gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

新緑と清流の渓谷~小国郷へのドライブ その2

2009-04-30 23:24:44 | 放浪記

小国町の中心部を抜けて、更に杖立温泉方面に向かうと“游水峡”右折の小さな看板が出ています。この道はエスティマでは離合不能な細い道で、ソニカで来ればよかったかな?と思いました。幸い、対向車もなかったのでそのまま進むと左手に大きなイチョウの木が・・・

国指定の天然記念物“下の城の大イチョウ”です。

対比物がなく解り難いのですが、まるでトトロの木のような大きなイチョウの木でした。

根元の周囲が21m、幹の周りが10m、樹高が25mという大木です。

 

 

このイチョウの大木の幹には寄生植物の白い花が咲いていました。(200mm望遠使用)

きれいな花だったのですが、名前を知りません。

蘭の一種だと思うのですが。何という花なのでしょう?

 

 

このイチョウと道路を挟んだ反対側には、下城の滝?を望む事が出来ます。。

落差のある大きな滝です。

まめ八はこの滝を知りませんでした。

 

 

山道を暫く走るとやっと“游水峡”につきました。

途中で見かけた山ツツジ。普通のツツジより背が高く、ツツジの自然種です。

 

 

こちらは、シャクナゲです。例年より早い開花みたいです。

 

 

“游水峡”につきました。

 

 

極浅い渓流がさらさらと流れています。

泳ぐにはまだ寒いので、渓谷の上流にある“カッパ滝”へと向かいます。

 

 

渓流の脇には足場の良い遊歩道が整備されています。

ほぼ平坦な道のりで、7歳の息子でも余裕で歩いていきました。

写真を撮りながらのまめ八は一人取り残されていきます。

丸太橋(といっても1メートルもない・・・)を超えると、渓流を離れ林間の道にかわります。

 

 

遊歩道脇には、色々な花が咲いていました。

クレソンの花

 

 

名前を知らない野草・・・

 

 

赤の山ツツジ

 

 

出発点から約15分歩くと、ザワザワと水の流れる音がして林間にやっと見えてきました。

“カッパ滝です”

 

 

次回は、“カッパ滝”のアップ写真と、次の目的地、“松島菜々子”さんが壮健美茶のコマーシャルで訪れた“鍋の滝”を御紹介します。

 


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

W650 [2009年4月30日 23:39]
こんばんわ!
春に相応しい景色ですね。
小国は自然豊かな場所なのですね。
ん~、とても九州に行きたくなりました。
新幹線か、飛行機どちらがいいのでしょうね。
私はラーメンが好きで豚骨が特に好きなんですが、まめ八さんのお住まいのほうでも豚骨ラーメンが人気なのでしょうか?
熊本も福岡も行ってみたいです。
まめ八 [2009年5月1日 19:27]
W650さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂き有難うございます。
岐阜からでしたら、飛行機がいいと思います。
名古屋と熊本間には直行便もあります。
その後は、せっかくですからETC付きレンタカーを借りられて回られるのがベストだと思います。
熊本は、博多、久留米、鹿児島と並んでラーメン王国なんですよ。
熊本ラーメンの特徴は、白濁の豚骨スープに豚骨の臭い消しとして焦がしニンニクが入っていることです。麺は、中太固めのストレート麺で、県内の至る所にお勧めのラーメン屋さんがあります。
まめ八の妹の旦那さんは東京出身ですが、熊本に来た際にはラーメン屋の梯子してますよ。o(^▽^)o
是非一度お越し下さい。
おぺ [2009年5月2日 1:52]
こんばんは、おぺです。
イチョウの大きさにビックリです。スゴい迫力ですね。
散策の道中も素晴らしい風景ばかり。心地よい風やひんやりとした水の感覚が伝わってきます。
まめ八 [2009年5月2日 10:18]
おぺさん、おはようございます。
いつもコメントを頂き、有難うございます。
地元に住んでおきながら、このイチョウの木のことは知りませんでした。
写真の枚数の関係でアップしませんでしたが、この木の根元には戦国時代頃の身分の高い女性のお墓があって恐らく、そのお墓の守り神として植えられた木ではないかと思います。
最近、山ばかり行っていますが今のシーズン、新緑がとてもきれいで何度行っても飽きる事がありません。

