチベーションの維持にも効果がありそうです。
ウェザリング。。。ハマると抜け出せなくなりますよ。!(^O^)

まめ八 [2012年3月13日 19:01]
ビックなトトロさん、こんばんわ。
連コメ、有難うございます。
いやぁ~。。。記事中にも書いた通りやってみると意外に面白いのでツイツイやりすぎたかなって思います。
このチッピングにしても、迷彩塗装やウェザリングにしても加減がなかなか難しく、私のような未熟者がやるとこのようにやり過ぎてしまいがちなんです。
“過ぎたるはなお及ばざるがごとし。。。”
何事も程々が大切ですネ。

ナースホルン製作記 ~その6.基本塗装&迷彩塗装編~

2012-02-26 23:12:02 | 模型について

今日は休日出勤で、先ほど帰宅しました。

ヴェル24さん、宮ちゃん、コメント有難うございました!

昨日はリコメできませんでしたが、明日は必ず。。。

(ちなみに昨日の記事は土曜日に、この記事は日曜日にタイマー投稿してあります。)

 

さて、コチラの方も一年間放置していました。

ナースホルンの製作記です。

 

まず、いつものようにラッカー塗料のマホガニーを全体に塗り残しが無いように何度も点検しながらエアブラシで吹き付け下地塗装を施します。

 

まめ八は、この下地塗装だけはラッカー塗料を使います。

その理由は、下地塗装からアクリル+ラッカーを使うと完全なフラット(ツヤなし)になってしまって、この後の塗装工程が難しくなるからです。

 

下地塗装を終えた後、基本色であるタミヤアクリルのダークイエローをラッカー溶剤で溶いたものをエアブラシで吹き付けました。

この時は、あまり神経質にならず陰になる部分にワザと塗り残しがあるように吹き付けます。

この塗り残しの部分が陰になります。

 

 

 

オープントップの室内にもダークイエローを吹き付けます。

エッチングパーツもコレで目立たなくなってしましました。

今回、90式戦車、ヤークトパンテルとともに迷彩塗装しました。

 

 

 

前回、ヤークトパンテルの迷彩塗装の課題として設定したのは色調のバランスを整える事でした。

この課題は、あくまでも自己満足の範疇ではありますが上手くいったと思います。

 

そこで今回のお題目は、“箱絵に限りなく近い迷彩パターン”です。

ドラゴンの箱絵は、ヴォルシュタット氏が描いた大変恰好のいいものなんですが、コレに迷彩パターンだけでも近づけたいという、ちょっと無謀な課題です。

 

箱絵と、組立説明書(以下、インスト)と睨めっこしながらエアブラシで直接迷彩パターンを描きましたが、上手くいかず何度かやり直しました。

そして最終的に。。。

 

こうなりました。。。

 

 

 

迷彩塗装ってやり過ぎてしまうんですよネ。

でも、余りやり過ぎてしまうと完成後に煩くなりすぎてイマイチって事になりがちです。

今回は、迷彩パターンの修正を行う際に余分なパターンはドンドン消してしまいました。

 

“過ぎたるは、なお及ばざるがごとし。。。”

 

迷彩塗装の格言です!

 

ココでオマケ画像。。。

同時並行で塗装しているタミヤのⅡ号戦車abc型と。。。

 

 

 

Flak43 37㎜対空機関砲。。。

 

 

 

・・・の基本塗装が終わりました。

こうなってくるとちょっとした兵器工場みたいですネ。

 

次回は、過去に作った作品を使って塗装技術の上で新しい試みを行ってみたのでその結果をレポートしたいと思います。


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

EP82-SW20 [2012年3月2日 19:09]
こんばんは。

模型ならこれでいいのですが、実際こんな機械で「生きるための戦い」をしていたわけですからねぇ、そう考えると怖いものがあります。
ちなみに、パンフロではナースホルン操作できます。
T-34相手にアウトレンジから撃破するのですが、それはゲームとしては気分が良いですが、足の速い相手が複数突進してくるので、気がつけば取り残してインレンジした相手に一撃でやられてしまう事も少なくないです。
また、野砲の弾幕にも当然弱く、もう「直撃しないでくれよ・・・」と祈りながら弾幕避けてます(><)
まめ八 [2012年3月5日 8:53]
EP82-SW20さん、こんにちわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。

