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春の海 ひねもす のたり のたりかな

2010-02-28 23:01:44 | 放浪記

いきなり変なタイトルですが、今日はこの句がピッタリくるような素晴らしいお天気でした。

 

こんな日は春の海を見に行きたくなるもの。。。

チリ地震による津波警報が発令されていましたが、有明海沿岸は50㎝程度。

波打ち際に行かなければ心配ありません。

 

昼過ぎから天草の大矢野島に向けて出発!

昼過ぎだったので渋滞も無く快適なドライブで大矢野島に到着。

大矢野島の北にある野釜島まで足を延ばしてみました。

この島は、熊本に住んでいる人間でも知らない人がいる位のマイナーな島ですから時間がある方はG00gle Mapで調べてみて下さい。

 

大矢野島から野釜島を結ぶ橋の上から島原を望みます。

タイトル名に使った“春の海 ひねもす のたり のたりかな”という句がピッタリくるような静かな有明の海が広がっていました。

 

 

振り返って天草の松島方面の景色です。

 

 

この辺は日当たりが良く、景色も最高で熊本市からもそう遠くないので周囲には別荘がたくさん建てられています。

この日は島原市街が遠望できました。

 

 

まめ八がこの地を知ったのは、若い頃にやっていたサーフフィッシング(投げ釣り)の釣り場として訪れていたからなんです。

ここは良形のカレイが良く釣れていました。

その頃は雲仙普賢岳が噴火した時期で、この釣り場から火砕流の煙が良く見えていました。

当時とは違い、現在は雲仙普賢岳も沈静化して穏やかな姿を見せていました。

 

 

帰路についた頃には日が西に傾いてきました。

今日も活躍してくれたソニカ。

春の夕日を浴びてキラキラ輝いています。

もうそろそろスタッドレスタイヤを履き替えないといけないかな?

 

 

日はどんどん傾き、西の空へ・・・

日が長くなってきましたねぇ。

そう言えば、明日から3月。。。

春分の日まであと一ヶ月もありません。

 

 

さて、これから有明海に沈む夕陽を楽しんで下さい。

薄暮色に染まる島原半島。。。

 

 

有明の海を茜色に染めながら沈む行く太陽。

 

 

有明海の春の夕陽。。。

先週の山里の夕陽と対照的な景色ですが、海も山もやっぱり夕陽は美しいですねぇ~。

 

 

少しずつ、少ずつ日が沈んでいきます。

こうしてまた一日が終わります。

 

 

2月最後の夕陽です。

すみれ色の山々の向こうにゆっくりと沈んでいきます。

冬の景色とは違った、優しいパステルカラーがとてもきれいでした。

 

 

 

 

 

“今日の業を為し終えて・・・” 淡々と当たり前のように夕陽は沈んでいきました。

こんな風に生きて行きたいですねぇ~。

 

 

有明の海は、一足早く優しい春の海でした。

 


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
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さんじ18 [2010年2月28日 23:50]
しばらく夕陽も見てません。
(雲ばっかり)
ぺね [2010年3月1日 2:36]
本当に優しく穏やかな海、1日見ていても飽きませんね。
きなこ [2010年3月1日 12:12]
こんにちは。
有明の海は美しいですね~、夕日がすごく綺麗に撮れています。
釣りでもしながらのんびりずっと眺めていたいですね。

まめ八 [2010年3月1日 19:59]
さんじ18さん、こんばんわ。
コメントを頂きまして有難うございます。

北海道の方は連日曇り空みたいですね。
まだまだ寒い日が続いているのでしょうか?
こちらはもうすっかり春の陽気ですが、今日は雷を伴って強い雨が降り、少し肌寒くなっています。こんな天気を繰返して春に一歩一歩近付いて行くのでしょうね。
まめ八 [2010年3月1日 20:02]
ぺねさん、こんばんわ。
コメントを頂きまして有難うございます。

有明海は陸に囲まれた内海なのでとても穏やかな海なんです。この日は天気も良く、真っ青な波静かな水面が凄くきれいでした。
海に沈む夕陽は、刻一刻と周囲の色を変化させていくので見ていて飽きません。
まめ八 [2010年3月1日 20:06]
きなこさん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。

有明海は、どちらかと言うと湖のような穏やかな海です。潮が引くと広大な干潟が観られてそれもまたきれいですよ。o(^▽^)o
ただ、最近は諫早湾の干拓など環境破壊が進んでいて、海としてきれいなのは天草西海岸の外海の方かもしれません。
この美しい有明の海をいつまでも守って行きたいものです。
yut666 [2010年3月2日 23:45]
こんばんわ。
早くも3月で、九州は春間近という感じのようですね。
それにしても、有明海、美しいですね。
春の海 ひねもす のたり のたりかな という句が本当にピッタリという感じが伝わってきます。
まめ八 [2010年3月3日 20:37]
yut666さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。

こちらでは2月末から春の陽気が続いています。
今年は春の到来が例年より少しばかり早いような気がします。
ただ、昨日から冷たい雨が降り出して、今日は少しばかり冷え込んできました。
それでなくても忙しくて疲れ切っているのに、寒暖の差が激しいと体調管理が難しいので早く安定して欲しいです。
にーなな [2010年3月21日 10:49]
おはようございます。
綺麗な夕日です~。ずーっと見入ってしまいますね。心が洗われます。
日中はこちらも結構暖かくなりますが、夜はまだ冷え込みます・・早く安定した気候になって欲しいものです。
まめ八 [2010年4月3日 18:28]
にーななさん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。
4月に入っても、朝夕や吹く風はまだまだ冷たいですね。でも、日中は20℃を越える暖かさになり春本番の熊本です。
この写真を撮ったのが1ヶ月前ですから月日の経つのは早いものです。
もう暫くすればおぼろ月を楽しめる季節になりますね。


梅の季節になりました。 リベンジ!百梅園

2010-02-23 18:42:16 | 放浪記

2月7日の記事でご紹介した百梅園へ、先週の日曜日にリベンジで行って来ました。http://gazoo.com/G-blog/mamehachi/188377/Article.aspx

 

2月7日の時点では3分咲きであった梅の花も今回はご覧の通り。。。

やっと見頃を迎えました。リベンジ成功 

 

 

梅の木の下に立つと梅の花の芳香が鼻をくすぐります。

 

 

こうして見ると梅の花にも色々とあるものですねぇ~。

 

 

 

 

 

 

 

この日も快晴で春本番を思わせるような温かな天気でした。

 

 

青空をバックに白い梅の花がとてもきれいでした。

 

 

 

枝垂桜ならぬ、枝垂れ梅もきれいに咲いていました。

 

 

梅の花の甘い香りに誘われて、メジロが蜜を吸いにやってきました。

 

 

何処にメジロがいるかわかりますか?

