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戦車模型展示室 ~その12 T‐72M1

2010-10-27 21:11:41 | 模型について

まめ八は、第二次世界大戦期のドイツ軍戦車を主に製作していますが、時々気分転換として、それ以外の時代や国の戦車も手がける事があります。

そこで今回は、そうした作品の内から旧ソビエト連邦の戦車、T‐72 M1をご紹介したいと思います。

 

まずは、いつものように実車解説から。。。

冷戦時代の1960年代、旧ソビエトではT‐64戦車の配備を進めていました。

このT‐64戦車は、世界の主力戦車として初めて125㎜滑腔砲を搭載した他、主砲の自動装填装置、複合装甲、新型の高出力ディーゼルエンジンなど、ソビエトの最新技術をふんだんに取り入れた高性能新型戦車で、アメリカを始めとした当時の西側諸国の戦車をあらゆる面で凌駕していました。

ところが、最新技術を導入したが故に初期不良が多発した上、故障も多く、部隊での評判は散々なものとなってしまいました。(特に自動装填装置は乗員を殺傷する事故を多発させたと言われます)

また、こうした初期不良を一つ一つ改善しなければならなかったことからT‐64の生産ははかどらず、さらに高性能戦車であるが故に生産コストが高騰してしまったことで十分な数を揃える事が難しくなってきました。

そこで、T‐64よりも堅実な設計で安価な戦車の開発が行われる事になりました。こうして開発されたのがT‐72だったのです。

その開発は、T-64の車体をベースに行われ、1971年に試作車が完成、各種試験を経て制式採用になった後、1974年から生産が始められました。

 

T‐72の主砲にはT‐64と同じ125㎜滑腔砲を搭載し、改良を施された自動装填装置も取り付けられました。

装甲にもT‐64と同じく複合装甲が採用され、車体前面で236㎜、砲塔前面で296㎜の厚さがありました。しかも複合装甲と傾斜装甲の採用により、その耐弾能力は、均質圧延鋼板換算で400~600㎜に匹敵すると言われています。

また、出力780psのV型12気筒ディーゼルエンジンと、当時の西側諸国の主力戦車よりもはるかに軽い41.5tという極めて軽量な車体重量によって機動性にも優れており、ガバナーを外せばドイツのアウトバーンで110㎞/hの路上最高速度を出す事が出来たと言われています。

このようにT‐72は、戦後第二世代と呼ばれる同時期の西側諸国の戦車と比較しても攻撃力、防御力、機動力のバランスがとれた高性能戦車だったのです。

こうして生産が始まったT‐72は、旧ソビエト軍をはじめ、ワルシャワ条約機構加盟国や、フィンランド、イラン、イラク、シリアなどの友好国にも広く輸出された他、旧チェコスロバキアやポーランド、インド、旧ユーゴスラビア等ではライセンス生産が行われました。ちなみに、何かとお騒がせな日本のお隣の独裁国家でも“暴風号 ”という名前で配備されているそうです。

 

ところが、このように世界各国で採用されたT‐72は、現用戦車の中で実戦で最も使用された戦車の一つになってしまいます。そして、その実戦での評価は散々なものでした。

T‐72が、西側諸国の戦車と初めて本格的な戦闘を行ったのが、1980年のイスラエルによるレバノン侵攻作戦でした。シリア軍が装備していたT‐72がイスラエル軍のメルカバ戦車と対戦したのです。

メルカバ戦車は105㎜ライフル砲装備ですから、攻撃力は圧倒的にT‐72が有利であったにも拘らず、この時の戦いでT‐72は一方的にメルカバ戦車に撃破されています。その理由は、シリア軍が装備していたT‐72は意図的に性能を落とした輸出用のモンキーモデルであったこと、そしてシリア兵とイスラエル兵の錬度の差によるものと言われています。

その後、1991年の湾岸戦争、2003年のイラク戦争では、イラク軍が装備するT ‐72が、戦後第三世代に属するアメリカ軍のM‐1エイブラムス、イギリス軍のチャレンジャーと対戦しました。

この2度にわたる戦争でも、米英軍の戦車が120㎜滑腔砲を装備していた上に貫徹力の高い劣化ウラン弾を使用した事や、射撃統制装置やC4I連接(ネットワーク化)による情報共有・指揮統制システム、夜間及び走行間射撃システム等のハイテク技術をふんだんに取り入れていたことからT‐72は一方的に撃破されています。

また、アメリカ軍のM‐1エイブラムスは装甲にも劣化ウランを練りこんでいた事から、T‐72の125㎜滑腔砲弾が直撃しても全くダメージを与える事が出来ず、逆にM‐1エイブラムスの劣化ウラン弾は、“まるでバターに熱したナイフを突き刺すように・・・”T‐72の装甲を3000mの距離から貫通する事が出来たというアメリカ兵の証言もあります。

さらに、T‐72の弾庫が砲塔下部に設けられていた事から、装甲を貫通されると搭載している弾薬が誘爆を起こしやすく、乗員全員が戦死してしまうことが多かったようです。撃破されたT‐72の砲塔が高々と空に吹き飛ぶ様を見て、アメリカ軍の戦車兵達はT‐72を“ジャック・イン・ザ・ボックス(ビックリ箱)”と呼んだそうです。

 

イラク戦争における戦車戦の様子が世界に報じられると、T‐72の兵器としてのブランドは一気に地に堕ちてしまいます。

そこで現ロシアでは、T‐72を全面改修したT-90を開発して兵器市場での巻き返しを図っているようです。

 

さて、実車解説が長くなりましたが(毎度の事で済みません。。。)、

作品の紹介に移りたいと思います。

 

キットはタミヤのT‐72M1です。

タミヤのキットらしく、全くストレス無くサクサクと組む事が出来ます。

気が付いた時には“あれっ。もう出来ちゃった!”みたいな感じです。

工作が好きな方にはちょっと物足りないかも。。。

 

 

チェチェン紛争やユーゴスラビア紛争、湾岸戦争、イラク戦争ですっかり悪役として定着してしまったT‐72ですが、低く構えた精悍なプロポーションと小ぶりな砲塔、そして長く突き出した125㎜滑腔砲が素敵です。

 

 

今回はin the box で箱の中に入っている物だけで完成させています。

つまり、完全な素組みです。。。

 

 

フィギュアもキットに付いていた物をそのまま使用しました。

顔がちょっと怖いかも。。。でもしっかりロシア人しています。

 

