まだできる事はある

人間を慈しむ事さえ出来ない人が、わが国を指導してきたとしか、思えません。今こそ私達の目指すべき道を本気で考えるべきでは。

地デジ狂騒曲

2011-07-19 21:52:53 | 暮らしと社会

地デジ狂騒曲 7/19

 

国民にとっての弱いもの苛めとなる可能性を何となく感じていた地デジへの完全移行でしたが、やはり予測できた事とは言え常識的では考えられない程の異常事態を現実として引き起こしてしまっているようです。

 

アナログでのテレビ放送が地デジへと完全移行する事を目指し、停波予定とされている「2011724日まで」にアナログでのテレビ放送を終了するとの根拠は、電波法が2001725日に改正施行された際に地上アナログ放送の周波数を使用できる期間を施行から10年を超えない期間と定めたことによるものでした。

 

しかし、地上放送のデジタル化が推進され、すべての県庁所在地(を含む一部の地域)で放送が開始されたのは、2006121日に過ぎず、国民に必要不可欠なるテレビや録画機器等、電気製品のデジタル化が達成されたのもこの頃でした。

 

地デジパニックとなった日本列島

 

あと一週間後にテレビ放送が視聴不可能となる恐怖は、予測よりは遥かに大きかったのでしょうか。

僅か五年でテレビや録画機器等の電気製品がガラクタとなる事実を知らされて、

対処出来なかった人も数多かったものと思われます。

私にとっても信じられ無き事象があまりに多く、正直言って驚いています。

 

デジタルテレビチューナーの価格高騰に驚愕

 

私の地デジ対応もかなり遅いものでした。

家に四台あるテレビのうち、リビングの一台をプラズマに買い換えたのが昨年の一月、残り三台のテレビのうち、デジタルテレビチューナーを二台に取り付けたのが今年の三月でした

 

そのデジタルテレビチューナーの品番と購入価格は、バッファローDTV-S110であり3800円で購入しました。

 

ところが本日このバッファローDTV-S110の販売価格を見てびっくり仰天してしまいました。

下記グラフはバッファローDTV-S110の販売価格の推移表です。

 

何と僅か10日のうちに、バッファローDTV-S110の販売価格が三倍へと高騰していました。

 

こんな詐欺商法を販売者は恥じる気はないのでしょうか。

またそもそも、どうして適正価格の三倍もの値段で消費者は買い求めてしまったのでしょうか。

 

地デジ狂騒曲を齎した政府の地デジへの完全移行

やはり心配していた通り、少し拙速に過ぎたようです。

 

 



最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ラジオにシフト...は如何? (たまちゃん)
2011-07-22 18:06:05
確か所さんの田舎に行って現地の人と話をする番組
ありましたよね。

あの中で「テレビがない」...ってお婆ちゃんがいました。
結構前...です。

その時、ふと「自分も止めよう!」...と思いましたが、
当時は禁断症状が出て断念...(笑)

でも、少しずつシフトするつもりでいます。
(たまにはラジオも良いですよ)

デジタルの電波は自然にはないもので、
とでも危険...という記事もちらほら。
(それに、デジタル放送の画面って目がチカチカしませんか?)

そんな物騒なモノ...要りません。...という感じ。
通信も、アナログで頑張ってます。(笑)
パソコンは生活の糧にもなってるので外せませんので、
自己責任で、良いと思う電磁波シールド対策やってます。
...なので、全面反対はしません。

後は、意識の問題かと...。

阪神の震災当時,水1本が2000円という時、
地元住民は断固抗議し止めさせた...という記録もあります。

「物価」というのが流動的であることを認めるなら、
原価割れしそうな価格じゃないと売れなかったり、
米の価格も時々問題になりますよね?

ブランドのカバンが年給程の価格だったり、
根本的な問題を含んでいる気がします。
問題がある...とおもうなら、
消費者生活相談センターでも、
経産省でも、消費者庁(いまもあるのでしょうか?)
...辺りに、要望あげても良いと思います。

国策の為に「マスコミ操作」が必須であるなら、
国民が「買わない」という選択によって、
それでは困る...と「無償提供」...なんてことになるかも???

ちなみに、被災地ではアナログが続くそうです。


返信する

コメントを投稿