 

 

梅園の傍らには椿の花も咲き乱れ、春本番ももう間近ですね。

 

 


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

ぺね [2010年2月23日 23:22]
梅の花も桜に負けないくらい可憐で美しいですよね。種類も色々あってとってもきれいです。メジロちゃんと梅のコラボ、春ですね~!
yut666 [2010年2月23日 23:36]
こんばんわ。
赤、白、ピンクと色鮮やかで綺麗ですね。
春は梅、桜、チューリップなど、色々な花が楽しませてくれて、本当にいい季節だと思います。
デコちゃん [2010年2月24日 9:15]
こんにちは!
見ているだけで心がほっとする素敵な写真ですね♪
梅の香りが伝わってくるようです^^
バラとかチューリップとか、外国生まれの花も素敵ですけど、日本人に一番春の訪れを教えてくれるのは、やはり梅や桜、椿といった、日本らしい花々ですね^^
まめ八 [2010年2月24日 20:16]
ぺねさん、こんばんわ。
コメントを頂きまして、有難うございます。

梅の花を見ると“もう直ぐ春なんだなぁ~”という気持ちになります。
桜ほど騒がれないどちらかというと地味な花ですが、私は花の形的には梅の方が好きですね。
メジロ、見つけることが出来ましたか?!(^O^)

まめ八 [2010年2月24日 20:20]
yut666さん、こんばんわ。
続けてのコメント、有難うございます。

これから暖かくなるにつれて色々な花が楽しめるようになりますね。この季節、私の誕生日もあって本当は大好きなんですが、最近は、人事の事や仕事が凄く忙しくなるので憂鬱な季節になってしまいました。(T△T)
まめ八 [2010年2月24日 20:31]
デコちゃんさん、こんばんわ。
コメントを頂きまして有難うございます。

>見ているだけで心がほっとする素敵な写真ですね
有難うございます。花って人の心を和ませ、癒してくれる不思議な力がありますよね。あんなに小さな花のどこにそんな力が秘められているのでしょう?
何でもそうだと思うのですが、外来種って一見派手できれいに見えますが、本当に日本の風景に溶け込んで、心和ませてくれるのは在来種だと思います。
ただ日本で見かけるメジロは、姿は日本の在来種と殆ど見分けが付かないのですが、大部分が人が中国から持ちこんだ帰化種になってしまっているそうです。
ですから、写真のメジロも多分帰化種だと思います。
人だけでなく、鳥の世界まで中国に圧倒されてしまっているようですね。(T△T)
にーなな [2010年2月25日 8:21]
おはようございます。
綺麗ですね。いよいよ春が到来という実感がわいてきますし、ほんと和みますね。
桜とはまた違った美しさがありますよね。

おぺ [2010年2月28日 1:08]
こんばんは。
天気予報など見ていても、九州はポカポカ陽気の春なんですね。青空をバックにした梅の花とてもキレイです。メジロも遊びにきてて癒されますねぇ。
-.-; [2010年2月28日 17:50]
こんにちは、お久しぶりです。
いろんな種類の梅が咲いていて、とても綺麗ですね~。
メジロと梅の花の組み合わせはいいですね。確実に春が近づいてきています。
まめ八 [2010年2月28日 20:17]
にーななさん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。
また、この度もリコメが遅れましたことをお詫び申し上げます。
年度末を迎えて仕事の方が滅茶苦茶忙しくなり、そのストレスで帰宅してからパソコンに向かう気力もなくなっているものですから・・・(;^_^A

こちらではもう梅の季節が終わって、今はモクレンの花がきれいですよ。

まめ八 [2010年2月28日 20:21]
おぺさん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。

先々週の冷え込みが終わってからこちらは春本番を思わせるような暖かさが続いています。
春一番はとうに終わり、春二番位が一昨日吹いたようです。
ただ雨の日が多いのが玉にキズで、暖かさと雨、強風によって梅の花も殆ど散ってしまいました。
まめ八 [2010年2月28日 20:28]
-.-;さん、こんばんわ。
本当にお久し振りです。びっくりしましたよ。!(^O^)
昨年末に突然ブログを閉鎖されたのでとても心配していました。
でも、やっとパソコンに向かうことが出来るまでに心の整理がつかれたみたいですね。ようやく-.-;さんにも、“春の足音”がやってきたみたいですね。o(^▽^)o
気力が回復されてからでも構いませんからブログを再開されてみては如何ですか?
私だけでなく、多くのファン?もきっとそれを望んでいると思いますよ。o(^▽^)o


はげの湯温泉“豊礼の湯”

2010-02-22 20:25:18 | 温泉紀行

先週の土曜日は久し振りに雲ひとつ無い晴天が広がりました。

ここ数日、ぐずついた天気が続いていたのでまめ八のそぞろ心は疼きっ放しです。

 

そこで、最近、仕事が結構忙しくなってきてストレスが溜まっている事と、模型製作で肩がガチガチにこっていたので、ドライブがてら温泉にでも浸かりに行くことになりました。

 

向かったのは小国町の“はげの湯温泉”。

昼ごはんを済ませてから出発。

いつものようにミルクロードから菊池阿蘇スカイラインを通るルートで小国に入ります。

 