装甲は貧弱、図体はデカい、背も高い。。。コレでは正面切っての撃ち合いでは多少射程が長くても完全に不利ですね。
ただ、自走砲というのは、戦車や突撃砲、あるいは駆逐戦車と違ってあくまでも“自走できる砲”ですから、自走できない通常の対戦車砲よりもはるかに生存率は高かったようですよ。
運用するドイツ兵もソコのトコロは十分理解していたみたいで、ナースホルンやマーダー系列は十分にカムフラージュした陣地を幾つか事前に準備しておき、撃ったら次の陣地に移動して攻撃を繰り返すという、所謂“ヒットエンドラン”戦法を多用したそうです。
ちなみに、ナースホルンの生存率は戦車や突撃砲などよりもはるかに高く、終戦時にドイツ中央軍集団で稼動状態で生き残ったナースホルンが百輌近く残っていたのに対して、ティーガーはたったの3輌だけだったという数字が残っています。
条件が限定されるゲームならともかく、実践では、その生産数から考えてもナースホルンはかなり高い生存率であったみたいです。
おぺ [2012年3月11日 10:59]
こんにちは。
ナースホルンの迷彩、すばらしい出来ばえですね。何度かやり直しを‥とのことですが基本色を上からかぶせてしまうのですか?部分的に色調があわなくなってきそうですね。いずれにしてもフリーハンドの一発勝負であることには変りなさそうです。経験と度胸がいりますね。
ビックなトトロ [2012年3月11日 21:16]
こんばんは~~。

おそコメすみません m(_ _)m
やはり迷彩塗装難しそうですね(アセアセ)
どれも組み上げすばらしいです。
直に見たいです(笑)
そのうちお邪魔しよう~~かな~~(爆)
まめ八 [2012年3月13日 18:32]
おぺさん、こんばんわ。
3連続コメ、有難うございます。
迷彩塗装のやり直しは、ご想像の通り基本色を上から被せて行います。そのため色調がチグハグになる事を避けるために基本色と迷彩の色は原則として市販塗料のビン生色で行っています。
プロの方は数色混色したオリジナルカラーを予め多めに作っておき、それを空いた塗装ビン等に保管しておくそうですが、私のように手が遅いと乾燥して使い物にならなくなるのでソレはやっていません。
ただ、迷彩に使うグリーンだけは市販の塗料に気に入った色が無いので昔のタミヤアクリルカラーの大きなビンに作り置きして使っています。
まめ八 [2012年3月13日 18:41]
ビックなトトロさん、こんばんわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。
戦車模型の場合、コレまでご紹介してきた工作や塗り分けなどは慎重に進めていけば誰にでも出来る事なんですが、この迷彩塗装やウェザリング、チッピング等はセンスが要求される作業だと思います。
迷彩塗装をやるたびに自分のセンスの無さを痛感している次第です。(;^_^A
直に見てみたいという有難いお言葉、嬉しいですネ~
でも、私の作品なんて、大阪から手間暇かけて熊本まで来て頂くレヴェルではありませんよ。!(^O^)
もし、ご興味がおありなら大阪ではマムートやホビーカンスケ、イエローサブマリンというお店にプロの方の作品が展示してありますので其方をご覧頂いた方が数倍為になりますよ。!(^O^)

ヤークトパンテル製作記 ~その6.基本塗装&迷彩塗装~

2012-02-26 08:30:00 | 模型について

1年ぶりのヤークトパンテル製作記です。

現在、製作中の90式戦車の塗装に併せて放置していたヤークトパンテルの基本塗装と迷彩塗装を一気にやっつけてしまいました。

 

まず、転輪のゴム部や無塗装の金属部分を、ラッカー溶剤で溶いたタミヤアクリルのフラットブラックで吹き付け塗装します。

 

その後、1943年以降のドイツ戦車の基本色であるダークイエロー(デュンケルゲルプ)の塗装を行います。

ラッカー溶剤で溶いたタミヤアクリルのダークイエローをエアブラシで全体に吹き付けます。

その際、シャドウ吹きをした場所を薄らと残しながら吹くのがコツです。

 

基本色を吹き終えた状態です。

 

 

 

ラッカー溶剤でアクリルカラーを溶く理由は、アクリルカラーの発色の良さと、ラッカー系の塗膜の強さ、そしてラッカーで溶いた方がタミヤアクリル自体、扱いやすくなることです。

 

 

 

次に迷彩色をエアブラシで吹いていきます。

90式と違って、大戦中のドイツ戦車は一般的に複雑で線が細い迷彩が多いので、今回は筆や鉛筆でガイドラインを描く作業はせずにいきなりエアブラシで描いていく事にします。

ところで、今回、90式戦車、ナースホルン、そしてヤークトパンテルと3つの作品(正確に言えば、これに2号戦車とFlak43 37㎜対空機関砲の5作品)を同時並行で塗装を行っているのですが、これまでのようにただダラダラと同じパターンと方法で塗装していても進歩が無いと思いました。