 

塗装は、哀悼の意味を込めて、湾岸戦争やイラク戦争でボコボコにやられたイラク軍仕様にしてみました。

砲塔左には珍しいアラビア語のデカール(キットに付いていました)を貼っています。

独裁者が引き起こした戦争でたくさんの罪の無いイラクの人々が亡くなりました。戦争で死ぬのはいつも無名の兵士や民衆です。

 

 

今でも紛争のニュース映像に姿をみせるT‐72ですが、お隣の独裁国家の“暴風号”だけは見たくありませんね。

 

 

今回は現用戦車であるT‐72をご紹介しましたが、まめ八は現用戦車は、自衛隊車両を除いて余り作りません。

それは、現用戦車が自分にとってリアルタイムな存在であり、余りにも生々しい感じがするからです。

今、この瞬間にもこの戦車によって人が殺され、そしてこの戦車の中で死んでいっているかも知れない、と考えると複雑な気持ちになってしまいます。

 

心安らかに現用戦車を作る事が出来る日はやって来るのでしょうか?


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

宮ちゃんNO1 [2010年10月27日 21:22]
こんばんは 宮ちゃんで~す。

戦車が良く分からない宮ちゃんですが・・
田宮のプラモの良さは判ります(笑)
自分は車専門でしたが・・
ホント・・田宮は凄いと思いました~
って模型の宣伝では有りませんでした~

ホント・・平和を祈って作りたいデスね~
EP82-SW20 [2010年10月27日 21:34]
こんばんは。
エイブラムスの「劣化ウラン弾」はすさまじい破壊力、と言えそうですね。
装甲厚からすれば、貫通は厳しそうですが・・・。
ちなみに、パンフロではT80と90式が戦える舞台があります。
ゲーム上では攻撃力・防御力では互角の様です。
まめ八 [2010年10月28日 22:52]
宮ちゃん、こんばんわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。

タミヤの模型は、日本人の物作りへの拘りとお客様(モデラー)への心遣いの典型的な例だと思います。誰が作ってもほぼ同じ完成度が得られる模型なんて他にはありません。つまり、メーカー側が製品の設計段階から、そういったことを意図して作っているんですよ。
ちなみにタミヤの組み立て説明書は、プレゼンテーション技法の手本として世界各国で使用されているそうです。!(^O^)

まめ八 [2010年10月28日 23:11]
EP82-SW20さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。
劣化ウラン弾は装甲に命中すると、先端部が1200℃になる上、装甲を穿って行く間に先鋭化するという特性を持っているので驚異的な破壊力を発揮するみたいですよ。ですから均質圧延鋼板換算で400~600㎜の装甲をしても簡単に貫通できたみたいです。ココまで来れば装甲の意味がなくなりますね。(;^_^A
ただご存知とは思いますが、劣化したとはいえウランですから、燃焼し細かな灰になった放射線物質がそれを使用した人間(すなわち、味方の兵士)にも健康被害を生じさせているという意見もあります。
戦争は、負けた側は勿論、勝った側にも深刻な傷跡を残して行くものです。
パンフロの話。。。
もし90式戦車が待ち伏せをしているシナリオなら90式戦車の勝ち。。。
90式戦車がT-90に攻勢をかけるならば恐ろしい程難しいシナリオになると思いますよ。
自衛隊の戦車が、スペック的に国際水準になったとはいえ、ドイツやアメリカ、イギリスの戦車には、カタログデータに現れない部分(こういった所が実は大切なのですが。。。)でまず間違いなく敗北するでしょうね。o(^▽^)o
おぺ [2010年10月30日 13:58]
こんにちは。(模型的な目線でのコメントを。)
いつもながら素晴らしいデキですね。迷彩のない仕様ですが、砲塔の鋳物の質感や履帯上の装甲部分の巧みなグラデーションなど重量感満点。単色の車体にも関わらず、単調さをまったく感じさせない塗装が素晴らしいです。
まめ八 [2010年10月31日 20:11]
おぺさん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。

ニュース映像を見る限りではイラク軍のT-72はデザートイエローの単色塗装が多いみたいでしたので今回は単色塗装で仕上げました。
今回も過分なお褒めの言葉を頂き恐縮です。m(._.)m
単色塗装は迷彩の手間が省ける分、作業自体は楽なんですが、ご指摘の通り単調になりやすいのでウェザリングとドライブラシを少しきつめに施してあります。
凝りに凝っているが故に繊細なパーツが多く、ごちゃごちゃしたイメージのドイツ戦車に比べると、単調ながらも全体的なスタイリングが悪役然としているロシア戦車も、戦車らしいわかりやすい形でなかなかカッコいいでしょう?o(^▽^)o

ラーメン食べ歩紀 その7.南阿蘇のラーメン屋“マグマ食堂”

2010-10-25 20:00:01 | うまいもの食い歩き

俵山トンネルを抜けて県道28号線を使って南阿蘇に行かれたことのある方なら一度は“えっ!”と目を留めてしまう看板があります。

それが今回ご紹介するラーメン店“マグマ食堂”さんです。

白地に赤で“マグマ食堂”と大書された看板を見て、“どんなお店なんだろう?”と疑問に感じた方も多いはず。。。

かく言うまめ八も、最初は“受け狙いの変な店がまた出来たな”位にしか考えていませんでした。(マグマ食堂さん、済みません。。。

 

ところが名前に似合わず(再度、マグマ食堂さん、済みません。。。)、このお店、本格的な旨いラーメンを食べさせてくれる店なんですよ。

まめ八は数年前にこのお店のラーメンを食べてから、今ではリピーターになってしまいました。

 

先週の土曜日、竹崎水源に行った際に立ち寄ったので、今回はその“マグマ食堂”さんをご紹介します。

 

“マグマ食堂”さんは、和食料理人出身の店主が2001年に始められたそうです。

その店主、ご自分でも認める位の無類のラーメン好きで全国各地のラーメンを食べ歩き、研究に研究を重ねて現在の味に至ったそうです。

和食出身だけあって、豚骨を使いながらも徹底的に油を抜いた九州ラーメンとしてはかなりさっぱりとしたスープが特徴です。

 