初春の阿蘇谷。

まだ、山肌は枯れ草色ですが、日差しは何処と無く春めいていました。

 

 

途中、立ち寄ったのが“夫婦滝”。

二つの川がここで滝となって合流していることからこの名が付いたと言われています。どっちが夫でどっちが奥方なのかは解りません。

 

 

この“夫婦滝”は、その名前から縁結びの滝としてたくさんのカップルが訪れるスポットになっています。

滝の入り口には、愛する人と結ばれることを願う絵馬がたくさんかけられていました。

 

 

この日も数組の若いカップルが訪れていました。家族連れはまめ八一家だけでだったので、居心地が凄く悪かったです。

早々に退散。。。

 

夫婦滝入り口にある売店。この辺りのお土産の他、絵馬もここで買うことが出来ます。

 

 

今回向かった“はげの湯”は、九重山系の涌蓋山(わいたさん)の麓にあります。

涌蓋山のすぐ傍までやってきました。

 

 

さらに近付くと涌蓋山の山頂付近には、数日前の冷え込みの時に降ったと思われる雪が残っていました。

 

 

“はげの湯”の温泉街の少し手前にあるのが、“豊礼の湯”です。

こちらは日帰り入浴が出来る温泉で、大露天風呂の他、個室になっている家族湯が、檜家族露天風呂や家族露天風呂、屋内家族風呂などの施設が整っています。これら、家族風呂は一つのお風呂を貸し切りで使えるもので、料金も一室一時間で設定されています。

ちなみに、まめ八一家は家族露天風呂を利用しましたが、一室1200円でしたから、家族4人分で考えるとお得になります。

浴室の外にコインタイマーがあって、そこにお金を入れると湯船にお湯が出てくる仕組みです。

 

お湯を入れているところ。。。貸切ですから写真撮影もOK! 

 

 

ところが、ここで大失敗。。。

こちらの温泉は天然自噴温泉なので湯温が高く、お湯が出始めたら隣りの水道で水を入れながら適温に調整してやる必要があったのです。

それを知らないまめ八と子ども達はさっさと服を脱いで、湯船に入ろうとしたものだから大騒ぎになってしまいました。

慌てて水を入れましたが、湯温はなかなか下がらずまめ八と子ども達は水道の傍に足を浸して適温になるまで寒さの中、じっと待っていなければなりませんでした。

 

“早くお湯がさめないかなぁ~”

 

 

やっと適温になり、ザブンとお湯に浸かると極楽、極楽・・・。

間近に涌蓋山の眺め、見上げると抜けるように青い空が広がっていました。

泉質は、白乳色に少し青味がかったナトリウム塩泉で、舐めるとかすかに塩味がしました。

 

 

ゆっくりとお湯に浸かっていると1時間はあっという間に過ぎてしまいます。

温泉から出ると、周辺のあちこちから湯気が立ち上っていました。

 

 

この湯気を利用して温泉玉子を作ることが出来ると聞き、受付で玉子(一個50円)を4つ買い、網を借りて温泉玉子を作ってみました。

 

これが温泉の熱を利用した蒸し器。

カマドのような所の木の蓋を取り、その中に網の上に載せた玉子を入れます。

その後、蓋をして下にあるバルブを開くと高温の湯気が噴出してくる仕組みになっています。

温泉玉子なら、約7分で出来てしまいます。

 

 

温泉を利用した人はこの蒸し器を自由に使うことが出来るという事なので、常連さんの中には、家から肉や野菜、芋などを持ってきて蒸し料理を楽しんでいかれる方も多いとか・・・

まめ八も次に訪れる時には、玉子にさつま芋を持って行きたいと思います。

 

さて、温泉玉子が出来ました。

 

 

“殻がうまくむけないよ”

“温かくて美味しいね”

 

 

温泉玉子も食べたので、遅くならないうちに家路につきます。

帰り道の途中で、初春の太陽が山の向こうに沈んでいきました。

 

 

 

 

 

辺りの山々をすみれ色に染めながら、今日一日の仕事を終えてお日様は沈んでいきました。

 

 

明日の日曜日も暖かないい天気でありますように・・・

今日一日、お疲れ様でした。

おやすみなさい。

 

 

 

 

 

 

 


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

W650 [2010年2月22日 23:12]
こんばんわ!
私もまめ八さんのご家族とドライブに行った気分になりました。
阿蘇の素晴らしい景色を眺めたと思ったら、マイナスイオンたっぷりの夫婦滝に、いかにも温泉らしい白濁した温泉。 そして、自家製の温泉卵で舌包み。 最後に夕日を眺めながら家路に着くなんて、ホントいいですね。
 旅行会社の企画した日帰りツアーのようです。

ところで、滝の入り口にある絵馬、まめ八さんも若い頃、奥様と願い事を書かれたのではありませんか?
まめ八 [2010年2月23日 19:11]
W650さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。

この日は天気も良く、暖かだったので景色も良く、とても楽しい日帰り温泉ツアーを楽しむことが出来ました。しかも、総費用1400円で済みました。

>滝の入り口にある絵馬、まめ八さんも若い頃、奥様と願い事を書かれたのではありませんか?