大草原の春~小国郷へのドライブ その1~

2009-04-29 22:05:50 | 放浪記

今日は、久しぶりに好天の休日だったので大分県との県境、小国町までドライブする事になりました。(最近、阿蘇方面ばかりだなぁ~ 

 

いつものようにミルクロードから阿蘇北外輪山へ登ります。

2週間前にソニカで登った時は野焼きの後で黒かった高原が、今日は輝くような緑の大草原に変わっていました。

見渡す限りの大草原!

ん~気持ちの良かぁ~

 

 

春の草原を縫うように走るミルクロード。最高のドライブコースです。

 

 

ワラビが至る所に出ていました。ワラビ狩りのシーズン到来! 

 

 

春リンドウも咲いていました。リンドウは熊本県の県花でもあります。

 

 

遠くには、のどかに草を食む牛の姿が見えました。

 

 

せっかくですから、阿蘇の山並みも・・・

 

 

ミルクロードを途中で降り、小国郷へ向かう国道212号線に入ります。

この道に入ると周囲の景色が大きく変わります。

 

 

草原に広がる潅木・・・

木々もようやく新芽を広げつつありました。

遠くに九重の山々が広がっています。

 

 

草原と潅木の林を抜けると南小国町に到着。

“蕎麦街道”入り口にあるお蕎麦屋さん“吾亦紅”に立ち寄り、ここで昼食です。

ここがその“吾亦紅”さんです。

大正~昭和初期の建物みたいでした。

 

 

注文したのが、“吾亦紅セット”1480円です。山掛け蕎麦に、蕎麦粥、ゴマ豆腐、それに名物のくずきりが付いたお値段です。でも、蕎麦にしてはちょっと高いかも・・・

 

 

蕎麦粥です。香ばしくて程よい塩味です。美味しく頂きました。

 

 

葛切です。右の葛切を左の黒蜜につけて頂きます。程よい甘さと喉越しが堪りません。

 

お蕎麦でお腹を満たした後は、更に進んで小国町の“`游水峡”へ向かいます。

“吾亦紅”さんの庭に咲いていた藤の花です。

 

 

次回は、『新緑と清流の渓谷~小国郷へのドライブ その2~』と称して、新緑と清流が美しかった“游水峡”のカッパ滝の様子を紹介したいと思います。

 


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

Luxio [2009年4月30日 16:26]
こんにちは^^
小国郷の風景、空模様を見ると、春から初夏への季節の移り変わりを感じさせてくれますね☆
りんどうの花が熊本県の県花として指定されていることを知ったのは、初めてです^^
青紫に纏った花弁の色が綺麗ですね(*^^)v

追伸:私のGazooのHNをLUXELからLuxioへ改名しました。
これからは記事を投稿するより、外部にての参加が多くなるかと思います^^
そして、変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願いします☆
まめ八 [2009年4月30日 21:58]
Luxioさん、こんばんわ。
いつもコメントを頂き有難うございます。
それからお帰りなさい!o(^▽^)o
Luxioさんがいないと、Gazooは盛り上がりませんよ。(少なくともまめ八はそう思います)
リンドウは小さな花ですが鮮やかな青色が美しく、原野の自生する強い花です。目立たないですがしっかりと自分の存在を守り、毎年春になったら必ず花を付ける。・・・
まめ八は、ひまわりや薔薇よりもリンドウのような人間になりたいと念じております。o(^▽^)o
中年オヤジの願望でした。

ダイハツ・ソニカ生産中止・・・(T△T)

2009-04-28 20:33:37 | ソニカについて

かねてから噂にはなっていましたが、とうとうその日がやってきました。

 

ソニカの生産中止!