まず、“あっさり豚骨ラーメン”です。

豚骨ラーメンといえば、白濁したスープを連想される方が多いと思いますが、こちらのお店のスープは塩ラーメンを思わせる透明スープなんです。

それでいてしっかりと豚骨のコクと旨みが出ていて、レンゲに掬った最初の一杯を口にした瞬間から病みつきになってしまう味です。

ただ、さっぱりとした味わいなのでコテコテの豚骨が好みの方は別メニューで“豚骨ラーメン”もあるのでそちらを試されてみて下さい。

 

麺は、数種類の小麦粉をブレンドして数日間寝かせた拘りの自家製麺で、熊本ラーメンの主流である中太ストレート麺です。歯ごたえ、コシ共にかなりレベルが高いです。

 

 

こちらが醤油ラーメン。

“マグマ食堂”さんのもう一つの特徴は、九州のラーメン屋には珍しく、豚骨、味噌、醤油、塩と様々なスープのラーメンを楽しむ事が出来ることです。

さっぱりとした醤油ベースの味にほのかにいりこ出汁の香りがするところは、和食出身の店主ならではの味だと思いました。

とろりとした絶妙な茹で加減の温泉玉子がついています。

 

 

最後に“味噌ラーメン”です。

地元で作られたお味噌を4種類ブレンドしたスープは、普通の味噌ラーメンと違って透き通っていて一見、味噌ラーメンらしくありません。ただ、ひと口飲んでみると、さっぱりとした中に、しっかりとコクとまろやかさが感じられます。

ラーメンの上にトッピングされた赤い物は、このお店自家製の柚子こしょうで、これを少しずつ溶かして頂くと、柚子の爽やかな香りとスープの味の変化を楽しむ事が出来ます。

 

 

さて、このお店の一番のお勧めは、阿蘇五岳をイメージして店主が作り上げたという“マグマラーメン”です。

残念ながら、今回はまめ八の家族で注文した者がいなかったので写真をご覧頂く事が出来ないのですが、興味がある方は“マグマ食堂”さんのHPでご覧下さい。まめ八も一度食べた事があるのですが、コッテリ系の豚骨ラーメンに、阿蘇を形どったトッピングがどっさりと載っていて、その具材一つ一つに意味が込められているという、かなり凝ったラーメンです。

 

“マグマ食堂”の店主が、この地にラーメン店を開業された一番の理由は、“美味しい阿蘇の水を使ってラーメンを作りたい!”という気持ちからだったそうです。そう言い切るだけあって、こちらのお店の水への拘りは相当なもので、こちらで使われている水は、店の地下60mから汲み上げた阿蘇の伏流水を使っているのだそうです。ラーメンを頂く前に、是非、こちらのお店のお冷を飲んでみて下さい。すぅ~っと体に染み込んでいくような感じの本当に旨い水ですよ。

 

最後に、“マグマ食堂”さんのもう一つのウリ。。。

それは、こちらのお店からは素晴らしい阿蘇の景色が楽しめることです。

 

この日は残念ながら小雨がぱらついていたので余り綺麗には見えませんでしたが、晴れた日には、南側に大きく開いたガラス窓を通して阿蘇の山々が見渡せます。

 

 

旨いラーメンに美味しい水、そして雄大な阿蘇の風景も楽しめる。。。

まめ八が“マグマ食堂”さんのリピーターになったのもお解りになって頂けると思います。

南阿蘇にお越しの際には、店の名前に圧倒されずに(・・・マグマ食堂さん、三度済みません。)一度立ち寄られてみては如何でしょう?

 

【マグマ食堂HP:http://aso-magma.com/


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

宮ちゃんNO1 [2010年10月25日 21:08]
こんばんは 宮ちゃんで~す。

やはり美味しい水に引かれましたね~
でも・・和食出身の御主人が作るラーメンも
興味深々です!
自分も自慢では有りませんが
麺類大好きで、ラーメンからお蕎麦まで
ジャンル幅は有りますが・・・
やはり行きつく所は・・『水』なんですネ~
W650 [2010年10月25日 21:30]
こんばんわ!
うわぁ、私の大好きな豚骨~!
ん~、空腹で水割りだけ飲んでいる私には、拷問同然です。
しかも、最近ラーメン食べたのいつだっけなぁ。
こんなおいしそうなのコンビニにはないし・・・。
ヨダレが・・・。(笑)
ひまわり [2010年10月25日 21:51]
こんばんわ。阿蘇のおいしい水で作られたラーメンおいしいでしょうね。たまになんだこの看板!って思うラーメン屋はありますよね。そういう店でも一回入ってみるべしかな。
まめ八 [2010年10月27日 13:31]
宮ちゃん、こんにちわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。
宮ちゃんは麺類好き人間なんですねぇ~。
私も麺類大好き人間で、“うまいもの食い歩き”のカテゴリの大部分が麺類になっています。(笑)
“全ての根源は水にあり”と言ったのは、確かギリシアの科学者タレースだったと思いますが、食品に関して言えば当たっているのかも知れませんね。(笑)
まめ八 [2010年10月27日 13:41]
W650さん、こんにちわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。
空腹に水割りだけっていうのは胃に良くないですよ。(笑)
W650さんは豚骨ラーメンがお好きなんですね。
でも余り食べられていないということは、中京圏に“きしめん”と“味噌の込みうどん”という美味しい麺類があるから、ラーメンの人気が無いということかも知れませんね。(笑)

これはもう、一度九州にお越し頂いて本場の豚骨ラーメンを食べて貰わなければ。。。(笑)

まめ八 [2010年10月27日 13:49]
ひまわりさん、こんにちわ。
この度はコメントを頂き、有難うございます。

街中を歩いていると、思わず噴き出しそうになるものや、製作した意図が良くわからないものなど、色々な看板を見かけます。
取り敢えず余程意味不明な店以外は、気になったら入ってみた方がいいかも知れませんね。(笑)
看板が酷くても良いお店に出会った時って、穴場を見つけたみたいで、何だかとても得をした気分になります。(笑)
yut666 [2010年10月30日 18:36]
こんばんわ。
これまた美味しそうなラーメンですね。
豚骨なのに油を抜いてサッパリ、麺もしっかりコシがあるようで、私の好みにもピッタリ合いそうです。
しかも、とんこつラーメンは550円とは良心的なお値段ですね。
お店のHP見ていたら、ザ・麺というメニューもありましたが、醤油だけで麺を食べさせるとはかなり麺にも自信があるのでしょう。
私は来月人間ドッグなのでラーメンは控えていますが、まめ八さんのこのブログは目に毒です。(^_^;)
きなこ [2010年10月31日 19:13]
こんばんは。
めちゃめちゃ美味しそうですね、豚骨ラーメン大好きなんです。
でも白濁ではない豚骨もあるのですね、びっくりです。
個人的にいろんな種類のスープがあるラーメン屋さんってそんなに
美味しくないようなイメージですが、そんなことないようですね~。
夕食後ですが、ラーメン食べたくなってきちゃいました。
まめ八 [2010年10月31日 22:42]
ut666さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。