う~ん。。。残念ながら今から十数年前には、こうした気の利いたことをやっていなかったので、絵馬を書くことが出来ませんでした。(;^_^A
yut666 [2010年2月23日 23:32]
こんばんわ。
日帰りドライブ、温泉ツアーで日常のストレス、疲れが癒されたのではないでしょうか。
私も久しく温泉行っていないので、のんびり行きたいものです。

まめ八 [2010年2月24日 19:39]
yut666さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。

この温泉ツアーは我ながらうまくいったと思います。(^O^)
九州にはいい温泉がたくさんあるので、これからはまめにこうした温泉地を日帰りで回ってみるのもいいかな?なんて考えています。
にーなな [2010年2月26日 23:04]
こんばんは。
美しい風景ですね。ほんと、素敵です。
私も温泉ファンなので、このように眺めの良い温泉を見ると、直ちに出かけたくなってしまいます。笑。
疲れた身体には、温泉が最高だと思います。笑
きなこ [2010年2月28日 10:05]
こんにちは。
素晴らしい風景ですね。温泉も風情豊かというかいい温泉ですね。
ちょっと名前にびっくりしましたが(笑)
まめ八 [2010年2月28日 20:32]
にーななさん、こんばんわ。
続けてのコメント、有難うございます。

この“はげの湯”は、私も初めて訪れたのですがとても気に入りました。
温泉の質が良いことは勿論、リーズナブルだし景色も抜群だし、何より静かな事が気に入りました。
このところ仕事が忙しいのでストレス解消には温泉が一番です。
まめ八 [2010年2月28日 20:35]
きなこさん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。

この“はげの湯”温泉は、熊本県と大分県との山深い県境にある小さな温泉です。
熊本には黒川温泉という超メジャーな温泉郷がありますが、その周囲にもこうした素晴らしい温泉がたくさんあるのでこれからも逐次ご紹介できたら・・・と考えております。

民主党政権について思うこと・・・その3 教員免許更新制度の廃止

2010-02-18 19:23:10 | 戯言

以前、まめ八は教員の友人が多いということを書きました。
そこで今回は、予てから疑問に思っている、民主党の諸改革の中でマスコミが余り取上げない教員免許状更新制度の廃止の問題について考えてみました。

 

ご存知の方も多いとは思うのですが、2009年から学校で教鞭をとる教師は教員免許を10年おきに更新しなければならなくなりました。
この制度は、自民党安部内閣の時に、教師の資質向上と不適格教員の排除を目的につくられた物です。
まめ八はこの制度自体に対して大いに疑問を持っていました。

 

もし、不適格教員の排除や教員の資質向上を目指すのであれば、教員に対する研修制度の充実や勤務評価制度の強化、そして教員が自己研鑽できるように事務処理量の軽減や10年に一度、機械的に行なっている学習指導要領の改訂の見直し、学校外の人材の教育現場への導入、学校と他の職場(企業、農林水産業、工場など)との様々な交流事業などを推進すればすむことではないでしょうか?

不適格な人物は医師や弁護士にもいるのに、医師免許や弁護士免許には更新が無くて、何故教員免許だけに更新制が取り入れられなければならないのか?
医学の面でも法学の面でも、日々新しい技術や法律・司法解釈が生まれてきているのに、何故教員だけに更新講習を義務付けるのか?
また、大学卒業時には半永久的なものとして与えた教員免許を、10年に一度更新させることは契約の原理から考えてもおかしいと思います。
さらに、更新に要する費用(約4万~6万円)は教員の個人負担となるそうですが、これは教師をされている人達からすればかなりの負担になりはしないでしょうか?。

加えて、まめ八が一番気になるのは、その教員が適格か不適格かを誰がどんな基準で判断するのか?10年に一度の講習が教師の資質の向上にどれだけ効果があるのか?ということです。
現在の教員免許制度上では、教員免許は各都道府県の教育委員会が発行するようになっています。
こうした更新制度が導入されると、現場の教師達は教育委員会(国家)の目(すなわち、管理職の目)を常に気にしながら教育活動を行なうことになります。つまり管理教育がやりやすくなるわけですよね。
さらにおかしいのは、校長、教頭は免許の更新講習を受けなくても免許状を剥奪されることが無いということ、そして極めつけは校長が認めた人物も更新講習を受ける必要が無いということになっているみたいです。


教員免許状更新制度が何のために行なわれようとしているのか、その真の目的が何処にあるのか?こうした事実を列挙していくと事によって見えてくるのではないでしょうか?

つまり、国家に従順な愛国心豊かな国民の育成。政治批判や権利の主張をしない、権力者にとって扱い易い国民を育てるためのプログラムだと思うのです。
さすが、超タカ派を自他共に認める安部君です。怖いですねぇ~。

 

ところが、民主党は、この教員免許状更新制度を2012年に廃止する方針であると発表しました。
現行の教員免許状更新制度では、現場教師の負担が大きい上に教員の資質向上は望めないというのがその理由だそうです。


その代案として民主党が出してきたのが、教育学部を6年制にする案です。

この民主党案は一見すると優れた政策に見えますが、幾つかの落とし穴が隠されているようです。

まず第一は、教育学部を医学部と同じ6年制にしてしまうと、教員志望の学生が極端に減ってしまうのではないかという心配です。
事実、教育学部よりも先に6年制となった薬学部では、志望学生の数が極端に減少しているそうです。
しかも、教員の待遇は医者や薬剤師などに比べると余り良いものではありません。(教員の方々申し訳ございません)
それどころか、難しくなる一方の子どもの指導やモンスターペアレンツへの対応、過剰労働(OECDの調査では日本の教員の労働時間は先進国の中で飛び抜けて多い)など、若い人達が6年間、努力し、お金と時間をかけて教育学部を卒業するに値する魅力が今の教職にはないとまめ八の友人は異口同音に言っています。
さらに、社会で必要とされる教員の人数は医者や薬剤師などよりもはるかに多いわけですから、将来的には教員不足が生じる可能性があるのです。

 

第二に、教育学部を6年制にしたところで本来の目的である現職教員の資質向上と不適格教員の排除は難しいことが挙げられます。
まめ八の友人の話によると、学校現場で教育にあたられている教員の方々(4年制大学卒業の方が大部分)はほとんどが真面目に一生懸命に仕事にあたられているそうです。
しかし残念なことに、公務員試験の盲点を潜り抜けてきた常識とやる気の両方が欠落している危険極まりない教員もごく僅かですが実際にいるそうです。
こうした不適格教員が、子どもたちの教育の場でである学校にのさばっていることはやはり問題でしょう。
ところが、不祥事を引き起こしてきた教員、もしくはその予備軍は、4年制大学卒とか大学院卒の学歴には全く関係なく、その殆どが人間性に問題がある人物なんだそうです。
この人間性というものは、大学で6年学ぼうが10年学ぼうが身に付けることができるものではないはずです。
もし、こうした人間性に問題のある人物を教育現場から排除したいのであれば、教員採用試験自体を全面的に見直すとか、1~2年の試用期間の後に正採用する等のシステムを考えた方が余程効果的なのでは無いでしょうか?

