伊勢崎市粕川公園（赤い靴）

前橋市の隣の市、伊勢崎市には誰にも頼まれないのに好きで市内の案内をまじめにやっている「Go!伊勢崎」という良質なサイトがあります。管理人の丸男（まるお）さんは土日になると自転車に乗ってあちこちに出没して伊勢崎市の公園も紹介しています。前橋市にはこのようなサイトはありません。私のブログも「公園案内」で少しは市内の公園を紹介したいと思っていますが、まだ駆け出しです。

伊勢崎市の公園ならばまず華蔵寺公園ですが、ここの「伊勢崎市の公園」で気になる画像を見つけたのが「粕川公園」です。トーテムポールの向こうに見える赤い物体は何でしょうか？華蔵寺公園の追加取材を兼ねて出かけて見ました。

粕川公園の隣は伊勢崎市児童センターであることが分かっていましたので、電話番号を入れてカーナビをセットしました。児童センターに到着すると目的の粕川公園は直ぐ分かり、駐車場に車を止めて園内に入ります。まず公園の正式名称の分かる画像を撮影して赤い物体を探しました。

近づいて見ると赤い靴を模した滑り台であることが判明しました。

滑面は人研ぎ（じんとぎ）、今では製作されることの無い昭和の遺産です。

ぐるりと滑り台を巡ると、階段は通常のスチール製でした。久しぶりに公園の設計にまだ遊びがあった良き時代の作品に出会えてこの「赤い靴滑り台」を後日「滑り台保存館」に投稿したのです。私の投稿と管理人の酉さんのコメントは「保存番号517番」で読めます。

「赤い靴」という言葉からは野口雨情の童謡を思い浮かべますが、私はこの大きさ・靴のデザインから「ジャックと豆の木」の巨人を連想してしまいます。


このアニメは1977年に東映で制作されたことが分かります。でも良く見ると巨人は靴を履いていませんでした！

公園の中央には展望台があり、らせん状のスロープで登るようになっています。頂上にはベンチと日時計がありましたが、肝心なノーモンが無くなっています。

ここから公園南側の広場を見渡せます。トイレ・駐車場も完備され手軽に利用できる公園です。隣が児童センターであることも好立地と言えるでしょう。

航空写真で見ると、この赤い靴や三頭の馬もちゃんと識別できるのは驚きですね。

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