せっかく複数の作品を手掛けているならば一つ一つのキット毎に、何か一つ新機軸を設定し、それを次の作品に生かして更に新機軸を取り入れていく。。。

コレを5作品で行えば一度に5ステップの進歩になります。

 

そこで、ヤークトパンテルの課題は色調の統一という事にしてみました。

つまり、迷彩塗装の各色の調和がとれている事を第一義的に考えて色々とチャレンジしてみました。

 

まず、迷彩色であるディープグリーンとレッドブラウンに基本色であるダークイエローを混ぜて少し明るめの色に調色してみました。

実際に吹き付けてみるといつもよりコントラストが落ちていい感じになったのですが、まだ各色が其々強く全体的な調和がとれていません。

そこでちょっと薄めに溶いたダークイエローをハンドピースを少し離した距離から軽く吹き付けてみました。

すると全体がパステルっぽくなって色調が落ち着いてきました。

 

 

 

迷彩パターンやバランスの良し悪しは別にしても、全体として模型雑誌に掲載されている色調に近づいた感じがします。

 

 

 

この後、迷彩パターンの手直しなどを若干行って迷彩のバランスや形を整えておきました。

 

さて、ここまで作業が進めば、暫らくは筆塗りの作業になりますから仕事が終わって帰宅後にチマチマと進めることが出来ます。

90式戦車と同時並行の作業になるので、モチベーションを維持しながら完成を目指したいと思います。


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

宮ちゃんNO1 [2012年2月26日 9:29]
おはよ~ 宮ちゃんダブルで~す!

オ~・・・この戦車・・・表面凸凹記憶が有ります(笑)
塗装作業・・・一気に2台分・・・頑張りましたネ!
と思ったら・・・5作品の塗装でしたね~
同じ工程なら効率よくは判りますが・・・
それにしても凄いな~
仕上がる作品が楽しみデス!

ヴェル24 [2012年2月26日 12:31]
こんにちは。

ここまで来ると、解らない言葉だらけでしたが、写真を見ると何となく理解できた気がします。

5作品も同時並行作業なんて・・・。
EP82-SW20 [2012年2月26日 23:32]
こんばんは。

このボカシがエアブラシの良さなんですよねw
筆だと難しいので、私はスプレー缶使ってやっていました。

次が楽しみだなぁw
まめ八 [2012年2月27日 9:31]
宮ちゃん、こんにちわ。
続けてのコメント、有難うございます。

あ~覚えていて頂けましたか。。。嬉しいです。(;^_^A
1年ぶりの作業再開。
今回、これまで数年にわたって放置しておいた作品を一気に5つ塗装しましたが、この作業、共通するのはエアブラシを使う事位でまとめて作業を行っても個別に作業しても余り効率的には変わらないんですよ。(;^_^A
一台一台、色を頻繁に変える必要があり、その度にエアブラシの洗浄が必要になるので却って効率は落ちるかも。。。
だからこそ、こんなに5台(実はもう一つあるのですが。。。)も溜め込んじゃったという次第です。
でも、この際、一気に成仏させてすっきりした気持ちでニューキットにチャレンジしたいと思います。
やっぱり、作り出したら時間をおかずに一気に進めていった方がいいですね。
まめ八 [2012年2月27日 9:51]
ヴェル24さん、こんにちわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。

あっ!スミマセン。
ちょっとマニアックに走りすぎちゃったですかネ?(;^_^A
5作品の同時並行作業は、これまで怠けてきたツケで因果応報ってヤツです。(;^_^A
普通のモデラーさんはこんな事絶対にやりません。
まめ八 [2012年2月27日 10:00]
EP82-SW20さん、こんにちわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。
お約束のヤクパン。。。お待たせしております。
やっと作業再開です。(;^_^A

ところで、スプレーを使ったボカシ塗装。。。懐かしいです。
昔は迷彩色から先に塗って、その後粘土等でマスキングしてから基本色を吹いていました。でも、経済的に効率が悪いし、思ったようなボカシが出なかったり。。。
それに比べると今は恵まれています。!(^O^)
さて、エアブラシの利点はボカシが出来るだけに留まらず、第一義的には塗膜を薄くできること、均質に塗れること、逆にグラデーションをかけながら塗れること、経済的である事。。。などが挙げられます。昔はエアブラシのツールは値段が高かったのですが、今は高性能で低価格の物もありますから、スプレー缶を使った塗装は極一部のモデラーが行っているだけですよ。!(^O^)
ビックなトトロ [2012年2月27日 21:32]
またまた こんばんは~~。