 

第三に、この教員免許状の更新制度は2009年から始まっています。
先程も述べましたが、この教員免許状更新のための講習は4~6万円の費用がかかり、その負担は教員が全て負う事になっています。
教員免許状更新制度の廃止は、教育学部6年制が始まる2012年からという方針ですからその間、3年間のブランクが生じるわけですよね。
そうなると、この3ヶ年間に教員免許状を更新しなければならない教員の方々は、将来廃止されることが解っている制度のために4~5万円のお金をかけて講習を受けなくてはならなくなる訳です。
更新の必要がなくなる教員免許の更新のために4~6万円のお金を大学に払わなければならないのですよ。おかしいとは思いませんか?
実際、まめ八の友人にも昨年、4万円の講習費を払って大学に更新講習を受けに行った人がいます。
県の教育委員会にこの事を問い合わせたら、“法律は現在残っていますので更新して下さい”という返事が返ってきたそうです。
これもちょっとおかしいでしょう?
民主党は、制度廃止後にすでに講習を受けた人達に全額返金するつもりなのでしょうかね?
そうでないなら、これは国家による財産権の侵害になりますから訴訟ものですよ。
教員免許更新制度は廃止する方針であることを発表しておきながら、現行の法律が残っているからという役所の事情によって必要もない更新講習を4~6万円のお金を取って受けさせるなど、怠慢、愚策、無策の謗りを受けても仕方がないでしょう。


この問題、八ツ場ダムと同様、自民党政権の負の遺産を民主党が処理していかなければならない問題の一つですが、自民党以上に深慮熟考して対応していく必要があるのではないでしょうか?
民主党の支援団体の一つに日教組がありますが、この教員免許更新制度廃止の方針はどうもこの日教組からの要望で出されているみたいですね。
教員といえども自らの生活を第一に考えていかなければならないことは理解できますが、教職は子どもを教え育むという特殊な仕事であるわけですから、その仕事に向いていない方、人間性に問題のある方、もしくは組合活動ばかりに専念して本来の仕事放り出しているような方は、やはり排除されなければならないのではないと思います。
ただ、どのようにしてこの問題を解決にして行くのか?とても難しい課題といえるでしょう。

“教育は百年の計”とも言われますが、この問題は、国の将来を担う子ども達の教育に携わられている教員の方々にとっては生活の根幹に拘る重要なことだと思います。
民主党は、現場の教員を始め、保護者や社会の声(これを民意と言うのですよ。鳩山さん!)に耳を傾け、速やかにこの自民党政権が残した負の遺産を解決してもらいたいと思います。

 

それにしても安部君もでっかい地雷を置いていきましたね。
病弱なタカ派というのも余りカッコいいもんじゃありませんが、ココまで来れば“国賊安部”のそしりを受けても仕方がないレベルだと思いますよ。本当に・・・


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

忠之 [2010年2月18日 21:46]
その制度よりも、まずは問題のある教師の処分が先じゃないでしょうか?
息子の話を聞いてると腐った教師ばかり。
国歌や国旗が、いかに大切な事かを教えもしない。日教組が日本の教育の癌じゃないでしょうか?
さんじ18 [2010年2月18日 23:15]
個人的な意見ですが

お金を徴収するのは、天下り法人向け

国に都合の良い教育方針を講習をする。

本当に必要なのは、子供のことで色々注文をだし教員や学校を困らせる親対策と不良やイジメの対処方法など成功例と失敗例などの学級崩壊にならない手法です。

授業方法などは、教員同士での実戦方式しかない。
EP82-SW20 [2010年2月18日 23:22]
再度こんばんは。
教員だけでなく、不適格な「聖職者と言われる人達」が犯罪を犯しているケースは最近よく目にしますよね。
ただ、「次世代を育成する役目を負う」から、教員だけが「更新」なんでしょうね。
「更新」より「不適格教師の選別」「免許剥奪」を考えるべきでしょう。
校則で決まっている国家斉唱を拒否して、その処分に逆切れして教育委員会を訴えるような教師も、「不適格」であることは間違いありません。
子供達に「校則を守りなさい」と教える立場にありながら、自らは「思想の自由」と称し校則に従わないのなら、子供達が授業をまともに受けなくなるのは当然でしょう。
ただ、現在は「教師」でなく「雑用係」とならざるを得ない教師が多いのは事実です。
学校の事務を担当する人が減らされて、その人達がやっていた仕事を肩代わりする、学校のイベントの書類作りに振り回される・・・
そして、先ほど書きましたけど、一部のバカな教師が手本になって推進する学級崩壊。
これでは、まともに教育を進めようとする先生方が鬱になっても無理からぬ事でしょう。
単なる「免許更新」「6年制」より、根本的な教育現場の見直しが必要と思います。


W650 [2010年2月20日 23:13]
こんばんわ!
とても参考になる内容でした。
根が深すぎてすぐには解決できなさそうですね。
友人のおふくろさんが小学校の教員をしているのですが、教員という名のサービス業だといってました。
 まめ八さんのおっしゃるようにモンスターペアレンツでいろいろとトラブルがあるそうです。
 医師や弁護士は給与面で優遇されますが、教員はそれに比べて少なすぎると思います。
 ペルーでも、教員は地位は高いのですが、給料が安くて教員がストを起こすこともしばしばあるそうです。
 
まめ八 [2010年2月21日 19:35]
忠之さん、こんばんわ。
コメントを頂きまして有難うございます。
また、リコメが遅くなりましたことをお詫び申し上げます。