 

報道によると、ダイハツがソニカの生産を中止するとの正式発表を27日に行ったそうです。

 

http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009042701000850.html

 

これまで、他社に比べると比較的売れ行き好調だったダイハツも、自動車不況の渦中から逃れる事が出来ずに、ここに来て生産ラインの縮小と大規模な人員整理に踏み切ったみたいです。

 

ダイハツも企業ですから、利潤追求の姿勢は当然のことですし、売れない車は生産中止!という決断も仕方ない事だと思います。

 

しかし、ソニカをこよなく愛するまめ八としては一抹の寂しさを感じずにはいられません。

これからの部品供給などの面でも心配な部分があります。

 

あくまでも個人的な意見ですが、ソニカのようにドライバーが運転を楽しむことができる車が売れない事はとても残念な気がします。

運転していて楽しい!と思える車が市場から姿を消していき、「運転が楽」「車内が広い」「燃費がいい」「環境に易しい」「安全」「豪華装備」という、“人や物を運ぶ機械”という冷めた目で車を評価する時代になりつつあるような気がします。

「走りがいい」「ハンドリングが抜群」「加速がいい」「スタイルが最高」といった車に対する熱い思いが市場からなくなりつつあるように思われるのです。

でも、市場のこうした冷めた視線は日本の自動車工業界にとって決して好ましい事ではないはずです。(悲しいかな、こうした市場を作り上げていったのも他ならぬ日本の自動車工業界みたいですが・・・

 

ソニカを開発したスタッフの皆さんには、景気が少し良くなってからでも構いませんから、ソニカ以上に熱くなれる車を、次回も是非開発して欲しいと思います。(経営サイドが認めないだろから、結局、無理だろうなぁ~  )

シャシーやエンジン等、基本コンポーネンツは全く同じで、スタイルと内装だけ変えて新型車の一丁出来上がりでは余りにも寂しいですよ。こういったお手軽車ばかり作っていると、短期的には成功しても、その内ユーザーから見限られてしまうのではないでしょうか?

 

さて、これでまめ八のソニカは、今まで以上に希少車になってしまいました。

それはそれで何となく嬉しい気持ちがします。

20年位経ってから、“売れなかった名車ソニカ”なんて特集が自動車雑誌に出るかも・・・

その時は「俺はこの名車に乗ってたんだぞ!」なんて自慢したいですね。

 

でも、今乗っている車が事故ったら、中古以外では手に入らない、ということになるんだなぁ~。

今まで以上に大切に乗ってやらないと・・・。 

 

新しい仲間はこれ以上増えないけど、これからもマイペースで頑張ろうな。 

宜しくソニカ!!

 

 