この迷彩はスプレーで型とか有るんでしょうか?
バランスがとっても難しいですよね。
センスの問題ですか・・・
やっぱり私には・・・
完成まってま~~す(笑)
TSM [2012年2月27日 21:58]
頑張ってますね5作品同時進行ですか。私も昨年 型式違いで零戦4つまとめて作りましたが却って混乱して早くは完成しませんでした。やはり1作品づつ味わって作るのが宜しいかと…(笑)。
まめ八 [2012年2月28日 9:35]
ビックなトトロさん、こんにちわ。
連続コメント、有難うございます。

私の場合、迷彩パターンは枠線を描くことはあっても全てフリーハンドで行っています。(勿論、塗装説明書を見ながらですが。。。)
ですから、仰る通りバランスが難しく、私など未だに一迷彩を一発で成功させたことがありません。(;^_^A
どうしてもやり過ぎてしまってバランスが悪い(煩い)迷彩になりがちです。そんな時には、全体のバランスを見ながら余分な迷彩部分を基本色で塗り潰しています。
皆様の応援がモチベーション維持の源です。
今後とも応援よろしくお願い致します。

まめ八 [2012年2月28日 9:47]
TSMさん、こんにちわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。

TSMさんは飛行機も作られているのですね。
飛行機を作っているというだけで尊敬します。
しかも零戦を4つまとめて塗装されたんですか?
それでなくても飛行機は塗装が面倒なのに、それを4つ一度とは。。。(;^_^A
その気力と粘り強さは、AFV模型5つどころでは無いハズ。。。
作品を拝見したいなぁ。。。

>やはり1作品づつ味わって作るのが宜しいかと…
諸般の事情とはいえ、5作品同時製作はやはりちょっとキツイですね。まるで戦車工場で働いているみたいです。(;^_^A
塗装ブースを持たないので、どうしても塗装作業がボトルネックになって途中完成作品群が溜まってしまうので、今後のことも考えて塗装ブースの導入を検討しています。
この5作品が完成した暁には、組み立てから塗装までじっくり味わって楽しみたいと思います。

零戦の型違い・・・21型、32型、52型、62型でしょうか?!(^O^)
TSM [2012年2月28日 21:00]
21型(タミヤ)、52型(ハセガワ)、2式水戦(ハセガワ)、2式水戦オリジナル(タミヤ+ハセガワ)、全部1/48です。
零戦作る前に1/35タミヤの古いKV-Ⅰ、KV-Ⅱもまとめて成仏させましたがフェンダーの薄々作業くらいでとてもまめ八さんに見せられる代物ではありません、資料も見ないし(笑)。話替わってまめ八さんの奥さまは模型作りをどのように言われますか?我家は3K(キタナイ/削りカスが クサイ/塗料が キモチワルイ/箱を開けてニヤっとしてる)扱いです…だれにも邪魔されない模型部屋が欲しい。
まめ八 [2012年2月29日 10:32]
TSMさん、こんにちわ
いつもコメントを頂き、有難うございます。

我が家では幸いな事に奥さんは私の模型作りについて理解してくれているようです。・・・というか全くの無関心みたいです。(;^_^A
ただ、家族サービスをほったらかしにしたり、さすがに溶剤の匂いが家の中に入ってきたり、模型屋が出来るほどのストックの山についてはかなり怒られます。(T△T)
以前、AM誌でプロモデラーの伊藤さんが書いていましたが、“家族サービスしないモデラーに模型を作る資格はない”という格言をしっかり守っています。
模型部屋については、以前は茶の間で作って家族の顰蹙を買っていたのですが(特に子どもが小さかった時にはシンナーの匂いで奥さんからかなり激しく怒られていました・・・(;^_^A)
今は書斎(・・・と言う程の大げさなものではないのですが。。。)に家具量販店で見つけた安物コーナーを置いて、そこでチマチマと工作しています。
おぺ [2012年3月11日 0:15]
こんばんは、続けてオジャマします。
>コレを5作品で行えば一度に5ステップの進歩になります
まめ八さん、野心家ですなぁ。でもこうやって少しずつチャレンジ要素を入れつつ製作すると新たな工夫や試行錯誤が発生して面白いですよね。
まめ八 [2012年3月13日 18:25]
おぺさん、こんばんわ。
連コメ有難うございます。
いやぁ~。。。野心家というよりは未熟者なので色々と既存のテクニックに挑戦しているだけです。(;^_^A
おぺさん初め、雑誌やHPで色々な方の作品を拝見した後に自分の作品を見やると色々と粗が目立ち、もう少しカッコ良く綺麗に作りたい、という気持ちになります。
それがモチベーションにもつながっている訳ですが。。。
やはり他人の作品を見るって事はモデラーにとって大切ですよね。
おぺさんこそ、今年はコンテスト応募にチャレンジされるそうですネ。あくなきチャレンジ精神に感服です。!(^O^)