公立学校の教員の場合、一度採用してしまうと、他の公務員と同じで余程の事が無いと辞めさせる事が出来ないそうです。
ただ、ウチの子ども達は先生達をとても慕っています。また、友人の教員も本当に頑張っていますから私は今の日本の教員も大部分が真面目ないい先生ではないかと思います。
子どもさんの話だけで教員を判断するのはどうかと思いますよ。
自分の独善的な主義主張だけで国旗や国歌を教えない教員は大いに問題がある(というか、教師として失格)と思います。自分が絶対に正しいとしか考えられない視野の狭い人間には人を教え、導く資格はありませんから・・・
でも、親の一人としては国歌や国旗よりも、子ども達の事が大好きで、教育のプロとして温かい眼で指導(優しさだけでなく厳しさも含めて)してくれる教師を私は望みます。


まめ八 [2010年2月21日 19:46]
さんじ18さん、こんばんわ。
コメントを頂きまして有難うございます。
また、リコメが遅くなりましたことをお詫び申し上げます。

私もさんじさんと全く同じ意見です。
確かにつまらない(というか、危険な教員)が学校現場にいることは残念なことです。
しかし、その排除を口実にして国家に従順な教員(ひいては、政府に従順な国民)を作り出そうとするような制度は、戦前の軍国主義時代の再来をもたらしそうで怖い気がします。
愛国心っていうのは、日本の国が本当にいい国になれば自然と心に芽生えてくる物であって、他人から強制されるのもではないはずです。
もし、国民に日本という国に対して誇りと愛国心を持たせたいと考えるのであるならば、今のようなくだらない政治腐敗や拝金主義の大人の行動、イジメや学級崩壊などが無いような学校を真剣に政治家がリーダーシップとって取り組むべきだと思うのです。

まめ八 [2010年2月21日 20:00]
EP82-SW20さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。
また、リコメが遅くなってしまった事をお詫び申し上げます。

自分の主義主張を絶対的に正しいという独善に溺れ、定められたことにも従わないような視野の狭い人間は教師として失格だと私も思います。
人に物事を教える人間は、常に心を広く持って色々な価値観を受け入れる人間でないといけないと思います。そうでないと、いろいろな子ども達の考え方を受け入れ、子ども達を教え導く事は出来ないと思うからです。
教員の過重労働は問題だと私も思います。
私の友人も、雑多な事務作業やモンスターペアレンツの対応に追われて、肝心の子ども達と接する時間や授業の準備が取れないことを嘆いていました。
“子どもが好きだから教師になったのに、子どもとゆっくり話をする時間も取れない。今の教員は苦情処理係だ”と、いつも半べそかいている姿をみて、日本の教育が抱えている問題の根深さを感じるとともに、彼がうつ病になりはしないかと心配してしまいます。(T△T)


まめ八 [2010年2月21日 20:20]
W650さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。
また、リコメが遅くなりましたことをお詫び申し上げます。
私の友人もW650さんの友人のお母さんと同じ事を言っていました。
教師や警察官、自衛官(軍人)など、労働条件があまり良くない割りに自己犠牲を必要とされる職業に従事している人々にしっかり働いて貰うためには、社会からの尊敬(名誉)が必要である、ということをある本で読んだことがあります。
ところが今の日本は、教員のみならず、自衛官、警察官は、社会で一番叩きやすい場所になっていますよね。
そのくせ、高給を貰って他人の批判ばかりしているマスコミは、自分達の不祥事ですらなかなか認めようとはせず、しかも世間の注目を常に集めている・・・。
自分は大した事もせず他人の批判ばかりするような人間こそが一番忌み嫌われなければならない職業だと私は個人的に思うのですが・・・

自己犠牲を厭わずに頑張っている人たちをもう少し社会全体で尊敬するような世の中になれば日本の社会問題もかなりの部分がおのずと解消して行くのではないでしょうか?
yut666 [2010年2月21日 22:03]
こんばんわ。

将来を担う子供たちの教育って、本当に大切なことなんですよね。小中学生の頃の先生の影響って、子供たちにとってかなり大きなものがあると思います。
なので、日本は国として教員(先生)の質を上げないといけないと言うことには賛成なのですが、いかんせん政府は表面しか見ていないという気がします。

それはそうとして、親は、学校や教員に頼らず、自分の子供の教育は自分が責任持つってくらいの自覚も必要と思います。
まめ八 [2010年2月22日 18:06]
yut666さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。

私もyut666の考えに全面的に賛成です。
以前読んだ本の中に、「日本の教育システムは親が子どもの基本的な躾については責任を持つ形となっている。学校は、子どもの学習と集団生活を営む上でのマナーを教える役割を与えられているに過ぎない」ということが書いてありました。
それだからこそ、教師による体罰は禁止されているのだそうです。
ところが、現在の日本の学校は、本来家庭が行わなければならない子どもの躾までやらされてしまっています。そしてルールを守らない子どもに少し厳しくすると直ぐに“やりすぎだ”とか“子どもの人権を侵害している”とクレームをつける親がいる。ところが子どもが問題を起こすと、その子どもの親は知らん顔。学校が悪いとマスコミは騒ぎ立てます。でも、そうじゃないんですよね。子どもがやったことは親が責任を持たなければならないはずなんです。料理は外食にレトルト、洗濯、掃除は機械任せ。子育てまで他人任せ、学校任せでは家庭という物の意義が失われ、子どもがぐれても仕方ありません。
日本の親はもっと自分の子どもに責任を持つべきです。
ペシミスト [2010年10月5日 18:37]
はじめまして。
事の本質を見抜く内容に嬉しさを禁じえない教員です。
ゆとり教育の総括をせず、学力低下の責任を指導力不足教員の責任とするバッシングに恐ろしさすら感じます。
日本全国の教員が一斉に指導力不足になったと考えるより、教育行政の間違いと考えた方が科学的のような気がします。
学力低下の原因が正しく分析されず、いい加減な対処方法(教員免許更新性のような)が実施されても改善は望めず、かえって副作用が心配されます。
学校にプール監視に来る教育大学の学生や実習生は教員になろうとは考えていません。
何年後には、今の医師不足のように教員不足が問題になる事でしょう。
まめ八 [2010年10月5日 23:55]
ペシミストさん、こんばんわ。
はじめまして!
この度はコメントを頂きまして有難うございます。
この記事は、友人の話を聞いて疑問に思ったことを書き連ねてみました。私自身、一時期は教職を志した人間ですので今の教育界の混迷には危機感を持っています。
仰る通り、学力低下は自民党時代の“ゆとり教育”の施策の過ちだと思います。
文科省や中教審はその自らの過ちを反省することなく現場に全てその責任を押し付けているように思います。
現場からの批判が多い“総合学習”が何故、新学習指導要領でなくならないのか?
私が聞いた話では、中教審と文科省との主導権争いの結果の妥協なんだそうです。全く馬鹿げていますね。
更に気になるのは、日本の教育政策は外国からの批判に左右されていることです。詰め込みと言われれば“ゆとり”を打ち出す、ピザの結果、学力低下が指摘されるとまた詰め込みに走る。。。
この国の教育行政は一帯どうなっているのでしょうか?
(続きます)
まめ八 [2010年10月5日 23:59]
ペシミストさん、長文のリコメで申し訳ございません。m(._.)m   続きです。。。