こちらでは田舎のせいか、余程の有名店か、もしくは特別なトッピングや大盛にしなければラーメン1杯550円位が相場なんですよ。o(^▽^)o
さすがに食品関係のお仕事をされているyut666さんだけあってHPまでご覧になられたようですね。
ご指摘の通り、自家製麺だけあって麺には相当自信を持っている見たいです。実際、熱いものが苦手な子どもが残した麺を食べましたが、伸びている風でもなく結構美味しく食べられました。
yut666さんはもうすぐ人間ドッグなんですね。o(^▽^)o
私は8月に済ませましたが、コレステロール値と腹回り以外は一応合格を貰って安心しています。
ただ腹回りだけは何とかせねば。。。(;^_^A

まめ八 [2010年10月31日 22:51]
きなこさん、こんばんわ。
ちょっとばかりご無沙汰です。o(^▽^)o
私も以前、三重県から熊本に引っ越してきた時に豚骨ラーメンを食べて“ラーメンってこんなに美味しい食べ物だったんだ!”って感動した事を思い出しました。o(^▽^)o
豚骨ラーメンって美味しいですよね。o(^▽^)o
ご指摘の通り、色々な種類のラーメンが置いてあるお店って美味しくない所が多いですよね。(;^_^A
でも、マグマ食堂さんは、“日本全国のラーメンを食べ歩いた”と豪語されるだけあって、豚骨、味噌、塩、醤油とそれなりのレヴェルはクリアしていると感じました。でも一番美味しいのはやっぱり豚骨でした。
ちなみに、私なりの採点では、1アッサリ豚骨、2味噌、3コッテリ豚骨、4塩、5醤油の順でした。o(^▽^)o

EP82-SW20 [2010年11月3日 20:24]
こんばんは。
見るからにおいしそうなラーメンですw
HPも拝見しました。
ラー油がマグマですか、どんぶりがカルデラ。
このアイディアはグッドですよ。
着眼点がいいですねw
まめ八 [2010年11月3日 23:00]
EP82-SW20さん、こんばんわ。
連続コメント、有難うございます。

大手チェーン店の桂花ラーメンでさえ倒産する昨今のラーメン業界。。。
過当競争の中で、ただ単に“旨いラーメンを食べさせる店”というだけでは直ぐに飽きられてしまうので、各店共に如何にオリジナリティーを出して行くのかという事にしのぎを削っているみたいです。
その際に決め手となるのが作り手のアイディアと、確かな技術という事になるのでしょうが、そう考えると、ラーメン作りも自動車作りと基本的にはそう変らないような気がします。(;^_^A
にーなな [2010年12月4日 12:30]
こんにちは。
ちょっとばかりご無沙汰です。
わあ~。。どの味のラーメンも美味しそうです。
ちょうどこの時間に拝見したので、お腹が反応しています。笑
あっさり豚骨と醤油を食べ比べてみたいです。
フトコロにも優しいのがまたグッドですね。
まめ八 [2010年12月4日 23:08]
にーななさん、こんばんわ。
本当にお久し振りです。
お元気でしたか?ちょっと心配しておりました。!(^O^)
“マグマ食堂”。。。名前もさることながらメニューも面白いでしょう?
これでラーメン自体も美味しいのですからいうことありません。
私のブログに立ち寄って頂いている“土佐の鯨丸”さんも阿蘇に来られた際に行かれて“美味しかった”と感想を述べられていますよ。

南阿蘇屈指の大湧水地“竹崎水源”

2010-10-23 23:20:22 | 水源地巡り

ここ2週間、週末は天気に恵まれない熊本地方です。

今日も午前中は晴れていたのですが午後から今にも泣きだしそうな曇り空。。。

ただ、明日の天気予報は雨。。。

しかも明日はシークレットプラン?を計画しているのでお出かけの時間は取れそうにはありません。

出かけるなら今日しかない。。。

そこで思いたったのが、南阿蘇で屈指の湧水量を誇る竹崎水源です。

 

昼過ぎからの出発でしたが、目的地までは1時間弱で到着しました。

ただ、県道を外れて竹崎水源に至る最後の100mは、軽自動車でもぎりぎりの道幅しかありません。しかも県道には、“←竹崎水源(左折という意味です)”の標識が揚がっているのですが、その畦道と言っていい程の小道に入るとそれから先は一切の案内板がありません。まめ八は、行き過ぎて畦道の三叉路で何度も切り返しを行ってようやく引き返すことが出来ました。

 

目安としては、畦道に入ってから右手に見える最初の橋を渡った先に水源地があります。橋のたもとに車一台が停められるスペースがありますので、そこに車を停めて徒歩で50m位歩いて行かなければなりません。

 

さて、見つけ出すのにちょっと苦労しましたがどうにか竹崎水源にたどり着きました。

 

 

この水源地は農地のど真ん中の杉と竹林に囲まれた場所にあります。

その最大の特長は、上の解説板をご覧になってもお解りだと思いますが、圧倒的な湧水量です。その湧水量は毎分120t。。。

以前ご紹介した、同じ南阿蘇にある池の川水源の有水量が毎分5tですから、その湧水量がいかに凄まじいものであるかご理解頂けると思います。

 

 

解説板にもあるように、湧き出すというよりも、流れているといった表現の方が適切な位に轟々と水が地面から溢れ出でていました。

 

 

この水源地は、南阿蘇でも最南端に位置する場所にあり、ミネラル分を多く含んだ湧水は阿蘇の湧水地の中でも屈指の美味しい水として知られています。

そのため、隠れた名水として水マニアの間でのかなり有名な水源地なんだそうですよ。

 

 

美しく澄んだ水は、滔々と湧き出でて、南阿蘇の田畑の半分を潤す農業用水としても使われています。

見るからに“泉”って言葉がピッタリ来るようなロケーションです。

 

 

この石垣の下から、まるでその奥に地下水路でも続いているかのように水が流れ出ていました。

冷たくて爽やかな、少し固めの水でした。

 

 

今回は、準備が悪く、水を入れるペットボトルを忘れてしまいました。

そのため、いつものように珈琲やお湯割りにして飲む事は出来ませんでしたが、手で掬って飲んだ感じでは、市販のミネラルウォターよりも美味しい(口当たりが良く、何杯でも飲みたくなる)水でした。

まめ八がこの水源を訪れている間にも水を汲みに来た家族連れと出会いました。停めてあった車のナンバーを見たところ佐賀から来られていたみたいです。

この次に訪ねる時には、10ℓのポリタンクを準備して行こうかな。。。

毎分120tもの湧水があるならば、それ位は許されるでしょう?