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

W650 [2009年4月28日 22:04]
こんばんわ!
自分の乗っている車や、過去に乗ってた車が生産中止になると淋しいですよね。
私もRX-7、センティアが無くなったときは残念でした。
まめ八さんが仰るように最近は売れる車(実用車)は作りますが、趣味性の高い車は無くなる一方ですね。
残念でなりません。
まめ八 [2009年4月28日 23:14]
W650さん、こんばんわ。
いつもコメントを有難うございます。
概ね予測がついていた事とはいえ、このニュースはまめ八にとって、正直ショックでした。
つらつらと愚痴めいた事を書きましたが、内心、これも時代の流れなのかなぁ~なんて半ば諦めています。80年代が懐かしい・・・。
まぁ、車=運搬手段の一形態と考え、それよりも燃費や経済性、環境保全を優先する方が健全であり、また日本の自動車文化がそれだけ成熟している証左である!って考えることも出来るのですが・・・(~ヘ~;)ウーン
Luxio [2009年4月29日 2:13]
こんばんは^^
Luxioこと、LUXELです☆
ソニカの生産中止、3年という短いモデルライフを終え、これはトール系の売れ行きが良いという判断の下で、メーカーの結論を下された結果ですね。。。
残念ながら、このクルマのステアリングを握るチャンスに恵まれませんでしたが、技術的にみると、ムーヴやタントなどに搭載されているCVTがこのクルマの登場により、初めて採用されたので、その事を考えると、ダイハツ製CVTの先駆者的存在がソニカというクルマになるので、ダイハツの技術史で、このクルマのリストが残るような気がしますね。。。
そして、ソニカとの生活、これからも思う存分、楽しんでくださいね(*^^)v
まめ八 [2009年4月29日 9:46]
LUXELさん、否、Luxioさんおはようございます。
お久しぶりで~す。o(^▽^)o
コメントを頂き有難うございます。
まめ八もボチボチ頑張っています。
ソニカが製造終了した事はちょっと寂しい気がしますが、その分、希少なソニカ愛好者として大切に、そして楽しくソニカライフを送って行きたいと思います。
ところで、LUXELさんのyahooブログの方も何度かお邪魔した事がありのですが、コメントのやり方がわかりません。(;^_^A
登録しないとコメントできないのでしょうか?
それにしてもyahooブログ、きれいですね。
浮気の虫が騒ぎそうです。o(^▽^)o
ゆたか(yut666) [2009年4月29日 23:02]
まめ八さん、お久しぶりです。
ソニカは軽自動車ですけど軽自動車外れの走行性能、安定性、静粛性と、軽自動車としての経済性を兼ね備えた名車だと思います。
私もソニカに乗って約4か月過ぎましたが、ますます惚れてきました。
不人気なので生産中止になることは購入する時から予測してましたので、全くショックはありませんでした。むしろ希少価値が高まると勝手に自己満足しています。
私も車は実用性より感性に訴える部分を重視する方ですので、まめ八さんの考えに賛同します。
まめ八 [2009年4月29日 23:59]
ゆたかさん、こんにちわ。
お久しぶりです。o(^▽^)o
ソニカの生産中止・・・ユーザーの方々の多くは冷静に受け取っておられるようです。
いい車はいい車・・・生産中止はメーカーの都合でしょ?見たいな感じです。o(^▽^)o
まめ八もソニカはこれまでのカーライフの中でも一、二を争ういい車だと思います。
ところで、ゆたかさんのソニカ、購入当初、色々と大変だったそうですね。
まめ八のソニカは、今、ハイマウントストップランプ周辺から聞こえる異音の修理をディーラーにお願いしているところです。
ソニカでは割とメジャーな故障みたいで整備の方も知っていました。
みんカラブログも時々覗かせて頂いています。
みんカラは登録しないとコメントを送れないみたいですね。
影ながら応援しておりますので今後とも宜しくお願い致します。o(^▽^)o

