井上しんごブログ

北九州市議の井上真吾です。何かあったらいつでもどうぞ、私の携帯電話は070-5690-1423です。😄

戦争法反対で地元北九州でデモを行ったFYMkita9のメンバーと懇談しました。

2015年11月07日 | 日記
国民の声を聞かせる新しい政治を目指す?(立憲主義というやつですかね)ために、いろいろな考えの方から話を聞いて、ともに力を合わせようということで、今回はFYMkita9の立ち上げメンバーの方と、懇談をしました。
私とともに、国民そっちのけで力ずくで進められる政治を憂いている、前田の若人衆の親分核の友人と一緒に、彼らの隠れ家のようなカフェを尋ねました。
友人と二人で、坂本龍馬が隠れ家にしていた寺田屋のようやねと話して、急な階段を上り、二階の座敷へ。FYMを立ち上げた西南大学の学生さんや、自然農をされている青年、そして、福岡のデモをきっかけに知り合って、北九州でもとこの会を立ち上げた、リーダーの方の3人から、その思いなどのお話を聞きました。

彼らの話を聞いて、原発の問題でも、辺野古の問題でも、安保法制の問題でも、結局はより弱い者のところへとそのしわ寄せが来る。それそれの表面に出る問題の根っこは、同じ思想があるということです。そうした仕組みが許せないという、若者の正義感のようなものを感じました。

今回の安保法制についても、こんなに国民が反対しているのに、全く聞く耳を持たずに、若者を戦争に駆り出そうとしている、これも同じ根っこなんだと、より立場の弱い、若者が、政治に利用されようとしている、だったら、俺たちも黙っておらんぞという、その気概で、多くの青年が立ち上がったんだと思いました。

そして、その運動のベースにしているもは、自分たちがしたいことをするというスタンスでした。これまで私たちが経験したような、組織的に活動するということとは、少しスタイルが違って、それぞれ誰にも縛られず、自らが考えて、行動する、その結果、その輪が広がっているような、自律的な個人の集まりなのかと思いました。

私は、これからの時代は個人の時代だと思います。憲法13条の、個人の尊重です。以前私は、前職の時のある会議で、この個人の尊重を、若者たちに熱く語り、それぞれの生き方、家庭をまず第一に考えることが大事だと話したら、上司に呼び出されて、さんざんにダメ出しを食らった経験があります。(苦笑い)上司いわく、理想の社会の目的のためには、自己犠牲が必要だ。目的が実現したら、個人の生き方が尊重される社会になると説教をくらいました(いつのことじゃい!!)。会社への当てつけでそんなこと言いませんよ、みたいな。そんな思い出がありますが。

組織のために個人が犠牲になる、そんな組織はこれからは立ち行かない。むしろ、個人のやりたいことを応援できる組織が伸びると思います。個人でするには限界があるし、仲間の力が必要です。その仲間の集まりが、組織になると思います。自立した個人が集まった、集団が、そうしたものが、これから力を持ってくると考えています。

理想を追求し、よりよい社会を目指す会社・組織は多いと思いますが、そのためにも、個人の力を生かすことが大事だと思います。