 


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

宮ちゃんNO1 [2010年10月24日 6:30]
おはよ~ 宮ちゃんで~す。

ホント目の覚めるよな・・
澄んだ水ですね~
こんな良い水が、手に入はいるなんて
羨ましいです・・
次回はポリタンク忘れないで美味しい水を
ゲットして下さいね~(笑)
まめ八 [2010年10月24日 9:06]
宮ちゃん、おはようございます。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。

お休みの日も早起きなんですね~。!(^O^)
ポリタンクを忘れたのは大失敗でした。(-。-;)
綺麗な水を飲むと、体の中の汚れが洗い流されていくような気分になれますよ。(多分、気持ちの問題なのかもしれませんが。。。)
次回はポリタンクを持っていって、ミネラルウォーターのお湯割りを飲むぞ~。。。って、焼酎の飲みすぎの方が体に悪いような。。。

W650 [2010年10月24日 17:48]
こんばんわ!
とても澄み切った綺麗な水ですねぇ。
名水って事は汲んでそのまま飲めるのですよねぇ。
私なら、ペットボトルと、焼酎を持って行き、その場で飲みたいです。(笑)
でも、こういった場所は田舎なので、電車やバスってないですよね。 ん~、誰かに運転してもらって焼酎片手にドライブしかないですねぇ~。(笑)
yut666 [2010年10月24日 19:49]
こんばんわ。
水源地巡りって何となくロマンを感じます。
北海道の旭川に住んでいた時は、流れる石狩川を見ながらこの水の起点がどこなのか興味をもったことがありました。
千葉は山らしい山や魅力的な川がないので、水源地巡りするなら、山梨、群馬、栃木に行かないといけないと思います。
熊本は、素晴らしい自然がたくさんあって羨ましいです。
まめ八 [2010年10月25日 16:35]
W650さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。

W650さんのアイディア、いいですねぇ~。
運転の方は奥さんに任せればいいので何とかなるかも。。。ただ、私の場合、焼酎を飲むと必ず肴が欲しくなるんですよね。肴の確保まで考えるとやっぱりキャンプかなぁ~。。。
子ども達もキャンプに耐えられる歳になってきましたので来年あたり考えてみようかな。。。

まめ八 [2010年10月25日 16:45]
yut666さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。
石狩川は大河ですから、その源流まで遡るとなるとかなり大変でしょうね。ただ、私も行ってみたい気がします。
ところで大河だけではなく身の回りの小さな川の源流を辿るのも面白いですよ。
地図で確認して、現場に行ってみると更に上流まで続いていることが多いんですよ。しかも住宅街のど真ん中に水源地があったり、その周囲には水神様などが安置されていて歴史を感じたり。。。
特に軽自動車だと源流のすぐ傍まで行くことが出来ますので楽ですよ。

まつまえ [2010年10月26日 23:32]
こんばんは~。
水のある風景ってなんだか好きです。
こういう所は見に行ってみたいですね。
で、水のあるところに行くと、エビとかサンショウウオとか、なんか生き物いないかなぁ~って探してしまいます。
まめ八 [2010年10月27日 13:26]
まつまえさん、こんにちわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。

私も水のある風景が好きです。
水辺の景色って心が癒されますよね。
竹崎水源は農地のど真ん中にあるので、水棲生物がたくさん生息しているみたいで、この日もサワガニやタニシ、カワニナを見つけましたよ。
EP82-SW20 [2010年11月2日 22:17]
こんばんは。
まめ八さんのお近くは「水源」に恵まれているようですねw
私のところは完全に山中なので、このように「池」の形で湧き出ている所が近くにあるのはうらやましいです。
まめ八 [2010年11月3日 9:13]
EP82-SW20さん、おはようございます。
3連続コメント、有難うございます。
仰る通り、熊本は水だけには恵まれているようです。!(^O^)
でも住んでいると、その有り難味が解らないのですよね。かく言う私も、ブログで水源地ネタを取り上げるようになるまでは、その有り難味に気が付いていませんでした。(;^_^A
水は全ての生命の根源ですから、これからも大切にしていきたいですね。


ソニカ、2回目の12ヶ月点検

2010-10-19 19:52:52 | ソニカについて

まめ八のソニカが先日、2回目の12ヶ月点検を受けました。

早いものでソニカが我が家に来てからもう2年が経ってしまいました。

この2年間、かなりあちこちソニカで出かけた気がするのですが、総走行距離は未だ12,000㎞チョイなんですよね~。

多分、長距離のドライブにはエスティマを使用しているためだと思うのですが、出来れば長距離ドライブをソニカで楽しんでみたいなぁ~。。。

 

今回の点検では、通常の点検以外にエンジンオイル、オイルエレメント、フロントワイパーゴムの交換と、エアコンのフィルターの交換を行いました。まめ八はワンダフルサポートに入っているので、エアコンフィルター以外は無料でした。(・・・といっても新車購入時に前払いしているのですが。。。

エアコンのフィルターはサービス期間中ということで工賃をタダにして貰えました。

 

ところで、今回の点検でちょっと気になることが。。。

点検に出した際に担当の営業氏から、いきなりリコールの話が出た事です。

営業氏の説明によると、“渋滞等でストップ&ゴーを繰返しているとブレーキの踏みしろが変ってくる事が稀にあるので、EFI ECUのプログラム書き換えを行います”とのことでした。

殆ど毎日ソニカを運転していますが、そうした症状には全く気が付かなかったのでびっくりしましたが、事前に全く連絡が無かった事にも驚きました。

ただ、車に付属のメンテナンスノートには、

 

“サービスキャンペーンとは、商品品質改善等の観点から、弊社が必要と判断した場合に、その対象となる自動車をご使用のお客様へ、ご連絡するか、ダイハツの販売店にご来店時にお知らせして点検、修理するものです。”

 