ゆたか(yut666) [2009年4月30日 0:14]
早速のご返信ありがとうございます。
みんカラブログも覗いて頂いているようでうれしい限りです。
購入して間もなくトラブル発生しましたが、修理後は問題なく一安心というところです。
ハイマウントストップランプの異音は初耳です。ディーラーの対応、まめ八さんのブログにて教えて下さい。
今後ともよろしくお願い致します。
まめ八 [2009年4月30日 21:50]
ゆたかさん、こんばんわ。
いえいえ、同じソニカオーナーとして色々な情報交換して行きたいとこちらからお願いしたい位です。o(^▽^)o
次回、ハイマウントストップランプについての記事を上げたいと思います。
ダイハツってトヨタ系列ですよね。
Gazooもトヨタ系列ですよね。
それなのに、ダイハツ車やスバル車についてのコミュニティーが無いような気がします。
日本最大の自動車会社運営のブログサイトが、一中古車会社が運営する“みんカラ”に負けていてはまずいような気がするのですが・・・
にーなな [2009年5月1日 23:09]
こんばんは。
愛車、またはかつての愛車が生産中止・・とても寂しいです。車高も高くなく程よい2BOXでニッチなところを提案したソニカは私的に好みです。個性的でしかも運転して面白いクルマがもう少しあるといいですよね。私もまめ八さんのご意見に同感です。
まめ八 [2009年5月2日 9:56]
にーななさん、おはようございます。
それから、はじめまして!
コメントを頂いた上に、お気に入りに入れて頂き感謝感激です。o(^▽^)o
にーななさん仰せの通り、日本車ってどこかのメーカーがヒット作を作ると直ぐに“右に倣え”でいつの間にか皆同じような車になってしまうんですよね。
今のような不況の時代では仕方のないことかもしれませんが、もう少し景気が良くなったらそれぞれのメーカーの持ち味を生かした個性的な車を、ラインアップの中に一つずつでも入れていけば楽しいのではないかと思います。
EP82-SW20 [2009年5月30日 23:10]
こんばんは。
私なりに考えると、「AT限定免許」が国内での車の有り方を根本的に変えてしまったと思います。
ATなんて動かすだけなら、5歳児でも動かす事ができますよ。
技能・技術なんて要りませんから。
技能・技術の要らない車に、「走る楽しみ」は無いですよ。
スノーボードの例をとれば、「努力して滑れるようになるから楽しい」のですよね。
そして、更に一段上の技を磨きたくなる。
AT車の運転は、走って車に慣れればすぐ飽きますよ(苦笑)
MTは毎回「回転をあわせる」技能と技術が必要ですからね、日々上手くなる努力ができるわけですよw
まめ八 [2009年6月1日 14:29]
EP82-SW20さん、こんにちわ。
いつもコメントを頂き有難うございます。
また、返事が遅くなりました事をお詫び申し上げます。

今でも覚えていますが、ATが出始めの頃、運転がメチャメチャ下手な親戚のおじさんがAT車を買ったのをみて、周囲大人たちはの“足が不自由な人用の車を買った”と言って笑っていました。出始めのATは特殊な車として見られていたんですね。しかし、今ではMTの方が特殊化しています・・・昔はAT車の方が10万円位値段が高かったのに、今はMT車の方が高いし・・・。
AT化を推進したのは車の購買層を女性にまで拡大したかった自動車メーカーの戦略ですよね。MT時代は今みたいに女性ドライバーは多く無かったですから・・・
この戦略は見事に的中し自動車の販路拡大には成功しましたが、反面、車を単なるトランスポーターにしてしまいました。
EP82-SW20さんが言われる通り、上達しようとして夢中になるから面白いわけで、完成したものを受け入れるだけなら最初は良くてもその内すぐ飽きてしまいます。
途中経過を省いて、結論だけを求めようとする嫌な時代になりましたね。

新緑と石橋巡りの旅(後編) 清和文楽館~井無田高原~阿蘇・高森へ

2009-04-27 22:21:40 | 放浪記

竜宮滝から再び国道218号線に戻ります。

途中、『GWも渋滞知らずのドライブコース』という地元観光協会?の看板が目に留まりましたが本当に車が少ない道です。対向車は時々すれ違うのですが、まめ八のエスティマの前後には全く車が走っていません。とても日曜日とは思えない通行量です。

15分ほど走ると、道の駅“清和文楽邑”に到着します。

 

 

旧清和村は山間の小さな集落ですが、昔から文楽が盛んな場所として知られています。

この道の駅には、清和文楽館が併設してあって文楽を見ることが出来ます。

 

 

道の駅には、物産館や食堂の他、研修センターなども置かれています。

芝生の広場がありとても気持ちの良い空間になっています。

物産館と食堂・・・

 

 

こちらが研修センター。

 

 

道の駅の脇には渓流が流れており、新緑と水のせせらぎが心を癒してくれます。

 

 

付近の山。ここにも藤の花が咲いていました。

 

 

 

清和文楽邑を後にして、国道218号線を更に東進し旧蘇陽町に入ります。

ここは、九州のほぼ中央部に当たるので“九州のへそ”と呼ばれています。

宮崎との県境に近い交差点で国道218号線を左折、国道265号線に入ります。

今度は阿蘇に向けて道路は北に向かいます。

途中、道の駅“そよかぜパーク”があります。

 