外国からの批判や、経済界、はたまた民意を標榜
するマスゴミや教育評論家の意見で教育行政がかたられる事自体、間違いなのではないでしょうか?私が教師を志しながら教職に進まなかったのは、今の日本の教育が子どものことを第一に考えていない事に失望したからです。
日本の子どもが明るく楽しく学校に行って、自立した大人になるために必要な事を勉強くれるようになればピザの結果なんてどうでもいいじゃなか!って私は思います。
こうした一貫性の無い国の教育行政の一番の被害者は現場で子どもたちや保護者と相対する真面目な先生方だと思います。
はっきり言って、教職の道に進まなかった私の判断に間違いは無かったと今思いますよ。(現職のペシミストさんには酷な言い方ですが。。。すみません!)
(すみません、更に続きます。。。(;^_^A )




まめ八 [2010年10月6日 0:01]
ペシミストさん、三部構成のリコメになってしまいました。すみません。(;^_^A

マスコミなどが高く評価しているヤンキー先生で有名な某国会議員の講演も一度聴きに行った事もありますが、彼もロクな人物じゃありませんね。あれは教育者ではありません。私が知っている名も無い市井の普通の先生方の方がよっぽど子ども達の事を考えてくれています。
それはともかく日本の教育予算は先進工業国で最低だとも言われています。こんな事で次の世代を担う子ども達がきちんと育つのでしょうか?
いっそのこと、事業仕分けで中教審と文部科学省自体をなくしてしまった方が余程ためになりはしないかと思います。
ペシミストさんも色々と大変な日々をお過ごしだと思いますが、私のように逃げ出さずに現場で頑張っておられる事に敬意を表したいと思います。
子ども達のために頑張って下さい。

Sd.kfz.7/2製作記 その1

2010-02-17 23:14:55 | 模型について

前回、ツヴァイシェンレーズンクで惨めな敗退を喫したまめ八。

その塗装も終わらないまま、リヴェンジというかリハビリとして選んだのがコレ。

 

 

タミヤのSd.kfz.7/2フラックザウリアです。

このキット、今から20年以上前の物なんです。

箱を開けてこの20年の金型技術の進歩をしみじみと感じてしまいました。

 

キャタピラは塗装・接着が難しいポリ製。しかも裏面はまっさらのモールド無し。

現在のキットに比べれば玩具みたいな物です。

しかも、現在、ドラゴン社とトランペッター社から新しいキットが発売されている今日、スケールモデルとしてみれば時代遅れの代物なのかもしれません。

しかしながら、組みやすさという点ではピカイチであることには間違いありません。

見て下さい。このパーツ数の少なさを・・・

 

 

さすがタミヤ製品です。

コレだったら組み立てだけなら半日もあれば十分でしょう。

 

最近の戦車模型は正確無比で完成した時の満足度は高いのですが、ディテール追及のあまりパーツ数が尋常な数ではなく、一つ作るのに大変な時間と労力を要するのですが、たまには多少ディテール不足でも直ぐに完成してしまうようなキットを何も考えずに作ってみるのも息抜きとして必要なのかもしれません。(こんなに言う程、大した工作をやってはいないのですが・・・ )

 

ですから、今回のこのキットはディテールアップパーツ等は一切使わずに基本素組みでいきたいと思います。

それでもタミヤ製品ですから凄く格好のいい物が出来上がるとは思いますが・・・。

 

ちなみにこのキットの商品名“フラックザウリア”とはタミヤが命名したもので、実際のドイツ軍ではそういった名称では呼ばれていませんでした。

正式名称は、Sd.kfz.7/2だそうです。ちなみにSd.kfzとは、特殊戦闘車両という意味なんだそうです。

 

 


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

EP82-SW20 [2010年2月18日 23:02]
こんばんは。
先日複数のモデルを久々に私も買ったのですが、一番古いラングが一番「子供向け」に思えました(いい意味で、です)。
小学生低学年の頃って、「作った後には動かしたい」という希望が多いのでは?
私の場合、ミニカーですらドアとかが開閉すると嬉しかったし、その点では初代パンターやティーガーⅠは全ハッチ可動。
パンターに至っては砲のトラベリングロックまで可動です。
今回Ⅳ号H型、Ⅲ号N型はいずれもボールマウント機銃のマウント部が前面装甲と一体化されていて動きませんでした。
初代のⅣ号・Ⅲ号がどうだったかは知りませんが、単なるディスプレイモデルよりは「動かせる部分が多い」モデルの方が、子供のファンが増えるような気がします。
私はヤクパンの車長と無線手の両開きハッチを可動にしたくて、考え中です(笑)
まめ八 [2010年2月21日 19:21]
EP82-SW20さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。
また、リコメが遅くなってしまいました。すみません。(;^_^A