・・・と書いてあるので法的には問題ないみたいなのですが、お陰で1時間半もディーラーで時間を費やすハメになってしまいました。

それに小さな事かもしれないけれど、“サービスキャンペーン”って言葉はこうしたリコール修理に使う言葉としてはやや適切さを欠くような気がするのは私だけですかねぇ~。。。(ダイハツでは、大きなリコールの場合には“改善対策”という言葉も使っています。)

 

でも点検が終わって乗ったソニカは、気のせいか、加速が良くなり、エンジン音が一段と静かになったような気がします。(多分、気のせいだと思うのですが。。。

夏の間、再び聞こえるようになっていたハイマウントストップランプからの異音も、気温が下がってきた最近では余り鳴らなくなり、益々快調なまめ八のソニカです。

 

いよいよ来年は最初の車検です。

これからも大切にしてやるからね。宜しく!ソニカ。。。

 

 


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

宮ちゃんNO1 [2010年10月19日 20:17]
こんばんは 宮ちゃんで~す。

メーカーもリコールに関しては相当気を使ってますよね~
捉え方によれば、リコール隠しにも・・・
でも、問題なくメンテナンス出来て良かったデスね~
ホント・・日本の車は優秀ですから・・
チャンとメンテすれば何十年大丈夫ですよ~
海外で、何十年前の日本車が走っている姿を見ると
よく分かりますョ!
EP82-SW20 [2010年10月19日 23:52]
こんばんは。
まめ八さんのソニカと我がKeiワークスは、ほぼ同じ頃購入していたのでしたねw
Keiワークスも来月で2回目になります。

それにしてもブレーキの踏み代の調整もECUが関係すると言うのには、ちょっと驚きました。
推察すると、バキュームによるブースターの負圧が変わってくるので、踏み代の差が出てしまうみたいですね。
ソニカも楽しい車みたいで良かったですw
yut666 [2010年10月19日 23:54]
こんばんわ。
私も来月2回目の12か月点検です。
毎日片道13Kmくらいの通勤に使用しているのと、週末結構ドライブに行っているので、既に2万Km突破しています。
リコールの情報ありがとうございました。私も時間かかるかもしれませんね。コペンの試乗でもお願いしておこうかな。(笑)
TSM [2010年10月20日 19:30]
はじめまして。半年余りまめ八さんのプログを参考にしながら中古車情報を検索しまくり9月に念願のソニカLtd(後期型白/31000km走行)を購入した者です。今年の11月に登録13年を迎える予定の初代ムーブ・ノンターボ4WDから乗り換えました。
400㎞離れた中古車店まで引取に行き旅行を兼ねて高速道路を700㎞(アクセル踏みっぱなしだと140㎞のメーター振り切っちゃいます)走って我が家の家族に。ムーブに比べて室内スペース以外は走行性能、静粛性ともに別格…気持ちが若返ります。
それから私も模型(主にAIR,AFV,CAR)大好き人間です…まめ八さんの様なカステンを使うテクはありませんが…。ソニカ+模型という私にピッたりのプログ発見です。
まめ八 [2010年10月20日 21:19]
宮ちゃん、こんばんわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。
リコール隠しは自動車メーカーにとっては致命的な事は〇菱の例を見ても解っているでしょうから、ダイハツもそんな事はしないでしょうね。!(^O^)
ただ、一度ユーザーの手に渡ってしまうとどのような使われ方をされているのか、メーカーとしては把握出来ないでしょうから、市場に出さないと現れない症状もあることは仕方の無い事だと思います。
要は、そうした症状が出た時に、メーカーやディーラーが誠実に対応してくれるかって事ですよね。その点、今回はきちんと対応して頂いたので満足しています。
ソニカのようなコンセプトの車は、当分市場に出ないでしょうから10年位は大切に乗りたいと考えています。
まめ八 [2010年10月20日 21:24]
EP82-SW20さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。

サービスマンからの説明は、ほぼEP82-SW20さんの推測通りだったと記憶しています。
EP82-SW20さんのKeiワークスも2度目の12ヶ月点検ですか。。。
スポーティーな車はだんだんと車種が減りつつあるのでお互いに可愛い愛車を大切にしてあげたいですね。
まめ八 [2010年10月20日 21:38]
yut666さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。

走行距離、抜かれちゃいましたね。!(^O^)
毎日の通勤距離の差かな?
何はともあれ、異音などの小さなトラブルこそあるものの、お互いのソニカが無事に2年目を迎えられたことを喜びたいと思います。
ソニカのようなスポーティー&ラグジュアリ系の軽自動車はこれからも当分出そうに無いので大切にしてあげたいですね。
そう言えば、他の軽自動車と比べて低くて流麗なソニカのフォルムの美しさを改めて感じている次第です。(目が慣れてきたのかなぁ~!(^O^))
まめ八 [2010年10月20日 22:22]
TSMさん、こんばんわ。そして初めまして!
この度は、コメントを頂き、有難うございます。

TSMさんもソニカ乗りになられたのですね。
しかも念願のRS-LTDを手に入れられたということで、おめでとうございます。o(^▽^)o
でも生産中止になった車なので手に入れられるまでには相当なご苦労があったみたいですね。
400㎞も離れた他県の中古車店まで引き取りに行かれるとは、相当ソニカに惚れ込みましたね。!(^O^)
でも多分、TSMさんのご期待を裏切る事は無いと思います。購入後2年経った今でもソニカはとてもいい車だと思いますし、ステアリングを握るたびに歳甲斐も無くワクワクしますよ。
ところで模型の方は、下手の横好きなだけです。本当はこうした公の目に晒す事が出来るようなレヴェルではないのですが、皆様方の温かい目に励まされながら製作を続けています。
とにかく、ソニカと模型が好きとあれば、こちらからお願いしたい位の大歓迎ですので、これからも宜しくお願い致します。o(^▽^)o

秋の不知火海と津奈木温泉

2010-10-17 22:54:29 | 温泉紀行

今年は猛暑のためか涼を求めて山ばかりに行っていたまめ八。。。

そろそろ涼しくなって来たので海の傍の温泉に行ってみよう!と思い立ち、県南部の津奈木町にある津奈木温泉に出かけてみました。

 

この日は天気も良く、涼しかったので九州道も結構車が多かったです。

八代JCTで九州道から南九州自動車道に乗り換えると車も減ってきました。

この南九州道は、例の民主党の高速道路無料化路線に指定されているので通行料は必要ありません。

温泉に入るには少し時間が早かったので、田の浦ICで南九州自動車道を一旦降りて御立岬海浜公園に立ち寄る事にしました。

 