 

この道の駅周辺には、温泉センター、レストラン、コテージ、スポーツ施設等が整備され“そよ風パーク”と呼ばれています。

道の駅の物産館では、蘇陽特産のブルーベリー関係の商品や付近で採れる筍、ワラビ等の山菜や新鮮な野菜を安く購入する事が出来ます。

まめ八は、地元の牛乳とブルーベリーを使ったブルーベリーのソフトクリームが好きなのですが、今日はソフトクリームを食べるには寒すぎたのでやめました。

 

 

道の駅“そよかぜパーク”を出発して暫く走ると、井無田高原の展望所に着きます。

晴れていたら素晴らしい景観だったのに・・・

 

 

まめ八は、若い頃に宮崎でボディーボードをした帰り道、夜の11時頃ここで立ち小便をしました。

その時、見上げた星空の美しさは今でも瞼に焼き付いています。

天の川は本当に“ミルキーウェイ”なんですよ!

 

今日は、柔かい新緑の草を食む牛の姿が見られました。

 

 

阿蘇の牛というと“肥後の赤牛”が有名なんですが、赤牛は肉質が良くないそうで最近は黒毛和牛の飼育が盛んになっているそうです。

 

 

展望所に咲いていた花です。名前をご存知の方がおられたら御教示下さい。

 

 

この展望所を過ぎるとすぐに高森峠になります。見慣れた阿蘇の山が見えてきました。

雲間からもれた光が南郷谷に差し込みます。

 

 

この後、南阿蘇を通って帰路につきました。

この日の走行距離は約120km、途中休憩を含めて7時間ほどのお手軽ドライブでした。

今回は紹介できませんでしたが、井無田高原には天文台(コテージに宿泊可)もありますので、九州にお住まいの方で、お金をかけずに人とは違ったドライブをしたい!という方にはお勧めのコースですよ!


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

W650 [2009年4月27日 23:22]
こんばんわ!
ご紹介された道の駅はとてもただの休憩施設とは思えぬ充実ぶりですね。
私は子供の頃トイレが近かったのでドライブは困っていましたが、ここ10年くらいで整備が進みあちこちに道の駅が出来てトイレの心配もなくなりましたね。
牛の写真ものどかで時の流れを忘れてしまいそうです。 こんな場所でのんびりしたいです。
最後の写真の後光が差しているようで、いい絵になってます。
まめ八 [2009年4月28日 19:48]
W650さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂き有難うございます。
こちらでも“道の駅”が整備されるようになり色々と便利になりました。
熊本のような田舎では、“道の駅”がその地域の一種のコミュニティーセンターみたいな役割を果たしているようです。また、物産館ではその地域の特産物の販売が行われたりして、“村おこし”の中心的な存在にもなっています。
写真については、お恥ずかしい限りでこれから勉強を重ねて行きたいと思います。(;^_^A
池のカモ [2012年6月6日 20:28]
おたずね
道の駅「風の里」について

写真でお示しの施設は「そよ風物産館」では?

1)「道の駅」地図にはないようです。
2)「風の里」で検索しますと別の、西原村がヒットします。

おねがい
1)けっして「突っこみ」とか「揚げ足取り」を意図してはいないことをご理解ください。
2)お読みいただきましたら削除いただきますようお願い申し上げます。
3)わたしの間違いのときはご叱責ください。

池のカモ [2012年6月7日 9:47]
蘇陽、この地方は私にはとても心引かれる地域です。

1)九州大分水嶺
馬見原の西2km218号線上の幣立神社は九州を南北に縦断する分水嶺上にあり、この分水界は、北にはしばらくは265線と重なり南外輪山へと走っています。そよかぜパークはその東側にあり、そこを潤す雨は五ヶ瀬川となり高千穂を抜け延岡市で太平洋へと注ぎます。そよかぜ物産館あたりは、九州のいわば東斜面にあり、ここに立ちこのことを思うとき大自然のなかの自分を強く感じます。(紀伊半島四国から流れてくる中央構造線もここを通っています。)

