前橋市嶺公園（その２）

前橋の市街地から嶺公園に向かうには鎌倉坂を道なりに上ります。バス路線もこのルートになっていますが、国道353号線を使って金丸町の信号を曲がり上から入ることも出来ます。信号を下ると直ぐに標識が眼に入ります。左は移設墓地、右は駐車場とトイレです。ここから右に折れて公園内に入るルートは緑が豊かで気持ちが良いです。

林間の道が明るくなった場所に湿生花園の駐車場があり、ここに車を止めて谷地に降りてみましょう。尾瀬ヶ原のように木道が整備されています。

4月の上旬ならばミズバショウを観賞することが出来る人気のスポットです。シーズンにはカメラを持った人も沢山見かけます。このミズバショウを撮影したのは2009年4月12日です。

ミズバショウの他にリュウキンカも咲いていますが、ツクシも沢山生えています。やや乾燥が進んでいるのでしょうか？

湿生花園の道を挟んだ反対側には大堤沼です。

岸辺にはログで作られた野鳥観察小屋があり、ここで見られる野鳥の案内板も整備されています。

しかし、私の知る限り肝心な2種が抜けています。カワセミとカワウです。この沼は餌が豊富なため運が良ければカワウが漁をするのを見ることが出来ます。この公園の動植物をもっと知りたいと思われる方は「こにタン」さんの「グッドぐんま　２」をチェックして下さい。美しい写真が満載です。

大堤沼の下が芝生広場になっています。バール遊びや凧揚げには良い場所ですが、ラジコンを楽しむ人にも人気があります。

この広場の下が前回紹介した水の広場で、イルカに乗った少年のモニュメントから引き込まれた水が湧き出して広場に流れを作っているます。

子どもが水遊びをすれば汚れます。それでシャワーも設置されていて体を洗うことが出来ます。

広場の西側の斜面にはローラー滑り台が設置されています。かなり年をとりましたがまだまだ現役です。

ここまで紹介したように、嶺公園は幼児から大人まで遊んだり自然観察が楽しめる素敵な公園ですが、やはり墓地公園です。お墓の画像も一枚は入れることにしました。

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(09/06/14追記)読者の方から嶺公園の全体が掴めないというご意見を頂きました。公園の案内図はあったのですが、以下のような案内看板では拡大しても良く分からないのでボツにしたのです。

しかし公園の管理事務所の前に異なる素材とデザインの看板を発見しました。灯台下暗し、ですね。画像をクリックすると大きな画像が開きます。