夏には県内屈指の海水浴場として知られる芦北海浜公園もこのシーズンは訪れる人も少なく駐車場には僅かに釣人の車が数台止まっているだけでした。

ここの海水浴場は駐車場から200m程のあるトンネルを抜けて行かなければなりません。

 

海水浴場へとつながるトンネルの入り口です。

 

 

トンネルの中を歩いて行くと海が見えてきました。

 

 

トンネルを抜けるとそこには秋の不知火海が広がっていました。

 

 

対岸に見えるのは天草の島々です。

一番手前の島が過去記事でご紹介したことのある樋の島になります。

【過去記事:http://gazoo.com/G-blog/mamehachi/185246/Article.aspx

 

 

誰もいない海水浴場には、ただ波だけが静かに打ち寄せていました。

秋の海はひときわ寂しさを感じますが、夏に比べて水の透明度が高く、空が澄んでいるので海の色も綺麗ですし、静かで落ち着けるのでまめ八は好きです。

 

 

 

貸切状態の砂浜で暫く遊んだあと、駐車場まで戻り、その隣りにあるゴーカート場に行きました。

子ども達が“一人で運転したい”というので係りの方に尋ねたところOKだったので、娘と息子、一台ずつでレースする事になりました。

 

先にスタートしたのは小学2年生の息子でしたが、スタートでもたついている間にあっという間に小学5年生の娘に抜かれてしまいました。

 

 

その後、娘が終始前を走る展開となりましたが、息子の方も運転に慣れてくるにつれてピッタリと後を付けて走るようになりました。

テール&ノーズの激戦が続きます。

 

 

その内、息子が娘に完全に追い付いてしまいました。

コーナーでアウトコースから抜きにかかる息子。。。

 

 

カートの性能が同じなので、このコーナーでは娘を抜き去ることは出来ませんでしたが、次のコーナーでは娘が少し外に膨らんだ隙をついた息子がインコースから抜きさり先頭に立ちました。

 

 

結局、このまま息子が逃げ切って逆転勝利を収めました。

負けて悔しがる娘の希望で2回戦も行いましたが、カートの運転に慣れてしまった息子が最初から娘を引き離し、圧勝。。。

余りの大差に娘ももうリベンジとは言いませんでした。

息子が大人になったらまめ八よりも運転が上手くなるかも。。。

 

ゴーカートで遊んだ後、再び津奈木温泉に向けて出発。

田の浦ICから再び南九州自動車道に乗ります。

南九州自動車道は次の芦北ICまでしか完成していないので、そこから国道三号線を一路水俣方面へ向けて南下します。

途中、亀萬酒造の横を通ります。

日本酒の醸造は気温が高すぎると出来ないそうで、日本酒の酒蔵としてはこの亀萬酒造が日本最南端になるのだそうです。

国道三号線沿いに直販店もあるのですが、時間が無かった事と、まめ八は日本酒がちょっと苦手なこともあって今回はスルーする事にしました。

 

 

芦北ICを降りてから約15分で津奈木温泉に到着しました。

“つなぎ温泉 四季彩”です。

国道三号線から水俣方面に向けて走っていると右手に見えます

津奈木町美術館の隣にある目立つ建物である上、津奈木町の街中に入ると大きな案内板が出ていますからすぐに解ります。

 

おぉ~っと!Gazooに相応しく、駐車場の車が全部トヨタ車じゃないですか!

(ちなみに狙って撮ったわけではありません。。。

 

 

駐車場とから“つなぎ温泉 四季彩”に向かう際には津奈木川に架けられた“重盤岩眼鏡橋”を渡っていきます。

この石橋は江戸時代の1849年に架けられたものなのだそうです。

石橋の背後に見える岩山は“重盤岩”と呼ばれており、頂上付近までモノレールで登る事が出来るみたいです。(モノレールは津奈木町美術館の2階に駅があります)

 

 

橋のたもとには“重盤岩眼鏡橋”の解説碑がありました。

 

 

“つなぎ温泉 四季彩”は、その“重盤岩”の麓に建てられています。

“重盤岩眼鏡橋”を渡った辺りを中心に、左手に受付と休憩室やレストランがあり、岩山をくり貫いたトンネルを挟んで右手に大浴場があります。

ただ、受付を通らないと大浴場には行けないので“重盤岩眼鏡橋”を渡ったら必ず左に行きましょう。

ところで、この“つなぎ温泉 四季彩”には背後の重盤岩の中腹に作られた展望露天風呂があるのです。

これがその露天風呂との間を結ぶモノレールの軌道。かなりの急傾斜です。

今回は勿論、この展望露天風呂にも挑戦したいと思います。

受付の自動販売機で入湯券を買います。料金は大人500円、子ども300円それにモノレールの往復料金が小学生以上100円でした。

 

さて、まず展望露天風呂に挑戦です。

大浴場に向かう廊下の途中からスリッパを借りてモノレール乗り場への階段を登っていきます。

モノレール乗り場には係りの人がいないので、呼び出しボタンを押して係りの人が来るのを待ちます。

これが展望露天風呂との間を結ぶモノレールです。

 

 

 

程なくして係りの人がやってきてモノレールに乗せてくれます。

意外だったのは、係りの人までモノレールに乗り込んで一緒に登って行ったことです。

かなりの急傾斜をゆっくりとモノレールは登っていきます。

展望露天風呂に付くと係りの人から“降りられる際にはココにある電話で呼んで下さい。迎えに来ます。”との説明がありました。

 

展望露天風呂には他にお客さんがいなかったので文字通り貸切状態で入る事が出来ました。

こちらがその展望露天風呂です。

 

 

温泉自体はちょっと小さめでしたが、岩山の中腹にあるという野趣と、そこからの眺めは最高でした。

特に不知火海に沈む夕陽を眺めながらの入浴は最高なんだそうです。

また、眼下には九州新幹線の架橋があってそこを走る新幹線を眺めながらの入浴を楽しむ事が出来ます。まめ八が入浴している間にも上下2本の新幹線を眺める事が出来ましたよ。

 