2)山頭火
「分け入っても…」という一句は馬見原から西へ、218号線を三ヶ所、さらに津花峠を越え高千穂へと歩く路で得たと聞いています。となると、分け入っていく「入り口」は、まさに山都、馬見原あたりであったろうと想像しています。あたりの山をながめるときその句の世界に引き込まれるかのように感じます。


まめ八 [2012年6月10日 8:27]
池のカモさん、おはようございます。
初めまして!この度は当ブログにお立ち寄り頂きましてありがとうございます。
都合により、ここ1ヶ月ほどブログの更新が出来ずにいたために遅レスになってしまった事をまずもってお詫び申し上げます。
さて、ご指摘の件ですが、池のカモさんの仰られている通りです。該当記事の方も直ぐに訂正させて頂きたいと思います。ご指摘、本当に有難うございました。<(_ _)>
ところで、池のカモさんは蘇陽地方をこよなく愛されておられるみたいですネ。私も大好きなんですよ。記事にも書きましたが、若い頃、夜にココを通りかかって、見上げた星空の美しかった事。。。今でも目に焼き付いています。
琵琶湖~瀬戸内海~高千穂~八代海に至る中央構造線は地図上で見ると良く解りますよね。将来的にはココから九州が南北に裂けてしまうとか。。。!(^O^)
蘇陽地方の風景が美しいのはそうした複雑な地質構造から来ているのでしょうネ。
(長文リコメで申し訳ございません。下に続きます)
まめ八 [2012年6月10日 8:28]
池のカモさん、続きです。。。

山頭火の事はしりませんでした。あの有名な“分け入っても~”のフレーズは馬見原付近で詠まれたものだったのですネ。夏にでもこのことを頭に置きながら馬見原を尋ねてみたいと思います。
 まだまだ不勉強な所が多く間違った記述も多々ある拙ブログですが、今後ともお気づきになった点などがございましたらご教示頂ければ幸いです。
コレからも宜しくお願い致します。

新緑と石橋めぐりの旅(前編)

2009-04-26 19:44:59 | 熊本の歴史遺構を訪ねて

昨日の天気予報とは裏腹に、どんよりと曇った肌寒い一日でした。

いい日和ではありませんが、こんな日は車も少なくかえってのんびりとドライブが出来るものです。

そこで今日は歴史と自然を一度に楽しもうと言う事で、県中央部を流れる緑川水系をドライブする事にしました。

熊本(松橋)と宮崎の延岡を結ぶ国道218号線を緑川に沿って上流へ遡ると、途中に国道と並行して立派な石橋が現れます。

江戸時代後期の1800年代初頭に建設された“霊台橋”です。

 

 

江戸時代、熊本県の旧砥用町~旧中央村一帯には、当時日本で最も高度な技術をもった“肥後の石工”と呼ばれた人たちがいました。

彼らはオランダから伝えられたアーチ構造を使ってこの緑川水系にたくさんの石橋を残しています。鹿児島市の甲突川にかかる石橋も彼らの作品と言われています。

橋の上です。向こうに見える鉄骨の橋がかけられるまでこの橋の上をトラックやバスが走っていたそうです。

 

 

重機もない時代に、こんな深い谷にこれだけの橋をかけた彼らの技術には驚かされてしまいます。

 

 

ちょうどお昼になったので、国道218号線をはずれて次の目的地である“通潤橋”の傍にある道の駅“通潤橋”で昼食をとりました。

うっかりした事に、この道の駅“通潤橋”の外観を撮り忘れてしまいました。

到着時にちょうど橋からの放水が行われていました。 ラッキ~

 

 