最近の戦車模型はディテールを追及する余り、昔のような可動するギミックが無くなってしまったことはある意味で残念です。
それというのも、最近のお子様は模型を作らなくなってしまって、模型自体が一部の大人の趣味になってしまったからでしょう。(キットの値段にしても同じことです)
でも、長い眼で見るとこれは模型業界全体にとって忌々しき事態だと思うのです。
我々30~50代の人たちが歳をとって模型が作れなくなったら、この業界は終わりになってしまいます。もっと模型の世界も間口を広げるためにも、多少ディテールを犠牲にしてもハッチや機銃、大砲や砲塔などが可動するような子ども向けシリーズなどを工夫すべきでしょう。もちろん、価格も子どもが買える範囲に抑えることは大切ですね。
ところで、EP82-SW20さんが喜びそうなサイトがありますので以下に紹介しておきますね。
この人、本当にすげーですよ。

http://web1.incl.ne.jp/hinoki/index.html


EP82-SW20 [2010年2月21日 23:51]
再度こんばんは。
今チラッと見ていますけど、後で「お気に入り」に追加してじっくり拝見しますw
まめ八 [2010年2月22日 17:51]
EP82-SW20さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。

このサイト、凄いでしょう?
ココのサイトの模型は、ディテールを重視した完全なスケールモデルであり、サス等も実車同様に可動するんですよ。
こんな事やっている人もいるのですから、世の中恐ろしいですねぇ~。!(^O^)

EP82-SW20 [2010年2月23日 23:10]
こんばんは。
いやぁ、凄いですw
ここまでやらないにしても、ハッチ類は全部可動にしたいなぁ(笑)
ところで、まめ八さんは、ヤクパンとかヤークトティーガーとかラングとかの戦闘室内部構造が良くわかる本はご存知ありませんか?
あったら入手したいと思っているのですけど。

まめ八 [2010年2月24日 20:04]
EP82-SW20さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。
ご質問の件ですが、一番のお勧めは大日本絵画という会社から出ている“アハトゥンク・パンツァー”(通称アハパン)だと思います。これは戦車模型をやっている人間にとってバイブル的な存在で、Ⅰ~Ⅵ号戦車はもちろんのこと、主だったドイツ軍の装甲車両がシリーズ物で取り扱われています。外見上のディテールや、その変遷もかなり詳しく紹介されている他、現存する戦車の内部まで写真を使って丁寧に説明がなされています。
もう一つは、同じく大日本絵画社から出版されている“重駆逐戦車”“軽駆逐戦車”です。この2冊は、有名なドイツ戦車の研究家であるシュピール・ヴェルガー氏が著したもので、洋書版はモーター・ブーフという名前で知られていました。この1冊があれば、調べたい車両の月別の生産台数から生産工場、トランスミッションやエンジン、サスペンションの構造等、かなり詳細に知る事が出来ますが、余りに専門的過ぎて少しばかり予備知識が必要となります。
(長文で申し訳ありません。以下に続きます)
まめ八 [2010年2月24日 20:05]
長くなってすみません。続きです。。。

ただ、戦車関係の本は出版部数が限られており、値段がかなり高いこと、入手しにくい事などが欠点です。それでも構わないのであれば、この2冊の内、いずれを選択されても後悔はしないと思います。特に、EP82-SW20さんの使用目的であるならば、私はアハパンの方をお勧めします。
EP82-SW20 [2010年2月27日 22:41]
またまたお邪魔します。
本の件、ありがとうございます。
重駆逐戦車・軽駆逐戦車、ちょっと値が張りますが買ってみようかと思います。
アドバイスありがとうございますw
まめ八 [2010年2月28日 20:45]
EP82-SW20さん、こんばんわ。
再度の御訪問、有難うございます。
お役に立てて嬉しいです。
両方を一度に揃えると、少なくとも一ヶ月は退屈せずに済むと思いますよ。o(^▽^)o
おぺ [2010年2月28日 23:07]
こんばんは。
早速次の製作に入っているようですね。ひょっとしたらもう組みあがって塗装にはいっていたりしてw?。まめ八さん今年の製作意欲はスゴイですね。このペースで行ったら5,6台いけるんじゃないですかね。楽しく修行を満喫くださいね。
さて、この「Sdkfz」、そもそもなんて読むんでしょうw。それと前はタイヤ後ろはキャタピラって、操舵できるのかな…?駆動はキャタピラなんですよね…?素人なので疑問がいっぱい(笑)
まめ八 [2010年3月1日 19:53]
おぺさん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして恐縮です。

今現在、組み立て済みで塗装待ちのキットが3台ありますが、この所天気に恵まれずなかなか塗装が出来ません。その間、何もしていないと昨年の二の舞になってしまうので今年は出来るだけ時間を惜しんでニッパを握るようにしております。
Sdkfzはドイツ語で、ゾンタークラフトファールツォイグ(特殊車両)の略です。ドイツ軍の車両には全てSd.kfzから始まるNoが付いています。(というか、こちらの方が制式名称)
前がタイヤ。後ろがキャタピラのような車両の事を通常“ハーフトラック”と呼んでいます。トラックとは貨物自動車のことではなく、キャタピラのことを指します。半分タイヤで半分キャタピラということから、そう呼ばれています。
(続きます。)



まめ八 [2010年3月1日 19:54]
長文のリコメ、申し訳ございません。
続きです・・・

ドイツ軍のハーフトラックはキャタピラ駆動となっていました。大変凝った構造で、ハンドルを切るとタイヤがその方向に向きを変えると同時に、その舵角に応じて左右のキャタピラの回転数が変わりクイックに方向転換できるようになっていました。それに対して、米軍のハーフトラックは、前輪とキャタピラの両方が駆動した事からドイツ軍のハーフトラックより機動性が高かった反面、前輪のみによる操舵だったのでクイックな方向転換は難しかったようです。
いずれにしても、ハーフトラックは装軌車(キャタピラで動く車両)の性能が向上し、生産が容易となった現在では姿を消してしまいました。
技術発展の過程で生まれた面白い車両であったわけですね。