ただし。。。この展望露天風呂、眺めが良いという事は下からも丸見えという事なんですよ。

温泉のすぐ下は津奈木町の中心部なので人家も結構ありますし、国道三号線も通っています。

ですから、湯船の先まで行って立ち上がって景色を眺めていると、こちらも丸見えになってしまうので十分注意して下さい。

特に若い女性はやめておいた方が無難かも。。。

 

また、係りの人から注意がありますが、この展望露天風呂では体を洗う事が出来ません。

 

 

展望風呂からの眺めを堪能したので、今度は大浴場に向かいます。

女風呂に入っている奥さんに声をかけて展望露天風呂から上がり、着替えを済ませて帰りのモノレールを呼びます。

殆ど待つことなくモノレールが迎えに来てくれました。

 

モノレールから降りてスリッパを返し、岩山をくり貫いたトンネルを通って大浴場に向かいます。今日は何故かトンネルばかり通っているような。。。

 

 

さすがに大浴場の方は地元の方々が来られていて貸切状態というわけにはいきませんでした。しかし、露天風呂の傍には岩山から流れ落ちる滝があり、その滝と岩肌に茂った木々、そして流れ行く雲を眺めながらの入浴は凄く気持ちが良かったです。温泉の温度はややぬるめで、泉質もクセが無くいいお湯で、まめ八はとても気に入りました。もう少し近いならば頻繁に訪れたい温泉です。

 

ゆっくりと温泉に浸かっていると、時間はすぐに経ってしまうものです。

帰路が2時間ほどかかるので、5時過ぎに温泉を出て帰宅の途に付きました。

 

“秋の陽はつるべ落とし”。。。

ついこの間まで、7時を過ぎても明るかったのに今は6時頃には日が沈んでしまいます。

南九州自動車道から観た不知火海の夕焼けです。

 

 

秋の日の休日。

今日は充実した一日を過ごす事が出来ました。


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

宮ちゃんNO1 [2010年10月18日 20:14]
こんばんは 宮ちゃんで~す。

これからの季節は温泉が良いでよね~
何か風情を感じる良い温泉デスね!
懐かしいモノレール?に乗って
展望露天風呂ですか~
充実した休日・・・良かったデスね~

アッ・・息子さん未来のF-1ドライバーになれるかも(笑)
まめ八 [2010年10月18日 23:03]
宮ちゃん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。

この温泉、雰囲気いいでしょう?o(^▽^)o
この日は秋晴れの下、本当にゆっくとした時間を過ごす事が出来ました。
隠れた名湯ってまだまだたくさんあるのですね。
これからも九州の名湯をご紹介できればと思っています。

ちなみに我が息子の方は“カエルの子はカエル”だと思っていますからF-1よりはケロロ軍曹の方が分に合っていると思います。!(^O^)
yut666 [2010年10月18日 23:53]
こんばんわ。3連投です。
ゴーカート、息子さんすごいですね。
子供ながらに闘争本能に火がついたってところでしょうか。将来のF1ドライバーなんて、、、。
私も子供の頃からゴーカート好きでしたので、息子さんの気持ちがわかるような気がしました。
ところで、九州は火の国と言うだけあって、いい温泉がたくさんあるみたいですね。うらやましいです。
まめ八 [2010年10月19日 23:41]
yut666さん、こんばんわ。
お忙しい中、三連投もコメントして頂き有難うございます。
愚息がゴーカートに乗りたいと言い出したきっかけはWiiのマリオカートだと思います。
子どもならでは器用さからか、それとも練習量の違いからか、マリオカートでは私は息子に敵いません。(;^_^A
それだけに実際のゴーカートも、運転の要領を覚えてしまえばラインの取り方やインコースの攻め方などは、大人の眼から見てもかなり上手だと思いました。o(^▽^)o

ところで火の国は九州というか、熊本の別称なんですよ。その由来は、阿蘇山(火山)から付いたという説、肥後の“肥”が転じたという説、不知火から来た説などがあるようです。
でも、確かに熊本だけでなく九州各県には素晴らしい温泉が多いですね。o(^▽^)o
EP82-SW20 [2010年11月2日 22:15]
こんばんは。
確かにトンネルが多いですね(笑)
ゴーカート、まめ八さんもやってみたらいかがでしょう?
「走る楽しさ」がわかる人ですからね。
ゴーカートよりは「レーシングカート」の方が良いかもしれません。
ヘルメットが必要な本格的なやつで、「ミッドシップカー」の挙動が楽しめますよw

まめ八 [2010年11月3日 9:06]
EP82-SW20さん、おはようございます。
連続コメント、ありがとうございます。

芦北地方は、九州山脈が海に突き当たった所に位置していますので、山が海に迫った典型的なリアス式海岸なのです。そのため、どうしてもトンネルが多くなります。ここを走る九州新幹線も、その殆どがトンネルで、車窓からの景色は全く楽しめないのですよ。(;^_^A
ところで、記事にはしなかったのですが、当然、私もカートに乗りました。!(^O^)
最初ゴーカートに乗りましたが、遅すぎてまったく面白くなかったのでレーシングカートに乗ろうと意気込んでいたら、セミプロみたいな人が先に走らせていてその余りに素晴らしいテクに圧倒されて乗り気が失せてしまいました。(-。-;)
レーシングカートに乗る際にはバイク用の振るフェイスヘルメットの着用が義務付けられているみたいで、ここのサーキットではヘルメットも貸してくれます。
また芦北に遊びに来る機会があればリベンジしてみたいと思います。!(^O^)
にーなな [2010年11月3日 11:57]
こんにちは。
ゴーカート。。良いですね~しばらく乗っていませんが地べたスレスレで走る感覚は醍醐味ですよね。息子様、コーナーの入り口をしっかり見ています。笑
いい雰囲気の温泉ですね。モノレールもいい雰囲気です。
温泉めぐり。。してみたいです。
まめ八 [2010年11月3日 20:34]
にーななさん、こんばんわ。
3連続コメント、有難うございます。

今回の経験で、子ども達はすっかりゴーカートを気に入ってしまった様子です。!(^O^)
特に息子の方は、小学2年なので未だ無理だと思っていたのですが、さすがに男の子だけあってすぐに慣れてこちらが驚く位巧みに運転していました。(親馬鹿で済みません。(;^_^A )
津奈木温泉は、県内でも知らない人が多いマイナーな温泉地ですが、泉質もよく、風光明媚な所ですよ。o(^▽^)o
相変わらずお忙しそうですね。。。
にーななさんにゆっくりする時間が出来て、温泉地巡りが出来る事をお祈り申し上げております。