この橋も“肥後の石工”の作品です。江戸時代の後半に、水不足に悩む画面右手の白糸台地に農業用水を渡すために、庄屋であった布田保之介が大変な苦労の末、建設したものです。

最近まで現役として使用されていましたが、現在は重要文化財に指定されて観光のためにこのように時々放水しています。

橋の上部は人が歩いて渡れるようになっており、橋の内部に石と漆喰、木材を使って水管が通してあります。

 

 

この方が布田保之介さんです。

 

 

道の駅近くには、旧矢部町で毎年行われる“八朔祭り”で展示された出し物が展示されています。この出し物、よく見ると杉やシュロの皮、松ぼっくり等、地元の山で採れた自然の産物を利用してあります。

 

 

通潤橋の傍には“五老ヶ滝”という大きな滝があるのですが時間がないので今回はオミット。

食事を終えて再び国道218号線に戻り、延岡方面に向けて走ると左手に竜宮滝が見えます。

 

 

この滝は落差はないのですが、写真を撮っているこの場所まで車で乗りつけることが出来ます。

 

 

マイナスイオンを思いっきり浴びてきました。

 

 

今のシーズン、国道沿線の山々にはこのような藤の花を至るところで見ることが出来ます。新緑の中に薄紫の花が映えます。

 

 

滝上から流れ落ちる滝を撮ってみました。季節外れの藪ツバキがわずかに咲いていました。

 

 

次回は“新緑と石橋めぐりの旅(後編)”として、清和文楽館~九州のへそ“旧蘇陽町”~阿蘇高森峠へのルートを御案内したいと思います。

 

 

 


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

W650 [2009年4月26日 21:49]
こんばんわ!
霊台橋素晴らしいですね。
200年も前に造ったとは・・・。
昔は今みたいに石を切る機械や重機などが無かったのによくできましたよね。
ペルーのマチュピチュや中国の万里の頂上なんかもホント驚かされます。
 なので、私は遺跡をみるのが好きです。
家に居ながらにして、観光した気分になりました。
ご紹介ありがとうございました。
おぺ [2009年4月26日 23:53]
こんばんは、おぺです。
滝も心地よいのですが、なんといっても2つの橋にビックリしました。
1枚目の写真では気付かず、2枚目の人との対比でそのスケールの大きさに驚きましたよ!!。この2つの橋って観光ポイントとして有名なのでしょうか?恥ずかしながら自分は知りませんでした。
まめ八 [2009年4月27日 19:19]
W650さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂き有難うございます。o(^▽^)o
失礼ながらW650さんが遺跡を見るのがお好きだとは知りませんでした。
まめ八も洋の東西を問わず遺跡を見ることが大好きです。
奥様の故郷、マチャピチュ遺跡のあの奇跡としか言いようがない石組み・・・素晴らしいですね。
是非一回行ってみたいと思います。(金と時間が問題ですが・・・(T△T))
>家に居ながらにして、観光した気分になりました。
ご紹介ありがとうございました。

・・・何を仰いますか!こちらこそ毎回楽しい記事を拝見させていただいております。
写真が下手でなかなか現地の姿を紹介できないのが残念ですが、このご時世、少しでも熊本や他の九州の自然や歴史を楽しんで頂ければ嬉しく思います。
この記事は、後編もアップしますので良かったらまた見てやって下さい。
まめ八 [2009年4月27日 19:27]
おぺさん、こんばんわ。
いつもコメントを頂戴いたしまして有難うございます。
霊台橋(れいたいきょう)と通潤橋(つうじゅんきょう)は国の重要文化財に指定されています。
県内では、小学校の社会科見学で連れて行きますのでよく知られていますが、県外の方には知名度が低いみたいです。(多分、宣伝が下手なのでしょう)
ライブカメラも設置されてありますので、“通潤橋”でググられるとリアルタイムで見ることが出来ますよ。
橋の上は歩いて渡れますので熊本にお越しの際には是非お寄り下さい。(欄干がないので結構スリルありますよo(^▽^)o)